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2013年8月

『マーサの幸せレシピ』(2001・独)

『マーサの幸せレシピ』を観ました。

私は慢性的な睡眠不足のため、
いつも途中で睡魔に襲われてしまうのですが
今回は、深夜にも係わらず最後まで無事でした。

ありがちなストーリー、ラストも想像通り、
感動した、とは言えないまでも、かなり良かったです。

人付き合いが不器用で、生真面目で職人気質のマーサ、
陽気なイタリア人シェフのマリオや、厨房の仲間たち、
階下の子持ちバツイチ中年男性も、リナの父ジュゼッペも、
みんないい人ばかり、女性が共感する作品かもしれません。

「一つの厨房に二人のシェフ(料理長)がいるのは、二人で運転するのと同じ」
と反発していたマリオと結婚したマーサ、
でも、いずれ姉の二の舞になりそうな気もしました。

ところで、マーサのことをオーナーが
「街で二番目に腕のいいシェフ」と言ってましたが
街一番はマリオのことなのでしょうか?

リナの「ママの顔を忘れそうなの…」がグサリと刺さりました。

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  今はもう秋、誰もいない海
  知らん顔して人が行き過ぎても・・・

二週間位前から秋風を感じ
一週間位前からは夕暮れになると秋の虫が鳴き出し
きのうからすっかり秋になってしまったみたい

例年のごとく夏バテして、汗疹にも苦しめられ
涼しさに恋い焦がれていたのに
寂しくなるのもいつものこと
母のいない今年はよけいに悲しい。

  秋でもないのに人恋しくて
  寂しくて黙っていると
  誰か私に手紙を書いて書いているような・・・

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『おくりびと』(2008)

録画しておいた『おくりびと』を観ました。

アカデミー外国語映画賞を受賞し話題となった当時も興味はありましたが、
高齢の両親がいる身としては、やはり敬遠してしまって…

今回も録画はしたものの、
再生するには相当の時間と覚悟が要りました。

予想に反し、意外にも重苦しくはなく、
しみじみとした邦画らしい作品でしたが
視点が「おくる側」のため、遺族側の描写はさらりとしたもので、
笑うべき箇所も色々記憶が蘇り笑えませんでした。

体験された方は、みなさんそうではないでしょうか。

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