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「花子とアン」

花子はいつだって蓮子の味方だったのに、
腹心の友との間にまたしても誤解が生じてしまいました。

でも、もし私が蓮子の立場だったとしたら、
やっぱり疑いを抱いたでしょう。

反戦家と分かるや否や「非国民」「売国奴」「国賊」と罵られる…
特高の拷問で殺された多喜二を思い出してしまいました。

今日初めて、龍一が魅力的に感じました。
少なくとも英治よりは…
(龍一より息子の純平の方が老けて見えたことが可笑しかったです。)

集団的自衛権の行使や秘密保護法の制定など、
戦時国家体制づくりを進めている今、
呪文のような「お国のために」を合い言葉に洗脳させられ、
否応も無く侵略戦争に加担させられた狂気の時代を、
過去のものとは思えません。

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~略~
先年の戦争で、日本にはたくさんの犠牲者がいる。これらにたいして、国はなんの救護もしていない。国民を偽って戦争にかりたてた政府が、このうえまたもや再び人民を戦争に追いやろうとする。その結果として残るものは、混乱と、反逆と、殺戮と、ついには滅亡だけであろう。
            (『日本評論』昭和26年4月号「片隅からの言葉」柳原燁子)…『アンのゆりかご』328ページより

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コメント

katarohinaさんへ
庶民の敵、アベノミクスにしても失敗は最初から分かっていたはず、一切信用出来ないので改造内閣も全く期待していません。

投稿: ミチ | 2014年9月 3日 (水) 16:37

安倍ちゃんが「日本を取り戻す」と叫んだら要注意。植民地教育のような日本語を一切使わない英語の授業の推進。これって奴隷になれってことでしょう!?安全神話が通用した日本のことかな?いったいどんな日本を取り戻すというのでしょうね。ビジョンなき言葉を政治家が叫んだら要注意です。

投稿: katarohina | 2014年9月 3日 (水) 09:43

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