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2014年10月

「花子とアン メモリアルブック」

20141021

「花子とアン メモリアルブック」に目が留まってしまい、
迷った挙げ句、
素通りしたら後悔しそうな気がして購入してしまいました。

乙女チックでとても綺麗な表紙、
巻頭には、吉高花子さんのピンナップ写真がありましたが、
開いてみると、裏面は英治さんが…

なぜ朝市じゃないの?
誰であっても飾るつもりはありませんが、朝市派の私には理解出来ません。

英治さんより、ダブルヒロインの蓮様の方が飾りたい人は多いような気もしますが、
素人には解らない裏事情があるのかもしれません。

肝心の中身ですが、村岡夫妻と蓮子さん以外では、
嘉納伝助の記事が多く、朝市や醍醐さんのが少なくてガッカリ…

伝助が多いのは籾井会長の地元だからですか?
それとも、中園さんが伝助ファンだから…?

本当に伝助って人気があったのでしょうか?
私の周りでは朝市派が多く、あとは吉太郎なのに…

巻末に、「制作スタッフ」が紹介されていましたが、
出演者については、「主な出演者」だけで、
全員(役名のある)の名前は記載されていなかったのも残念でした。

「残念」ばかり書いてしまいましたが、
しばらくは綺麗な写真を眺めて現実逃避することになるのでしょうね。

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「朝市の嫁さん」

三週間も先…
と思っていたスピンオフドラマ「朝市の嫁さん」、
終わってしまいましたね。

いつも通り録画し観ましたが、90分(約)が、とても短く感じました。

「醍醐さんと吉太郎」も「宇田川先生と元夫」(夫役だった木庭博光さんに同情)
も、引き込まれてしまいましたが、
聡文堂の編集者の「求婚」には引きました…!

今回の主役は、ちづ江さんですから仕方ないのですが、
朝市派としては、朝市の登場シーンが思ったより少ないように感じました。

それに、「ちづ江」役の女優さんが美し過ぎたことも少々残念…
もう少し素朴な感じの女性の方が
「朝市が惹かれた人」らしいようにも思いましたが…。

ラスト近くの「本の部屋」での朝市に感動しました。
回想シーン、未公開シーンの朝市も素敵!

窪田正孝さん、有り難うございました。

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『すらすら読める枕草子』…2

『すらすら読める枕草子』(山口仲美・著 講談社)を読んでいて、
ある箇所で目が止まりました。(P150)

私も大好きな「にくきもの」には、「蚊」についても書かれていますが、
著者によれば、「蚊の細声にわびしげに名のりて」とあることや、
平安時代の『金光明最勝王経音義』に、蚊について、
加阿(かあと長く引いて発音していたと記されていることから、
平安時代の人には、蚊の羽音が「かー」と聞こえていたというのです。

同じように、ウグイスも「ホーホケキョ」ではなく、「うーぐひす」、
いかなれば 春くるからに うぐひすの 己が名をば 人に告ぐらむ
                          (『承暦二年内裏歌合』)

ホトトギスも、「特許許可局」や「テッペンカケタ」ではなく、「ほととぎす」…
(あかとき)に 名のり鳴くなる ほととぎす いやめづらしく 思ほゆるかも
                                      
(『万葉集』巻一八)

犬の鳴き声は、日本では「ワンワン」ですが、
アメリカ人の耳には「バウワウ」と聞いたことがあります。
同じ筈なのに、刷り込みによって違うように聞こえてしまうことが面白いです。

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「朝市の嫁さん」

新たな情報があるかしら…?

と、一週間ぶりにをHPを開いてみたら、
「朝市の嫁さん」ノート1、2、3、と更新、
朝市役の窪田正孝さんへのインタビューもありました。
(本編の撮影当時、“朝市は結婚しない”と聞かされていたそうです。)

「朝市の嫁さん」の予告動画も公開されていましたが、
宇田川満代さんの存在感が凄いです。

16日(木)の「スタジオパークからこんにちは」には、
窪田正孝さんが出演されるとのことでした。

ドラマは(映画も)、1シーン1シーンが重要と思っているので、
もし総集編があったとしても観ないつもりでいましたが、
スタッフのブログによれば、「総集編」には未公開シーンが入っているとのこと…
「未公開」の文字には勝てません…(笑)

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「100分 de 名著」 枕草子 第2回

意外なことに、イケメン好きでミーハーだった清少納言、
平安時代のキャリアウーマンも、現代人と同じみたいですね。

貴族社会の「通い婚」のことを「一夫多妻」と勘違いしていました。
正しくは、「一夫一妻多妾(たしょう)」、
そういわれてみれば、光源氏には「葵の上」がいました。

厳密には、妾と側室は違いますが、
以前、明治天皇には多くの側室が存在し、子女15人は全て側室との子…
と書きましたが、所詮、「腹は借り物」でしかなかったわけですね。

