針刺し
最初の「針刺し」は、小学校の家庭科で使うために、
母が作ってくれた「花」の針刺しでした。
本体は円形で、薄紫の細かい格子のウール地(母の洋服の余り切れ)、
周りの花びらは、ピンク色のトリコット(裏地)、
中身は、ぬかを煎ったものだったと思います。
その後、いくつ作ったかは覚えていませんが、
針が目立つように、布はいつも無地か無地に近いもの、
中に煎りゴマを入れた時は、すべりが良くて気に入っていましたが、
何年が使っているうちに、針穴より小さな虫が…
すっかり懲りてしまい、それからは専ら化繊綿を入れています。
「針刺し」で思い出すのは、子供の頃、母から、
「縫い針には、必ず糸を通しておくように」と言われたことです。
針刺しに潜りにくいし、落としても見つけやすいから…
天の邪鬼の私も、この言い付けは今も守っています。
…糸が長いと絡みやすいのが難点…。
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