* 「アボンリーへの道」

アボンリーのDVD

最近、ファンの熱い要望に答え「アボンリーへの道」のDVD-BOXが
発売されたそうです。(そんなに最近でもないかも…)

私は、5年程前の再放送時に(深夜の)録画しDVDにしたので、
買うつもりはないですが、VHSと同じく第2シリーズまでで、
お値段の方も同じく、かなりお高いようです。

でも、お値段より何より、一番残念なのは、
毎回カットされていたことなんですよね。

『Road to Avonlea』はNHKが握っているのでしょうから、
ノーカット版(吹き替え版+字幕付き)を期待しても無理なのでしょう。

あの美しい景色と、心温まる会話を、ノーカットで観たい!
YouTubeでなら観られますが、7シリーズ91話すべてがある訳ではないし、
当然英語ですからね…

もし英語が出来るなら、迷わず、サリヴァンから買ってしまいますが…
英語の分かる皆様、DVDその他は、
「サリヴァン・エンターテンメント」「こちら」で買えますよ。

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「生涯の友」

脳卒中で倒れ、サスカトゥーンの息子の家で療養していたレイチェルは、
息子のロバートが止めるのを振り切るようにして、
プリンスエドワード島への列車に乗り込みますが、
途中で発作を起こし、ハリファックスの病院に収容されてしまいます。

おんなじ死ぬんなら、自分のうちで死にたいね
看護部と話している医者の言葉に、レイチェルは病院を抜け出し、
やっとの思いでローズコテージに辿り着きます。
でも、スノー先生の診断は厳しいものでした。

ヘティは、オリビア、ジャネット、ミュリエル(登場せず)の協力してもらい、
レイチェルの面倒を看ますが、あまりの子供扱いに、
口が利けないレイチェルは苛立ちます。
レイチェルの一番の理解者はデイビーでした。

ローズコテージで開かれた「夫人聖歌隊の集会」で、
ヴィーグル夫人の、
こんなことになっちゃ、それぐらい(甘いもの)しかないでしょうしね~
腰からどこから蝶つがいが緩んで、前と同じとはいかないそうよ。
何を言っても解らないそうよ。フンッ!
ヘティもとんだお荷物を背負い込んだものだわ。
ずっと面倒を見ていくつもりかしら。ハッ!
こういう人だもの
(頭の上でクルクル)大変よ~
に、レイチェルの怒りは爆発します。(相変わらず嫌味な人ですね。)

レイチェルの帰郷を知って駆け付けたピエールの優しさに、
レイチェルの顔にも笑みが戻りました。
息子たちが迎えに来ましたが、レイチェルにとっての家はアボンリーだけ…

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とても感動的なお話でした。
でも、まだ完治してないのに、一人で長旅するだなんて無茶ですよ。

今回のヘティは立派!
教師、ホテルの仕事、双子の世話、そのうえ介護ですからね。
オリビアも、記者、缶詰工場の経営、育児と凄いです。

自由の利かない病人の寝室が2階というのも考えものですが、
体格の良いレイチェルを、ヘティと双子だけで2階に上げたとはすごい…

(余談ですが、2階にベッドルームは幾つあるのかしら?
デイビーとドーラの部屋は別でしょうし…
以前、セーラが帰郷した時には、部屋が無いからと言って、
ルイザはヘティのベッドで寝たのですよね。
あの時は、“オリビアが独身時代に使っていた部屋があるはずなのに”、
と思いましたが…)

デイビーはフェリックスの(その前はアンドルー)、
ドーラはセーラのお下がりのコートを着てました。
こういうのは微笑ましいですが、グリーンゲイブルズの地下にあったという
レイチェルのお気に入りのキルトは、色んな所で目にしますよ。

重箱の隅ですが、翻訳に疑問ありです。
発声練習の時ですが、「NO」は「ノー!」なのに、なぜ「HOME」は「うち」なの…?
ロウソクの火に、息を吹きかけて出た「フゥー」なのですから、
「ホーム」でいいと思いますが…。

今回も、アンシリーズでは考えられないレイチェルの展開に、
モンゴメリも苦笑していたでしょうね。

<名言>
「レイチェルは友達なのよ。子供の頃からずっと一緒だった。
見捨てることなんて出来ないわ。
そばについていて一緒に闘ってやらなきゃ、一生後悔するような気がするの。
…たとえ結果がどうなろうと…」
「レイチェルに何が一番か、それが本当に分かってるのは、レイチェルよ」
「あなたは一人じゃないんですからね」(以上ヘティ)

「そうよ、いつだってあたしたちがついているんだから」(オリビア)

「正直におっしゃってください。ミス・キングと一日うちに籠もっていたら
気詰まりで仕方ないでしょ?…そうだと思いました」(ピエール)

「あ~緊張してるのね。いい手があるわ。下着姿だと思って…」(ジャネット)

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第75話「生涯の友」
(Home Is Where the Hearts Is)より

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「お父さんの結婚」

クライブ・ペティボーンがミュリエル・ステーシーに求婚…
自分が父とミュリエルを引き合わせたのに、イジーの気持ちは複雑でした。

ミュリエルのことは好きだけど、
お父さんとの二人だけ暮らしを誰にも邪魔されたくない。
「あたしの気持ちなんてどうだっていいんでしょ!」

イジーはミュリエルに冷たく当たり、両親の結婚式の写真を見せて
「私はまだ小さかったけど、お母さんのことは憶えてる。
よく髪をとかしてくれて…お母さんの手はバラの香りがした…」と話す…

フェリックスから父の教育長昇進の話を聞いたイジーは、さらに傷付きます。
教育長になれば、家を空けることが多くなる…
「あたしをステーシーさんに押し付けるつもりなんでしょ!」

娘を悲しませたくないクライブは、結婚を諦め、昇進の話も断ろうとします。
兄のアーサーは、
「お父さんはおまえを誰よりも愛してる。
結婚を諦めるのも、おまえを悲しませたくないんだ。お父さんは変わらないよ。
だけど、おまえは大人になったら、いずれは家を出て行くだろう…」
と諭します。 

イジー  「じゃあ許してくれるんですね。あたしを…」
ミュリエル「イジー分かってるでしょうけど、これは簡単なことじゃないのよ。
       ただ、あたしとお父さんが結婚するだけじゃなくて、
       みんなで家族としてやっていくんだから…」
イジー  「ごめんなさい。迷惑掛けて。」
ミュリエル「まあ~、いいのよイジー…戸惑うのは当然だもの。
       …あたしはお母さんの代わりにはなれないわ。なるつもりもないの。
       ただ友達になってくれないかしら?」
イジー  「ずっと、そうだったでしょ?」
ミュリエル「そうね、だったら、そこから始めましょうよ」
イジー  「友達からね」

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父親の再婚話に苦悩する少女…
乙女心が理解できるだけに結婚を迷う再婚相手…
娘を思って再婚も昇進も諦めようとする父…
妹を心配する離れて暮らす兄…
いつの時代も、何処の国も同じですね。

相変わらずのヘティの張り切りぶりに、オリビアの時を思い出しました。
結果的には、ヘティたちオバサンパワーは発揮できませんでしたが…

<名言集>
「お母さんができるわけじゃないわ。
お父さんが、ただ結婚するってだけよ」(イジー)

「フェリシティも、一週間部屋に閉じこもって何にも食べなかったり…
ええ~、女の子は手に負えないわよね。
特に、もう子供でもなければ、まだ大人でもないって歳になると…」(ジャネット)

「人の妻になるっていうことと、母親になることは別なのよ」(ミュリエル)

「…要は、あの子に、あなたの気持ちが伝われば…
困った時にあなたがいてくれて、自分を愛してくれるって分かれば、
心を開くんじゃないかしら…いずれはね」(ヘティ)

「誰だって変わるよ。
だから人生は面白いんだ。次にどうなるか分からないから。
…人は変わるって言ったって、そんな中身までは変わらないよ。
…心から謝れば大抵通じるもんだよ。愛してくれる人は特に…」(フェリックス)

「あたしも最初は恐かった…どうなるか分からなくて…
でも、お互いを思う気持ちは変わらない…生活が変わっても…
そう思ったら、何だか楽しみでしょ?…違う?」(イジー)

デイビーのエピソードは省略しました。

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第74話「お父さんの結婚」
(The More Things Change)より

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「キツネの人工飼育」

キツネの毛皮が高く売れると知ったフェリックスは、
森のキツネを捕まえて、人工飼育することを思い付きます。

イジーに協力してもらって小屋作りを始めますが、失敗の連続…
飼育小屋を借りるための融資を受けようと銀行に行くと、
「21歳以上の大人の保証人がいなければ、貸せない」と言われてしまいます。

フェリックスはイジーに無断で、雑貨店で働く21歳のナット・レスターを
パートナーにして銀行の融資を受けますが、
ナットは、借りたお金で身形を整え、馬車を借り、
面倒な仕事をフェリックスに押し付けただけでなく、
「社長」の名刺まで作ってしまいました…

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今回は、キング夫妻とヘティが登場していない代わりに、
トラブルメーカーのフェリックスのお目付役は、姉のフェリシティでした。

でも、ハリファックスの医科大学に行っているはずのフェリシティが
ミュリエルの雑貨店で普通に働いてたのはなぜ…?

相変わらずのフェリックスに対し、イジーは賢いですね。
やっぱり、男の子の方が子供なのかしら?

いつも姉弟喧嘩ばかりしているのに、
いざとなれば弟を庇い、力になってあげるフェリシティ
「やってみなければ分からないわ。フェリックスにも夢を見させてあげたら。」
というオリビア叔母さん
ベッキーが欲しがっているスケート靴のブレードを、
「お袋には内緒で、兄ちゃんが買ってやるから」と約束するナット
貧乏から抜け出すために一攫千金を狙うナットを理解するケーン氏
兄の借金を返そうと、手作りの刺繍入りナフキンをケーン氏に見せるベッキー
そのナフキンとブレードを取引してやるケーン氏
裏切られたにも関わらず、フェリックスに手を差し伸べるイジー
…みんな優しい人たちです。

あんなに着ていたのに返品出来るのとは…
ミュリエルの雑貨店は古着も扱ってるのでしょうね…?

<名言集>
「出来ない約束はしないことだね。」(イライザおばさん)

「経験を積んみ大人になるのです。
…リスクを恐れていては事業は興せません。」(銀行家ケーン)

「イライザおばさんが言ってたわ。『親友とは仕事をするな』って。」(フェリシティ)

「フェリックス、今度すごいアイデア見付けたら、オレには教えるな。」(ナット)

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第73話「キツネの人工飼育」
(A Fox Tale)より

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「ないしょの内職」

イライザおばさんは、ダニエルを連れて従姉妹のところに…
フェリックスはホテルの仕事(学校は?)
そして、アレックは「プリンス・エドワード島騎士団」の集会へ…
(フェリシティはダルハウジー医科大学、セシリーはサナトリウム)

一人きりになったジャネットは、手持ち無沙汰から、
内職斡旋の広告に目が留まり、応募してしまいます。

忘れていた頃、野球ボールの材料と、頼んでもいないミシンが届きますが、
アレックには言い出せません。

と言うのも、事業の広告に興味を示したフェリックスに、
「広告を鵜呑みにして引っ掛かるのは、疑うことを知らない間抜けだけ。
欲の深さを利用した悪質な詐欺で、金はいかさま師の懐に入ってしまう。
この手の詐欺は引っ掛かる方がバカなんだ。」
と言っていたから…

ミシンが不良品だったことから、アレック見つかってしまい、
散々叱られたジャネットは、斡旋所に抗議の電話を入れますが、
言葉巧みに、洗剤の販売を勧められてしまう…

その洗剤も不良品だったことから、怒ったジャネットが電話をすると、
逆ギレした斡旋所のカーン・タイシーは、代金の取り立てに行くと脅す…

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「信念は岩よりも硬く」「友愛の心は山より大きい」の合言葉と、
子供染みたサインの「プリンス・エドワード島騎士団」、
でも、内容は農家の自治会のようなもの。
(「カナダ貴婦人会」は、自治会の婦人部ですけどね。)

フェリックスに「なぜ秘密にするの?」と質問され、一瞬詰まりながらも、
「そういうものだから…昔から」と答える大人達…

結局、ヘティの言うように、
「男の人は全く子供なんだから。何が秘密結社ですか。
誰もそんなもの問題にもしてはいませんよ。」なのでしょうね。

<名言>
「まったく、独りごと言うほど惨めなものって無いわね。
…ハァ~馬鹿みたいだわ。」(ジャネット)

「いえ、大賛成よ。是非、おやんなさいな。
フン、仕事を持っているのは、誰にとってもいいことですもの。
フン、お金が入るのは、もっといいし…ハハハ」(ヘティ)

「我が子が大人になるのを見るのは、
嬉しいようで、やはり寂しいもんだよ。」(アレック)

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第72話「ないしょの内職」
(Fools and Kings)より

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「期待はずれ」

勉強が嫌いなデイビーは、ドーラの宿題を丸写しにして先生にばれてしまう…

ジャスパーの実験室では、ジャスパーのが発明した液体用掃除機を壊し、
ヘティに汚水を浴びせてしまう…

翌朝は仮病を使って学校をサボろうとし、ヘティに見抜かれ登校したけれど、
着くやいなや抜け出し、オリビアに見つかってしまう…

デイビーは、「学校をやめて働く」と言い出し、ヘティを嘆かせますが、
仕事の厳しさを知れば、学校に戻るに違いないと考えたヘティは、
オリビアとジャスパーの経営する缶詰工場で働かせてみることにしました。

ヘティの意見を聞かず「余所行き」を着て缶詰工場に行ったデイビーは、
ワイリーの下で働くが、煉瓦を割ったりと失敗の連続…
翌朝は、遅刻を誤魔化そうとして、タイムカードの時計を壊してしまう…

ヘマばかりしているデイビーを見ていられないジャスパーは、
秘書にして、計算の仕方や、ニュートンの力学などを教え、
勉学に目覚めさせようします。
また、自分も学校が嫌いだったと話すのですが… 

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幼かったこととは言え、『アンの青春』のデイビー・キースは、
無邪気で憎めない悪戯ばかりして可愛かったのですが、
こちらのデイビー・キースは、どうも「発達障害」の疑いありです。

今回のジャスパーは散々でした。
水槽(?)に落ちたり、肥満児のデイビーを自転車の前に乗せたり、
ロブスターレースでは、背負って走ったりで…

可笑しかったのは、オリビアがデイビーを面接し、真面目くさった顔で、
「職歴」を聞いていたシーン。

それと、学校に行ってない息子のワイリーが、暗算が得意だと知った父親が、
無理矢理、息子を学校に連れて行くシーンでした。

<デイビーが質問されて答えられなかった宿題の問題>
   Aの汽車は、午前11時5分に駅を出発し、
   時速50キロで走って、午後12時5分に目的地に到着する。
   一方、Bの汽車は、同じ駅を午前11時35分に出発し、
   時速100キロで走り、目的地にはどちらの汽車も同じ時刻に到着する。
   さて、目的地までの距離は?

<名言>
「しばらく、そっとして置いたらどう?
だって、嫌だって言うのを無理に(学校に)行かせようとしたって、
反発して、逆効果になるだけだもの。」(オリビア)

「…誰だって、必ず一つは得意なことがある。
要は、それを見付けられるか、どうかなんだ。
…でも、人生って言うのは、ほら、よく、例えられるだろ?旅に…
道がどんなに険しくても、どうしても、その先に進みたいと思ったら歩き続けなくちゃ。
…すべては質問から始まるんだ。あとは答えを探しに行けばいい。
…まあ、でも、山登りと考えてごらん。
てっぺんまで登ったら、どこまでも見渡せて、好きな道を選べるんだ。」(ジャスパー)

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第71話「期待はずれ」
(Great Expectations)より

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「デイビーは反抗期?」

次々と面倒ばかり起こすデイビーを叱っていたレイチェルが、
脳卒中で倒れてしまいました。

レイチェルは、本土サスカトゥーンの息子の家で療養することになったのですが、
迎えに来た息子のロバートは、双子は連れて行けないと言います。

デイビーとドーラを快く引き取ったヘティは、
始終付きまとうドーラと、心を開こうとしないデイビーに戸惑うばかり…

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キングファミリーの子供達が成長してしまったためにで、
第6シリーズからは、デイビー・キースとドーラ・キースの双子と、
レスター家の兄妹(ワイリーとベッキー)が主な子役たちとなりました。

ただデイビーは、ちょっと損な役回りのようです。
小さい頃のフェリックスも問題ばかり起こしていましたが、
最後には後悔し、反省もしてました。

デイビーはフェリックスとは違って、問題を起こしても特に痛い目にも合うこともなく、
叱られても、言い訳したり逆ギレしたり開き直ったりで、
反省することが少ないのです。

それで、情が移らないのかも知れませんね。
吹き替えの声も、合っていないように感じましたが…

<名言>
「何言ってるの!家事が女の仕事だなんて、決まっていませんよ。
それじゃあ不公平でしょうが。
何もかも、女がやってやったんじゃあ、男を甘やかしてしまうもの。」(ヘティ)

「子供にも、気分の良し悪しがあるのよ。大人と一緒で…」(ジャネット)

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第70話「デイビーは反抗期?」(The Trouble with Davey)より

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「同病の友」

セシリーが入院しているサナトリウムに、ルイという14歳の少年が入ってきました。
彼は裕福な家の息子を装いますが、実際は街で新聞を売っていたのです。

優等生のセシリーも、何かと問題を起こすルイに次第に影響され、
小火騒ぎを起こすに至って、アボンリーの両親が呼び出されてしまいました。

実はルイの病気は既に手遅れ…クリスマスを知らないというルイのために、
キング夫妻は、半年早いクリスマスを思い付きます。

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約100年前のアメリカ(ニューイングランド)のサナトリウムは、
あんな感じだったのでしょうね。
病院というより寄宿学校のようでした。

みんな寝間着姿ではないし、食事も食堂でみんなで取り、運動もしてましたが、
新鮮な空気を吸うため、夜もバルコニーで寝ていたのには驚きました。

しばらく見なかった間にセシリーが随分変わってしまった…?
横も縦も大きくなって、顔も違うような気がする…と言うより、絶対別人です。
しかも性格も変わってしまったのか、目付きもきつい。

違うのは分かっても、前のセシリーの顔が思い出せない…
存在感が無かったので、正直そんな感じでした。

セシリー役のハーモニー・クランプの都合かな、と思っていましたが、
「制作側の意向だった」と、彼女自身が語っていました。
どんな理由があろうとも、替えて欲しくなかったです。

<名言>
「人生は、たった一回しかないんだからな。
やりたいことをやらなきゃ意味がない。」(ルイ)

関連記事「バトンタッチ (1)」

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第69話「同病の友」
(Christmas in June)より

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「町はお祭りムード」

病院のためのチャリティーオークションがホテルで開かれることになりました。
独身男性が作ったお弁当を競り落とした女性は、一緒に食事をし、
ダンスが出来るというもので、お目当てのいる人達は落ち着かない。

フェリックスに付きまとうベルマの存在が気になるイジー、
何歳からが独身なのと疑問を抱くデイビー、
クライブの親切を、好意と誤解してしまったヘティ、
デイビーを競り落としたいのに、お金もドレスもないベッキー、
「まるで豚の品評会と同じだ!」と怒っていたサイモン・トレメインも、
アレックの一言から、お弁当を作り出します。

「ベルマ」→「フェリックス」⇔「イジー」←「ワイリー」
「ミュリエル」⇔「クライブ」←「ヘティ」←「トレメイン」
「デイビー」⇔「ベッキー」…
オークションが無事終わって、カップル誕生となったのは、
「イジー&フェリックス」、「ミュリエル&クライブ」、
「デイビー&ベッキー」、「ドーラ&ワイリー」、「レイチェル&ピエール」
そして、微妙なのが「ヘティ&トレメイン」です。

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「町はお祭りムード」には、素敵なシーンが沢山ありました。
フェリックスを想ってピアノを弾くイジーの後ろ姿がいじらしいく、
箒と踊るサイモン・トレメインやモップと踊るヘティも、
オークションでのヘティやトレメインも切なかったです。

息子のフェリックスとイジーのために、
破格の値を付け、息子のお弁当を落札したジャネット。
(フェリックスもイジーも、見違えるほど大人になりましたねぇ。)

ディガーに手を振っただけなのに、
意に反して、ピエールのお弁当を落札してしまったレイチェル。

泣けるシーンもありました。
子沢山で貧しく娘ノベッキーにドレスを買ってやれないライオネルは、
外国伝道団の寄付箱からドレスを盗ってしまったのですが、
ベッキーは、ドレスの持ち主だった少女から、

「あんたの父さん、大泥棒よ!
……買ったんじゃないわ、寄付箱から盗んだのよ!」
と言われてしまいます。
ショックを受けたベッキーは泣きながら返しに行きましたが、
この時のイジーの台詞が感動的でした。
「あんた楽しいの!?人を傷付けて。
ベッキーはせっかく、あんなに喜んでたのに。」
イジーって優しくて正義感の強い子ですね。

イジーがもう着られなくなったという青いドレスを貰ってベッキーは大喜び…

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疑問もありました。
ベルマ・ビューグルは、ビューグル夫人の娘?孫?
…年齢的には孫に見えますが、どちらなのでしょうか?

