パズル
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父に会いに行くと世間話や思い出話をしたり、ゲームをしたりします。
父の部屋には将棋や囲碁のセットを持って行ってますが、
ゲームと言っても私は囲碁将棋は出来ませんし、
はさみ将棋や連珠にしても幼児並みで、父に教わりながらになってしまうため
やるのは専らオセロなのです。
95歳の父はオセロのルールを数ヶ月前に覚えたばかりなので、
隅を取ると有利とは知りつつも、75歳の頃に習った囲碁の影響からか、
とにかく沢山ひっくり返そうとして、隅の回りにも打ってしまう…
そういう私も、オセロも幼稚園児並みですが、
父に気付かれないように、程良く負けるのは結構大変です。
ほかに「ベストオセロ」と携帯用の小さなスチール製のを持っていますが、
父のところに持って行っているのは、大きい左側のオセロ(公式)です。
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父のところへは一日おきに行っていましたが
先週から、外部からのインフルエンザとノロウイルスの感染予防ということで
この先、約4ヶ月間、面会が不可能となってしまいました。
私はどうしても父に報告と相談があったので、
前日に時間指定をし医師から許可を取っていたにも関わらず、
なぜかその医師本人から面会は出来ないと言われてしまいました。
執拗に頼み込んだ結果、特別に面会室で5~10分だけならと許されましたが
今後は無理のようです。
電話の取り次ぎをしてくれないことは、ひと月程前に知りましたが、
一年の三分の一も会えないことは事前の面談では聞かされていませんでした。
洗濯物の交換は事務所の窓越しで行うように言われ、
正月も会えないらしい…
それにしても、医師、看護士、介護士、療法士をはじめ、
調理師、事務職員や清掃員だけでなく
デイサービスを利用している多くの人たちが出入りしているのに、
家族だけは入れないのは矛盾していると思うのですが…
他にも納得できないことは山ほどありますが、
あまり追求しても、お互いに険悪になるばかりで
その結果、父に嫌がらせがないとも限らないので我慢しましたが、
当然すっきりしません。
伯母夫婦の介護施設では面会制限が一切ないし、
リハビリも毎日してくてると聞きましたが、(父は週2回、それもマッサージ程度)
父自身が移る気がない以上、私たちは我慢するほかありません。
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