「塀の中の“自由”~アフガニスタンの女性刑務所~」
NHKBS世界のドキュメンタリーを時々見ていますが、
「塀の中の“自由”~アフガニスタンの女性刑務所~」
は残念ながら途中からでした。
刑務所で服役しているといっても、
罪状は、夫に無断で外出した、家族が決めた結婚を拒否した、
暴力をふるう夫から逃げた、といったものばかり。
アフガンの女性は、男性(父、夫、兄、弟)と一緒でないと外出できないのですが、
付き添った息子(一夫多妻のため血縁の無い息子だから)も罪人となり、
父親は「出所したら妻も息子も殺す」と…どうも単なる脅しではないようでした。
女性は教育も受けられず、自由や権利は一切ありません。
外出時には、目の部分のみが網状のブルカで全身を覆い隠さなければいけない。
暴力夫から逃げただけで殺された女性も、
レイプの被害者なのに家族に殺され、
男性に視線を向けただけで親に殺された少女もいます。
すべてはイスラムの教え、神の名において名誉殺人として賞賛されるのです。
マララ・ユサフザイさんも帰国すれば命の保証はないでしょう。
もう人間扱いじゃない。家畜や奴隷と同じ、それ以下です。
イスラムの女性、特にアフガニスタンの女性を救う手立ては無いのでしょうか?
私は「日本人に生まれて良かった」とあまり思わない方ですが、
つくづく「アフガニスタンでなくて良かった」と思わずにはいられませんでした。
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