ドレスが嫌いで、いつもボーイッシュな服装のイジーだったのに、
ドレスを持っていたとは意外でした。

<名言集>
「フンッ!私に言わせりゃ、若い男に色目を使う娘は、
みっともなくて見ちゃいられないけど、
いい年して愛だ恋だと騒ぐ女はもっとみっともないわ。」(レイチェル)

「独身とは、年齢に関係なく、その人の精神状態を言うんだ。」(トレメイン)

「ムッシュ・トレメインが孤独だからって、同情することはないんだぞ。
私の作った料理より、ソーセージの方がいいなんて言う奴は、
寂しくて当然なんだ。」
「いいかね、『ライバルほど、惹かれ合う』、それが常識なんだ。愛のね。」
「食事というのは一種の芸術ですよ。
美しい料理は美しい音楽と同じ、どちらも愛の象徴だ。」(以上、ピエール)

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第68話「町はお祭りムード」
(Lonely Hearts)より

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「パリ留学の夢」

モントリオールから、半年ぶりにセーラが帰って来ました。
でも、養育係のルイザ・バンクスも一緒ということで、トラブルの予感が…

セーラの夢は作家になること。
すでに、パリの「クリュニー芸術学校」から合格通知が届いていますが、
(そこは言語と文学において最高峰で、ブロンテ姉妹も教えていたという名門)
ヘティとルイザが反対するに決まってる。”と、言い出せません。

家族が揃った(実は、ジャネットもイライザおばさんいました)夕食の席で、
ヘティが、
セーラと二人でカナダ全土を見て回る汽車の旅で出る。
と言えば、ルイザは、対抗するかのように、
セーラと二人でヨーロッパ中を数ヶ月掛けて回るつもり…”
と言い出す。

セーラはカナダ人ですよ。どこより、まず自分の国を見て回らなくては、
ヨーロッパなんかより、あなたもそう思うでしょ?
」(ヘティ)

スタンリー家の一員として、セーラは自分の先祖の生まれ育った
ヨーロッパの豊かな文化に触れなければなりません。
そうじゃありませんか、セーラ?
」(ルイザ)

居たたまれなくなったセーラは、キング家を飛び出し灯台へ…
灯台近くで、偶然出会ったアーサーから、

自分の道は、自分で決めなきゃ…
自分の思う道を行かなきゃ幸せにはなれない。
逃げたって、何にも解決しない。二人に話すべきだ。

とアドバイスされていると、迎えに来たヘティとルイザから、
仲を誤解されてしまってまた一騒動…

セーラのお話と平行して、3人の片思いが進行しますが、
3人とも残念な結果に…
(イジー→フェリックス→衛生主任の女性→トレメイン)

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「アボンリーへの道」の主役は、セーラ・スタンリーでした。
それが、いつしか脇役になり、そして、セーラの登場さえも希になり、
遂に、セーラにとっての最終回を迎えてしまいました。

セーラ役のサラ・ポリーが降板したのは、サラ自身の都合のようなのですが、
とても残念なことでした。

実は、「アボンリーへの道」の原作の『黄金の道』でも、
第33章(最終章)「去りゆく少女」で、ストーリー・ガールは、
迎えに来た、父、ブレア・スタンリー(パリ在住の絵描き、生きてます)と、
カーライル(アボンリーではなく)から、パリへ旅立っていきましたが…

~名言~
<ヘティ>
「昔は誰もが信じていたわ。
若い人の将来は、目上の者が決めるべきだってことに。
ことに縁組みはそうですよ…慎重にやらないと。
ウン、若い人達は、恋をしたら後先のことを考えないから…」

<セーラ>
「二人に、あたしのことで争って欲しくないの。
あたし、自分の将来は、自分で決めたいのよ。そうするべきだと思うし…」
「二人のどっちかを選ぶことなんて出来ない…
どうやって、二人を比べろって言うの!?
一人は産まれた時から一緒にいる人だし、一人は一人前に育ててくれた人なのよ。
…二人に色んなことを教えて貰った。この世で一番大事なことも、目指すべき道も…
でも、いつかは巣を離れて、自分の羽根で飛び立たなきゃならない時が来るのよ。
今がそうなの…毎週手紙書くから、毎日だって…二人とも愛してるの。」

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第67話「パリ留学の夢」
(Comings and Goings)より

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「生きていた母」

ハリファックスの医科大学に進学したフェリシティは、
町で偶然、ガスを見掛けます。
でも、ガスは、若い女性と一緒でした。

怒ったフェリシティは、ガスの居所を突き止め、
ルビーの指輪を一方的に返してしまいます。

一緒にいた女性は、ガスがお世話になっている船長の妻でした。
仲直りした二人は、記憶をなくした花売り女に出会います。

ガスの指輪を見た女は、ガスをイジーケル・クレーン船長と思い込みます。
女の名前はイライザ…
“イライザは母親では?”と直感したガスは、真実の手懸かりを得るため、
イライザを連れ、フェリシティと一緒にアボンリーに帰りますが…

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以前にも書きましたが、「生きていた母」には矛盾がいっぱいです。

ガスがはめていたルビーの指輪を見て、
花売りのイライザが「イジーケル…」と言うのは辻褄が合いません。
指輪は、船長が第22話「海賊の金貨」で見つけた宝物の一つだからです。

もしクレーン船長がガスの父親だったなら、ガスの顔を見たイライザが、
船長と間違えたなら納得出来ますが…

ガスが初登場した時、アレックは“島の人間では無いな”と言っていました。
アボンリーの事なら何でも熟知している筈のキング家の人なのに、
ヘティが今になって、“そう言えば…エイブ・パイクの奥さんは…」
と言出すのも変です。

他にも矛盾はありましたが、
物語の世界ですからね、深く考えない方がいいのでしょうね。

<ヘティの名言>
「苦しい時に、頼るだけが愛じゃないわ。そうでしょ?」
「あなたのお母さんは、亡くなってしまったのよ。
そうでなきゃ、どんなにいいか知れないけど、過去に囚われないで、
自分の人生を生きなきゃ。」

~関連記事~
 「生きていた母」(1)(2)(3)(カテゴリーFelicity and Gus
「ルビーの指輪」「ガス・パイクの謎」

「アボンリーへの道」<第6シリーズ>
第66話「生きていた母」(The Return of Gus Pike)より

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「牧師の妻」

仕方なく、ブースとの交際を許したヘティでしたが、
セーラが心配でたまらず、始終二人を監視した挙げ句、
強引にブースを食事に招待してしまいます。

食べきれない程の料理やデザート、沢山のゲームを用意してブースを歓待しても、
決して二人きりにさせないヘティ伯母さん…

吹雪で帰れなくなったブースは、ローズコテージに泊まることになりましたが、
ヘティの新作『我が故郷の島』を読んで感動…
自分の作品を褒められたヘティは、ようやくブースを認めます。

一方、教会婦人部長のジャネットは、
エリオット牧師の妻バイオラの、明るく前向きな姿に共感し、友情を深めます。

でも、古くさい価値観の町の人々は、
牧師自身の態度や、聖職者の妻らしからぬバイオラの言動に眉を顰め、
態度を改めさせるよう、エリオット牧師に意見しますが、
牧師は、妻に態度を改めさせることだけをキッパリ断ります。

実は、3年前に牧師一家が、伝道団としてボルネオに赴任していた時に、
台風で校舎が崩壊し、バイオラは背中に大怪我を負ったのでした。

完治しない背骨の痛みにも、決して愚痴をこぼさず、
『命は掛け替えのないもの。神が与えたもうた命に感謝し、精一杯生きる。』
をモットーに、派手な帽子や華やかなキモノを身に付け、
明るく振る舞っていたのでした。

ジャネットから真実を聞かされた町の人達は、牧師一家に留まるよう懇願しますが、
既に、次の赴任先は決まっていました。
そこセント・ジョンは、病院が近くにあってバイオラにとって安心な土地でした。

牧師一家がアボンリーを去る日、
教会婦人部は、バイオラに派手な帽子を送りました。
別れを惜しむジャネットとバイオラ…
それは、セーラとブースにとっても同じことでした。

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第48話「聖バレンタインの日に」にも登場したヘティ愛用の双眼鏡…
いつまでも子離れ(姪離れ)出来ないヘティ伯母さんですね。

うたた寝しているセーラそっちのけで、ブースとゲームに興じるヘティ…
相手してあげてるブースの方が、ずっと大人ですね。

酔っぱらって、勝手にステーシーさんの自動車に乗り、
暴走運転し故障させてしまったバイオラとジャネットでしたが、
これ、”前向きに精一杯生きる”とは違うと思いましたが…

~名言~
<オリビア>
「たとえどんな風に見えたとしても、ヘティは、いつもあなたの為を思っているわ。
誰かを心から愛してるなら、気持はどんな障害も乗り越えてその人に届くはずよ。」

<ジャネット>
「あの人達に、自分の浅はかさを思い知らせてやりたいわ。
言ったって仕方ないんだけど…」

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第65話「牧師の妻」
(The Minister's Wife)より

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「恋に夢中」

長老派教会に、新しく、エリオット牧師が赴任してくることになり、
牧師一家の歓迎が、新教会婦人部長ジャネットの初仕事になりました。

ヘティ伯母さんから、息子の子守役を命令されたセーラですが、
息子のブースはセーラと同じ年頃の若者でした。

牧師の妻のバイオラと親しくなったジャネットは、
聖職者の妻らしからぬ、派手で活発なバイオラに影響されます。

エリオット牧師の前任地が、アメリカのニューオリンズということで、
新しい音楽やダンスに詳しいブースに引け目を感じながらも、
次第に好意を抱いていくセーラ…

音楽会の夜、仮病を使ってエルバートとブースに同行し、
アカディア人のパーティー参加したセーラでしたが、
病気を心配して気遣ってくれるヘティ伯母さんに、
仮病を謝り、ブースとの交際をお願いするのでした。

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本当に久しぶりの登場となったセーラ…
やっぱり、セーラやフェリシティがいてこそアボンリーです。

第31話「ジャネットの反乱」では、女権論者に共感し、
今回は、自由な聖職者の妻に感化されたジャネット…
ジャネット自身の精神が自由なのでしょう。

ブースの母バイオラ役は、アメリカの女優、ストッカード・チャニングでした。
『グリース』『スモーク』『モン・フランダース』など多くの作品に出演されていました。
彼女の部屋着は、お気に入りの赤いキモノ…お約束の左前。

~名言集~
<セーラ>
「ヘティ伯母さんに、いつも言われてるの。
ダンスの時に手袋しないのは、はしたないって。」
「息を潜めて暮らしてれば、評判が良くなるの?そんなの、御免だわ!」
「あたしのお墓には、こう刻まれるわ。『セーラ・スタンリー、いい子過ぎて窒息』」
「伯母さん、この町の人が、みんな古臭い仕来りの奴隷って訳じゃないのよ。」

<ジャネット>
「セーラ、しきたりの奴隷になっちゃ駄目!心の充実を保つのは自分の務めよ。」

<バイオラ>
「人生を楽しくするのは、自分自身だわ。」
「体を締め付けてちゃ、想像力も広がらないでしょ?
コルセットなんか着けてたままじゃ、心は自由に羽ばたけないじゃない?」
「そのまま、流されてしまえば一番楽なのよ。
古臭い仕来りの奴隷になれば、自由な心は、すぐに死んでしまうんだから。」
「東洋に、こういう言葉があるのよ。
『魂の充実を保つのは己の務め、心の平安が乱るるは自身がそれを許したため、
自ら掴み取る楽しいことが人生、それが生きることなり。』」

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第64話「恋に夢中」(Enter Prince Charming)より

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「ガスの求婚」

真面目な仕事ぶりが認められ、副支配人に昇進したガスは、
フェリシティにプロポーズします。
でも、その前に、アレックに許しを請うところがガスらしいです。

セシリーが結核に罹ったことで、女医を目指すことにしたフェリシティは、
ジョーンズ女医から、
「ダルハウジー医科大学より、入学許可の手紙が届いている。」
と、聞かされます。
あ~そうだ、手紙がきてるの。
とっくに来てたんだけど、話す暇が無くて…

と言ったジョーンズ先生…
こんな大切なこと、普通なら真っ先に言うでしょうに…

来月から医科大学に入学することになったフェリシティにとって、
ガスを好きでも、すぐにの結婚は、考えられないことでしょう。

でも、イライザおばさんには、
人は変わりやすいの。
特にガスみたいに、若けりゃ尚更そうよ。
相手を待たせるのは、そりゃ~、あんたの勝手だけどね。
…でも、その気になった時に、6ヶ月か、6年か…
向こうが待ってくれるとは限らない。
他に、いい人がいるかも知れないんだからね。

と、言われるし、
ジョーンズ先生は、「医科大学卒業に7年掛かった。」…
しかも、卒業して開業しても、患者が来てくれる保証は無いのです。

ガスがホテルを辞めて、友達の船に乗ると知ったフェリシティは、
“離れたくない”一心で、進学を諦め、結婚を選ぶのです…

が、母ジャネットは、
その気になれば、あんたは、立派なお医者さんに、なれるわよ。
…ガスはしっかりしてるわ。あの人となら、きっと、幸せになれる。
でも、医者になるのが恐いから、結婚に逃げるなんて、間違いよ。

と言う…
みんな、フェリシティの気持ちを乱さないで…

ガスと二人で、“医科大学は行かずに結婚する”ことを伝えに行くと、
ジョーンズ先生は留守…
お産の手伝いをしている時の、フェリシティの輝く姿を目の当たりにしたガスは、
フェリシティの夢を諦めさせたくないと考えます。

別れのシーンが切ないです…

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<ヘティの名言>
「あなたが頑張ったからよ。 私は、ただ手伝っただけ。」
「今は辛くたって、必ず道が開けるわ。
…私にも分からないわ。…でも、二人共、幸せになって欲しい。
…医者になりたいって言うフェリシティは、立派だと思うわ。
…勿論、あなただって立派ですよ。こんなに、頑張ってるんだもの。
…迷った時はね、自分に正直に、考えてごらんなさい。じっくり…」

イジーの策略で、クライブ・ペティボーンとミュリエル・ステーシーの仲が接近。
この話は要らなかった…
(アボンリーは画質が悪いですね。今回は特に酷かった。)

カテゴリー「アボンリーへの道」(Felicity & Gus)
「ガスの求婚」(1)~(5)にも詳しく書きました。

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第63話「ガスの求婚」(Otherwise Engaged)より

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「もうかる話」

壊れにくく熱にも強い樹脂の研究をしていたジャスパーは、
デイビーの不注意から、偶然、新素材の発明に成功します。

オリビアは、特許を取って、食器の大量生産を思いつきますが、
モンゴメリの食器のためだからと、その気がないジャスパー…

夫には内緒で、法律に詳しいという従兄弟の事務所を訪ねたオリビアは、
従兄弟のジェレマイヤが、あまりに夫にそっくりなので驚く…

ジェレマイヤの正体は詐欺師で、瓜二つのジャスパーも被害者の一人。
オリビアやヘティだけでなく、言葉巧みに町の人たちにも融資の話を持ちかけ、
大金を集めたうえ、ジャスパーまで信用させて、
新素材「ジャスパロン」の特許取得に必要な書類の写しを手に…

デイビーの不手際から、奪われた大金は戻り一同安堵しますがm
書類は持ち去られてしまった…

新素材「ジェレマイロン」の申請に特許庁へ向かったジェレマイヤは、
アメリカ人のベークランドが、一足先に取得したと聞かされます。
新素材の名は「ベークライト」。

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7シリーズ91話中には、面白さを感じないものも、いくつかあって、
このお話もその一つなのです。
「困ったそっくりさん」はサラ・ポリーの二役でしたが、
今回は、ジャスパー役のR・H・トンプソンの二役です。

妹夫妻の話なのに、アレックの姿が見えなかったですね。
デイビーとドーラが、なぜローズコテージにいるのかが不明、
きっとレイチェルが出掛けているのでしょうね。

相変わらず、“へま”と“御免なさい”を繰り返すデイビー。
彼の場合は、“悪戯”ではなく、単なる“不注意”に過ぎないのでは…?
吹き替えの声が幼過ぎることも、神経に障ってしまいます。

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第62話「もうかる話」(Best Laid Plan)より

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「サナトリウム」

風邪と思われていたセシリーが、夜、喀血してしまった。
診断は肺病…

モンゴメリの子守りを頼んだオリビアも、
同じ病気で妹のルースを亡くしたヘティも気が動転してしまう…
しかし、モンゴメリに無事と分かり、
二人は家畜の世話や料理を運んで、外からサポートすることに。

フェリックスはホテルを休職させられ、
雑貨店でフェリシティはレイチェルに非難され、搾った牛の乳の引き取り手は無い。

ミュリエルと図書館に行ったフェリシティは、新しい治療法の論文を知る。
著者のジョーンズ博士を訪ねると、意外にも女医だった…
ジョーンズ博士との出会いにより、フェリシティは女医への道を選ぶ。

自責の念に駆られたジャネットは、看病を人に任せようとしないばかりか、
フェリシティの助言にも耳を貸そうとしない。
そんなジャネットを、イライザおばさんやアレックが厳しく諭す。

みんなの願いとは裏腹に、セシリーの症状は悪化するばかり…
サナトリウムへ入れることを、頑なに拒んでいたジャネットも、
遂に決心する時が訪れました。

母に付き添われたセシリーは、
家族に見送られ、ニューイングランドへ旅立ったのでした。

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いつも辛辣なイライザおばさんですが、さすがは年の功、
今回ほど、頼もしく感じたことはありませんでした。

イライザおばさんがセシリーに読んでやったのは、『マザー・グース』の一編で、
「月曜日の子は器量良く、火曜日の子は徳高く、水曜日の子は罪深く、
木曜日の子は幸多し」ですが、
“Thursday's child has for to go.”(木曜日の子供は前途洋々)は、
「遠くへ行く」の意味もあるそうです。

普段おとなしくて目立たないセシリーが、初めてのメインというのに、
あまりに辛く悲しいお話でした。
しかも、二度と同じセシリーには会えないのですから。

原作の(一つ)『ストーリー・ガール』シリーズのセシリも、優しい少女ですが、
未来の死を暗示させる書き方でしたから、
セシリーの身が心配になったことを思い出します。

~名言集~
<フェリシティ>
「ずっと、同じ部屋で寝ていたけど、あたしは別に何ともありません。
…どうして、あんなに怒られなきゃならないの?
セシリーだって、好き好んで病気になったんじゃないのに。」

「結核には、新鮮な空気が一番なの。科学で証明されてるわ。
窓が開いてた方が、呼吸はずっと楽なはずなんだから。
それに、寝かせっぱなしじゃ駄目なのよ。
外に出て、もっと陽の光に当たらなくちゃ。」

「あの子は怖がってないわ。怖がってるのは、お母さんの方でしょ?
しっかり現実を見なきゃ駄目なの!」

<イライザおばさん>
「年寄りだからって、言いたいんでしょうね。だからこそよ。
のほほんと生きて来た訳じゃ無いわ。荒波を乗り越えて来たの。
病気が移ることなんて、恐くありません。
移ったって、あたしは充分長生きしたわ。」

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第61話「サナトリウム」(Thursday's Child)より

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「10ドルの盗難事件」

今回は、アレックとフェリックスのお話です。

小さい頃はトラブルメーカーだったフェリックスですが、
正義感溢れる若者に成長しました。さすがアレックの息子ですね。

トレメインさんからの信頼も篤く、金庫の鍵の番号を知っているのは、
フェリックスだけ…見直しましたよ。
それにしても、学校の方はどうなってるの…?

町に、次期首相と目されている大物政治家、ジョン・ホジソンがやって来ました。
フェリックスは、同行してきたホジソンの一人娘のアデラインに惹かれ、
島を案内したり自転車を教えたりして、親しい間柄になります。

ところが、ホジソン父娘が滞在先のホワイト・サンド・ホテルでは、
盗難騒ぎが相次ぎ…
無くなったのは、客のミリング夫人のカメオのブローチと、
ヘティ伯母さんの10ドル紙幣入りバッグ、事務所の金庫に入れた筈の12ドル…
ブローチとバッグを見つけた新人のエルバート・ワーツが疑われます。

一方、島の住民から信望が厚いアレックは、ホジソンに目を付けられ、
政界入りを勧められます。

一時は、農民のために、政界入りを真剣に考えたアレックでしたが、
ホジソンの所属する党と鉄道会社の癒着や、
買収は常套手段で、“票は金で買うもの”という政治家の考え方は、
アレックの主義に反するものでした。

また、娘の寂しさを理解しようともせず、全て金で解決しようとするホジソンに、
激怒したアレックは、フェリックスを促し、彼の部屋から去ったのでした。

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風邪でホテルを休んでいるガスのため、
服装を気にして、お見舞いに行くフェリシティ…
バスケットには、“スープ、ビスケット、ミルク、チーズ、リンゴ、桃の缶詰”が…
二人の様子が見たかったな~

<名言集>
「かの乙女から、目が離せんのだろ?それこそ、恋煩いだ。
心配するな、誰にもあることだ。」(ピエール)

「息子は、たかりに来たんじゃありません。正義の為です。
盗みを働いたんですよ。金に不自由してないのに。
理由を考えて御覧なさい。満たされない何かがあるはずだ。
行くぞ、フェリックス、お前の正直な心まで、汚されちゃかなわん。
お金は票を買うために取っといた方がいいでしょう。
…それしか、当選する手立ては、なさそうですから…」(アレック)

「フェリックス、ごめんなさい。二度とあんなことしないって誓うわ」(アデライン)
「自分に誓うんだ。…僕じゃなく。」(フェリックス)

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第60話「10ドルの盗難事件」(Someone to Believe in)より

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「過去の重荷」

空模様が怪しくなり、干し草を心配していたアレックは、
無断で納屋にいた男ケイレブに、取り入れの手伝いを頼みます。

翌日、干し草の取り入れを、無事終えたアレックは、
ケイレブの人柄と働きぶりを気に入り、彼を雇うことにしました。

ところが、ダニエルを助けた記事が新聞に載ったことで、
彼の過去が明らかに…
ケイレブは銀鉱脈の詐欺事件を起こした張本人だったのです。

5年の刑に服した事で、事件は決着済みではあっても、
被害者の恨みが晴れるわけでもなく…当然ですが…

一家に迷惑を掛けたくないと言い残し、
後ろ髪を引かれる思いで、キング農場を後にしたケイレブでした。
ディガーの無実を晴らし…

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いつもとは違う雰囲気で、印象の薄かったエピソードでした。
ディガーは、相変わらず“いい仕事”してますね。

<アレックの名言>
「無駄だってことは、よく分かってるさ。
人間と自然じゃ、人間に勝ち目はない。祈るしかないんだ。」
「『労働者に学が無い』と決め付けるのは、偏見じゃないのか。」
「投資するなら、機械より人間だろ。」

<ケイレブ>                                    
「ディガーのためを考えたら、このまま、繋いどくなんて出来ないだろう?
自由を奪うことになるからね。犬に取っちゃあ、死ぬより辛いことだよ。」

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第59話「過去の重荷」(Stranger in the Night)より

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「レースの栄冠」

収穫祭が近付き、バザーに出品するキルトの仕上げに忙しいジャネット…

収益金が学校の図書購入に使われると知ったイライザおばさんは、

こんな見事なキルトを売るなんてもったいない。
何時間もかけて作ったのに…
…何だって、そんな回りくどいことするのか、まったく気が知れないね。
キルトを縫ったり、ジャムを作ったり、パイを焼いたり、わざわざ苦労して、
ただお金を寄付して、本を買えば済むことじゃないの。
…まったく、馬鹿らしいったらありゃしない。


私もイライザおばさんの意見に同感。
でも、寄付金を募っても、集まらないのですからね。
手作り品を買うのは歓迎でも、出来れば寄付はしたくないのが人情ですから。

結局、イライザおばさんは、他人にやってしまうのが惜しくて、
キルトを自分で買ってしまいました。その気持ち解りますよ。

一方フェリックスは、10ドルの賞金が出ると聞き、
プリンスと障害物競馬に出たいと言い出します。
(フェリックスって、“儲け話”に目がないのですよね。)

いつもは息子に甘いジャネットですが、
何故かレースには、“ダメ!”の一点張り…

父アレックとトレメインさんという強い味方を得たフェリックスは、
母に内緒で練習に励むのですが…

もう一人、レースの勝敗にこだわる人物がいました。
イジーの父、クライブ・ペティボーンです。
帰省中のアーサーが心配する中、愛馬アナベルとの練習に余念がありません。

「フェリックス&プリンス」対.「クライブ&アナベル」の勝敗に、
新しい鞍を賭けたアレックとクライブ…
アボンリーの人達って賭けが好きですよね。

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ところで、アボンリーの収穫祭なのに、
ヘティもオリビアもレイチェルも、いませんでした…?

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第58話「レースの栄冠」(The Great Race)より

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「演劇コンクール」

第25回目「演劇コンクール」の主催地がアボンリーということで、
22年前の優勝以来、負け続けの屈辱を晴らそうと、異常に張り切るヘティ…

演目は、ヘティ曰く完璧なメロドラマ『麗しき山師(The Seductive Roue)』、
もちろん、ヘティ・キング作です。

主役は、22年前優勝した時の功労者ミュリエル・ステーシー。
舞台監督のレイチェル・リンドも、衣装係のオリビア・デールも、
プロンプターのジャネット・キングも、み~んな「いつも通り」、
監督も当然「いつも通り」ヘティ・キング!
(負け続けていた時の「いつも通りの主役」は誰だったのでしょう?)

フェリックスは「いつもの妖精役」をイジーに譲って大道具係、
アレックは主演男優で、フェリシティは、レイチェルの助手。

毎回プロンプター役で詰まらないジャネットは、遠慮がちにヘティに申し出て、
台詞の少ない乳搾りのモリー役を与えられました。

コンクールを2週間後に控えた日、
5年連続で優勝しているカーモディのエレノア・マキューに、
散々嫌味を言われたヘティは、マキュー家秘伝の「シュトゥルーデル」と、
キング家に伝わる秘中の秘「クランベリーパイ」のレシピを、勝敗に賭けてしまう。

ところが稽古初日、ミュリエルは急病で倒れた兄に会いに行くため、
コンクールには参加できないと言う…
優勝を諦めかけたヘティでしたが、アレックの提案で代役の選考会を行うことに。
ジャネットの意外な才能に気付いたヘティとオリビアは、代役をジャネットに決定!

