「花子とアン」
新しい環境に馴染めない美里は、花子の病気や爆撃のことを知り、
心配のあまり甲府から一人で戻ってきてしまいました。
汽車賃は貯めてあったお小遣いで足りたのでしょうが、
まだ小学生(12歳)、無事な姿を見るまでは、大人たちは心配だったことでしょう。
ちなみに、「アンのゆりかご」では、
みどり(美里のモデル)と晴子(直子のモデル)が甲府に縁故疎開したのは、
花子がジフテリアに罹った後でした。
ただ、安中家(安東家のモデル)は、花子が5歳の時に品川へ移住しているので、
甲府の親戚といっても、花子の実家ではなく、多分母方の親戚と思われます。
また、みどりは転校先でいじめに遭ったのではなく、
疎開先の親戚宅で意地悪されていることを手紙で書いて送っていました。
それを知った花子と梅子(もものモデル)が、
儆三(英治のモデル)と坂田巌(旭のモデル)の反対を押し切り、
連れ戻しに行ったのでした。
※ 花子がジフテリアに罹ったのは昭和18年(1943)のこと、
みどりと晴子が甲府へ縁故疎開したのは昭和19年8月22日、
連れ戻したのは11月22日でした。
ところで、18日(木)放送の「ネタバレ」に、
「朝市が美里に、“辛いなら無理に学校に来なくてもいいから”と言って慰める」
とありましたが、カットされてしまったようです。
クレーム対策でしょうか…色んな意見があるので仕方ないのですね。
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