* 超かんたんレシピ

七草がゆ

私自身は行事に拘らないタイプなのですが、
家族の希望により、毎年七日の朝は七草がゆを作っています。

数年前までは、生協で購入したフリーズドライのものを使っていました。
でも最近はスーパーでパックされたセット(今年は430円也)を購入。

ともあれ、すずな、すずしろは私でも一目瞭然ですが、
他は何が何やら…

今朝作ったと言っても、
昨夜のうちに、土鍋に無洗米と適量の水を入れておき、
七草も洗って刻み冷蔵庫に入れて置いたので、30分程で出来上がり。

(家にあった大根を少し足しましたが、
カブと大根の皮も捨てずに千切りにして入れました。)

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青じそジュース

震度5弱…
昨夜の地震、怖かったわ~
でも、じき収まってくれて助かりました。

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庭の隅に薬味用に植えてある「青じそ」で、
青じそジュースを作ってみました。

20110802

<材料>
青じその葉(大)  50枚
グラニュー糖      50g (約大さじ3杯)
レモン汁            1個分 (約大さじ3杯)
水                    2リットル

ペーパータオル

<作り方>

(1)  鍋に、2リットルの水を入れ沸騰したら、
     きれいに洗った青じその葉を入れて、3~4分ほど煮出します。
  (お鍋全体に広げるように入れる。)

(2)  火を止めて青じその葉を取り出し、グラニュー糖を加えます。

(3)  粗熱が取れたら、レモンを絞って加え、
     冷水筒やペットボトルなどに移して、冷蔵庫に入れます。
  (容器に移す際に、ペーパータオルなどで漉す。)

<メモ>

※ グラニュー糖の代わりに、ハチミツやお好みのお砂糖でも
   レモンの代わりに、クエン酸や酢でも
   それぞれの分量は、お好みで加減してください (*^-^)

※ 取り出した青じその葉は捨てずに、
  お総菜の食材の一部として使いました。

 

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今年の梅干し

台風6号の影響で激しい雨が続いています。
先週のうちに、「天日干し」(2日間)して正解でした。

今年も「赤紫蘇」は使いませんでした。
赤い梅干しとは違った「梅そのもの」の味が味わえますから。

お塩ですが、昨年は10%でしたが、今年は8%で、小梅は6%です。
でも、カビが心配なので、「小梅」は冷蔵庫で漬けました。
(出来上がった梅干しの保存も冷蔵庫です。)

20110720

<材料>
梅……3キロ(140個)
塩……240グラム(8%)
ホワイトリカー

小梅……2キロ
塩……120グラム(6%)
ホワイトリカー

作り方は「フルーティーな梅干し」を参考に…。

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とってもビターなマーマレード!

今年2回、「夏みかんのマーマレード」を作りましたよ。

2月の時はメモしなかったので、分量などは忘れましたが、
先月作った時は、12個の夏みかんを使いました。

でも、夏みかんも、お砂糖も、重さを計りませんでした。
多分、夏みかんは4㎏弱かしら…

お砂糖(うちにはグラニュー糖しか置いてありません)は、
800g位だったかも…何という適当さ!
(普通なら考えられないお砂糖の量ですよね…)

ほとんど甘さが感じられない、とってもビターなマーマレード、
でも、私にはちょうど良いお味なんです。

いつもは、夏みかんをくださったお宅に持っていくのですが、
今回は止めました。
“夏みかんにお砂糖を掛けて食べている”と聞いてましたから。

20110701
(10cm(φ)×9cm(h)の瓶7本と少し)
冷凍室で保管しています。

作り方は以前載せましたので、そちらを参考にしてください。
(カレゴリー「超かんかんレシピ」)

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なすジャム

「なすジャム」を作ってみました。
とっても簡単…味は「りんごジャム」に似てますよ。

20110601
「ジャム」というより「砂糖煮」ですね…(^-^;

≪材料≫
ナス         2本(正味340g)
グラニュー砂糖   ナスの重さの50%(甘め)
レモン汁       大さじ3(1個分)

≪作り方≫
① ナスはヘタを落とし、小さめの賽の目切りにします。
  (皮はむかない。アク抜きもしない。)

