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2014年11月

「婚前特急」(2011)

録画しておいたラブコメディ「婚前特急」を観ました。

「花子とアン」以外の吉高由里子さんを観るのは初めてでしたが、
吉高さん演じるOLチエは、自己中心的ながら可愛らしい女性で、
ストーリーも面白かったです。

ただ、意外な結末に唖然としましたが…
というのも、チエの伴侶となった田無タクミという男性は、
チエが付き合っていた五人の男性の中で最も駄目人間で、
彼の身勝手な言動に、チエはいつもイライラさせられていたからです。
(観ている私もイライラ…)

結局、割れ鍋に綴じ蓋ということなのかもしれませんが、
先が思い遣れるような結婚に、スッキリしませんでした。

他に、杏さん、朝市の嫁さん役の石橋杏奈さんなどが出演されていました。

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最近の輪ゴム

5~6年前のこと、
100円ショップで購入した輪ゴムの箱を開けた途端、あまりの悪臭に我慢出来ず、
捨ててしまったことがありました。

それ以来、いつも文具店で購入しているのですが、(100g入りのオーバンド)
最近の輪ゴムは切れやすいような気がしてなりません。

昔の輪ゴムは、強く引っ張ってもなかなか切れなかったのに…
気のせいでしょうか…?

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かんたんニット

毎年この時期になると編み物がしたくなります。
下手の横好き…
そんなわけで、編み物の本を借りてきました。

紹介されている作品は、全て基本のデザインのサイズ違いと、
着丈、袖丈などをアレンジしたものばかりで、ちょっともったいない感じ。

特徴は、ガーター編みを裏編みで編んでいることです。
ガーター編みは、表編みで編む方が編みやすいと思うのですが、
裏編みで編む方が、端がきれいになるらしい…

また、「後ろ身頃」と「前身頃」を一緒に編んでいるので、「脇とじ」の必要が無く、
予め編んでおいた「袖」と身頃を、まとめてヨークを編むため、
「肩はぎ」と、「前立て」「襟ぐり」の「拾い目」が要らないことが嬉しいです。
(袖も輪で編めば、「袖下のとじ」が省けますよね。)

とてもシンプルで、私好みですが、
素人ゆえ、ガーター編みは、ゆるく編むと縦に伸びやすく、
きつく編むと、重くなってしまうのが難点です。

20141111
「下田直子のかんたんニット」
(日本ヴォーグ社)

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『早春物語』(赤川次郎・著)

20141106
「早春物語」
(赤川次郎 角川文庫)

「健忘症」が気になり、図書館から借りてきて読みましたが、
…今のところ、さほど深刻でもなさそうなので一安心。

映画もドラマも原作とは違う場合が多いです。
「早春物語」も共通点は殆どありませんが、
ミステリータッチの原作の方が面白いと思いました。

(ネタバレ↓)
17歳の「沖野瞳」は私立高校の陸上部のエース、
早合点から「梶川真治」に近付き、姓を明かさないまま密会を重ねた挙げ句、
第三者を通して手切れ金を渡されてしまうような間柄になり、
とんでもない結末を迎えることになります。

「梶川真治」は44歳、東大卒のやり手商社マン(常務)で、
大柄で胸板が厚く、足も西洋人の血でも入っていそうに長い「いい男」、
妻と三人の息子がいます。

映画では、瞳の母親は4年前に病死し、一人っ子でしたが、
原作では、専業主婦の母も、OL一年生の姉も必要不可欠な人物、
父は札幌に単身赴任中で、訳有り…。

また、映画では、春休み期間中の「淡い恋」でしたが、
原作では新学期がら二学期頃までの出来事で、
映画のような挑発的な台詞も、露骨な表現もありません。
(プロローグを最後に読んだ方が面白いような気がします。)

原作通り映画化した方が面白かったように思いましたが、
アイドルには相応しくない内容だったのかもしれません。

「不倫は男女同罪」という持論を曲げない人もいますが、
中年男性と10代の女の子の場合、大人の方が悪い。
…と私は思います。

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『早春物語』(1985)

昔読んだ「早春物語」の映画版が放送されると知り観ましたが、
何となく違うような気がして…と言うのも、原作で覚えているのが、
「女子高生と中年のエリートサラリーマンの不倫」と「高原のコテージ」だけだから。

現代の人気作家を読まないのに、なぜ読んだのかも覚えていないし、
読み返そうと探してみたけれど、見つけることが出来なかった…
処分したのかしら…?物忘れが重症みたいで怖いです。

中年男性と女子高生のお話、
今なら問題になると思うけれど、30年前は大丈夫だったのでしょうか。

映画の梶川は独身でしたが、原作では妻子がいたような…?
淡い恋とは違ったような…?

林隆三さんというと「クラビノーバ」、商社マンというより自由業の感じ、
いかにもプレイボーイ風ですが、42歳の梶川は17歳の“瞳”に振り回されていて
気の毒でした。

10代の頃って、40歳位の大人の男性に憧れるものなのですよね。
私にも覚えがあります。
その人は博識で寡黙、それでいてユーモアを解し包容力のある人…
でも残念ながら既婚、どんなに熱い想いを寄せても気付いてはくれない。
いいえ、気付かないふりをしている…

…その人は空想の中の架空の人…。

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