今までヘティに褒められたことなんて、一度も無かったんだもの。
初めて頼りにしてくれたのよ。
ア~人生最良の日だわ。
もちろん結婚の日は別よ。
あんた
(フェリシティ)が産まれた日もね。
それに、フェリックスとセシリーとダニエルの日も…それ以外じゃ~
…」

とジャネットが大喜びしたのも束の間、
ヘティは、お忍びでホテルに滞在していた大女優のイザベル・キャリントンに
主役を頼んでしまう。
しかも、牛飼いのモリー役は、クララ・ポッツになってしまっていたし…
理不尽なヘティの仕打ちに、深く傷付けられるジャネット…可哀想…

退屈しのぎに引き受けただけのイザベルは、
衣装に文句を言い、台詞も勝手に変え、
演出も馬鹿にするに至って、堪忍袋の緒が切れたヘティたち…

まったく!不作法で、不躾で、子供じみて、一人よがりで…」(ヘティ)
傲慢!」(トレメイン)
「そう、傲慢で自分本位で、それに…」(ヘティ)
高慢ちき!」(オリビア)
高慢ちきよ。親の顔が見たいものだわね。」(ヘティ)

イザベル・キャリントンが降りたことで、一旦は負けを覚悟し、
「クランベリーパイ」のレシピを書くヘティでしたが、
オリビアに促されて、ジャネットに頭を下げに…

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ところで、レシピ通りに「シュトゥルーデル」を作ったのに、味が変…
ヘティったら、「嘘を教えて寄越したんだわね。
フンッ!あの人のやりそうなことだわア~ア」だって!
…自分だって、隠し味の「チェリージュース」を、
ワザと「レモンジュース」と書いていたくせに…同類でしょ。

<名言>
ヘティのためじゃ無いさ。
キング家に、代々伝わるクランベリーパイのためでもないぞ。
…お前自身のためにやるんだよ。
」(アレック)

「…あたしはいつも、目の前にある仕事に力を注ぐことで不安を解消したの。
だから、あなたも、舞台に全部ぶつけてしまえばいいのよ。
さあ、大丈夫よ。あたしが太鼓判押すわ。
もし、しくじったら、台本のせいになさい。頑張って!
」(ヘティ)

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第57話「演劇コンクール」(Strictly Melodrama)より

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「ぼく読めないの」

学校が嫌いなデイビーは、新学期早々遅刻し、
宿題も、指を怪我したと嘘をついて、ドーラに書かせる始末…

ローズコテージでも問題を起こし、
セーラに「困らせるために、わざとやったでしょ!」と責められる。

実は、デイビーは字が読めなかったのです。
それに気付いたセーラが字を教えてやって一件落着。
(レイチェルは「十進法に慣れなくて」と言いますが、
私は十二進法の方が難しい。)

久しぶりに登場したデイビーとドーラの双子…
キング家の子供たちが大きくなってしまったからでしょうか?
でも何故か私は、デイビーに好感が持てなくて…

まるで夜逃げのように去っていった「ローソンのお店」に代わって、
ミュリエルが店を開きました。
何だか、アボンリーに戻ってきたミュリエルの居場所を作るために、
ローソン夫人が降板させられた様にも思えてしまったのですが…

フェリシティは「学校を卒業して、カレッジの入学試験まで暇だから…」
と言っていましたが、カレッジの入学試験って何月?
それより、カレッジの新学期は何月なのでしょう?

モーガンは、士官学校に入学したけれど、
フェリックスの方が、モーガンより年上と思っていました。

刑務所まで来てくれ。デイビーとドーラは連れてこないように。
との息子ビリーから手紙が届き、
刑務所の所長になった息子の就任式に出席するため、
急きょ旅立ったレイチェル・リンド…

でも、「ビリーが刑務所に…絶対、誰にも言うなよ!」の噂話に尾ビレが付いて、
踊り子に貢ぐ為、9人殺し2000ドル奪って逃げた…絞首刑になった。
までになり、喪服で出迎えに行ってしまったヘティ…

レイチェル、隠すことはないんだから。もう、無理しないで頂戴。
いいのよ、だって、全部分かってるんですもの。
私の口からは、言えないけど…
もう、よして頂戴。詰まらない見栄は捨てて。
絞首刑のことですよ、隠すことはないのよ。
だって、ビリーが道を誤ったのは、あなたのせいじゃないもの。
多少はあるけど。

これには、大笑いするしかないレイチェルでした。

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一番印象に残っているのは、イジーのドレスのくだりです。

いつでも男の子の様な格好のイジーですが、
それは、“父親がドレスを嫌っている”と思い込んでいるからなのです。

オリビアに頼まれ、モンゴメリのベビーシッターをした時のこと、
作りかけのセシリーのドレスを見つめるイジー…そして、こっそり試着…
(セシリーは登場せず。)
オリビアから、
…そりゃあ、押し付けるのはいけませんけど、
着る機会を作ってあげてはどうでしょう?
…ペティボーンさん、あの子は、あなたが思う程、男勝りじゃないんです。
たまには、ドレスだって着てみたいんですよ。

と言われ、初めて娘の成長に気付いたクライブ・ペティボーンでした。

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<クライブの名言>
「“服装は男を表す”と、父が昔よく言ってた。
しかし必ずしもそうではない。
見てくれだけは立派でも、いざとなると役に立たず、とんだ見かけ倒しだと分かる。
そういうことが多々あった。
つまり、男はやはり内面が大事なんだ
それは、女性についても、きっと言えることだろう若い女性にも
…いいドレスだな。
私はお前を自慢に思っているし、何を着ていても自慢に変わりはない
ズボンでもドレスでもな。
…お前の方が、そこらの兵士より、よっぽど頼りになる。」

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第56話「ぼく読めないの」(A Friend in Need)より

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「おめでとう誕生日」

50歳の誕生日の朝、緊張からか気分が優れないヘティは、
セーラやオリビアからの祝福にも不機嫌で、
誕生日を祝うことには、何故か否定的です。
(ジャッキー・バロウズさんは1939年生まれなので撮影当時55歳位…
老け過ぎ…)

最新作の出版の為の打ち合わせのため、朝食も取らずに出掛けたヘティは、
新しい経営者に、新作を散々けなされた挙げ句、作家としても否定され、
その上、契約も破棄されてしまいます。

ヘティに内緒で、びっくりパーティーの準備をしていたみんなは、
5時の予定が2時には戻るとの電話で大慌て…その混乱ぶりが可笑しかったです。

打ちのめされていたヘティは、みんなの余所余所しい態度に更に傷付きます。
そして、盲腸炎で緊急手術…原題が「メメント・モリ」ですから。

気ままで誰より陽気、海が好きで学校をいつも遅刻していた子供の頃のヘティ…
早くに母親が亡くなり、早く大人にならなければいけなかった長女のヘティ…

ヘティへのプレゼントが、それぞれの性格を表してました。
前から欲しがってしたカメオのブローチをあげたセーラ、オリビアからは花束、
レイチェルは
「パーティーはいいけれど、プレゼントを持って行くのがねぇ~」
と言いながらハンカチ1枚に決めたのですが、イライザおばさんから、
「40年の友情の証が、安っぽいハンカチ1枚?
鼻をかむにはいいけれどね。」と言われ、ブルーのティーセットにしました。

イライザおばさんですが、セーラに欲しがってる物を聞いたり、
ジャネットからは「ローソンさんのお店にある物を選べば?」と言われ、
お金に糸目を付けないからと、銀製の手鏡とブラシのセットに決めましたが、
「年を取ると、こういうの(鏡)見なくなるのよね。」と気付いて、
再度、雑貨店へ行って、ローソン夫人にも尋ね…
最終的に決めたプレゼントは、お金では買えないものでした。

「ありがとうイライザ、こんな嬉しい贈り物は初めてだわ。」と言ったヘティ…
イライザおばさんもヘティも素敵です。

誰よりキング先生を敬愛しているガスなのに、いなかったのが疑問でした。

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ところで、ヘティからの電話は、スプリングデールからでしたが、
ヘティが、アボンリー行きの汽車を待っている駅舎には、
セーラとルイザが映ってました。

これは、第1話で、アボンリーに到着したセーラとルイザが、
迎えのアレックを待っている時の場面だと思いますが、
今回、ミュリエルとセーラが自動車でヘティを迎えに行ったのは、
別のアボンリー駅でした。

ちなみに、停車駅のお知らせは、
「スプリングデール、カーモディー、ヒルズデール、アボンリー、
エメラルド、サマーサイド…」でした…

<名言集>
「山(ヘティ)が動いて来ないなら、山のもとに行くべきね。」(ミュリエル)

「人生は、どれだけのことをしたのじゃなく、どう生きたかなの。」(ヘティの母)

「心に残る物を贈りたかったの。
あたしは、今まで、ピアノを習う機会が無かった。
それが、この年になって物覚えもひどく悪いけど、フェリシティに教わったわ…
…だからヘティ、遅過ぎることなんてことはないの。
何でも始められる。…これが贈り物。」(イライザおばさん)

「皿洗いや何かに、かまけてばかりいちゃ駄目なのよ。
夕陽だって見なくちゃ。」(ヘティ)

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第55話「おめでとう誕生日」
(Memento Mori)より

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「モダン・タイムズ」

キング・ファミリーに転機が訪れました。

相変わらずデール家の家計は火の車のようで、
食料を運んでくれたヘティは、ジャスパーの就職口も世話してくれたのですが、
ジャスパーの頭にあるのは、発明のことばかり…

ロブスターの缶詰工場が、ウィスキーの醸造所になると聞いたヘティは、
アボンリーの名に傷が付くと、缶詰工場を買い取りました。
(小説の印税が相当貯まっているのでしょうね。)

執筆活動とモンゴメリーの世話とで忙しいヘティに代わって、
工場経営をオリビアとジャスパー夫婦に任せますが、
経験者のガスに、手伝い(スパイ)を頼みます。

ジャスパーは工場に画期的な流れ作業を取り入れ、効率を図るのですが、
人の良い彼は、工員達の扱いに苦労させられます。

営業を担当したオリビアは、家を抵当に銀行から融資を受けて、
座礁船から、大量のロブスターを半値で仕入れ、
キング家を総動員して(フェリックスの姿は?)、徹夜で缶詰に加工…
その収益で、ヘティから工場を買い取りました。

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心優しかったオリビアは、新聞記者になり、妻になり母になり、
そして夫婦で工場を経営するに至って、別人の様に逞しい女性になりましたね。

ホテルマン姿が板に付いたガスも、裸足で現れた若者とは、まるで別人です。
(フェリシティとガスのピクニックシーンがカットされたのが残念!)

関連記事→ランチボックス

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第54話「モダン・タイムズ」(Modern Times)より

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「フェリックスの夢」

シリーズが進む度に大きくなっていく子供達…
特にフェリックスの成長には、驚かされます。
…大人達の変化には気付かないのにね。

“キング農場を継ぐのは長男”と思っているアレックですが、
フェリックスの将来の夢は、自分のティー・ルームを持つことでした。

農場とホテルの仕事の掛け持ちで、時間にゆとりの無いフェリックス…
アメリカの不動産王サミュエル・ボディン氏の接客を任されて、
農場の仕事は疎かになり、頑固な老人の世話も裏目に出てしまう…

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今回、セーラ、ヘティ、オリビアは登場して無かったのですが、
代わりに存在感を見せてくれたのが、イライザおばさんでした。

ところで、フェリックスの学校は、どうなってるのでしょうね?
夏休み中なのかしら…?

~名言集~
<イライザおばさん>
「死ぬことなんて、考えたくもないわ。
でも、キチンとせずに死ぬことは、もっと嫌だからね。」
「…人間、年を取ってからは人生が長いけど、若い頃は、あっという間だもの。」

<フェリシティ> 
「どうして?…男だろうが女だろうが、関係ないじゃない。」
「だが、しきたりってもんがあるんだよ。」(アレック)
「しきたりを変えればいいことでしょ!?」

<ジャネット>
「子供って、親が何か押し付けようとすればする程、反発するのよ。」
「…あの子には夢があるのよ。男の子は、そうでなきゃ!」

<ボディン>
「君にどうしろとは言えんが、これだけは言って置きたい。
お父さんと仲直りしなかったら、決して幸せにゃなれん。
この先、どんなに成功しようとな。」

「アボンリーへの道」<第5シリーズ>
第53話「フェリックスの夢」(Fathers and Sons)より

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「イライザおばさんの訪問」

「イライザおばさんの訪問」も、再放送されませんでしたね。

最初の放送時に観ただけなので、詳しくは覚えていませんが、
確か、キング農場が羊のお産で、てんてこ舞いしている時に、
突然、イライザおばさんがやって来て、寝室の件で家族に迷惑を掛けたり、
忙しいジャネットに次々と用事を言いつけたり、文句を言ったりするので、
さすがのジャネットも、堪忍袋の緒が切れてしまって…

ジャネットの愚痴を聞いてしまったイライザおばさんが、
家族に黙って出て行ってしまうのですが…
気付いたジャネットが探し回ると、おばさんは雪の中で倒れていたのです。

ジャネットとイライザおばさんは仲直りし、セーラとフェリックスが、
自転車を使った自家発電で、凍えたおばさんと子羊を暖めていました。

イライザおばさんは、ジャネットの叔母(伯母?)さんで、
とても辛辣なため、嫌味で憎らしい老女に感じますが、本当は優しい人なんです。
…私は大好きです。

放送されなかった理由は、定かではありませんが、
イライザおばさんが持っていた風邪薬の名前が、
「インディアン・チョコレート」だったからかもしれません。あくまで想像ですが…
これ、プリンス・エドワード島の先住民の、
ミクマック族インディアンが使っていた薬草のようです。

「アボンリーへの道」の舞台は、約100年前のカナダ・プリンス・エドワード島、
先住民の話題が出てきても不思議ではないし、
当時は、「ネイティブ○○」という言い方はしてなかったわけですから、
もし、それで再放送しなかったとしたら、あまりに残念です。
断りのテロップを流せば良いと思いましたが…?

残念なことに、「イライザおばさんの訪問」は、動画サイトにも無いようです。

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第52話「イライザおばさんの訪問」(Hearth and Home)より

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「ホーム・ムービー」

「生活水準向上」を売りに、近未来都市開発予定地として、
アボンリーの土地を買収しようするアメリカの実業家の話に町中騒然…

ローソンのお店の奥では、活動写真が上映されていて、
それを見たジャスパーは、発明家としてのアイデアが浮かびます。
(この活動写真、サイレント映画「月世界旅行」(ジュール・ヴェルヌ原作)のですね。)

ジャスパーの才能を信じているセーラは、活動写真の研究をして欲しくて、
ヘティの声色を使ってカメラを注文したのですが、
その電話を、ビューグル夫人が盗み聞きしていたから大変…
しかも、ヘティの新作の内容が、“資産家の姪の財産を狙う老女”だったことから、
みんな、ヘティと思い込んでしまいます。

アメリカ人の手から、アボンリーの土地を守りたいヘティは、
ジャスパーが、活動写真を撮りたかった訳を知ったことで、
彼の活動写真を、町の人達に見せることを思い付きます。

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ところで、ローズコテージで、キング家の土地売買について議論している時、
口を挟んだジャネットに、
「ちょっと黙っててくれ。これは私ら姉弟の問題だから。」と言ったアレック…
なんて酷い言葉でしょう!ジャネットがつむじを曲げるのも当然ですよ。

ジャスパーは、モンゴメリーが誕生した時に、
銀行の窓口係りに就職した筈なのに、就職してなかったようですね。
デール家の家計は、かなり逼迫しているらしく、
「今月は2ドル以上は使わないように決めたから」と言ったオリビア…
100年前のカナダの物価は、どんなだったのでしょうね?

相変わらす定職を持たないジャスパーへを激しく責めるヘティですが、
現実的な彼女にとっては、ジャスパーの研究は、
“愚にもつかない”ことに過ぎないのですよ。
それに、親代わりの姉として、妹一家のとが心配なのですから仕方ないですね。

セーラがオリビア叔母さんに、亡き母について話す場面では、
第17話「いたずら天使」の時と同じように、母を亡くしたサラ・ポリーと重なって、
思わず“もらい泣き”してしまいました。

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<ヘティの名言>
「あたしに言わせれば、進歩が早過ぎるのも、考え物ですよ。
…活動写真にも驚いたけど、次はどうなる事やら、人間が月に行くとか…
いつまでも科学だの何だのって言ってたって、一文にも、なりゃしないんだから。」

<オリビアの名言>
「時代の流れに逆らったって無駄よ。進歩を止めることは出来ないんだから。」

<ジャスパーの名言>
「進歩は、止められないんだ。時間は流れて行くんだから、未来へ。」
「どんな場合でも、進歩に論争は付きものだし…」
「…考えてごらんよ、活動写真なら、いつまでも永遠に残るんだ。
みんなの顔や、笑い方や、どんな風にみんなが生きたか…
それを、どうしても、お前に残したかった。…そう、お前だって息子に見せればいい。
ずっと受け継がれていくんだ。代々、僕等が死んだ後も…」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第51話「ホーム・ムービー」(Home Movie)より

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「行方不明のジョナサン」

このところ目立たない存在だったセーラですが、久しぶりに主役になりました。
でも、相変わらずセシリーがいないのですよね…

「10年後(1918年)の私」の作文の宿題が出されたことで、
将来の自分を想像するセーラたち…

21歳になった時に父の遺産を受け継ぐセーラは、
ヘティから財産管理や資産運用の話を聞かされ、
「私は一生ヘティ伯母さんに縛られて暮らすんだわ…」と悲観的に…

フェリシティに
“長くやっていても飽きなくて、好きで楽しくて仕方ないことがあるでしょ?”
と言われ、“好きなことは文章を書くこと。”と気付きます。

「骨董品の鑑定会」の取材に行くオリビア叔母さんに、
強引に頼み込んで、同行させてもらうことにしたセーラは、
鑑定家のジェラルド・ヤングと知り合いますが、
自分と似た境遇の彼に協力することになって…

セーラが普段付けいるイヤリングは、
価値のあるアンティークだったなんてさすがですね。

それに、ディガー用のお皿が、18世紀後半のセーブルだったとは…
聞いた途端、フェリシティとフェリックスが奪い合って割ってしまったけれど…

ただジェラルド・ヤング氏(ジョナサン・イレヴン・ハースト・ブラックウェル)の鑑定に、
今一つ説得力が無いのは何故でしょう?…吹き替えのせいでしょうか?

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<名言>
「物の価値なんか、人それぞれ違うんだもの。
こんなことで、ガッカリしていられない。」(セーラ)

「骨董の世界は、冒険やら、醜い争いやら、色々あるね。」(ガス)

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第50話「行方不明のジョナサン」(Disappearance)より

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「フェリシティの選択」

ガス対アーサー、戦いの火蓋が切って落とされました。
肝心のフェリシティ自身が、どちらかに決められないのです…

「女として、こういう時こそ相談に乗ってあげられなくてどうするんですか!
男親の出る幕じゃ無いでしょ!」
とヘティが相談を買って出たのですが…

「ねえ伯母さん、運命の相手と、そうでない相手は、どうやって見分けるの?」
それは…人の印象というのは、その時次第で違うから…
「だったら、運命の相手にも、悪い時に出会ったら、そうでない相手になるってこと?」
いいえ…
「それとも、そうでない相手には、いつ会っても運命は感じないのかしら…?」
ええ…
「それとも、そうでない相手に運命を感じても、
それは運命の相手を、そうじゃないと思っているからで…」
いい時に出会った場合?…え~そうですとも…
でも、一概には言えないし…
やっぱり、よく考えてみれば、違うわ…うん、恐らくね…

…さすがのヘティ伯母さんも、しどろもどろ…

「あんたがどうしたらいいかは、あんたしか分からないのよ。」と言う母ジャネット、
「…大人なんか、なりたくない。苦しいだけよ。」
もてる女性は切ないですね。

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<セーラの名言>
「リンゴを選ぶのはフェリシティで、その逆は有り得ないんだもの。
よく考えた方がいいんじゃない?甘いパイほど、ハエがたかるんだから…」

またしてもセーラとフェリシティのシーンが、カットされていました。
セーラは何と言っていたのでしょうか…?

Felicity&Gus「フェリシティの選択」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第49話「フェリシティの選択」(Felicity's Perfect Beau)より

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「聖バレンタインの日に」

今回もヘティが大活躍(?)…

小説の執筆に行き詰まったヘティは、セーラたちの言葉をヒントに、
ホテルへ、人間観察に出掛けます。

ホテルでは、トレメインが資金繰りに頭を痛めバレンタインデーの舞踏会を計画、
早速フェリシティを誘うガスでしたが、またしても強敵アーサーが現れる…

ホテルが経営難と知ったヘティは、出資を持ちかけたまでは良かったけれど、
教師としての職業病か、生来のお節介か、お客にマナーの説教を始める始末…
ヘティったら!

舞踏会でてんてこ舞いの最中、衛生検査官がやって来たり、
客が連れて来た120歳(まさか!?)のオウムが急死してしまったり…

ホテルに滞在中の、料理長ピエールの姪スゼットの存在から、
フェリシティとガスが、ややこしい状態に…

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フェリシティ、ガス、アーサー、スゼットの四角関係については、
Felicity&Gusu「聖バレンタインの日に」に書きました。

毎回、必ずカットされているアボンリーですが、
今回、ローズコテージでセーラとフェリシティがダンスの練習をしているシーンが
丸ごとカットされています。その間の二人の会話が気になります。
それにしても、セーラの存在感が無いですよね…

<ヘティの名言>
「これは長い教員生活で学んだことだけど、猫がいないと、ネズミがのさばるのよ。」
「…あなた方お役人は、昼間しか働かないんじゃなかったんですか?」
「作家は、やはり傍観者に徹するべきよ。物語の中に入るんじゃなく…」

<ジャネットの名言>
「二人? 冗談でしょ。一度なんか、五人から申し込まれたわ。
…それが、みんな、競争相手ばかり気にして、あたしのことは、ほったらかし。
そんな時、理想の人が目の前に現れて、あたしの心を射止めたの。」
「…豚の世話をしてるわ。うちの納屋で…
あとの五人は、まだ、あたしを争ってるんじゃないかしら?」

<関連記事>
お風呂の疑問ガスの失言 

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第48話「聖バレンタインの日に」(Hearts and Flowers)より

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「フェリックスのお手柄」

アボンリーに、新たな住人が仲間入りしました。
ホワイト・サンド・ホテルの新しい経営者、サイモン・トレメインです。

家の仕事を怠けて、父に匙を投げられてしまったフェリックスは、
認められようと、ホテルの経営者、トレメインに雇ってもらいます。

父のアレックは、
「家の事も出来ないお前に、務まるわけがない。」
と言うけれど、
「折角やる気になっているのに、外で働くなんて偉いわよ」
と言うジャネット…どこの国でも、母親は男の子に甘いのですね。

父に、お化粧を許してもらえない16歳のフェリシティは、
「あたしは、もう十六なのよ。お化粧しなきゃ、おかしいくらいだわ。
子供を四人産んで、ぶくぶく太るまで認めてくれないのね!」
と捨てぜりふ…
確かにジャネットは、スレンダーとは言えませんが…

アボンリーにアラナー侯爵が来ると知って、
「開拓者の日」のパーティーで、アボンリー最初の定住者として、
キング家を表彰して貰ううと俄然張り切るヘティですが、
トレメインは、アラナー侯爵を招待しないと言う…

トレメインが大切にしている紋章付き食器を見たフェリックスは、
お城で働いていた彼が盗み出したと早合点し、
アラナー侯爵に返しに行くのですが…

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今回も、ヘティの一挙一動に目が離せませんでした。
アボンリー最初の定住者がキング家ではなく、
日頃、蔑んでいたウォード家と知った時の悔しそうな顔ったら…
アラナー(Arranagh)を、アラナクと言い張っていたことも可笑しかったです。

<ジャネットのスピーチ>
「あっ、どうも、ありがとうございます。一族全員に成り代わり、深く感謝致します。
…ええ…ウォード家の者は、働き者で、開拓者精神に富み、
あたしは常に誇りとしてきました。
人に、どう言われようと(ヘティへの、ささやかな皮肉)…ありがとうございます。」

<名言集>
「どんな仕事も、初日が一番大変なものだ。」(サイモン・トレメイン)

「望みはあるぞ。お前のこと知らないから。」
「本当の世の中ってものは、学校の校庭とは違う。
いつも守っちゃ貰えないんだ。」(ガス)

「見張りって嫌いなのよね。
自分では何にも出来なくて、ハラハラしながら待ってるだけなんだもの。」(セーラ)

フェリシティのドレスについては、深紅のドレスで書きました。

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第47話「フェリックスのお手柄」(Heirs and Graces)より

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「それぞれのデート」

二人きりで話がしたいのに、
いつも邪魔が入ってしまうフェリシティとガス…

毎日、家事や雑用に追われ、
夫婦でダンスも楽しめないアレックとジャネット…

子供達に邪魔されない静かな場所で、
互いの作品を批評し合いたいヘティとクライブ・ペティボーン…

3組“それぞれのデート”のお話です。

セーラに愚痴を言いながら帰宅したフェリシティは、
両親をデートに行かせる事を思い付く…

ホワイト・サンド・ホテルでの夫婦の会話が素敵です。
たとえ、冗談半分だったとしても…

アレック  「…前から思っていたが、君は結婚した頃にも増して、綺麗になったよ。」
ジャネット 「それは、あなたが、幸せにしてくれたからよ。」
アレック  「手に負えない子供が、四人もいるのに?」
ジャネット 「可愛い子供達じゃないの。性格はさておき、器量はいいし…」
アレック  「ハハ~そりゃ~、君の子だもん…」

ガスと二人だけのディナーも、丁度いいムードになった時に、
烈火の如く怒った両親が戻って来てしまった…

特にアレックの怒りは凄まじく、温厚で理解のある普段の彼とは別人です。
でも、ジャネットは違いました。

「二人は愛し合ってるのよ。恋には過ちが付きものでしょ?
…あなた恐いんでしょ?娘が大人になってくのが…
あなた、一生娘を守っていくつもり? 
第一、過ちを犯すことを怖がっていたら、何も学べないわ。」
母親の方が一枚上手、ですね。

真面目人間のアレックも、若い頃はそうでも無かったみたいです。
ヘティからは、
「どうして妻と同じ事をしているのに、娘は許せないのかしら?
ガスは、あなたの若い頃より、ずうっと誠実で紳士ですよ!」
と言われていたし…
弁明に来たガスには、
「娘は、まだ何も知らない子供だから騙せても、私はそうはいかんぞ。
私にも若い頃があったからな、魂胆はわかってるさ。」
だって!…経験者は語る、ですね。

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<名言集>
「形容詞のない会話なんて、生ける屍も同然よ。」(ヘティ)
「人間、カッとなると、つい本性が出る…そうでしょ、先生?」(ガス)
「姉さんだって、年頃の娘を持ってみりゃ分かるさ。」(アレック)

関連記事→あれっ?…(5)Felicity&Gus「それぞれのデート」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第46話「それぞれのデート」(The Dinner)より

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「町の消防団」

町で火事騒ぎがあったことから、有志による消防団が結成されました。

アボンリーを愛するガスも、アレックに消防団の仲間入りを志願し、
見張り番に任命されます。

(ガスは、学校に通っていながら、ホテルで働いていて、灯台守もしているのに、
その上、今度は消防団の見張り番までとは…どう考えても無理でしょう…?)