② 鍋に、①のナス、砂糖、レモン汁を入れ、
   弱火で15~20分、時々かき混ぜながら水分がほとんど無くなるまで煮ます。

≪メモ≫
ナスの皮の色素(ナスニン)は、
抗酸化作用のあるアントシアニンの一種だそうです。

レモンは、ポストハーベスト農薬が心配なので、国産がお薦め。

うちにはグラニュー糖しかないので、グラニュー糖で作りましたが、
お好みのお砂糖でどうぞ。

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フルーティーな梅干し

去年の梅干しが沢山残っていたので、
今年は2kgだけにして、紫蘇を使わない梅干しにしました。

そのまま食べると、10%でもかなり塩辛いのですが、
お結びにしたら、梅干しとは思えないほどフルーティーでした。

漬け込む期間、冷蔵庫に入れられるスペースがあれば、
もう少し塩分濃度を下げても大丈夫です。

<材料・用具>
南高梅…2kg(97個)
粗塩…200g(10%)
ホワイトリカー…200ml

漬け物容器…磁器製
落とし蓋…皿を代用
重石…3・5k、1k
ポリ袋…大小(落とし蓋、重石をポリ袋に入れる)
ラップ

保存容器

<作り方>
6月13日
(1) 水洗いした梅を約5時間水に浸けてアクを抜く。
(2) 竹串か爪楊枝でヘタを取り、ペーパータオルで水気を丁寧に拭く。
(3) ポリ袋に、梅、ホワイトリカー、粗塩(2/3量)を入れ馴染ませる。
(4) ホワイトリカーで拭いた漬け物容器に、ポリ袋から出した(3)を入れ、
   残りの塩を梅の上から全体にまぶし、落とし蓋を乗せラップをかぶせ、
   重石(3,5K)乗せる。
(5) 容器ごとポリ袋で覆い、袋の口をゴム紐でしっかりしばり、蓋をかぶせる。
   涼しい場所で保管する。

6月21日 重石を1kにする。
6月30日 重石を取り、落とし蓋代わりの皿を一回り小さいものにする。
7月25日 天日干しをして、貯蔵瓶に入れる。
(白梅酢は別の瓶で保存)

20100727 20100727b
保存容器はピクルスの瓶です。
(途中の写真がなくて御免なさい。)

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文旦(ブンタン)マーマレード

知人から、文旦をたくさん頂いたので、マーマレードを作ってみました。
(大きさはグレープフルーツほど、レモンの木に接ぎ木したそうですが、
その人の口には合わなかったみたい。)

<材料>
文旦              3個  1kg(袋と種を取り除いた正味)
グラニュー糖   400g
水                 6カップ

<作り方>
(1) きれいに洗って拭いた文旦を、横横半分に切り、実を取り出し
   皮を適当な幅に切って薄く刻みます。

(2) 実は袋から外し、種を取り除き、実を細かくほぐします。

(3) たっぶりの水に入れて軽く水洗いをしながら、
   2~3回水をかえ、苦みを取ります。

(4) (2)の中に、水カップ゚6を加え、(3)の皮を絞って入れ、一晩浸けます。

(5) (4)を、ホーローかステンレスの鍋に入れて火にかけ、
   中火で30分位煮て、砂糖を加え、やや強火で焦がさないように、
   時々混ぜながら、20分位、煮詰めます。
   (冷めると固まるので、サラサラで大丈夫!)

(6) 熱いうちに、清潔な保存用瓶に詰め、冷めたら冷蔵庫で保存します。

20100210 20100210b
直径10cm高さ9cm

今回は、昔(1984年)の料理本を参考にしたので、
以前の「夏みかんマーマレード」とは違う方法です。

他の柑橘類にはない独特の風味で、清々しい初夏の味がしました。
(陳腐な表現…グルメリポーターは無理ですね。)

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ゆで卵の殻

ゆで卵の殻って、上手くむけない時がありますよね~
急いでいる時は、焦るから尚更ボコボコになってしまって…

でも、それは茹で方を変えると解決しますよ。
ゆで卵は、水から茹でる人が多いと思いますが、
沸騰したお湯に入れて茹でると、殻がツルッと剥けるのですよ。

“沸騰した中に入れたら、殻が割れないの?”と思われるかも知れませんが、
これが意外に大丈夫なんですよ!