貴族はほんの一部、それ以外の大多数は農民、
華やかで贅沢な貴族社会は、下々からの搾取で成り立っていたのでしょう。

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『すらすら読める枕草子』  

さっそく『すらすら読める枕草子』を借りてきました。

枕草子は高校生の頃から好きでしたが、山口仲美さんの現代語訳は、
「もう息も詰まるほど感動的」「これまた言いあらわしようもないほどステキ」、
など、砕けた表現、それが、まるで辛辣なキャリアウーマンの独り言のようで、
宇田川満代さん(「花子とアン」)が浮かび、笑ってしまいました。
(山田真歩さんは「100分de名著」では清少納言に扮しています。)

「春といったら…?」、
私なら「桜」「新一年生」といった陳腐な言葉しか出ませんが、
「春といったら、なんたって夜明けよ!」…清少納言の感性は凄いですね。

通い婚(一夫多妻)の時代、逢瀬の直後、帰宅した男性は「後朝の文」を出し、
女性達は、男性の色彩感覚や、薫き染めた香の匂いに惹かれる…

優雅といえば優雅ですが、女性はただ待つのみ、
貴族社会の男性だけが、自由を謳歌していただけようで腹立たしい限り、
きっと特権階級では、最近までこんな感じだったのでしょうね。

(少々逸れますが、明治天皇には15人の子供がいたとのことですが、
全員、側室との子、皇后との間に子供は誕生していませんでした。)

何れにしても、もし私が千年以上も昔に生まれていたとしたら、きっと下層階級、
文字の存在さえ知らなかったことでしょう。

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20141007
『すらすら読める枕草子』 山口仲美・著 講談社
  (約40章段が取り上げられています)
目次
Ⅰ 男と女のエチケット
  1 こういう男はかっこいい
  2 ダメな男
  3 こういう女はステキ
  4 こういう女は見苦しい
  5 男と女はこうありたい
  6 こういう男と女はみっともない
Ⅱ 人としてのマナー
  1 こういう人は許せない
  2 こういう人はいいわね
  3 失礼な言葉遣いをしないで
  4 まあ、許容範囲ね
Ⅲ 感じる心
  1 なんてステキな光景なの!
  2 もう、がっかりよ
  3 まあ、うれしい
  4 ああ、じれったい
  5 ドキッとしちゃう

ⅡとⅢに共感しました。

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ペンの持ち方

最近気付いたことなのですが、ペンの持ち方にも流行があるみたいですね。
若い人(一部)のペンの持ち方が、昔とは違うのです。

私が「かきかた鉛筆」の頃に教わった持ち方とは違って、
親指を殆ど曲げずに、人差し指の第二関節辺りに来ている…
「持つ」と言うより「握る」、又は「挟む」感じなのです。
上手く説明が出来ませんが…

目撃した人が、たまたま女性ばかりだったので、爪を長くしているから?
とも思いましたが、必ずしも爪のせいではないようです。
やっぱり流行…?
持ち方が変でも、皆さん悪筆どころか、正しい(?)持ち方の私より上手でした。

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○○な自分がいます

「いちいち うるさい」と言われそうですが、
流行言葉なのか、数年前から「○○な自分がいます」「私的には…」など、
自分を第三者の視点で見ているような言葉遣いを耳にするようになりました。

また、最近はあまり聞かなくなりましたが、
「私は○○の人だから」「私って○○じゃないですか~」にしても、
(そうなの?知らなかったわ)と思わずにはいられません。

そういう私も、本当は断定したいのに、指摘や批判を怖れ、
「…かもしれません」「…のような気がします」と曖昧にしてしまいます。

匿名のネット社会は怖いです…!

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スピンオフ

「花子とアン」が終了して一週間になるのに、
未だに引きずっているようで、つい公式サイトを覗いてしまいます。

今日は“「朝市の嫁さん」ノート”が更新されていましたが、
それによると、スピンオフは、朝市が村岡家に結婚の報告に来たところと、
リンクしているそうです。

スピンオフは勿論とても楽しみにしていますが、
本編終了後の続きや、かをる子さん、茂木先生、富山先生のその後なども
観てみたいです。

今回、思いがけず朝ドラに浸ってしまいましたが、
日頃ドラマを観る習慣がないため、出演されていた殆どの役者さんを知りませんでした。

公式HPに紹介されている主な出演者18名のうち、分かったのは、
蓮子さん、周造、吉平、ふじ、、リンさん、地主さん、茂木先生、富山先生の8名だけ。

その他は、花子役の吉高さんはじめ、初めて知った役者さんばかり、
でも、先入観が無かった分、却って良かったです。

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「100分 de 名著」

「100分 de 名著」は時々録画して観ていますが、10月のテーマは「枕草子」、
先ほど再生したところ、清少納言に分してたのは宇田川満代役の山田真歩さんでした。

日本初の随筆「枕草子」は、古典の中で一番好きな一冊ですが、
山口仲美さんの現代語訳は、今までに読んだ味気ないものとは違い、
改めて読みたくなってしまったくらい今風で素敵な文でした。

★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜

名著37 「枕草子」 (講師は山口仲美さん)

第1回 鮮烈な情景描写
第2回 魅力的な男とは? 女とは?
第3回 マナーのない人、ある人
第4回 エッセイストの条件

Eテレ 毎週 水曜日 PM. 11:00~11:25
<再>  翌 水曜日  AM.   5:30~5:55/PM. 0:25~0:50

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