消防団の活動をするうち、意見の合わないアレックとクライブ…
男性って、プライドが強いんですね。

団長を決めることになりましたが、
候補者のアレックとクライブの、いずれかに決定する最後の一票は、
ヘティにありました…

(もし私がアボンリーの住民だったなら、
人間性では、断然、アレックですが、消防団のリーダーとなると、
経験者のクライブ・ペティボーンを支持したでしょうね。ヘティのように…)

アレックが、クライブを何かと目の敵にしていたのは、
ヘティとの仲を疑っていたからなのです。

でも、二人が、作家仲間だったと知って、アレックの誤解も解けました。
一件落着!

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Felicity&Gus「町の消防団」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第45話「町の消防団」(Boys Will Be Boys)より

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「あこがれの人」

残念ながら、「あこがれの人」は1996年の放送時に見ただけなので、
詳しくは覚えていませんが、セーラの初恋の物語でした。

フェリシティは、いつもガスと一緒、ヘティ伯母さんは小説のことで頭が一杯で、
セーラを構ってくれない…

セーラの前に現れたのが、連邦保安官ザック・モーガンの一座…
セーラは、ザックに憧れてしまうのですが、ほとんど親子に見えました。
両親のいないセーラだから、頼れる人が欲しかったのかも知れませんね。

乗馬の練習をしたり、フェリシティのアドバイスで、大人っぽい髪型にしたり、
挙げ句の果てには、一座に加わろうと、置き手紙を残し家出してしまいます…

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ところで、2004年の再放送時に、「あこがれの人」の放送が無かったのは、
どうも、「インディアン」という呼称に問題があったようなのです。
つまり、放送禁止用語(差別用語)ということで…
吹き替えが「インディアン」なら、多分、オリジナルでもそうだったのでしょう。

初回放送後、どこからかクレームが入ったのでしょうが、
アボンリーの時代(約100年前)は、間違いなく「インディアン」だったはず…

でも、ウィキペディアには、
…ラコタ・スー族の活動家、ラッセル・ミーンズは、
「アメリカインディアンへの承諾なしに、
連邦政府がこの、“ネイティブ・アメリカン”という用語を使用している」
として批判しており、1996年に行った声明、及び1998年に著したエッセイなどで、
「I Am An American Indian, Not a Native American!
(私は“アメリカ・インディアン”だ。“ネイティブ・アメリカン”ではない!)」
さらに、「 I abhor the term 'Native American'.
(私は“ネイティブ・アメリカン”という用語を憎悪している)…」とありましたが…。

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第44話「あこがれの人」(Moving on)より

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「亡き親友の妻」

アレックの親友エメットが、妻子を連れ、
何十年ぶりにアボンリーに帰って来ました。
若い妻のエブリンに、教会婦人部のご婦人方は非難します。
…ありがちな話です。

魚を捕りに海に出掛けたアレックとエメットは、
事故を起こし、乗っていた船が爆発して、アレックだけは助かりましたが、
エメットは帰らぬ人となってしまいまいました。

自分だけ助かったことで、責任を感じたアレックは、
エブリンを支えるため、エメットの農場の仕事までこなし、
町の人達の噂の的になってしまいます。
…ありがちな話です。
「人の口には戸が立てられない」と言うことででょうね。

夫(アレック)を信じながらも、内心複雑な妻(ジャネット)、
そして、苦しむ夫を支えてやれない事がもどかしい。

心無い噂話に、傷付く年頃の娘たち(フェリシティとセシリー)…
でもガスは、アレックを異常に褒めます…

確かにアレックは誠実な人ですが、
靴を貰ったことも影響しているのでしょうか…?

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<名言集>
「バザーねぇ~、教会のご婦人達も、馬鹿なことを考えるもんだ。
…みんなが、うちのガラクタを出すだろ?
…そして、代わりに、よそのガラクタを買うんだからな。」(アレック)

「親には止められないの。
走ることも、転ぶことも、学校で喧嘩することもね。
ただ、善悪を教えておくだけ…」(ジャネット)

「人の荷物を背負ってやれば、結局は、その人を弱くしてしまうんです。」(ガス)

「子供には、ピアノを弾くには向かない日があるの。
風みたいに、野原を駈け回ってた方がいい日が…」(エブリン)

関連記事→あれっ?…(4)

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第43話「亡き親友の妻」(Everlyn)より

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「愛犬ディガーの危機」

冒険小説に影響されたフェリックスは、
12歳の誕生日プレゼントは、32口径ライフルと信じていたのに、
箱の中身は、望遠鏡でした…

父アレックに、“16歳になるまでは、絶対に駄目!”と言われても、
“鹿を仕留めれば認めて貰える”と思い、父のライフルを持ち出して、
誤って愛犬のディガーを撃ってしまったフェリックス…

「僕が撃たれれば良かった…」と言うフェリックスに、
母のジャネットは、「犬より、あなたの方が心配よ。」と…
「何で怒ってるのに、優しくしてくれるの?」、
「おかあさんだからよ。」…母の愛ですね。

一緒に遊んでいたモーガンとイジーも父から叱られ、自分への罰を考える…
「顔を緑色に塗って登校する」というイジーの案に、父の罰はドレスでしたが、
「ズボン吊りで教会の塔から宙づりにされる」というモーガンへの罰は…?

お産の後、数ヶ月経っても立ち上がれないキング家の雌牛を、
いとも簡単に立ち上がらせたのは、素人のガスでした。
獣医科の学生のアーサーは、“殺すしかない。”と言っていたのに…

獣医の勉強を断念しようとしていたアーサーですが、父から、
「家名を汚す気か!許さん!大学へ戻って主席で卒業しろ!
…問答無用だ、弱音を吐くな!」と叱咤激励され、
ディガーの手術をして命を救い、自信を取り戻すことが出来ました。
時には、厳しさも必要なんですね。

アレックから、
「ディガーが助かったのはアーサーのお陰、ご自慢でしょ?」と言われて、
「そりゃあね。母親に似たんです。」と答えたクライブ・ペティボーン…
意外な返事に感動しました。

知的なアーサーの出現に、心中穏やかではいられないガス、
三角関係になる予感が大です。
それにしてもガスったら、いつ、スーツを新調したの…?

今回、一番名演技を見せてくれたのは、何と言っても、ディガーです!

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<アレックの言葉>
「起きてしまったことは、もう、どうにも出来ん。
だが、私が思うに、肝心なのは、過ちから何かを学ぶことなんじゃないかな。」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第42話「愛犬ディガーの危機」(Incident at Vernon River)より

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「手荒な歓迎」

アボンリーに、新しく、ペティボーン一家が仲間入りし、
ヘティ・キングは、大衆小説の人気作家になります。

厳しいヘティが教室から去って2ヶ月が過ぎて、
漸く決まった後任の先生は、ヘティ以上に厳しい元大佐のクライブ・ペティボーン。

その頃アボンリーでは、大衆小説『パンジャムの誇り』が大評判。
フェリックスから、その本を譲られたセーラは、
「こんな、愚にも付かない三文小説なんか、読むんじゃありませんよ!
日頃から言ってるでしょ!…こういうのは、低俗な悪趣味な本だって…」
と、ヘティに叱られてしまった…

と言うことは、ヘティも読んでいた証拠…オリビアに指摘されたヘティは、
「えぇ、まぁ…でも、読んでたって言ったって、あれは、ほら、編集者に抗議する為よ。
知的文化を破壊するだけなんですから…」と苦しい言い訳をします。

オリビアから、“嫉妬しているとしか思えない。”と言われて、
プライドとライバル心を刺激されたヘティは、
『乙女と刀(Lady and the Blade)』を書き上げます。

その出来映えにオリビアは驚き、ヘティに無断で、原稿を出版社に…
雑貨店で知ったヘティは、 
「オリビア・デール、よくもこんな…なんなの一体これは…あなたは泥棒よ!
…そうですとも…言い訳なんか…あなたは、あたしとの約束を破ったのよ!
妹だと思えばこそ…信じて読ませたのに…」
と烈火の如く怒っていたにも拘わらず、
“印税が入った”と聞かされた途端、一転し大喜び…
ヘティって、本当に分かりやすい性格ですよね。

オリビアが付けたヘティのペンネームは、「H・E・ルロア」、
ルロアは、フランス語のキング(王)だそうです。

実は『パンジャムの誇り』の作者C・L・スモールは、クライブ・ペティボーンの別名で、
ヘティとクライブは、お互いが作者とは知らずに、
相手の作品を、けなし合うのですが…

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<セーラの名言>
「ジャスパー叔父さんは、すべて科学的に説明出来るんだって言ってたわよ。
今、解ってないだけで…」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第41話「手荒な歓迎」(Lady and the Blade)より

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「オリビアの赤ちゃん」

妻が臨月なのに相変わらず定職にも就かず、研究に没頭しているジャスパー…
出産後が不安のオリビアです。
そんな頃、ジャスパーの叔母のミネルバが、親族一同を引き連れやって来ました。

“赤ん坊の子守は、ジャスパーのいとこのセリーナに頼む…”
とオリビアから聞かされたヘティは、
“デール一族に頼むとなんて、とんでもない!”と、
教育委員会のアレックに、休職届けを提出してしまいました。

学者や芸術家揃いのデール一族のミネルバと、現実的なキング家代表ヘティは、
ジャスパーの仕事や、赤ん坊の名前を巡って対立します。
(ミネルバ、オリンピア、ガリレオ、ランスロット…名前から凄いデール一族…)

2週間先の出産予定日を待たず、両家の親睦会の日にオリビアが産気づき、
医者は間に合わないうえ、未婚のヘティは、ただオロオロするだけ…
頼みの綱であるはずだったセリーナ(助産婦の勉強中)至っては、
ダニエルが生まれた時のフェリシティ状態…つまり卒倒。
結局、赤ん坊を取り上げたのは、ジャスパーでした。

頼りにしていた人に限って、いざとなると役立たずだったりするのですよ。
ジャスパーの場合は、まさに、その逆でした。

赤ちゃんの名前は、キング家に相応しく(?)モンゴメリー(愛称モンティ)に決定!
それにしても、赤ちゃんはヘティの甥なのに、孫にしか見えないのですよね。

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<ヘティの名言>
「妹は、産まれてから死ぬまで、キング家の人間です。フンッ!」

<ミネルバの名言>
「デール家は、菜食主義者だんだよ。平和を愛するからね。」
「ウサギのようにムシャムシャと…そしてウサギのように増えるのよ。」(ヘティ)

「(有害な放射線が含まれている日光を)喜ぶのは、植物と愚か者だけ。」

「アボンリーへの道」<第4シリーズ>
第40話「オリビアの赤ちゃん」(Tug of War)より

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「友よ安らかに」

第3シリーズ最後の「友よ安らかに」は、マリラ・カスバートの最期が描かれていて、
内容的にも、映像的にも、暗いものでした。

でも、マリラのシーンは、初めの少しだけ、
他の殆どは、残されたグリーンゲイブルズを巡っての
レイチェル・リンドと、隣人のハリソンの争いでした。

(ハリソンは『アンの青春』に登場する隣りのハリソンさんとは別人でしょう。
昔からアボンリーに暮らしていた様ですし、イメージが違い過ぎますから。)

マリラが亡くなったのに、駆け付けたのが、
ギルバート・ブライス(Jonathan Crombie)だけだなんて…
“アンは猩紅熱で寝込んでいるから、代わりに来た”と言っていたけれど。

当然、アンに譲られる筈のグリーンゲイブルズなのですが、
マリラが遺言書に著名して置かなかったばかりに、所有権はマクニール家に…

それを知り、慌てて遺言書を作成するヘティ伯母さん…
「…二の舞は踏まないようにしな いと。
セーラ、いいこと、ローズコテージは、あなたに残しますからね。
だけど、あの銀のティーセットは、フェリシティに、あげてもいいかしら?
だって、ほ ら、あの子は、あれをすごく気に入ってるから…いいわよね?」

ところで、マリラを演じていたコリン・ディーハーストは、
ガンのため、1991年8月22日に亡くなられています。

いくら女優といっても、病の身で臨終シーンを演じるなんて悲し過ぎます。
それとも、“役者冥利に尽きる”と言うことなのでしょうか?

<マリラの名言>
「よく覚えておきなさい。悪いことすると、いつの日か、必ず罰が当たるのよ。
私のように。」(デイビーに)
「それより、自分の石頭を何とかした方がいいんじゃないの?
人のことを、とやかく言う前に。」(レイチェルに)

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Colleen Dewhurst(1926/3/6~1991/8/22)

<第3シリーズ>
第39話「友よ安らかに」(Old Friends, Old Wounds)より

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「上流社会」

成績優秀なフェリシティは、
キングズポート女子大学の、特待生の試験を受けことになりました。

セーラにドレスを借りたり、新しくホテルのシェフになったフランス人(フランス系)
ピエールに、フランス料理について聞きに行ったり、期待は高まるばかり…

フェリシティを祝福しながらも内心複雑なガスは、
セーラにマナーを教えて貰いますが…

キングズポート女子大学に到着したフェリシティは、
同室のお嬢様達の話題に付いていけず、つい嘘をついてしまいます…

セーラの身の上を自分の事として話してしまったのです。
仕方ないですよ。みんなから、あんなに嫌味を言われたのですから…

一次面接が通過し、次は、“両親と一緒の二次面接”の通知が届いたことで、
フェリシティは動揺し、両親に自分のしたことを打ち明けます。

“特待生を辞退する”と言うフェリシティに、
“面接を受けて、本当のお前を見て貰うのだ。”と諭すアレック…

フェリシティは、どうしても合格したかったのです。
自分は外国にも行ったことが無いし、乗馬もピアノ(クラシック)も弾けない、
普通の家の子では、奨学金が貰えないと思ったのです。

そんなフェリシティの言葉に、学長も、
「選考基準が間違っていた。我が校の真の目的は“学問の探究”だった。」
と反省したのでした。

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ところで、二次面接の通知を受け取った時の、
ジャネットとヘティの会話が可笑しかったです。

ジャネット「どうしましょ! 面接なんて!…ヘティ、どうしたらいい?
      …何喋るの!? 何着る!?」
ヘティ  「一つ言うと、あなたは、なるべく喋らない方がいいわね。
      フェリシティの将来が掛かっているのよ。」

キング夫妻の会話も、どこの国も同じ男女の違いですね。

ジャネット「アレック、どの服もみんな駄目。」
アレック 「服なんぞ、いいじゃないか。」
ジャネット「ほかの親が、どんな格好で来るかと思うと…」
アレック 「一番いいシャツを着てくか…」
ジャネット「今ある服なんて、野良着よ。」
アレック 「俺達は農民だ。」

<ジャネットの言葉>
「…幸せになって欲しいもの。
お父さんもお母さんも、鼻が高いわ。
賢くて、しっかり者で、自慢の娘よ。
こんないい娘を授かって、神に感謝しなきゃ。」

<アレックの名言>
「…そんなお喋りに、付いて行くことないじゃないか。
いい教育こそが、人間を育てるんだ。
 親を恥じるってことは、自分を恥じることになる。
自分を、そんな風に思って欲しくないんだ。」

Felicity&Gus「上流社会」

<第3シリーズ>
第38話「上流社会」(High Society)より

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「ヘティの求婚者」

ヘティ伯母さんの靴が、「サイズ6号、甲回りA」だったばっかりに、
スケート靴行商人のヒギンスという勘違い男から、散々な目に遇いました。
ヘティ・キングはシンデレラじゃないのですよ。
プレゼント攻撃をされても、有り難迷惑というものです。

しかも、巧みな話術で、アボンリーの人を味方に付けてしまったから、
被害者のヘティは、すっかり加害者扱いにされてしまいました。

でも、日頃の言動に似合わず、乙女チックなヘティ伯母さんには笑えましたが。
髪に花を飾った所をセーラに見られ、慌てて外したり…
(見てはいけないものを見てしまった感の、セーラの表情ったら…)
町中の人の前で恥をかかされ、部屋に閉じ籠もって、
子供の様に、ベッドで泣きながら足をバタバタさせたり…

ところで、ローズコテージの隣人のキャンベルさんは、
「ストーリーガール誕生」のキャンベルさんと同一人物?
成功者にしては、いやに小物だけど…

<ヘティの名言>
「物事は、見た目通りとは限らないのよ。」

<フェリシティの名言>
「男って負けず嫌いなの。別の男の人がいると、すぐ張り合うのよ。」

<ウォリー・ヒギンズ(スケート靴の行商人)の名言>
「必要の物しか無い人生など退屈です。ダイヤモンドがいい例だ。
はたしてダイヤが必要か?
いいえ。だが、世界中の美しい女性がダイヤを欲しがる。」
「結婚した男と、一人者の違いは?
結婚した男はワイフを愛し、独り者はサイフを愛す。」

Felicity&Gus「ヘティの求婚者」

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<第3シリーズ>
第37話「へティの求婚者」(The Calamitous Courting of Hetty King)より

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「吸血鬼の恐怖」

徹夜で、吸血コウモリの研究に没頭するジャスバーに、
所在無く、一人寂しくピアノを弾くオリビア…
(曲はムーンライト・ソナタ(ベートーヴェン))

通販で手に入れた、オカルトグッズと本に影響されたフェリックスは、
首に付いた二つの傷から、ジャスパーがバンパイヤでは?と疑い出す…
(ジャスパーの首の傷は、固く糊付けされたカラーが原因。)

ジャスパーのコウモリの研究を評価し、論文を専門誌に載せる目的で、
女性科学者のシドニー・カーバー(ケイト・ネリガン)がデール家にやって来る。

科学者同士、意気投合し会話が弾むジャスパーとシドニーに、
夫を信じながらも、疎外感を味わうオリビア…

ファリックスに感化され、セーラまでも、
ジャスパーとシドニーのがバンパイヤと思い込み、
フェリックスと、ジャスパーの研究所に忍び込む…

倒れてきた剥製のコウモリで、傷を負ったフェリックスは、
自分も吸血鬼になるのではないかと、恐怖に駆られる…

深夜、コウモリの写真を撮るため洞窟に出掛けるシドニーとジャスパー、
セーラとフェリックスも、バンパイヤを退治するためベッドを抜け出し、
十字架、聖書、タマネギ(ニンニクの代わり)を持って洞窟へ行く…

洞窟でシドニーから、“運命の人”と求愛されたジャスパーですが、
「妻を愛してる!」と、きっぱり拒絶…それを耳にし安堵するオリビア…

洞窟で足を踏み外し穴に転落しオリビアに助けられたフェリックスとセーラは、
家に戻ってから、ヘティとジャネットから大目玉を受ける羽目に…
(キング家の子供達って、夜中に窓から抜け出す常習犯ですね。)

<ジャスパーの名言>
「どうして男は、昔からこんなものするんだろう?
カラーなんか、脳への血の巡りが悪くなるのに…」

<ヘティの名言>
「フンッ! 馬鹿おっしゃい! 創世記の五日目に創られたんですよ。
聖書を読めば分かります!」
「…ダーウィン? フゥ~、あんな、無神論者!
ええ、自分の先祖を猿だと思いたいのなら、どうぞ、ご勝手に!
だけど、キング家の者は違いますからね。ウン!」

<ジャネットの名言>
「罰として外出禁止よ。大人になるまで出しませんからね!」

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<第3シリーズ>
第36話「吸血鬼の恐怖」(After the Honeymoon)より

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「かくしごと」

キング家の家宝で、ヘティ達の“ひいお祖母様”の飾り櫛を贈られたジャネットは、
余りの趣味の悪さに唖然とする…

櫛を使おうとしないジェネットに、ヘティとオリビアだけでなく、
夫のアレックまで不満を漏らす…

フェリシティは、ジャネットから駄目と言われているにも拘わらず、
「アボンリー青少年生活向上委員会」の集まりに櫛を差し、
フェリックスとの取っ組み合い(?)で無くしてしまった…

ジャネットは、ヘティたちの怒りに観念し、櫛を使おうとするが見つからない。
仕方なく、へそくりを使って、宝石店で似たようなデザインの櫛を作ってもらう…

いくら探しても見つからない櫛に、フェリシティ達はペグを訪ねるが、
「櫛は夜中に、ニャーって、ドアの外で鳴いてくれないからね。」と言われ,
<最後の審判>の前の懺悔を勧められる。

母に打ち明けられないフェリシティは、新しく来た牧師の言った、
<最後の審判>に怯える…

夜、灯台に集まり、<最後の審判>(実は月食)が下る前に、
懺悔し合うキング家子供達でしたが、櫛を隠した犯人はディガーだった…

<ペグの名言>
「この世の終わりってのは、突然来なけりゃ、まったく意味がないんだよ。」

<セーラの名言>
「最後の審判というのは、お砂糖を天秤の秤に掛けるようなものなのよ。
つまりね、お砂糖を良い行いだとするなら、重りが罪なの。」

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<第3シリーズ>
第35話「かくしごと」(Vows of Silence)より

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「吹雪のち晴れ」

フェリックスを含めた男性陣は、穴釣りに出掛け、
ヘティとオリビア、ジャネットとアビゲールの二組の姉妹はオークションへ…
セーラ、フェリシティ、セシリーは、ダニエルとアビゲールの息子ラッキー(ロバート)
の“お守り”兼“お留守番”係…

男達の会話の中で、意外な事実が明かされます。
アレックとジャネットが結婚した時、ジャネットは15歳だった…
ジャネットの父親に気に入られていたのは、ジャスパーだった…
(アレックとジャスパーは同年代だったわけ。)

悪仲間に入っていたアレックは、ヘティのブルマーを学校の旗竿に揚げたり、
アビゲールの机に蜂の巣を隠したり、ジャスパーを教会の地下室に閉じこめたり…
アレックの悪童ぶりは、フェリックスの比ではなかった…
穴釣りの小屋で少年に返ったアレックは、
「北極泳ぎ」をして、危ういところをジャスパーに助けられる始末…

フェリックスの疑問、
「どこが知りたいか、分かんなくて…でも知りたいことがあるってことは分かってんだ。
だから、そこんとこが知りたいんだよ。」に、ガスもアレックも、しどろもどろ…

「疑問というのは、解明していくべきものだから、どんどん質問していいんだよ。
ある意味では、科学的だな。そうだ、根本は人間の基本的で強い感情だ。
…目的が純粋なら、知識は害にはならないんだ。」
と答えたのはジャスパーだった。

ガスの疑問にも自分の経験を語るジャスパー…
「でも、あの子(フェリシティ)は誰かに似てるなあ~? ヘティだ!」…確かに!

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一方、母親の形見の陶器から育児法、お互いの性格についてまで、
陰険な口喧嘩を繰り返すジャネットとアビゲールに、ヘティは堪忍袋の緒が切れる。

「いい加減、見え透いた仲よしごっこは止めたらどう?
本当に言いたいことを言って、したいことを、したらいいのよ!」

留守番の女の子達は、戻ってくる大人達のための夕食作りに大忙し…
邪魔ばかりするラッキーに腹を立て、セーラの案で外に縛り付けるフェリシティ。
そのラッキーがいなくなってしまったから大変…!

