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『鉄道員』(1956・伊)

今日はあいにくの空模様なので、午後より映画鑑賞をしました。

『鉄道員』は、昔、リバイバル上映を見に行きましたが、
機関士の父親と健気な末っ子の泣ける映画ということと、
物哀しいテーマ音楽ぐらいしか記憶がありません。

私が特別忘れっぽいのでしょうが、
こんなにも忘れるものかと驚くやら呆れるやら…
…やはり何度も涙が出てしまいました。

酒好きで頑固ながら、家族を愛し責任感の強いの父、
常に夫と子どもたちの間に立ち、一家をまとめている母、
頑固な父を避ける長男と長女、
幼い末子だけは父に尊敬と憧れの眼差しを向け、
幼いながら家族を気遣い心を痛めている…

古いイタリア映画ですが、家族の姿というものは、
どこの国も大して変わりないような気がします。

でも、『鉄道員』の父親のような男らしい大黒柱は、
今の日本では絶滅寸前なのかも知れません。

好きな映画を思い浮かべてみると、
『ニューシネマパラダイス』『鯨の中のジョナ』『尼僧の恋』『天使の詩』…
といった泣けるイタリア映画が多いのですが、
この『鉄道員』だけでなく、『ひまわり』『ブーベの恋人』『悲しみは星影とともに』
『道』などサントラを聴くだけで泣けるのも、イタリア映画に多いようです。

古いモノクロ映画、いいですね。

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