「花子とアン」
虹になってしまった歩ちゃん…
我が子に先立たれることほど残酷なことは無い…
まだ幼く、突然の死…
まるで悪夢でも見ているかのように、忽然と消えてしまったのですから、
本当に辛いです。
原案(「アンのゆりかご」)を読んだので、
村岡夫妻の長男の道雄(大正9年(1920)9月13日~大正15(1926)年9月1日)が
疫痢で亡くなったことは知ってましたが、子役ちゃんの名演技に涙が出ました。
そこには、発症から臨終前後の様子がリアルに描かれていて、
病院に駆けつけ、花子に寄り添ってくれたのは宮崎燁子(白蓮)でした。
花子は告別式の間、教会の最前列で神を呪っていたという…
病気の妻(幸)と長男(嘉男)を捨て、花子と結婚した儆三と、
二人から儆三を奪った花子…
人を傷付け、自分たちだけの幸せに酔いしれていたことへの制裁だとしても、
あまりにもむごい仕打ち…
ドラマが「アンのゆりかご」通り作れなくても仕方ないです。
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