今回も、前回同様、キング家の名犬(?)ディガーが活躍しました。

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<ジャネットの名言>
「あんたは一家の長なんかじゃないわよ。
そう思わせて、ハイハイ言っとけば面倒がないから、みんな逆らわないだけ。
分かってる!?」(ヘティに)
「ずうっと付いて回るなんて甘ったれな子にするだけよ。
母親失格ね。」(アビゲールに)

<ヘティの名言>
「愛情というのはね、相手の好きな生き方を認めてやることなのよ。
従わせるのではなくてね。」(新婚の妹オリビアに)
「ヘティがそんなこと言っても、まったく説得力ないわ。」(オリビア)

<第3シリーズ>
第34話「吹雪のち晴れ」(Friends and Relations)より

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「まるでミステリー」

闇夜、突然灯台に逃げ込み、「悪者に追われている、匿って…」と懇願する…
その直後に現れた黒衣の男に殴られ気を失うガス…
そして、謎の美女から宝石を預かったガスでしたが…

ヘティの推薦で、ホワイト・サンド・ホテルで働くことになったガスは、
二人と再会します。
実はこの二人、ラザフォードとアマンダという宝石泥棒の仲間で、
盗品をめぐって仲間割れしていたのでした。

自らの美貌を武器に、若い男性を誘惑し利用してきたアマンダの甘い罠に、
まんまと引っかかってしまったガスでしたが、
フェリシティ達の友情で目を覚まし、悪者に仕返しが出来ました。

「…許せない。あんな風にガスを利用するなんて!」と憤慨し、
骨抜きにされたガスを心配し、気をもみ嫉妬するフェリシティ…
このエピソードで、初めてガスを意識していたような気がします。

ところで、ロバート・ラザフォードに扮していたのは、
スーパーマン役で有名な、クリストファー・リーヴ(1952-2004)です。
彼は1995年に乗馬競技で転落し、脊髄損傷で首から下が麻痺となりながらも、
同じ苦しみを持つ人達のために生涯を捧げました。
(ちなみに、「まるでミステリー」は1992年の放送。)

フェリシティとガスに関しては、
カテゴリーFelicity & Gusの「まるでミステリー」で書きました。

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<第3シリーズ>
第33話「まるでミステリー」(A Dark and Stormy Night)より

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「新任の先生」

歴史コンクールが2週間後に迫り、一段と厳しさを増すヘティの授業に、
子供達は学校を嫌がり、父兄からは苦情が殺到します。

教育委員会の委員に就任したアレックから、
教え方を改めるよう言われたヘティは、怒って教師を辞めてしまいました。

代わりの教師が決まらないため困っていた時に、現れたのが、
アリステア・テンプル(Christopher Lloyd)という俳優の男でした。

テンプルの教え方は独創的で、
「歴史というのは、その時代に生きた人々を理解することだ。
事実や数字の単なる羅列を、いかに興味深く、面白く料理するか。」
というもの…
彼は、子供達ばかりか、親達やヘティまでもを魅了してしまい、
歴史コンテストでは、見事優勝に導いてしまったのでした。

でも、オリビアとアレックに、正体がばれてしまったテンプルは、
「あらゆる場所が舞台なのです。人間すべてが役者なんです。
退場しては、また登場する。一人何役も演じる強者もいる…」
の言葉を残し、アボンリーを去って行きました。
次の役を求めて…

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<第3シリーズ>
第32話「新任の先生」(Another Point of View)より

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「ジャネットの反乱」

ふとした切っ掛けで、平凡な専業主婦が女権に目覚めるお話です。
その勇気ある女性の名は、アレックの妻のジャネット・キング…

フェリシティは女権論者のことを、
「結婚出来なかったから、そんなことしてるだけじゃないの?」と言い、
フェリックスに至っては、「疫病神さ!」…

職業婦人のヘティでさえ、
「あなたは、もう、ウォード家の人間ではなく、キング家の嫁なんですから、
行いは、充分謹んで頂戴ね。
…私は、自分の本分を、わきまえてますからね。
フンッ!政治に口を出したりするつもりはありません!」
「忙しくしていれば、クヨクヨ考え事しなくて済むでしょ?
『怠け者には、悪魔が宿る』って言うでしょ!」と言う時代…

セーラだけは、ジャネットの強い味方でした。
「だけど、投票する権利がなかったら、世の中を良くして行けないじゃない。」

町中の人から非難されても、留置所に入れられても、アレックとの仲がこじれても、
信念を貫き、婦人参政権の署名活動をやり遂げたジャネットは本当に立派です。

ジャネットに代わって、家事を任されていたフェリシティも、
「お母さんのようには出来なかった。お母さんの気持ちが分かった気がする。」
…その立場になってこそ、知ることも多いのです。

女権論者の作家アメリア・サンド・ハーストと、野次馬との掛け合いが面白い。
アメリア 「女性達が苛立ち、声高に叫ぶのは、選挙の度に沈黙を強いられて来た
            からなのです。支配するのは常に男で、女は従うだけでした。」
野次     「あんた、うちのを知らんな。」
アメリア 「投票権があれば、女性も社会に対し力が持てます。
             世の中を変えて行く力を持てます。政治家は全員男です。
             そして、女性の未来まで、勝手に決めてしまうのです。
             票があれば、私達も意見を反映させる事が出来る。
             未来を自分で決められます。私達の子供の未来もです。」
野次     「女が出歩いたら、誰が飯を作る!?」
アメリア 「女は、医者や弁護士にもなれるのに、男は卵も茹でられない?」

(ところで、ピーターは、ずっとローズ・コテージで働いていたみたいですね。
ピーターだけでなく、ジェイクという男性も働いているようですよ。)

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<第3シリーズ>
第31話「ジャネットの反乱」(Aunt Janet Rebels)より

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「ぼくの馬ブラッキー」

競馬で儲けたお金で、新しい馬を買ったアレックは、
ブラッキーを売ろうと、フェリックスに話します。
(品行方正なアレックなのに、妻に内緒でギャンブルするとはね…)

「ブラッキーは家族なのに、年を取ったからって売るなんてひどいよ。
売るくらいなら僕に頂戴。」
と言ったフェリックスでしたが、父から
「餌代は誰が払うんだ?家の手伝いに金は払えんぞ。」
と言われ、運送業を思い付きます。

算数はさっぱりなのに、お金の方面はしっかりしているフェリックスは、
勉強や家の手伝いを疎かにし、
セーラやセシリー、それに犬のディガーまで巻き込んで、商売に没頭…

でも配達の依頼は、お情けの知り合いばかりで、
しかも失敗続きで、苦情が絶えません。
その上、儲けの取り分で揉め、セーラもセシリーも降りてしまいまいました。

挙げ句の果てに、みんなを見返そうとして、他の運送業者の挑発に乗って、
ブラッキーを死なせてしまった…
「お父さんの言う通り、ブラッキーを売ってたら、死なせずに済んだのに…」
と深く落ち込むフェリックス…

「男の子は理屈で教えるものじゃない、失敗から学べ。」
がモットーのアレックでしたが、息子を助けてやらなかった事を反省するのでした。

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関連記事→首が据わってないダニエル?

<第3シリーズ>
第30話「ぼくの馬ブラッキー」(Felix and Blackie)より

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「困ったそっくりさん」後編

ハリファックスに渡ったガスを待っていたのは、父エイブ・パイクだった。
宝を見つけたイジーケル船長の居場所を聞き出すため、
船長の名を騙って、ガスを誘き出したのでした。

ガスについて行ったセーラも、ジョーのスリ仲間に、スリを強要されてしまう。
でも二人は、悪の手から辛くも脱出…

一方アボンリーでは、
あまりに酷い言動のジョーに、ヘティたちは振り回されていました。
フェリックス以外ジョーの正体を知らない大人達は、
“セーラが病気になってしまった!”と大騒ぎ。

ハリファックスから戻ったセーラとガスから真相を知ったヘティ達は、
「監獄に放り込むべき!」と熱り立つ…

しかし、ガスから、「ジョーには頼れる人がいない。
自分だって先生がいなかったら、どうなってたか分からない。
ジョーを監獄に入れたら、余計に悪くなる。」
と言われ納得したヘティは、ジョーの世話を、またしてもジャネットに命令。

「死んでもお断りです!
何でも言いなりになると思ったら大間違いですからね。
あの子をうちに置けって言うんなら、あたし達出て行くわ!」とジャネット…
当然ですよ。
そんな大人達の言い争いを尻目に、アボンリーを去って行くジョー。

何はともあれ、困ったそっくりさんの出現で、
お互いの大切さを再確認したヘティとセーラでした。

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<第3シリーズ>
第29話「困ったそっくりさん(後編)」(When She Was Bad…2)より

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「困ったそっくりさん」前編

いつまでたっても、子供扱いするヘティに、
セーラの我慢も限界に達しました。

「伯母さんは、あたしを伯母さんみたいに、しようとしてるの。」
「なれっこないよ。なりたくもないし…」(フェリックス)

「“ちっともきれいになってない。フン
汚れた鍋は、ペストの元なんですってね。
よその奥さんが見たら、何て言うか。どこで育ったの?豚小屋?…”
もう、どうしたらいいか分かんない! 何やったって叱られるんだもの。」

「…いやな服、無理に着せられて…
このドレスなら、裾が調節出来るから、何年でも、もつわ。
大学生になっても、結婚しても、死んでも着られるのよ…”」

と、みんなに愚痴るセーラ…

セーラは、瓜二つの少女・ジョーにそそのかされ、家出を決行。
ハリファックスに行くガスに、強引に同行してしまいました。

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<第3シリーズ>
第28話「困ったそっくりさん(前編)」(When She Was Bad…1)より

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「アボンリーへの道」のメーキング

「Road to Avonlea」の舞台裏(メーキング)の動画です。
(私には)何と言ってるのか解らないのが残念ですが…
ファンにとってメーキングは、“見たくもあり見たくも無し”ですね。

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「オリビアの結婚」

「はっきり言っておくけど、式のことに口出しするつもりはないの
私は誓ったの。最初から一切干渉しないって。ちゃんと守ってるわ。」

と言っていたヘティですが、
内気なジャスパーを気遣ったオリビアが、駆け落ちしようとしたことで、
一切を取り仕切ることを宣言。

ウエディングドレスも着ない、ごく内輪の式にしたかったオリビアなのに、
ヘティは教会の式を予約し、豪華なドレスを注文してしまったうえ、
ジャネットに断りもなく、キング農場での盛大な披露宴を決めてしまいました。

オリビアには、
あたしとジャスパーだけ離れて座るなんていやだし、
みんなから、見つめられるなんて、耐えられない

嘘よ、あたしの為だなんて
立派な式にこだわるのは、自分の満足の為じゃない
そんなに、こだわるんだったら、もう、いっそのこと自分が挙げれば!!
と言われてしまいます。

ジャスパーが堪えられるか心配だったオリビアに、彼の返事が素敵でした。
「オリビア、明日は人生の中の、たった一日に過ぎないんだよ。
そりゃあ、まあ、大変な事は大変だけど、たった一日なんだから、大丈夫さ。」
二人が上座に座らされる事にも、
「ア、オ~ア~、イヤ、それもいいんじゃないかな。見晴らしが良くてさ…」

家族中を敵に回しながらも、ヘティの奮闘で素晴らしい式になりました。
“二度とヘティの顔を見たくない。”と言っていたオリビアも、姉に感謝。

「ヘティ…あなたにお礼が言いたくて。
やっぱり、ちゃんと式をやって良かったわ
家族の誰からも祝福されずに結婚していたら、きっと後悔していたでしょうね。」
「でも、あんなに苦労するなら、駆け落ちを止めるんじゃなかったわ…」(ヘティ)

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<第3シリーズ>
第27話「オリビアの結婚」(Ties That Bind)より

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「氷上の熱戦」 (2)

スケートが出来ないために、チームのお荷物状態のセーラと、
マタニティーブルーのジャネットとの会話が、感動的でした。

セーラ     「スケートしたくないの。上手くならないし…」

ジャネット 「簡単に諦めるなんて、あなたらしくないわ。

セーラ     「あたしは、チームに必要無いのよ。
               みんな、すぐ邪魔扱いして…下手とか、のろまとか言うの…」

ジャネット 「人が何を言おうと、気にしないの。
              悪口なんかに、耳を貸さないこと。
               気にしてたら、何にも出来やしない。自分にもっと自信を持って…」

セーラ     「伯母さんみたいに、自信無いのあたし…」

ジャネット 「セーラったら…誰にも分からない…」

セーラ     「どうしたの?…泣いたりして」

ジャネット 「人にはもっともらしいこと言っても自分は、まるで自信が無いのよ。」

セーラ     「何がなの?」

ジャネット 「何もかも10年近く子供を産んでないし、とっても怖いの。

セーラ     「いいえ、大丈夫よ。」

ジャネット 「赤ん坊の世話って大変なのよ。育て方も忘れてしまったわ。

セーラ     「忘れてないわ。

ジャネット 「三人の子供の世話も、ろくにしてないのに…」

セーラ     「ちゃんと見てるわ。素敵なお母さんよ。

ジャネット 「本当にそう思ってくれる?」

セーラ     「ええ、もちろん!理想のお母さんよ。
               助けてくれる人もいる。
               アレック伯父さんは、頼りになるお父さんだし
               フェリシティは、赤ちゃんの面倒を見るって、張り切ってるし…」

ジャネット 「ありがとう、セーラ。
               あなたに言われて、気分がとても楽になったわ。」

セーラの頑張りでチームは勝利し、ペグの暮らす森は守られた上、
キング家の四人目の赤ちゃんも、無事に産まれました。

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<第2シリーズ>
第26話「氷上の熱戦」(Misfits and Miracles)より

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「氷上の熱戦」 (1)

学校に、ミス・ステーシーがやって来て、
体育の重要性をヘティに説くのですが、二人の意見は、またもや平行線。

教室に、なぜかアンドルーがいます。
ダウハウジー大学教授のお父さん(ロジャー)と暮らしているはずなのに…

ミュリエル 「…スポーツに勝ち負けは付きものです
               でも、勝つことより、スポーツマン・シップが大事です。」

ヘティ      「結構ね。さぞかし、アイスホッケーで、協力精神とやらが
               養われるでしょうよ…
               はっきり言って、私は競い合うスポーツは、嫌いだし、
               この学校では採用しませんよ。」

ミュリエル 「…健康な体は、健康な精神を育てる。それは確かよ
                手伝い仕事は、チーム精神や、協力の心を培いはしないわ。」

ヘティ      「チーム精神?
               聞こえはいいけど、でも、相手を打ち負かそうっていう
               スポーツは、人間の嫌らしい面を引き出すだけよ。
               絶対、賛成出来ないわ。」

ヘティ     「…勝った負けたなんて、野蛮よ。

正反対のタイプの二人ですが、実は親友なんですね。

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<第2シリーズ>
第26話「氷上の熱戦」(Misfits and Miracles)より

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「ある母の愛」 (5)

コンテストの優勝発表の日、会場に行きたがらないセーラ…

セーラ 「あたし、伯母さんに対する気持ちを、みんなに言いたかったの…
          他の子達に負けずに…」

ヘティ  「だったら、コンテストや優勝に、こだわることないでしょ。
           私達が、お互いにとって何なのか。
           大事なのはそれだわ。
           私達は、他のどの母と子に比べても、充分に資格はあるわ。
           そうよ、だって、他の親子は、否応なしに親子だけど、
         私達は、お互いを選んだのよ。

優勝は、応募してないはずのセーラの作文!
反省したフェリシティが、代わりに送ってくれたのでした。

~セーラの作文コンクール『素敵なお母さん』より抜粋~
『私が目を覚ますと、大好きな人がいます。
夜、目を閉じる時も、そこにいてくれます。
その存在が慰めです。光です。
また、恐い時にしがみつく岩でもあります。
その人は私の誇り、避難所、そして道しるべです。
母の愛は広く純粋で温かです。
母の愛は知恵に溢れ、決して涸れない泉のようです。
私を産んでこそいませんが、母のように愛してくれるのです。』

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<第2シリーズ>
第25話「ある母の愛」(A Mother's Love)より

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「ある母の愛」 (4)

フェリシティから、「ヘティ伯母さんの事を書くのはルール違反」
と言われて傷付いたセーラは、
フェリシティとサリーが、同じ病院で、同じ日の同時刻に産まれだったと知り、
フェリックスと組んで、仕返しを企てます。

それが大騒動に発展し、セーラは苦境に…
でも、ヘティ伯母が見事に解決。さすが!!

へティ       「そ~、一番簡単なのは、あなた(ジャネット)と、
       クララ(ポッツ夫人)が、お互いの娘を交換することね。」

ジャネット&クララ 「そんな!!」

ジャネット  「ひどい! そんなこと、どうして出来るの
               あたしが、あの子を大事に大事に育てたのは
               他人に渡す為じゃないのに…」

クララ   「あたしだって、サリーを渡すのは嫌よ!」

ジャネット  「どう書いてあろうと、関係ないわ
       産んでも産まなくても私の子です。」

ヘティ       「まっ、それじゃ、母と子の、神聖な絆はどうなの?
       あなた達、言ったはずでしょ?
       どんな結び付きより、尊く強いものだって…」

ジャネット  「いいえ、そんなことないわ。
       母親って、ただ産むだけのものじゃないわ!

ヘティ       「そうなの?」

クララ   「そうよ! 産むだけのものじゃないわ。
       長い間あの子を愛し慈しんできた、そのことが大事なんじゃない!

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ポッツ夫人の娘と聞き、ショックを受け、
自分の顔を、両親の写真や、弟、妹の顔と見比べるフェリシティ…
サリーの方は、逆に喜んでいましたが…

<第2シリーズ>
第25話「ある母の愛」(A Mother's Love)より

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「ある母の愛」 (3)

未婚のヘティと、身重(4人目)のジャネットとのバトルが面白いです。

ヘティ    「まっ、簡単に言うのね。
       どっちだか(胎児の性別)、誰にも分かるはずないじゃない。」

ジャネット 「あら、本能的に判るのよ。それが母親ってもの。

ヘティ    「それは、おかしいわ。
              私は知識として知ってるけど、お腹の赤ちゃんの性別を知る方法は、
              まだ見つかってないのよ。どんな学者によっても…」

ジャネット 「それは、学者が母親じゃないからよ。
              出産って、母親の特権ね。
              これは子供を産んだことのない人には分からないけど、
              母と子の絆って、特別なもんですもの。」

ヘティ     「お母さん達って、母の特権とかの上にあぐらをかいている傾向がありね。
             子供を育てるのは、本能だけじゃ出来ませんよ。
             母親には、たくさんの務めがあると思うのよ。
             良い環境作りをすることもそう。教育をすることもそう。
             そして、立派な大人に育つように躾ける。
      フンッ!、ただ産むだけじゃねえ…」

ジャネット 「ただ産むだけですって! ヘティったら!
              出産て、人間の根源に関わる、尊い行為よ。
              素晴らしい感動と喜びがあるの。分からないでしょうけど!

どちらも間違っていません…

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<第2シリーズ>
第25話「ある母の愛」(A Mother's Love)より

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「ある母の愛」 (2)

大らかな母ジャネットと、しっかり者の娘フェリシティの会話が面白いです。

フェリシティ 「『すてきなお母さんという呼び方は、私の母にこそ、ぴったりです。
        いつも母を見ていて、そう思います…』」(作文を読む。)

ジェネット  「あら、どうしましょ。」

フェリシティ 「…何度も気をつけてって言ったでしょ。
        ガラス類は濡れたまま、ほっとくと、水滴の跡が付くの。」

ジャネット  「コップくらい何なの。いつか、あなたにも分かるわ。
        家庭を持つと、することが山ほどあって
        コップ磨きばかり、してられないのよ。」

フェリシティ 「今、お母さんが言ったことは、作文には書かない。
        コンテストに勝ちたいんですもの。」

ジャネット  「張り切ってるのね~、素敵な娘のコンテストみたい…」

フェリシティ 「汚れたコップより、
        きれいなコップで飲む方がおいしいんじゃない?

        勿論あたし、家事を手抜きするってことは書かなかったわ。」

ジャネット  「思いやりがあるのねえ。」

仕事で二日間留守にするアレックが、
「…いいね、みんなで、お母さんを大事にしてくれよ。
ジャネット、あんまり働き過ぎちゃいけないよ。
家事はフェリシティにやらせればいい…」と言いました。

「『家事はフェリシティにやらせればいい』…分かってないわ
あたし、普段だって、ちゃんとやってるのに…
お母さんは、いつも手抜きするの

きのうなんて、部屋の隅に、綿ぼこりがあったのよ。」
とセーラに言い付けたのでした。

何気ない父親の一言が、娘を傷付けてしまうことも…

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<第2シリーズ>
第25話「ある母の愛」(A Mother's Love)より

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「ある母の愛」 (1)

今では、セーラとヘティの関係は、母と娘のようです。

セーラ 「風邪って嫌いじゃないわ。
     寝てれば、ヘティ伯母さんが、ホットレモンを運んでくれるし、
     目が痛いって言えば、本も読んで貰える。

ヘティ 「それで風邪が2週間も長引いたのね。悪い子だわ…」

雑貨店では、フェリシティ達が作文コンクールの話題で持ちきり…
雑誌「母親の友」で「私の素敵なお母さん」というテーマの
作文コンテストがあると言う…

それを聞いたセーラが、“ヘティ伯母さんの事を書く…”と言うと、
みんなから、
“伯母さんは母親ではないから資格が無い”と言われてしまう…

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<第2シリーズ>
第25話「ある母の愛」(A Mother's Love)より

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スノー・ドーム

今時分になると、「スノー・ドーム」を探した頃が思い出されます。

『大草原の小さな家』で、インガルス家の長女・メアリーが、
妹のローラに、「あんた、こういうの好きでしょ?」
と言って渡したお土産はスノードームでした。
(英語では、スノーグローブSnow Globeと言うらしいです。)

雪の降らない地方に暮らす者とって、銀世界は永遠の憧れで、
小さなドームに閉じこめられた雪景色でさえも、ロマンを感じます。

その頃、市内のデパート、オモチャ屋さんなどを探し回りましたが、
サンタクロース、クリスマスツリー、キャラクター物などといった、
如何にも子供向けの物ばかり…
ネットショップなら、色んな種類の品があるにはありますが、
…イメージ通りの物は見つかりません…

私の欲しいスノードームは、ローズコテージ!
…クレーン船長の(後にガス・パイクの)灯台も素敵です。

器用だったらなら、手作りするのに…

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「大女優がやってきた」 (3)

セーラとフェリシティは、恋いに悩むパットとセオドーラを応援しました。

ヘティ    「その『可愛い人』っての、やめなさい。
            それと、余計なお節介も
            人のことに口を挟むのは、間違ってます
            とにかく、パットの事は構わないで。
            大人の問題に、口をつっこむんじゃないの。」

女優にとっては顔が命。ヘティ伯母さんとは大違いです…

ピジョン  「いいこと、女優になるなら、顔は財産よ。」
セーラ    「ヘティ伯母さんは、美しさは心にこそあるって。」
ピジョン  「そっ!クレオパトラも牛乳風呂に入ったの。
             構わないと、ヘティ伯母さんの肌になってしまう
             一日一度の牛乳風呂は、お肌を赤ちゃんみたいにするわ。」

セーラ   「宿題はいつでも出来るって、ピジョンは言うの。
            今は、あたしの特別な才能を、花開かせる時だって。」、
ヘティ    「おやっ、はっ、つまり、鼻が天井を向いているピジョンだけに
            花(鼻)開かせることが出来るってわけ…?」

大女優のピジョンと、ベテラン教師のヘティ伯母さんは正反対。
自分第一のピジョンも、セーラに意見されて反省し、
アボンリーの発展委員会のために、一役買いました。
ヘティ伯母さんもセーラ達に影響され、オヤジギャグ(?)を言うまでに…

ヘティ    「さあ、似合うわよ。美女ですもの…
     あっ、ピジョン、ハハ~美女とピジョン、
     あっ、語呂合わせよ。ハハ…

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<第2シリーズ>
第24話「大女優がやってきた」(It's Just a Stage)より

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「大女優がやって来た」 (2)

ピジョン  「いいこと、芝居の役以外では、女優は泣いてはいけないわ。
              泣くと目は腫れ上がるし、鼻は赤くなる。
             人前に出せる顔じゃなくなるの。
             私のモットーは、
             『涙は、お金が払われてこそ、流す価値がある。
             …私は、涙が涸れる程、泣いていまったけど…」

セーラ   「ピジョンはエチケットの本なんか必要無いわ。
            何をしても決まってるんだもの。生まれつき完璧なの。」
ヘティ    「まったく! 完璧な人なんて、いませんよ。
             少し興奮し過ぎよ。落ち着きなさい。お茶を飲むと良いわ。うん?」

セーラ   「伯母さま、お茶は腎臓に良くて、利尿作用がありますわ。
            でも、フェリシティの所へ急ぎますので…」

ヘティ   「まっ!セーラ・スタンリー!
           若い娘が、『利尿作用』なんてこと、口にすべきじゃ
           すべきじゃないわ…」

すっかりピジョンに影響されたセーラに、ヘティ伯母さんもお手上げ状態です…

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<第2シリーズ>
第24話「大女優がやってきた」(It's Just a Stage)より

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「大女優がやって来た」 (1)

セーラの従姉妹で、大女優のピジョン・プラムトゥリーが
アボンリーにやって来ました。
でも、ヘティは女優という職業を否定していました…

ヘティ     「女優ってのは、私認めないの。
      フッ!!世の中の役にも立たない存在よ。

オリビア  「演ずることも立派な職業だわ。
      学校で子供達に詩の朗読をさせるけど、あれも演技のうちよ。

ヘティ     「い~え、詩の朗読は演技とは違います。
      私はあくまで記憶力の勉強として、やらせてるの。
      別物ですよ。
      俳優って、人を騙す仕事でしょ! 
      他の誰かに成り済まして、お金儲けするなんて、
      詐欺に近いじゃないの。

ピジョンがローズコテージに到着し慌てる一同…
ヘティ     「あ~待って~ このローズコテージの主人は一応私です!
      私が出ます!

