『死ぬまでにしたい10のこと』(2003)
『死ぬまでにしたい10のこと』(My Life Without Me)は、
サラ・ポーリー主演というだけの理由で録画して観たのですが、
重いテーマとは裏腹に感動も泣けるところもありませんでした。
23歳にして突然余命2ヶ月と宣告されたアン(サラ・ポーリー)は誰にも打ち明けず、
死ぬまでにしたいリストを書き出すのですが…
誰にも打ち明けなかったことや、
幼い2人の娘が18歳になるまでの誕生日メッセージを録音したり
髪型を変えようとしたりつけ爪を付けてみたり、
刑務所にいる父親に会いに行ったことには共感出来ますが、
「夫以外の男性と恋に落ちる」というのは納得出来ませんでした。
不仲でもないのに夫を裏切るとは…
しかも後半はそれがメインになっていたように感じて残念でした。
ですが、ある日突然、死を宣告されたとしたら、
本来とは別の人格に支配されてしまうのかも知れないけれど。
自身によるナレーションの自分を指す言葉がyouだったように…
…ラストも呆気なくて拍子抜けしてしまいした。
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