« 「中国文明の謎 第3集 始皇帝“中華”帝国への野望」(NHKスペシャル) | トップページ | グレーのセーターのまとめ »

和製漢語

漢字の成り立ちには、残酷で怖ろしいものもあるようですが、
漢字の熟語にも、現代では考えられないほどの権力者の力が見えます。

先日のNHKスペシャル(「中国文明の謎、第3集」)によれば、
“牛耳る”の「牛耳」は、「秦」が初めて中国を統一を果たした時代、
諸侯と同盟を結ぶ際に、支配者が牛の耳を切り、その血を飲ませて
忠誠を誓わせたことから出来た言葉だそうです。

。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。

ところで、歳のせいか勉強不足なのか、最近、片仮名言葉が多くて付いていけません。
(メモして調べるようにしていますが…)

外来語といえば、
幕末以降、それまで日本にはなかった西洋の文化や概念が入ったことから、
知識人が日本語に翻訳し、新たな言葉(和製漢語)を作ったのだそうです。

その和製漢語は、明治以後、中国からの留学生によって、
中国や朝鮮半島に渡っていったとのこと…。

現在、中国では日本から逆輸入された多くの和製漢語が使われていて、
(「人民」「共和国」「共産党」「社会主義」も和製漢語らしい…)
韓国や北朝鮮にしても、もし漢字が復活したら、使われている言葉の多くが、
和製漢語であることがばれてしまう、と読んだことがあります。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

和製漢語、ちょっと調べてみました…

教育、教養、美術、芸術、文明、文化、文学、化学、科学、物理、分子、幾何、進化、
時間、空間、喜劇、悲劇、基準、義務、協定、目標、目的、強制、民族、自由、理想、
思想、人権、意識、理性、感性、主観、客観、宗教、哲学、革命、階級、資本、独裁、
銀行、郵便、電話、企業、経済、法律、議会、組合、労働、集団、右翼、左翼、政党、
政策、選挙……

…↑はほんの一部、一体どの位あるのでしょうか…?
そういえば、「野球」「運動」「失恋」なども和製漢語、
外来語を翻訳した昔の知識人は凄い!…と思わずにはいられません。

片仮名言葉に閉口していたとしても、今の時代、新たな和製漢語を作っても、
却って混乱するような気もします。

|

« 「中国文明の謎 第3集 始皇帝“中華”帝国への野望」(NHKスペシャル) | トップページ | グレーのセーターのまとめ »

* ひとりごと」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。