さすが大女優、褒めてるのか、けなしてるのか…
ピジョン 「あ~、ここがローズ・コテージなのね。
      なんて、こぢんまりと可愛いお家なのかしら。
      心地よいお部屋。狭いけど、その分落ち着けそう。
      まぁ~、家具も押し合いへし合いだけど
      上手に収まってるじゃありません~

そして、かなり図々しい…
ピジョン 「…分かるの、この感じ…これって酷い頭痛の起こる前兆なの。
      ねぇセーラ、さっきチョコレートがあるって言ったわね。
      チョコレートは、頭痛にとても効き目があるんだけどねぇ…」

ヘティ     「いいわ、セーラ、チョコレートをあげて。
      …チョコレートを惜しんで頭痛になったなんて言われたくないわ。

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<第2シリーズ>
第24話「大女優がやってきた」(It's Just a Stage)より

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「動かぬ証拠」 フェリシティ&セーラ

フェリシティ 「これ聞いて! 
        『イビキ男は退屈です
        でも、それに文句を言う女は、もっと退屈ですよ
        あなたのご主人は、その文句にウンザリして
        眠りの中に、逃げ込むしかないのです・・・』
セーラ    「その先、『文句をやめたら、イビキも止むでしょう。』」
フェリシティ 「それいいわ!」

セーラとフェリシティは新聞作りを始め、
<X夫人の相談室>コーナーの記事集めをしました。
でも、セーラの書いた原稿が、間違ってオリビアの原稿に混ざり、
アボンリー新聞に載ってしまったから大変…!
(活字を組む段階で気付かなかったのでしょうか?)

~キング夫妻の会話~
ジャネット 「…アレック…ちょっと、アレック! 呆れた!
                あたしが、やっと食器の後片づけが終わって、
                あなたと、ゆっくり話をしようと思っても、もう眠ってる。
                いい身分だわね。
                体を休めなきゃいけないのは、あたし(妊婦)の方よ。」
アレック  「私が眠ってた? 冗談じゃない…」
ジャネット 「だって、イビキかいてたわ。毎晩同じじゃない。
                あたしが話をしようと思うと、椅子に腰掛け、メガネをずらして、
                イビキかいて寝てるんだから。」

どこの国でも同じですね。

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<第2シリーズ>
第23話「動かぬ証拠」(Dreamer of Dreams)より

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「動かぬ証拠」 ヘティ

あなた方がジャスパーを、どう思うと関係ないわ。
オリビアの問題でしょ! 
私にだって干渉出来ないことよ。
言えるのはそれだけね。
さあ、下らないお喋りをしていたら、きりがないわ。

オリビアの婚約者ジャスパー・デールは発明家、
でも、発明品は失敗続きで、町中の笑い物になってしまいました。

ローズコテージに来ていたポッツ夫人とスペンサー夫人にも、

「オリビアが可哀想…損なクジ引いたわ…
エドウィン・クラークと比べたら、ジャスパーはカスだわ、
…夢じゃ食べていけないのよ。
ジャスパーさえいなければ、オリビアは、お金持ちの奥さんになれたのに…」

と言われてしまいます。
ジャスパーがドアの外で聞いているのも知らずに…

オリビアがジャスパーと婚約した事を、快く思っていなかったヘティですが、
他人に、ここまで侮辱されたら、黙ってはいられないでしょう。

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<第2シリーズ>
第23話「動かぬ証拠」(Dreamer of Dreams)より

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「海賊の金貨」 アレック

私は、何より安らぎが欲しいね。
静かで穏やかな夜は、金貨より、ずっと価値がある。

島には海賊の宝物が隠されているという。
宝の地図の半分を持っているイジーケル・クレーン船長を、
もう半分を持つボーデンが狙う…

一方キング家では、セーラが、灯台付近で古い金貨を見付けたことから、
“ヘティ+セーラ”と、“ジャネット+フェリシティの二組は、
地図を手がかりに、先祖が埋めたという宝物を探し始める…

でもアレックは、形振り構わぬ女性達の争いに冷ややかでした。
“あるわけ無い”と思っていたから…

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<第2シリーズ>
第22話「海賊の金貨」(All That Glitters)より

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アボンリーのCD

アイリッシュ音楽を聴くと、「アボンリーへの道」を思い出します。
サントラ版があると知れば、買わずにはいられません。
当然買いましたよ。もう、5~6年も前ですが…

その名も、
Road to Avonlea...The Original Series Soundtrack』!
…迂闊でした…
アボンリーの作曲家は一人では無かったことを、忘れていたのでした。

購入したアルバムは、ドン・ギリスの曲だけで、
オープニング曲や、ガスのテーマ、
一番好きな「町はお祭りムード」のテーマなど、
お目当てが無かったからガッカリ…

ガスのヴァイオリン(オリジナルは英語なので「フィドル」と言ってます。)
イジーが弾いている「Lonely Hearts」が聴きたかったのに・・・

ところが、つい最近、私に思いがけない贈り物が届いたのです。
お陰で、いつでも好きな時に聴けて、その度に癒されています。

ところで、アボンリーのサントラ版のジャケット写真ですが、
ジェネットが写っていませんね。

この写真は、第27話「オリビアの結婚」の記念写真のシーンで、
(日本ではカットされてました。)勿論、ジャネットも写っていて、
少し退けば入ったというのに、サリバンって大胆ですね。

でも、もっと凄いのは、左右が逆転していることなのです…
(拡大して、フェリックスのジャケットの合わせに注目!)
それに、主役のセーラやヘティが目立っていないし、
結婚式の記念写真なのに、新郎新婦が、あの位置というのも…

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        こうなるはずでした…実際は…

ちなみに、アボンリーの音楽家は、
ハーグッド・ハーディ(Hagood Hardy)
ジョン・ウェルズマン(John Welsman)
ドン・ギリス(Don Gillis)
マイケル・コンウェイ・ベーカー(Michael Conway Baker)
ミカエル・ダンナ(Mychael Danna)
クリストファー・デドリック(Christopher Dedrick)…です。

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「灯台の悪人」 レイチェル

少しばかり成績がいいからって、かばい立てしない方がいいわ。
ちょいと利口っていうのが、悪いことするものよ
。」

無くなったジャネットの指輪は、ガスが持っていました。
レイチェルは、ガスが犯人と決め付けましたが、
セーラは、「ガスはそんなことする人じゃない!」…当然ですよ!

ガスの父、エイブ(エイブラハム)・パイクが、脱獄してアボンリーに…
エイブは、ガスを悪の手先にしようと、
盗んだ指輪を、「お前の母親の結婚指輪だ」と渡したのですが、
内側には、“J.K.”のイニシャルが彫られていました。

ジャネット以外の人が置いたとは思えませんが、
なぜ、あんな所に、ジャネットの結婚指輪があったのでしょう…?
それに、外にあったあの蠅帳みたいな戸棚はなに…?
パイを冷ます為の物でしょうか…?

ラストシーン、セーラの
「ジャネット叔母さんが、『パイを焼いたから食べに来て』って言ってた。」
に、ようやく笑みを浮かべたガス…疑いが晴れて良かったですね。

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ところで、
ガスは、第2シリーズ、第14話「フェリシティの初恋」が初登場でした。
その時アレックは、「島の人間では無いな」と言っていましたが、
第15話「のろわれたバイオリン」では、ヘティが、
「あなたのお父さんは・・・」と話していました・・・?
灯台も、第1シリーズのものとは別でした。

<第2シリーズ>第21話「灯台の悪人」(The Sea Ghost)より

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アボンリーの動画

日本での「アボンリーへの道」は、毎回必ずカットされていましたが、
やっぱりノーカットで見たいですよね。

取り敢えず私は、You Tubeから、ノーカット版をダウンロードして見ています。
(「言葉の壁」がありますが…)

前回の再放送の時に放送されなかった「あこがれの人」も、
ダウンロードして見ましたが、
「イライザおばさんの訪問」は、投稿者がしないようで、
残念ながら、見ることが出来ませんでした。
(探し方が足りなかったのかも…?)

最初の放送の時に見たので、大体は憶えていますが、
それでも、もう一度見てみたいですよ。
イライザおばさんとジャネットの、泣けるお話でした…

「あこがれの人」には差別用語があったと聞きますが、
「イライザおばさんの訪問」は、何が問題だったのでしょう?
断り書き付きにするとか、音声を消すとかして放送して欲しかったのに…

動画の検索は、road to avonlea の後に、タイトルの原題を入れればOK!
たとえば、「あこがれの人」だったら、road to avonlea moving on です。

タイトルの原題が分からない方は、アボンリーのタイトルをどうぞ。

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『黄金の道』

『ストーリー・ガール 』の続編の、
『黄金の道 上下』(木村由利子・訳 篠崎書林)のタイトルです。

20081018

『黄金の道』(The Golden Road)
<上>
01.「新たな門出」 (A New Departure)
02.「精神一致何事かならざらん」 (A Will, a Way and a Woman)
03.「クリスマスの竪琴」 (The Christmas Harp)
04.「新年の誓い」 (New Year Resolutions)
05.「『われら』誌創刊号」 (The First Number of "Our Magazine")
06.「イライザ大おばの訪問」 (Great-aunt Eliza's Visit)
07.「いとこマティーを訪ねて」 (We Visit Cousin Mattie's)
08.「ペッグ・ボウエンとの一夜」 (We Visit Peg Bowen)
09.「『われら』誌 二、三号抜粋集」
   (Extracts From the February and March Numbers of "Our Magazine")
10.「パディーの失踪」 (Disappearance of Paddy)
11.「魔女のウィッシュボーン」 (The Witch's Wishbone)
12.「メイフラワーの季節」 (Flowers O' May)
13.「意外な報せ」 (A Surprising Announcement)
14.「放蕩者の帰還」 (A Prodigal Returns)
15.「髪の一房」 (The Rape of the Lock)

<下>
16.「ユーナおばさんの物語」 (Aunt Una's Story)
17.「オリビアおばの結婚式」 (Aunt Olivia's Wedding)
18.「セアラ・レイのすけだち」 (Sara Ray Helps Out)
19.「星空の道」 (By Way of the Stars)
20.「『われら』誌抜粋集」 (Extracts From "Our Magazine")
21.「ペッグ・ボウエン教会に現わる」 (Peg Bowen Comes to Church)
22.「ヤンキー・ストーム」 (The Yankee Storm)
23.「伝道のイロイン」 (A Missionary Heroine)
24.「衝撃の事実」 (A Tantalizing Revelation)
25.「ぶきっちょさんの恋物語」 (The Love Story of the Awkward Man)
26.「ブレアおじの帰郷」 (Uncle Blair Comes Home)
27.「かくて時は過ぎ行く」 (The Old Order Changeth)
28.「アルカディアへの道」 (The Path to Arcady)
29.「友よさらば」 (We Lose a Friend)
30.「予言」 (Prophecies)
31.「『われら』誌終刊号」 (The Last Number of  "Our Magazine")
32.「別れの夕べ」 (Our Last Evening Together)
33.「去りゆく少女」 (The Story Girl Goes)

※ 17. オリビアおばは、アボンリーのオリビアではない。
     18. セアラレイは、アボンリーへのクレミー・レイ。
     25.  “ぶきっちょさん”は、ジャスパー・デイルのあだ名。
     26. ブレアおじは、セアラ(アボンリーのセーラ)の父ブレア・スタンリー。

原題はこちらにあります。→「アボンリーへの道」の原題

<The Golden Road>(英語に堪能な方、原書で読めます。)
http://www.gutenberg.org/files/316/316-h/316-h.htm

|

『ストーリー・ガール』

『ストーリー・ガール 上下』(木村由利子・訳 篠崎書林)については、
以前にも、二度書きましたが、タイトルの原題を調べてみたところ、
「アボンリーへの道」の原題と同じものが、いくつかありました。

20081017

『ストーリー・ガール』(The Story Girl)
<上>
01.「ふるさとの家」 (The Home of Our Faters)
02.「ハートの女王」 (A Queen of Heats)
03.「果樹園の伝説」 (Legends of the Old Orchard)
04.「高慢ちき姫のウェディング・ベール」
  (The Wedding Veil of the Prond Princess)
05.「ピーター教会に行く」 (Peter Goes to Church)
06.「黄金の一里塚の謎」 (The Mystery of Golden Milestone)
07.「ベティー・シャーマンはどうして夫をつかまえたか」
  (How Betty Sherman Won a Husband)
08.「幼な心の悲しみ」 (A Tragedy of Childhood)
09.「魔法の種」 (Magic Seed)
10.「イブの娘」 (A Daughiter of Eve)
11.「ストーリー・ガールの苦行」 (THE Story Girl Does Penance)
12.「レイチェル・ウォードの青い長持ち」 (The Blue Chest of Rachel Ward)
13.「古い格言 新しい意味」 (An Old Proverb with A New Meaning)
14.「禁断の実」 (Forbidden Fruit)
15.「ダンは反抗期」 (A Disobedient Brother)
16.「幽霊の鐘」 (The Ghostly Bell)
17.「プディングの味」 (The Proof of the Pudding)
<下>
18.「キスはどのようにして発見されたか」 (How Kissing Was Discovered)
19.「恐怖の予言」 (A Dread Prorhecy)
20.「審判の日曜日 (ジャッジメント・サンディ)」(The Judgment Sunday)
21.「夢みる人々」 (Dreamers of Dreams)
22.「夢の記録」 (The Dream Books)
23.「夢はそんなものでできている」 (Such Stuff as Dreams Are Made on)
24.「呪われたパット」 (The Bewitchment of Pat)
25.「苦い杯」(A Cup of Failure)
26.「ピーター心に訴える」 (Peter Makes an Impression)
27.「苦りんご我慢競べ」 (The Ordeal of Bitter Apples)
28.「虹のかけ橋」 (The Tale of the Rainbow Bridge)
29.「恐怖の影」 (The Shadow Feared of Man)
30.「手紙の花束」 (A Compound Letter)
31.「光と闇のはざまで」 (On the Edge of Light and Dark)
32.「青い長持ちが開く日」 (He Opening of the Blue Chest)

※ 15. ダンは、フェリシティー(アボンリーのフェリシティ)の兄(弟ではなく)
           ダニエルの愛称です。

The Story Girl >(英語に堪能な方、原書で読めます。)
http://digital.library.upenn.edu/women/montgomery/story/story.html

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「アレックに乾杯」 アレック

君達は農業をよく知ってるのか?
だったら、自分達で農場経営をしてみればいい

この際はっきり言っておこう
お前の専門は学問、私の専門は農業だ。
お前の専門に干渉するするつもりはない。
そして、干渉されるのも御免だ。

優秀な弟ロジャーは、アレックの農業に口出しするだけでなく、
無断で搾乳機を購入し、その結果、乳牛の具合が悪くなってしまいました。

やっぱり、「餅は餅屋」ということですね。

2004 2005 2006

<第2シリーズ>
第20話「アレックに乾杯」(Family Rivalry)より

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「アレックに乾杯」 ジャネット

「ヘティったら、
『食べ物の方は、あなたお願いよ』って
あの人、すぐ人に頼むのよ。
こんどのパーティでもそう早く終わらないかしら
『心配するな』って、言う方は楽よ。何もしないんだから…」

2001 2002 2003

アンドリューの父で、地質学者のロジャーがアボンリーに帰ってきました。
優秀な弟が自慢なヘティは、歓迎パーティーを開くと言い出しましたが…

ジャネットの気持ち、よ~く分かります。
ジャネットの様な『縁の下の力持ち』がいるからこそ、何事も成功するんですよね。
取り仕切るタイプの人って、指図するだけですからね。

しかも、期待通り出来て当然、少しでも意に反すると、文句ばかり言われてしまう。
「じゃ、自分でやってよ。」と言いたいけれど、
一言言えば、10倍になって返ってくるのが分かるから、
結局、何も言えないのですよ。

<第2シリーズ>
第20話「アレックに乾杯」(Family Rivalry)より

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「二人の求婚者」 ジャスパー

セーラとフェリックスは、オリビア叔母さんの結婚相手には、
ジャスパーこそが相応しいと、知恵を絞ります。

よき人は夜のように美しい。
星の瞬く薄墨色の夜のように、中に際立つ漆黒の輝き、
それは、夜空の星に似た、二つのひとみ
…」
オリビアを想って呟くジャスパー…

「君に選んで欲しいいや~違う君に聞きたい
いや違う承知して欲しいその~オリビア僕と結婚して欲しい…」
セーラに励まされ、ようやくプロポーズしたジャスパーに、
オリビアが返事をしようとしたその時、
フェリックスの友達のテディが、古井戸に落ちたとの報せが…

「…汽車の切符は、無理すれば二枚は買えるだろう
金はないが、僕の愛情だけは、たっぷりある…」
(2度目のプロポーズの言葉)

オリビアが選んだのは、勿論、金持ちで不誠実な昔の恋人エドウィンではなく、
お金も職も無いけれど、誠実なジャスパーでした。

1911 1912 1907 1908

<第2シリーズ>
第19話「二人の求婚者」(May the Best Man Win)より

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アボンリーのアルバム

アボンリーへアルバム(Felicity & Gus)を作りました。

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「二人の求婚者」 ペグ&フェリックス

人の心を、自由に操る魔法を知ってると思ってんだね。
知ってたら、あたしは結婚してるよ。
ハハハ
今頃どっかの令夫人さ。」

運命が、二人の道を引き離してるんだろう。
丸い穴に四角い石は通せないのさ。どんな魔法でもねえ。

セーラとフェリックスは、オリビア叔母さんが結婚相手にジャスパーを選ぶよう
魔女のペグ・ボウエンに相談に行きます。

ペグは、“オリビアが飲むと最初に出会った独身と男性と婚約する”という
怪しげな飲み物をくれました。

味見したセーラの目の前にはフェリックスが…
オリビアが飲んだ直後に会ったのもフェリックス…

二人の女と婚約しちゃったんだ、お父さんに何と言うのさ!?」
笑えました!

1905 1906 1909 1910

<第2シリーズ>
第19話「二人の求婚者」(May the Best Man Win)より

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「二人の求婚者」 オリビア&セーラ

オリビアの昔の恋人エドウィン・クラークがアボンリーに帰郷し、
高価な花やチョコレートを、オリビアに贈ってきます。
でも、セーラとフェリックスは、彼の不実を知っていました。

オリビア叔母さんを愛してたなら、なぜ、他の人と結婚したの?
そうよ、ジャスパーさんだったら、ヘティ伯母さんに駄目って言われても、
オリビア叔母さんを愛し続けるわ。」(セーラ)

1903 1904

贈り物なんかで、心を動かされないわ
ただ、初めて恋した相手って、そう簡単には、忘れられないものなの
会ってると、あの頃に戻ったような気持になるわ。」(オリビア)

でも、今はあの頃じゃないし、昔は取り戻せない。
今のエドウィンを愛せるの?あの人をよく知らないでしょ?」(セーラ)

セーラたちの応援で、オリビア叔母さんは、幸せな結婚ができました。

<第2シリーズ>
第19話「二人の求婚者」(May the Best Man Win)より

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「二人の求婚者」 ヘティ

かつて、オリビアと恋人エドウィンを、
彼が貧乏という理由で、仲を裂いてしまったヘティですが、
セーラにも…

あなたも覚えておくのよ。
年頃になって恋をした時、夢中になって、自分を失ってはいけないってこと。
そうなのよ、将来性のない相手とでは、結局は幸せになれないわ。

(確かに一理あるけど…)

アボンリーに戻ったエドウィンは妻を亡くしていました。
しかも、お金持ちになって…
すると、ヘティはオリビアに、

私は何も干渉しないわ。
あなたの人生はあなたのものだし、
あなたが幸せを掴んでくれるように、それだけを今は願ってるわ。
正しい相手を選んで欲しい。

ヘティが言いたい、“正しい相手”というのは、あくまでエドウィンであって、
決してジャスパーでは無いのです。
…なんともはや!

1901 1902

<第2シリーズ>
第19話「二人の求婚者」(May the Best Man Win)より

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「はるか昔の恋」 ヘティ

「ほらね~ 心配すること無いって言ったでしょ。
このチャンスは掴まないと。
掴まないと、きっと後悔するわ。
引っ込み思案は駄目よ。
セーラも覚えておきなさい。フンッ!

オリビアの頑張りで、「アボンリー新聞」が立ち直りました。
経営者のタイラーさんも、実力を認めてくれ共同経営者にと言ってくれました。
前言とは正反対なヘティ伯母さんの言葉に、セーラとオリビアは苦笑い…

1807 1808 1809

事実って、そういうものよ。
見かけとは随分違うの。

ロムニーの秘密を知らない町の人達は、想像だけで噂話をしていました。
…どこの国でも同じですね。

<第2シリーズ>
第18話「はるか昔の恋」(Old Quarrles,Old Love)より

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「はるか昔の恋」 ヘティ

「アハハ~、新しいものに偏見を持つのは駄目!
そうよ~ この町の他の人達もね~
みんな心が狭いの。想像力が無いのよ
悪いことに、それを誇りにしてる。フンッ!

1804 1805 1806

昔の恋人、ロムニー・ペンハローに挑発されたヘティは、
「あなたに出来ることは私にも出来るの。もっと上手にね。」
と自動車の運転をして帰宅。

それを見たセーラとオリビアは
「あんなに自動車を嫌っていたのに!」と仰天…
でもこの言葉、そっくりそのまま、ロムニーからの受け売りなのですが…

<第2シリーズ>
第18話「はるか昔の恋」(Old Quarrles,Old Love)より

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「はるか昔の恋」 ヘティ & オリビア

オリビアが記者をしている「アボンリー新聞」が経営難から閉鎖の危機に…
「自分で新聞を出したらどう?お金なら少しはあるから…」と言うセーラに、
「問題はお金じゃ無いの。新聞社をやる知識がまるで無いの。」とオリビア。
そこで、ヘティが…

ヘティ     「一つ忠告しとくけど、
           もし不安なり、疑問なりがあったら、やらないのが一番よ…」
オリビア  「でも、気が進まないとか、不安だからって、じっとしていたら
              何も出来ないわ
       …思い切ってやらなきゃ、何も得られないわ。」
ヘティ     「…思い切ってやる程、馬鹿を見るのよ。
      分かってない!

オリビア  「違うわ。馬鹿なのは、怖がって何もやらない人の方よ。」

1801 1802 1810 1803

ヘティの言葉は、人生経験豊富な年長者だからこそ言える言葉でしょうね。
とは言っても、ヘティらしくないですよね。

気が進まないパーティーに出たばっかりに、初恋のロムニーと再会して、
意地を張った結果、町中の人の前で大恥をかいてしまったからなのです。

<第2シリーズ>
第18話「はるか昔の恋」(Old Quarrles,Old Love)より

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「はるか昔の恋」 ヘティ & レイチェル

ヘティ    「女は結婚がすべてじゃないわ
       私は自由を失いたくなかったの

              結婚って、束縛ですものハッ!