茹で方は、沸騰した適量のお湯の中に入れたら、
弱めの強火
にして、8分前後茹で、水に取ります。

お鍋の大きさや材質、水の量、卵の数にもよりますが、
この方法で、瓢亭玉子(ひょうていたまご)より、やや硬めの茹で卵が出来ます。
(私は通常、3個の卵を16cmの打ち出し行平鍋で茹でています)

実はこれ、以前放送していた「伊東家の食卓」という番組で紹介された方法で、
番組を見ていた友人から教えてもらったのを、
自分なりにアレンジしたものなんですが、本当にきれいに剥けますよ。

でも、殻を割らないためには、ちょっとしたコツがあって、
「卵を冷蔵庫から出し常温にしておく
「卵を入れる時は、火加減を下げ、玉じゃくしやトング等を使って静かに入れる
これでOKです。

また、お湯に、少量の酢か塩を加えておくと、
もし割れた場合でも、白身が流れ出ないのですよ。
アルミ鍋の場合はがお薦め…お鍋が黒くならないばかりか、ピカピカに)

それから、沸騰するまでは、蓋をしておくと、光熱費と時間の節約になります。

以上、「おばあちゃんの知恵袋」でした。

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さくらご飯(さくら飯)…(2)

私、気になることは、調べずにはいられないのですよね…

「さくらご飯」にしても、自分の好みの味付けでいいのに、なんか釈然としなくて…
それで、図書館から、『聞き書 静岡の食事』という本を借りてきてしまいました。

この本の出版は、1986年ですが、
取材した人達が、主に、大正生まれなので、
分量書きなどは無く、稀にある場合でも、尺貫法でした。

昔の食卓には、山の幸、海の幸といった素朴な材料から作られた料理が並び、
ほぼ完璧な、地産地消だったようなのです。

でも残念なことに、自然と共に生きていた時代の日本の料理は、
ほとんどが忘れ去られ、私でさえ、知らないものばかりでした。

この本では、「さくらご飯」は、「さくら飯」として紹介されていて、
“刈り上げの時などの行事食で、
醤油の香りとご飯の香りが合わさって大変おいしい。
おかずは、あれこれつけず、野菜の漬け物くらいの方が良い”

とありました。
栄養的には、どうなんでしょうね…まあ、昔のことですから。

料理法は、
米 1升(10合)に、
醤油(濃口) 4,5勺(81cc)、酒 5~7勺(90cc~126cc)を加え、
普通に炊く。生姜をすって少し入れることもある。」でした。
1勺は、1合の10の1(18cc)です)
は普通に使っていても、は、ピンときませんよね。

米 1合では、醤油 8,1cc酒 9cc~12,6cc になりますから、
やっぱり、大さじ1杯では、多過ぎるわけです。
(計量スプーンの大さじ1杯は15cc

…茶色の「さくらご飯」だなんてイヤだわ…

20091107
『日本の食生活全集 22』「聞き書 静岡の食事」
編集/「日本の食生活全集 静岡」編集委員会 代表/大石貞男
発行/農山漁村文化協会

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さくらご飯

先日のテレビ番組で「さくらご飯」を思い出しました。
子供の頃は、「すごく美味しい」と思いましたが、
今時の子供たちも、給食でのリクエストで一番だと聞いた時には、
とても意外に感じましたね。

というわけで、「さくらご飯」を作ってみました。
作り方は、醤油とお酒を加えて、普通に炊くだけですが、
調味料の割合が分からない…
検索してみたら、米1合に対し、醤油、酒が、各大さじ1…がほとんどでした。
(醤油、酒の分を水を減らします)

「これ、絶対濃いはず…」、と思いながらも、素直に従ってみましたが、
(いえ、お酒は少々余分に入れました)、やっぱり、かなり濃かったです。

炊飯器の蓋を開けた途端、お醤油の香りがして、
私の知っている「さくらご飯」とは程遠かったです。
学校給食のも、スタジオでタレントさんたちが食べていたのも、
もっと薄い色だったのに…

視覚的にも、「桜」ではなく「紅葉」…と言うよりは完全に「枯れ葉」か落ち葉」。
「枯れ葉ご飯」ではあまりに可哀想、せめて「もみじご飯」と呼びました。
紅葉は、もう少し先ですが、桜よりは合ってますよね…

次に作る時は、
お米一合に、しょうゆ大さじ1/2、お酒大さじ1にするつもり、
でも、いつになることやら…

写真を撮るのを忘れました。悪しからず…。

『日本の食生活全集 22』「聞き書 静岡の食事」による
「さくらご飯(さくら飯)」のレシピは、こちらに載せました。

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