『早春物語』(1985)
昔読んだ「早春物語」の映画版が放送されると知り観ましたが、
何となく違うような気がして…と言うのも、原作で覚えているのが、
「女子高生と中年のエリートサラリーマンの不倫」と「高原のコテージ」だけだから。
現代の人気作家を読まないのに、なぜ読んだのかも覚えていないし、
読み返そうと探してみたけれど、見つけることが出来なかった…
処分したのかしら…?物忘れが重症みたいで怖いです。
中年男性と女子高生のお話、
今なら問題になると思うけれど、30年前は大丈夫だったのでしょうか。
映画の梶川は独身でしたが、原作では妻子がいたような…?
淡い恋とは違ったような…?
林隆三さんというと「クラビノーバ」、商社マンというより自由業の感じ、
いかにもプレイボーイ風ですが、42歳の梶川は17歳の“瞳”に振り回されていて
気の毒でした。
10代の頃って、40歳位の大人の男性に憧れるものなのですよね。
私にも覚えがあります。
その人は博識で寡黙、それでいてユーモアを解し包容力のある人…
でも残念ながら既婚、どんなに熱い想いを寄せても気付いてはくれない。
いいえ、気付かないふりをしている…
…その人は空想の中の架空の人…。
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