レイチェル 「あなた、誤魔化してる
              新しい生活に、飛び込む勇気がなかっただけよ
              自由な生活はいいけど、
              年を取って一人ぼっちってのも、 寂しいんじゃない?

30年以上の間、ロムニー・ペンハローの事で仲違いしていたヘティとレイチェル。
ようやく誤解が解け、仲直りした2人の会話です。

早くに両親を亡くしたヘティは、弟妹の親代わりとなり、
未婚のまま教師を続けていますが、
近所には、気に掛けてくれる弟妹や、頼ってくれる姪や甥もいるので、
ヘティの老後は、決して、独りぼっちにはならないと思いますね。

レイチェルは、夫トマスの亡き後、マリラ・カスバートと暮らしてはいますが、
2人の息子達は遠くにいるため、簡単には会えません。

レイチェルの言葉って、世間では、よく言われますが、
老後の寂しさは、未婚とか既婚とかとは、関係無いようにも思えます。

<第2シリーズ>
第18話 「はるか昔の恋」(Old Quarrles,Old Love)より

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「いたずら天使」 ヘティ

ヘティ     「どうやらあの人、なにか隠してるわね。
オリビア  「何を隠しているのかしら…」
ヘティ     「あなたが新聞記者なら、とことん真実を追究する義務があると
      私は思う。すぐ調べにかかったら?

              …ね~ぇ、分かったこと、教えてよ。」

1710 1701 1702 1703

レイチェルを取材するため、グリーンゲイブルズを訪れたオリビアとセーラ…
セーラは、レイチェルの娘時代の写真の下に隠された、
男性の写真を見つけてしまう…
それは、レイチェルの亡夫・トマスとは別人のものでした。

日頃は、“分別”を口にする厳格なヘティですが、
一応、理屈を付けてはいても、やっぱり、詮索好きの普通の人なのですね。
時々見せる、愛すべきヘティ伯母さんの一面に、可笑しくなります。

<第2シリーズ>
第17話「いたずら天使」(Of Corsets and Secrets and True True Love)より

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「いたずら天使」 セーラ

孤児になった遠縁の双子のデイビーとドーラを引き取ったマリラ…
おとなしくて手の掛からないドーラに比べ、
一時も目が離せないデイビーに、マリラとレイチェルは振り回されっぱなし…

セーラとまだ幼い双子が、納屋で話すシーンでは、
可愛い3人の表情が印象的でした。

セーラ 「いい人は、みんな天国へ行けるの。」
デイビー「天国ってどこにあるの?知ってる?」
セーラ 「きっと、ずっと高いところ。」

1704 1705 1706

ドーラ    「わたしのお母さんも、そこにいる?」
セーラ   「ええ、きっといるわ。」
デイビー「よく、わかんない。お母さんは土に埋められたんだ。
            どうやって、天国へ行ったの?」
セーラ 「きっと途中まで、金色の階段を昇って行ったんだと思う。
            その先は、天使の翼を付けて飛んで行ったの。」

1707 1708 1709

デイビー「天使の翼って、買うと高い?
            僕、天国に行って、お母さんに『帰って』って言いたい。」
セーラ 「デイビーったら…あたしもママが死んだ時、そんな風に思った…
            探せばどっかにいるそんな気がしたの
            …でも、心の中でお話が出来るようになった……
            魔法みたいだけど出来るの。」
デイビー「魔法?セーラは魔法使いってこと?
            そうか、僕にも出来ればいいんだけど、それ、今すぐ出来る?」
セーラ  「デイビー!…お腹が空いて出来そうもないわ。
            サンドイッチ食べましょうよ。…競走よ!」

セーラ役のサラ・ポリー(Sarah Polley)も、
11歳の時に、ガンのため母親を亡くしているので、
演技とは思えず、見ていた私も辛かったです。

<第2シリーズ>
第17話「いたずら天使」(Of Corsets and Secrets and True True Love)より

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「のろわれたバイオリン」 ヘティ

「・・・そう、わざとぼかして書いているのよ
でも行間に自慢している感じが、にじみ出てるわね。
あら探しをするんでしょうよ。
(ミュリエルからの手紙を読んで)

謙虚にしてると誤解されるから、この際一言、言わせて貰うわ・・・
私はただ、ぺらぺら喋らないだけ。」(噂話しの大好きなご婦人方に)

迷える子羊を見つけて、仲間に入れなくてはね。
それが教師の勤めです。
」(噂話しの大好きなご婦人方に)

失礼、詰まらないお喋りをするほど、暇じゃないんでね。
(噂話しの大好きなご婦人方に)

歳は関係ありません。(勉強するのに)遅すぎることはないわ。」
(缶詰工場の経営者に)

「・・・学問は人生を深く豊かにするものです。
学ぶことで、明るい将来がみんなに約束されるのです。

(缶詰工場で働いている少年達に)

私が間違ってたわ。
間違うことなんて滅多にないんだけど、あなたに関しては、私らしくなく、
間違いを犯したようなの。
」(ガスに)

「・・・大抵の人が悪の部分を持ってるわ。
私は違うけど、大抵の人がそうよ。
」(ガスに)

1603 1609 1604 1608

学生時代からのライバル、ミュリエル・ステーシーが、
教育長として、アボンリーに視察に来るという…

自分の実力を見せようと、ヘティは缶詰工場へ生徒を獲得に行きました。
でも、ヘティの言葉に耳を傾けたのはガス・パイクだけ…

ガスのバイオリンは、呪われてなどいないのだし、
主役は、ヘティ伯母さんなのだから、
原題通り、「Aunt Hetty's Ordeal(ヘティ伯母さんの試練)」
の方が良かったのに、と思いました。

1605 1610 1607 1606

<第2シリーズ>
第16話「のろわれたバイオリン」(Aunt Hetty's Ordeal)より

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「フェリシティの初恋」 フェリックス

「『私はなれるかしら、あの人の美しい花に』…
せいぜい、ブタクサってとこさハハァ~
あっ、ガス紹介するよ。お姉さんのフェリシティ
またの名は、『美しい花』なんだ~」
「フェリシティ、その恰好は何なんだ?一体その髪はどうしたんだ?」(アレック)
ほんと、一体その胸はどうしたんだ?」

1506 1507 1508

フェリシティの日記を盗み読んでしまっただけでなく、
ちょうどその場に居合わせたガスに、姉を紹介したフェリックス。

大人っぽく髪をアップにして、胸には丸めた布を入れていたのを、
初対面の男性に見られてしまったフェリシティ…可哀想!

食いしん坊で悪戯ばかりしていたフェリックスでしたが、
成長するに従い、別人のように進化を遂げたのでした。

<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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「フェリシティの初恋」 イライザおばさん

あぁー、赤ちゃんの時は可愛かったのに、
子供って成長すると変わるもんだね。

(久しぶりに会ったフェリシティの顔を見て…)

この子(セシリー)、死人を起こすような声を出してまだ生きてるよ。
でも不思議、どういう訳か、死神は私を除けて通ってるわ。

(セシリーは大叔母さんの耳が遠いと聞かされていたから。)

駆け回っても疲れなかったのは、それは昔のこと、
今や、あちこちガタがくる歳ですよ。

恨まないで、明日の朝には、感謝するわ。

(イライザ叔母さんに、強引に薬を飲まされたアレック、
キング家の主も、イライザ叔母さんには太刀打ち出来ない様子。)

女の気持は、ほっぺたの色に出るもんだよ。
・・・あたしも、あんな頬してた時があった。
相手は、ティモシー・コットン、父は『会ってはならん』て厳しく言ったけどね。
でも会わずにいられやしない。
そう、私って跳ねっ返りだったの。
ティモシーに会いたい気持は、誰にも止められなかったね。
(フェリシティの気持ちを誰よりも理解している。)

あっ、気を落とさないででよ。
いとこのマーティルの旦那も、うちを出たわ。
そうしたら、マーティルの憂鬱病がケロリ
…」
(フェリシティを連れ戻すため、家を飛び出して行ったアレックについて、
ジャネットに…これ、叔母さんの勘違い?それとも、ブラックユーモア?)

1504 1505

ジャネットの母の妹のイライザ・ウォードは、とても毒舌家、
初めは「なんて嫌な年寄りなんだろう!」と思いましたが、
さすがは年の功、言っていることは的を射ているのですよ。

歯に衣着せぬ言い方はしても、実はいい人、そう、ヘティと同じタイプですね。
イライザ大叔母さんの事は「留守番は大混乱」でも話題に上がっていましたよね。

<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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「フェリシティの初恋」 ジャネット

あの年頃の女の子って、すぐ空想したり、憧れたりするの。
ごく普通だわ。

セーラやフェリックスが子供っぽく感じ始めたフェリシティは、
偶然出会った青年デビッドに片思いしてしまい、
クリケットの試合では、デビッドのいる敵チームを応援する…

1509 1510 1511 1512  

また、デビッドに会うため、アレックに禁じられている、
ホテルのダンスパーティー会場へ行って、大失敗をしてしまう。

娘の振る舞いに、呆れ、怒るアレックに対し、
母親のジャネットは、さすが!経験者だからこそ言える言葉ですね。

初恋に破れ、傷つくフェリシティを目の当たりにしたセーラは、
アレックに、こんな名言(迷言?)を…
悲しいことが多くなるなら、大人になりたくないわ。だって損じゃない。

(6月18日の「フェリシティとガス(1)」を参考)

<第2シリーズ>
第15話「フェリシティの初恋」(How Kissing Was Discovered)より

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「パパの死」 アレック

そりゃ、あの時は怒ったよ。
だけど、叔父さんは、フェリックスだって怒る。
悪いことすればね。あの子を愛してるからだ。
もちろんセーラも愛してる

セーラ、君がお父さんのこと思ってる限り、
お父さんは君の心の中に生き続けるんだ。
」(アレック)

伯父さん、ありがとう。でも、誰もパパにはなれないの。」(セーラ)

建国記念日用の花火が駄目になったのは、フェリックスのせいなのに、
アレックから叱られたセーラは、嫌われてしまったと誤解し、
父が待つモントリオールの家に、帰る決心をします。

ヘティ伯母さんに付き添われ、一旦はモントリオールに帰ったセーラでしたが、
父親の事故死で、アボンリーに戻ってきました。

サーカスのインチキ占い師から、“父と霊と話が出来る”と言われたセーラは、
身代金目的で誘拐されてしまう…
セーラを命がけで救出してくれたのは、アレック伯父さんでした。

1403

<第2シリーズ>
第14話「パパの死」(Sara's Homecoming)より

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「パパの死」 ヘティ

人生には、辛いことも多いの。
でも、逃げないで立ち向かわなきゃ。
時が傷を癒すわ。
力になりたいの。」 

ブレア・スタンリーの事件も解決し、
モントリオールに帰る事になったセーラを、送り届けるヘティ伯母さん…
でも、父親との再会の喜びも束の間、ブレアはあっけなく事故死してしまいます。

父の亡骸と共に、アボンリーに戻ったセーラとヘティ伯母さん、
それに養育係のルイザ…

父を亡くしたセーラに、いとこのフェリシティ達も、
掛ける言葉さえ見付からないのでした。

ブレアは、アボンリーに眠る妻ルースの傍らで、永遠の眠りにつきました。

私にも経験がありますが、
時が傷を癒す”…結局、これしか解決法は無い様に思えます。

それにしても、余りにもあっけない死!

(原作(の一つ)『ストーリー・ガール』では、
セーラは、絵描きの父親ブレア・スタンリーが、フランスに行っているために、
アボンリーで暮らしていたのですが…)

1401 1402 1404

<第2シリーズ>
第14話「パパの死」(Sara's Homecoming)より

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『「赤毛のアン」の秘密』続き

まず、プリンス・エドワード島への取材旅行が紹介されていました。

アン・フリーク(著者曰く)”が憧れる島の風景(海)については、
ただ大きいだけで変化に乏しく、“日本人”なら美しいとは思わない…そうです。
日本人なら、ではなく、“アンを否定する人には、”ではないの?
…と思いましたね。

アン・ファンの日本人観光客が多い事は、現地では不思議られていて、
今のカナダやアメリカの女の子にとって、
『赤毛のアン』は、もはや過去の物で、知らない人も多いとか。
今だに“アンの世界”に夢中になる日本人は、愚かで時代遅れのようですよ。

著者は、自分の教え子や友人達(それも“私から見ても知的な”)の多くが、
大人になっても『赤毛のアン』を語っているのが不思議で、
読み出したそうですから、“保守的通俗的”と感じたのは当然でしょう。
まして、フェミニストですからね。

元々、モンゴメリの小説は、思春期の頃に読む本だと思うのですね。
大人になっても忘れられないのは、それだけ感動したと言うことではないの?
(歳は関係ないけれど)分別臭い顔で読む本では無いと思うのですよね。

成長過程で読んで感動したからって、
モンゴメリの小説が“純文学”だなんて思っていないし、
読書の喜びを知ったことで、他の書物に移行していくのではないでしょうか。

取材旅行で聞き知ったモンゴメリの最期については、
決定的な証拠が無いにも関わらず、あたかも事実の如く決め付けいました。

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『「赤毛のアン」の秘密』

先日、図書館に行った折、ついでと言っては何ですが、
『「赤毛のアン」の秘密』(小倉千加子・著 岩波新書刊)を借りて来ました。

以前から、この本のタイトルだけは知っていましたが、
単純に、アンの物語についての秘密が書かれていると思っていました。

しかし読み出した途端、期待は裏切られ、
著者が頻繁に使う「アン・フリーク」とまではいかないまでも、
夢中でモンゴメリの作品を読んだ時期があった私にとって、
間違いなく辛い読み物で、途中、何度投げ出そうと思ったことでしょう。

それでも、忍耐強く読み終えたのは、
そうしないことには、判断出来ないと思ったからなのです。
でも、“勇気ある撤退”をするべきでした。

私にとって、ルーシー・モード・モンゴメリ論は、
20年以上も前に購入した『赤毛のアンの世界』~作者モンゴメリの生きた日々~
(モリー・ギレン 中村妙子 訳  新潮文庫)で充分です。

はっきり言って、このタイトルは、売らんが為の下心が見え見えで、
もし著者自身の意向だったとしたなら、
著者が軽蔑する“通俗”そのものになってしまったことが皮肉です。

時々、本のタイトルだけで注文し、失敗する私ですが、
図書館で借りたことが、せめてもの慰めです。

ちなみに、表紙カバーの、そで部分には、
  なぜ「赤毛のアン」は日本で強い人気を保っているのか。
  モンゴメリの生涯と創作過程を詳細に追跡し、
  男まさりの少女の物語が戦後日本の女性の
  内面と深く関わっていることを論じ、
  新しい「アン」像を打ち立てる。
と、ありました。

これ、編集者によるものなのでしょう。
内容とは異なるし、
“男勝り”という言葉をフェミニストの著者が使うとは思えないからです。

続く…

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オリビア叔母さんの求婚者

「オリビア叔母さんの求婚者」と言っても、
ジャスパー・デールの事ではありませし、
オリビア叔母さんと言っても、
セーラ達の叔母さんの、オリビア・キングでもありません。

これアン・シリーズ、『アンの友達(原題 Chronicles of Avonlea)』
(村岡花子・訳 新潮文庫)の中のお話のことです。

内容の方は、
「アボンリーへの道」の「アビゲールの求婚者」と、とてもよく似ていて、
求婚者の名前も、同じマルコムです。

それぞれの原題は、「オリビア叔母さんの求婚者」が、Aunt Olivia's Beau
「アビゲールの求婚者」が Aunt Abigale's Beauと、名前が違うだけです。

ところで、『アンの友達』には、「ロイド老淑女」というお話もありますが、
「アボンリーへの道」の「心にひびく歌声」とソックリです。
それもそのはず、「心にひびく歌声」の原題は、
「ロイド老淑女」と同じ、Old Lady Llnydなのですから…

2701

<第3シリーズ>
第27話「オリビアの結婚」でのオリビア叔母さんのウエディングドレス姿。

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「収穫祭の女王」 アレック

何についても、人さまざまな意見がある。
それなら自分を信じて、自分が始めに正しいと思ったことを
やり通そうということだ。
」(第10話「収穫祭の女王」より)
フェリシティを諭すアレックの言葉です。

オリビアも、
人がみんな同じ考えとは限りませんわ!
(第2話「ストーリー・ガール誕生」より)
と言っていましたが、人それぞれ価値観は違うということなのですよね。

よく、他人の事を、「…普通なら○○○なのに…」と批判する人がいますが、
そう言ってる人だって、人から見たら普通では無かったりするのですよ。
人は誰でも「自分は普通」と思っているのかも知れませんね。

1002

<第1シリーズ>
第10話「収穫祭の女王」(Felicity's Challenge)より

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「ストーリー・ガール誕生」 フェリシティ

「(神様は)形が無いものは下さるけど、お金は無理よ。

学校の図書購入資金のために予定されていた“幻灯会(げんとうかい)”が、
セーラの勘違いから駄目になってしまいました。

ヘティから、
「自分達が使う本なのだから、自分達で努力しましょう。」と言われた子供達…

“本は悪い物”と決めつけている母親からは、
寄付金は貰えないと判っているクレミーは、「神様にお願いする。」と言うのでした。

アン・シリーズや、「大草原の小さな家」シリーズでも感じた事ですが、
100年前には、子供達の身近にも、(キリスト教の)神様がいたみたいですね。

0204 0205

<第1シリーズ>
第2話「ストーリー・ガール誕生」(The Story Girl Earns Her Name)より

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「すてきな看護婦さん」 マリラ

ちょっとお巡りさん、口を開けて眠るのは感心しないわ。
バイ菌につけ込まれますよ。

確かにそうですね。
でも、眠っている間の事はどうしようもないですよね。

マリラは、
「お巡りさんが居眠りしてちゃ駄目でしょ。」と言いたかったのでしょうね。

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<第1シリーズ>
第3話「すてきな看護婦さん」(The Quarantine at Alexander Abraham's)より

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「留守番は大混乱」 フェリックス

大人の耳が聞こえなかったら、子供は正直になれるのにな。

キング家の大人達が留守の日、
知事夫人のアグネス・ラストンが訪ねて来ました。

アグネスは、以前、隣に住んでいて、
子供の頃のアレックを可愛がってくれた女性なのですが、
子供達は、耳の遠いイライザ大叔母さんと間違えてしまったのでした。

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<第1シリーズ>
第6話「留守番は大混乱」(Proof of the Pudding)より



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「留守番は大混乱」 フェリシティ

悪さには罰を、悪さには罰よ。

おかあさん、春の大掃除は春にすべきよ。
今しないと、来年まで、ずるずると延びてしまうわ。

父親なら、子供の為に、楽しい家庭をつくるのが先でしょ。
そんな贈り物をするよりも
…」

悪いことした人って、必ず人のせいにするものよ。

『家庭百科』にも、子供はお客さんが来ると、はしゃぐって書いてあります。

『家庭の友』を見るのやめて、お母さんを見習おうと思うの。
だって、お母さんって、素敵なお母さんなんだもの。

セーラ、あなたがお父さんは正しいって信じるなら、あたしだって信じるわ。

第6話「留守番は大混乱」では、フェリシティが大活躍。
両親だけでなく、ヘティもオリビアも留守になってしまったからです。

しっかり者のフェリシティは、
お母さんの代わりを務めようと張り切ったのですが、失敗の連続でした。
しかもセーラからは…

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<第1シリーズ>
第6話「留守番は大混乱」(Proof of the Pudding)より

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「アボンリーの魔女」 ペグ

魔法よりもっと強い力があるのさ。
自分をしっかり信じれば、思った以上の力が出るんだ。
そうじゃないか?

今年の「スペリング・コンテスト」の会場がアボンリーということで、
張り切るヘティは、生徒のミスも容赦しない。

スペリングが苦手なフェリックスは、「おバカさん帽子」を被らされてしまい、
“学校に行きたくない。”と言い出すのでしたが、
この時の、アレックとジャネットの意見の違いが興味深かったです。

ある日、吹雪の中でペグ・ボウエンに助けられたフェリックスは、
「魔法の石」を貰いました。
「石」のおかげで、実力を発揮出来るようになったフェリックスでしたが…

それにしても、「びりっけつ・とんま」と訳された原語って…?

<第1シリーズ>
第12話「アボンリーの魔女」(The Witch of Avonlea)より

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「ようこそ『赤毛のアン』の国へ」(3)

20日放送のゴガクル「ようこそ『赤毛のアン』の国へ」は、
マシューが、アン憧れのパフスリーブ(ちょうちん袖)のドレスを作ってくれるよう、
レイチェル・リンド夫人にお願いする場面でしたね。
(25章「Matthew Insists on Paffed Sleeves」)

最初、マシューは、カーモディのゼネラルストアで、ドレスを買おうとしたのですが、
大変内気な彼は、ローソンの店の若い女性(姪?)に上手く言えなくて、
必要でない熊手、乾草の種、黒い砂糖を買ってしまったのでした。
その結果、マリラにひどく怒られたのですが…

マシューが、どうにか話せる女性と言えば、唯一、レイチェル・リンド夫人だけ。
リンド夫人が“親切で世話好きな人”ということもあるのですが、
マリラが、地味で実用一点張りの洋服しか作ってやらないことを、
“間違っている”と思っていたこともあって、
頼みを、快く承知してくれたというわけなのです。

マシューは、マリラに知れたら、反対されると解っていたから、
“アンを驚かせたいから、マリラにも内緒”にして…”と
リンド夫人に頼んだのですよね。

リンド夫人は、二段のふくらみと長いカフスの袖のドレスを仕立ててくれ、
お揃いのリボンも作ってくれました。
これを機に、マリラも流行を取り入れて作ってくれる様になったのでしたね。

だけど、なぜ茶色だったのでしょう?
最初に読んだ時、それが疑問でした。
子供だったから、“昔は、女の子も茶色のドレスを着たの?”と思いました。

リンド夫人は、“アンには茶色が似合う”と言っていたし、
アン自身もいつも“赤毛にピンクは似合わない”と嘆いていましたね。
確かに、グリーンアイズに茶色は合いそうですよね。

東洋人と違って、欧米人は、
髪や目の色で、洋服などの色を選ぶことを、『赤毛のアン』で知りましたよ。

ところで、ミーガン・フォローズの映画では、
ドレスは、マシューが雑貨店で買ったことになってましたよね。
(この時の店員さん役は「アボンリーへの道」のオリビア(マグ・ラフマン)でした。)
しかも、ドレスの色は淡いブルーでした。

“原作通り、リンド夫人が縫ったことにしたら良かったのに!”
と残念に感じましたね。
その方が、マシューの愛情だけでなく、リンド夫人の気持ちも伝わったのにね。

下の画像は、『「赤毛のアン」の生活事典』(5月8日の記事)の中の、
1ページです。
(8日の記事にも、「アボンリー村の想像図」の画像を加えました。)
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「魔女の妙薬」 ペグ

アボンリーの大人達からは蔑まれ、
子供達からは“魔女”と恐れられているペグ・ボウエン。
でも、彼女の言葉は、いつだって的を射ているのですよね。

教会に来るよう牧師さんに言われた時には、
あたしゃ、いつも森ん中で、神に祈ってる。
花や森の生き物に囲まれて、好きな時にね。

ヘティに対しては、
いつもあたしを見下してるけど、あたしとあんたの違いはねえ、
あたしが大っぴらに言うことを、あんたはドアの陰で言ってることだけさ。

ピーターの父親については、
この土地じゃ難しいことだよ。
ここじゃ、まともなこと言うと、なぜか頭がおかしいって言われるのさ。

ところで、
相手が傷付く事なんか、お構いなしに、思ったことを言ってしまう人と、
人当たりは穏やかで優しいけれど、実は腹黒い人とでは、
どちらの方が怖いのでしょうか?

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<第1シリーズ>
第9話「魔女の妙薬」(Conversions)より

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「アビゲールの赤ちゃん」 レイチェル

誰にも来て欲しくない時に限って、次から次へと人が来る。
どうして!?

