「アンという名の少女2」
「アンという名の少女2」も残り2話となりましたが、
続けてシーズン3も放送されるとのこと、
嬉しい限りです。
S2はS1以上に色々考えさせられます。
LGBT、人種、性別など偏見や差別、憎悪の問題も。
100年以上前の原作をベースにドラマ化された作品なのに、
「教師として最低だ」とか「セバスチャンが可哀想」などと
批判したり憤慨している人たちが、
実際は「ヘイトライム」そのものだったりするようで…
しかも全く自覚がないから怖ろしいです。
「私には夢がある。
それは、いつの日か私の幼い子どもたちが、肌の色ではなく、
人格そのものによって評価される国に住むという夢である。」
戦争どころか、差別もいじめも一向に無くなりそうにありません。
この夢は、一体いつになったら叶えられるのでしょうか。
話しは逸れますが、
私は幼い頃から亡き両親から“女の子だから”と、
あらゆる面で兄弟と差別され、いつも内心
“女の子に生まれたくて生まれてきたんじゃないのに…”
と不満で。
訴えても“わがままだ”としか受け取られず、
挙句の果てに「天邪鬼、変人」呼ばわりされました。
ただ平等に扱って欲しかっただけなのに、
戦前の教育を受けた大正生まれの人たちに理解される筈も無く
諦めましたが…。
いつ頃から使われるようになったかは知りませんが、
「女子力」という言葉を耳にする度に嫌な気分になります。
そういう私も
無意識に“男らしくない”等と言っていたことを反省しています。
これもれっきとした“差別”なのに。
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