意地を張って、赤ちゃんを引き取ったレイチェルでしたが、
赤ちゃんの世話に、てんてこ舞いです。

そうなんですよ。
忙しい時や、外出間際などに限って、
なぜか、来客があったり、電話が掛かってきたりするのですよね。

<第1シリーズ>
第8話「アビゲールの赤ちゃん」(Malcolm and the Baby)より

 

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「うわさの恋人」より レイチェル

「ポッツ夫人、言っとくけど、
おしゃべりが過ぎると、人の信用を無くすわよ。
目はしっかり開けて、口は閉じとく方が身の為よ。」

ポッツ夫人のくだらない噂話に、レイチェルのきつ~い一言…
よくぞ言ってくれました。
言いたくても、中々言えないですからね。

ポッツ夫人のような人って、どこの国にも居るのですね。

<第1シリーズ>
第4話「うわさの恋人」(The Materializing of Duncan McTavish)より

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「すてきな看護婦さん」より レイチェル

問題は、あたしが楽かどうかじゃないんです。
生徒にとって、何がベストかです。

何もしないでいたら、何も覚えられないのよ。

義務を果たしただけです。同じ人間同士、助け合わなきゃ。

何かあると、全部人のせいにする人っているもんだわ。

レイチェル・リンド夫人は口うるさくて、近所にいたら、ちょっと嫌なタイプですよね。
でも、仕事はテキパキこなし、面倒な事柄から逃げたりしない女性なのです。
つまり、“口だけの人”では無いということですね。
そう、“有言実行”、やるべき事は、キッチリやる人なのです。

「すてきな看護婦さん」でのレイチェルは、
日曜学校の先生になったのでした。

『赤毛のアン』のファンの方ならお気づきでしょうが、
このお話は、アン・シリーズ、『アンの友達(Chronicles of Avonlea)』
(村岡花子・訳 新潮文庫)の中の、「隔離された家」とほとんど同じ・・・
でも、主役はレイチェルではありません。

主役は、エンジェリナ(ピーター)・マクファーソンですが、
アレクサンダー・エイブラハム(・ベネット)も、ジミー・スペンサーも同じ、
違う点は、「隔離された家」ではハッピーエンドだったことです。

ちなみに、「すてきな看護婦さん」も「隔離された家」も、
原題は「The Quarantine at Alexander Abraham's」と、同じです。

<第1シリーズ>
第3話「すてきな看護婦さん」(The Quarantine at Alexander Abraham's)より

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『「赤毛のアン」の生活事典』

『「赤毛のアン」の生活事典』 A Guide to the Good Old Days
(テリー神川・著 講談社)
この本との出会いは、約10年前・・・書店の棚で、私を呼んでいました。

当時、「アボンリーへの道」の虜になっていた私は、
webサイトを検索したり、書店や図書館にも、足繁く通っていたのです。

カナダのこと、まして、100年前のことは疑問ばかり…
でも、この本が、数々の疑問に答えてくれました。

私にとっては、“『赤毛のアン』の世界をもっと知りたい。”と言うより、
“『アボンリーへの道』の時代のことを知りたい。”のでした。

1890年頃のキャベンディッシュの地図や、アボンリー村の想像図、
当時の写真やイラストが満載で、いつも手元に置きたい大切な一冊です。

『赤毛のアン』には興味が無い人でも、
100年前のプリンス・エドワード島の暮らしを知りたい人になら、
面白い本になること請け合いです。

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目次だけ書いてみましたので、興味のある方はご覧になってみてください。

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ランチボックス

ピクニックに行くために、ガスが用意したお弁当…

ラヴェンダー色した六角形のお洒落な容器には 、
ホテルのシェフに作って貰った、本格的なお料理が詰まっています。

実は、これ以前に、二人のピクニックシーンがあったのですが、
カットされているのですよね。
どんな会話を交わしていたのか気になります。
ノーカット版(日本語字幕付きの)を見たいです!

ところで、この、お洒落な箱は、
ヘティ伯母さんが、靴の行商人のヒギンスさんから貰った、
チョコレートの箱と同じみたいです。(第37話「ヘティの求婚者」)
リサイクルしてますね。

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<第5シリーズ>
第54話「モダン・タイムズ」(Modern Times)より

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パッチワーク・キルト (3)

アボンリーに戻る途中、発作を起こしたレイチェル・リンドは、
ローズ・コテージで暮らすことになりました。

寂しくないようにと、グリーンゲイブルズから
レイチェルのお気に入りのキルトを、運んでくれたデイビーとドーラ…
(第75話「生涯の友」)

同じキルトは、フェリシティの幼友達のコリーンのベッドにもあったし、
(第77話「心の迷い」)
キング家にもありましたよ。(第83話「愛の再発見」)

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<第6シリーズ>
第75話「生涯の友」(Home Is Where the Hearts Is)より

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パッチワーク・キルト (2)

ヘティの農場で働いている少年ピーターが、流感に罹ってしまいました。
ローズコテージのリビングに寝かされた彼を、
母親、ヘティ、オリビアが懸命に看病しています。

この写真のパッチワーク・キルトですが、
キング家ではフェリシティが使っていて(第25話「ある母の愛」)、
デール家では、オリビアが使用していました。(第62話「もうかる話」)

ところで、パターンは、Dresden Plate(ドレスデン・プレート)でしょうか?

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<第1シリーズ>
第9話「魔女の妙薬」(Conversions)より

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『アンの結婚』

以前、劇場版の『赤毛のアン』と『アンの青春』の特別版DVDは買いましたが、
その際、『アンの結婚』は原作とは違うと言うので、買うのを止めました。

でも、今更ですが、You Tubeで、検索してみたところ、ありました!
10分の動画で15パートあり、嬉しいことに、“日本語字幕付き”だったのですよ。

志願し、戦地に赴いたギルバート(ジョナサン・クロンビー Jonathan Crombie)
が行方不明となり、命がけで捜すアン…
ヘティと、行方不明のガスを捜す旅に出たフェリシティが浮かびましたね。

相変わらず童顔のアン(Megan Follus)に比べ、
一段と大人っぽくなったダイアナ(シュイラー・グラント Schuyler Grant)、
見た目の年齢差が開くばかりです。
(実際は、ミーガン・フォローズの方が、3歳位年上らしいのですが…)

そうそう、ダイアナの夫のフレッドは、前作とは別の俳優だったのですが、
この、Greg Spottiswoodと言う俳優さんは、
「フェリシティの初恋」のデビッドだたのです。

他にも、「アボンリーへの道」で知った顔が…
スチュアートの前の銀行家・ケーン氏、
ベッキーの父親のライオネル・レスター、
ガスの母親・イライザ(イメージが違い過ぎて、中々思い出せなかったです。)、
「ガスの消息」で、旅先で知り合った紳士のホレス、
サナトリウムの医師のドクター・スパロー、
その他、数人…

見覚えがある建物も…
ダイアナの家は、「ガスの消息」では、チャールストンのホテルでした。
他にも、懐かしい映像や、聞き覚えのあるメロディーなどもありましたよ。

You Tubeの検索は、『赤毛のアン アンの結婚』のオリジナルタイトルの、
Anne of Green Gables: The Continuing Storyで…

続きを読む "『アンの結婚』"

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パッチワーク・キルト (1)

白地に黄色の星のパッチワーク・キルト、素敵ですね。

判りにくいのですが、寝ている女性は、ジャネットの妹のアビゲールです。
(第8話「アビゲールの赤ちゃん」)

実は、このキルトは、キング家にもありました。
時には、キング夫妻の寝室に…(第35話「かくしごと」)、
時には、病床のセシリーのベッドに…(第61話「サナトリウム」)
アビゲールから貰ったのでしょうね。

(このパターン、Blazing Star(輝く星)なのでしょうか…?)

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<第1シリーズ>
第8話「アビゲールの赤ちゃん」(Malcolm and the Baby)より

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ピンクの掛け布団

写真の、可愛らしいピンクの掛け布団(キルト?)は、
ローズコテージの物で、セーラが使っていましたが、
それ以前には、グリーンゲイブルズにあったのですよ。

マリラ・カスバートに引き取られた、双子の一人デイビーが、
この布団に寝ていました。(第17話「いたずら天使」)

また、キング家にも同じ物があり、キング夫妻が使っていました。
(第72話「ないしょの内職」)

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<第6シリーズ>
第67話「パリ留学の夢」(Comings and Goings)より

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ついでに…

“ついで”と言っては何ですが、
主な出演者の、俳優名を調べてみました。

<役名>        <俳優名>           <生年月日>
セーラ・スタンリー   Sarah Polley         1979.1.8
フェリシティ・キング  Gema Zamprogna       1976.5.24
フェリックス・キング  Zachary Bennett      1980.2.17
セシリー・キング       [1-5]Harmony Cramp   1979.12.2
〃              [6-7]Molly Atkinson
ヘティ・キング         Jackie Burroughs     1939.2.2
オリビア・キング    Mag Ruffman          1957.2.28
アレック・キング       Cedric Smith         1943
ジャネット・キング     Lally Cadeau         1948
ジャスパー・デール     R.H. Thomson         1947
ガス・パイク           Michael Mahonen      1964.4.27

ルイザ・J・バンクス   Frances Hyland       1927.4.25~2004.7.11
アビゲール・マユーワン Rosemary Dunsmore  1953
マルコム・マキューワン Malcolm Stoddard     1948.7.20
イライザおばさん       Kay Tremblay         1914~2005.8.9
レイチェル・リンド     Patricia Hamilton
マリラ・カスバート     Colleen Dewhurst     1926.6.3~1991.8.22
ミュリエル・ステーシー Marilyn Lightstone   1941
ピーター・クレイグ     Miklos Perlus        1977.3.23
デイビー・キース       Kyle Labine          1983.4.7

イジー・ペティボーン   Heather Brown        1981.6.8
アーサー・ペティボーン Zachary Ansley       1972.1.12
ブース・エリオット     Jaimz Woovett        1967.4.14
ナット・レスター       Kevin Jubinville     1967.4.28
ベッキー・レスター     Kristin Fairlie      1983
スチュアート・マクレー David Ferry          1951.9.6

ところで、
「アボンリーへの道」の日本での放送時間は、約44分、
でも、初回だけは54分でした。
カットはされていましたが…

また初回では、クレジットが消されていなかったですね。
なぜ、2回目からは消してしまったのでしょうか・・・?

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脚本など

「アボンリーへの道」は、7シリーズ(7年間)まで続き、
その間、子供達は、あれよあれよと言う間に成長しました。
特にフェリックスには、シリーズが変わる度に驚かされましたね。
そして、大人達はちょっぴり老けました…

アボンリーほど夢中になってしまったドラマは無かったのですが、
残念だったのは、けっこう矛盾があった事なのですね。

これ、外国ならではの、大らかさからなのでしょうか…?
それとも、複数の脚本家や監督だったからでしょうか…?

と言う訳で、脚本家名と監督名を調べてみましたので、
興味のある方は参考にしてください。

(尚、オリジナルタイトルをお知りになりたい方は、
2月26日(火)の記事「アボンリーのタイトル」をご覧ください。)

続きを読む "脚本など"

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偶然の一致

『赤毛のアン』のファンの方ならお気付きでしょうが、
「アボンリーへの道」の第4話「うわさの恋人」というお話は、
アン・シリーズの『アンをめぐる人々(原題 Further Chronicles of Avonkea)』
(村岡花子・訳 新潮文庫)の「偶然の一致」と酷似しているのですよね。

マリラ・カスバートは、ハイ・ミスのシャーロット・ホームズ、
薬の行商人のダンカン・マクタビッシュは、弁護士のセシル・フェンウィック、
そして、こちらは、モンゴメリの作品らしく、ハッピーエンドです。

ちなみに、タイトルですが、
「うわさの恋人」の原題は「The Materializing of Duncan McTavish
そして、「偶然の一致」の原題は「The Materializing of Cecil」で、
名前が違うだけなのですね。

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「うわさの恋人」 マリラ

第4話「うわさの恋人」は、
マリラ・カスバートがメインのお話なので、マリラの名言がいっぱいでした。

人間て、二つのことを一緒に出来ないのが残念ね。
口ほどに手が動いたら、縫い物も、随分はかどるんでしょうけどね。

(お喋りばかりのボッツ夫人に)

とうに読み終って、閉じてしまった本と同じ、二度と開くつもりはないわ。

それは、あたしの問題だし、どうすべきかを決めるのは、あたしです。
あなたでも、町の人でもないの。
これ以上、人のことに首を突っ込まないでくれる?
好奇心で、ウズウズするでしょうけどね。

人生には確かなことが一つある。
間違いを犯したら、罰を受けるってこと。どんな形にしろ、いつか必ず
…」

嘘は、やはりついてはいけないものだわ。
きっと後悔することになるの。

アボンリーは小さな町、隠し事など出来ません。
町のご婦人方が集まる“縫い物パーティー”で、
みんなのくだらない噂話や、心無い質問攻めにウンザリしたマリラは、
女性としてのプライドから、つい、「恋人がいた。」と嘘をついてしまったのです。
マリラだって人間ですからね、解りますとも!

でも、『赤毛のアン』のマリラだったら、
このような嘘は、言わないような気がしました。

なぜなら、「アボンリーへの道」のマリラは、
モンゴメリの造ったマリラでは無いのですからね。
(「うわさの恋人」の脚本は、ヘザー・コンキーと言う人です。)

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<第1シリーズ>
第4話「うわさの恋人」(The Materializing of Duncan McTavish)より

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チェックのブランケット

セーラとフェリシティは、孤児になった赤ちゃんを匿います。
赤ちゃんが寝かされていたバスケットには、
タータンチェックのブランケットが掛けられていました。
(第8話「アビゲールの赤ちゃん」より)

このブランケットは、アボンリー中に出回っていた様です。

ヘティが、少女の頃の恋人、ロムニー・ペンハローとピクニックした時も、
(第18話「はるか昔の恋」)

ヘティがアイスホッケーの応援をした時も、(第26話「氷上の熱戦」)

ガスが、クレーン船長に会いに行く時の持ち物も、
(第28話「困ったそっくりさん」)

フェリックスが、トレメインさんの食器を、アラナー侯爵に返しに行く時も、
(第47話「フェリックスのお手柄」)

同じチェックのブランケットでした。

多分その他でも、使われていたのでしょうね。

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<第1シリーズ>
第8話「アビゲールの赤ちゃん」(Malcolm and the Baby)より

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「うわさの恋人」 セーラ

マリラ・カスバートと、ダンカン・マスダビッシュの二人が、
仲良く馬車に乗って帰るところを見た町の人達は、
二人が昔、恋人同士だったと信じたのですが…

真相を知っているセーラは、
見たことだって本当とは限らない。聞いたことは、もっと怪しいわ。
と言ったのでした。

“百聞は一見にしかず”とも言いますが、
実際に見えていることでも、真実は判らないこともありますね。

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<第1シリーズ>
第4話「うわさの恋人」(The Materializing of Duncan McTavish)より


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深紅のドレス

“聖・バレンタインの日”のダンスパーティーで、
フェリシティが着てい豪華なドレスは、
第47話「フェリックスのお手柄」の中で、披露されたものです。

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「開拓の日の集い」、ガスにエスコートされて現れたフェリシティに、
会場にいた一同はビックリ…
(仕事中のガスは、長い前掛けをしていました。)

見違える程の大人っぽさもさることながら、
フェリシティのドレスが、キャンベル夫人のドレスと同じだったから…

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種を明かせば、キャンベル夫人のドレスの刺繍を真似して、
フェリシティが刺繍をしたのです。
(怒らなかったキャンベル夫人は、寛大な女性ですね。)

豪華なドレスは、確かに素晴らしかったけれど、
着替える前の、白いブラウスと、ピンクのスカートの方が、
フェリシティには似合っていたと思いました。

<第4シリーズ>
第47話「フェリックスのお手柄」(Heirs and Graces)より

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ガスの失言

セント・バレンタインの日の舞踏会の件で、キング家を訪れたガス…
でも、フェリシティは、
「スゼットと行ったら!?
あたしなんかより、あの子の方に、よっぽど気があるようじゃない。
無いなんて言わせないわよ。美人だと思ってるくせに。
向こうも、熱上げてるようだし。あんな風に、しなだれかかって…」と…

ガスの返事は、
「そりゃ、確かに美人だよ。
君よりずっと美人だけど、俺は、顔なんかどうでもいい。」

(スゼットは、ホテルの料理長ピエールの姪。)

ガスったら…
ガスって、誠実で正直なのはいいけれど、上に何かが付くのですよね~

アーサーからも誘われていたフェリシティでしたが、何故かガスを選びます。
フェリシティの気持ちの変化が解りませんでした。
編集されたのでしょうか?

ホテルに現れたドレス姿のフェリシティは、別人のように大人っぽかった…
衣装や髪型で、これ程まで変わるなんて驚きますね。

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<第4シリーズ>
第48話「聖バレンタインの日に」(Hearts and Flowersより

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対照的な二人

 《 アボンリーの素敵な教師と、その知られざる横顔 》

二人の違いは個性の違いである。
短期間アボンリーにいたミス・ミュリエル・ステーシーと、ミス・ヘティ・キングは、
共に自立した働く女性であるが、趣味は大変違う。

例えば、ミス・ステーシーの朝食は、
イチゴとリンゴ
バター付のマフィンとコーヒーと言ったものだが、
ミス・キングは、塩を入れないお粥を好む。
(塩も無し? 馬の餌みたいじゃない…)

美容についても、ミス・ステーシーは、
イギリスの白粉とフランスのクリーム
を愛用している。
(お金を掛けてるのねぇ…)

ミス・キングは、石鹸で洗うのみである。
(石鹸は安いし、水はタダだわねぇ…)

愛読書について言えば、ミス・ステーシーは『誇りと偏見』を第一に挙げ、
ミス・キングは『聖書』を挙げる。

休暇も、それぞれである。
ミス・ステーシーは、この春、フランスでセーヌ川の船旅を楽しんだ。

そして、ミス・キングは、ハリファックスまで、フェリーに乗った。
(一同大爆笑!)

  ******************************************

これは、アボンリー新聞に掲載されたオリビアの記事ですが、
(カッコ内は夫人達の反応)
いかにもヘティらしくて、笑ってしまいました。

オリビアとしては、“ヘティは賢い人”と言いたかったのですが、
裏目に出てしまい、恥をかかされたヘティが怒ったのも当然です。

「あんたの首を絞めてやりたいわ!
フンッ!あれじゃ私は、干からびたお婆さんじゃないの!」

…しかも、読み上げていたのがポッツ夫人ですからねぇ…

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<第2シリーズ>
第16話「のろわれたバイオリン」(Aunt Hetty's Ordeal)より

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お揃いのパラソル

ヘティ・キングとミュリエル・ステーシーは、クイーンズ・カレッジで、
主席の証である「ゴールド・メダル」を争ったライバル同士ですが、
教育方針も、趣味も、対照的です。
でも、意外な共通点が…何と、同じパラソルを持っていたのですよ。

ミュリエルが、缶詰工場へ、ガスに会いに行く時に差していたパラソルと、
(第16話「のろわれたバイオリン」)
ヘティが、湖でジョー(ヘティはセーラと思っていた。)と二人で、
ボートに乗っている時に差していた傘が、全く同じでした。
(第29話「困ったそっくりさん・・・後編」)

「アボンリーへの道」の時代(約100年前)は、カタログ・ショッピングが
盛んだったようです。

アボンリーでも、ローソンさんのお店で(後にミュリエル)カタログ販売してました。
ヘティ伯母さんとステーシー先生は、同じ日傘を注文したのでしょうね。
そう思うと、納得出来ます。

そう言えば、「大草原の小さな家」(アボンリーより前の時代)でも、
オルソンさんのお店で、町の人達が、分厚いカタログを熱心に見ていましたね。

交通手段の発達していない時代、地方で暮らす人達とって、通信販売は、
重要なお買い物手段だったのでしょうね。

余談ですが、大正生まれの私の母も、
子供の頃(昭和の初期)に、百貨店(多分、三越)の通販で、
オモチャのピアノを買って貰ったとか…

1601 <第2シリーズ>
第16話「のろわれたバイオリン」(Aunt Hetty's Ordeal)より                   

2901b <第3シリーズ>
第29話「困ったそっくりさん(後編)」(When She Was Bad…2)より

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フェミニンなブラウス

下の写真の可愛らしい少女、誰なのか、お判りでしょうか?

ホワイト・サンド・ホテルに宿泊していた、政治家ホジソンの令嬢で、
ホテルで働くフェリックスと親しくなったアデラインです。

お嬢様らしいお洒落なブラウスですよね。
でも、なんか見覚えありませんか?

そう、後の、第66話「生きていた母」、第73話「キツネの人工飼育」では、
フェリシティが着ていました。

ゲストが着ていたブラウスが、フェリシティの衣装に…

6001 <第5シリーズ>
第60話「10ドルの盗難事件」(Someone to Believe in)より

7301 <第6シリーズ>
第73話「キツネの人工飼育」(A Fox Tale)より

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ブルーのカーディガン

「アボンリーへの道」では、衣装、小道具、その他、
多くの使い回しがありましたよね。

セーラの衣装は、セシリー、ドーラ、イジー、ベッキーが着ていて、
フェリシティのものは、主としてセシリーが着ていました。
(お姉さんのお下がりと言うことで、違和感ないですね。)

またゲストや、役名の無い少女達のものにもなっていました。

ビックリしたのは、セーラのブルーのカーディガンを、
ヘティ伯母さんが着ていた事・・・しかも、その回ではセーラも着ていた…

演出なのか否かは判りませんが、
娘の服を借りたお母さんみたいで、微笑ましかったです。

(ところで、このカーディガン、第7シリーズでは、イジーが着ていました。
体格の良いイジーには、見るからに窮屈そうでしたが…)

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<第4シリーズ>
第41話「手荒な歓迎」(Lady and the Blade)より

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「ストーリー・ガール誕生」 セーラ

「人の言う通りにするのって難しいわ。
あたし、気がつくと自分の思うことをやっているの。
走り出したら止まらないって言われる。」

早とちりから、図書の資金のための「幻灯機ショー」が出来なくなって、
窮地に立たされたセーラ…
そんな時、偶然、ジャスパーと知り合ったセーラは、ある名案を思いつきます。
この時のセーラは、かなりしつこかった…

大勢の前で、お話することになったセーラに、いとこのアンドルーが
「パパが言ってたよ。
人前で話しをする時は、目の前にキャベツが並んでるだけだって、
自分に言い聞かせると落ち着くんだって。」とのアドバイスをしましたが、
セーラは、
「キャベツに向かってお話するの、あたし、いやよ。
みんなが笑ったり、泣いたりするの見たいわ。」

…確かにね!

セーラのお話に感動した町の有力者のキャンベル氏が、
多額の寄付をしてくれることになりました。
「あたし思ってたんです。
感じたことが顔に出ない人って、つまらないって。
でも、偉くなると立場上それが必要なのね。」

セーラって、分かってるのね。

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<第1シリーズ>
第2話「ストーリー・ガール誕生」(The Story Girl Earns Her Name)より

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「プリンス・エドワード島へ」 セーラ

ヘティ伯母さんの名言は、ちょっと一休みして、別の人の名言です。

まずはセーラから…
セーラの口癖の一つに、
「なんてロマンチックなんでしょう!」(How romantic!)があります。

初登場のシーン、
高価なドレスを買ったことを、教育係のルイザにたしなめられた時の事です。

「お店の人も進めたわ。月明かりのような色ですよって。
月の光を着られるなんて、ロマンチックだと思わない?」

と言いました。
いかにも、セーラらしい表現だと思いました。

でも、初めてアボンリーのキング家に着いた時に言った言葉は、
「小さくて可愛いわ。お人形の家みたい。」なのですよ・・・

キング家も、かなり大きな家と思うけれど、
モントリオールにある、超豪邸のスタンリー家に比べたら、
キング家は、“ドールハウス”程度に感じたのでしょうね。

<第1シリーズ>
第1話「プリンス・エドワード島へ」(The Journey Begins)より

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何歳?

「アボンリーへの道」の登場人物(一部)の、生まれた年です。
海外サイトには、こんな事も調べる(?)人がいるから驚きますよ。
と言うより、笑っちゃいますよね。

 イライザ・ウォード(Great Aunt Eliza Word)  1823~
 ヘティ・キング(Hetty King)                       1858(1859?)~
 アレック・キング(Alec King)                      1860~
 ブレア・スタンリー(Blair Stanley)               1861~1904
 イライザ・パイク(Eliza Pike)                       1863~?
 ルース・スタンリー(Ruth Stanley)              1871~1894
 ロジャー・キング(Roger King)                    1872~
 
 ガス・パイク(Gus Pike)                            1889~
  フェリシティ・キング(Flicity King)                1891・9月~
  セーラ・スタンリー(Sara Stanley)               1893~
 フェリックス・キング(Felix King)                 1895・5月~
 セシリー・キング(Cecily King)                   1897・7月~
 
  ラッキー・マキューアン(Lucky Macewan)     1903~
 ダニエル・キング (Daniel King)                  1905・2月~
 モンゴメリー