LaLaTVのアボンリー ごめんなさい
アボンリーファンの方、本当にごめんなさい。
アボンリーは無料ではなかったみたいでした。
先日確認したときは「無料放送」になっていたと思ったのに…
私の早とちりで、期待させてしまって本当にすみませんでした。
…実は全話、録画予約しておいたのですが、
27話と28話は録画成功、29話以降は失敗…
不思議です。
アボンリーファンの方、本当にごめんなさい。
アボンリーは無料ではなかったみたいでした。
先日確認したときは「無料放送」になっていたと思ったのに…
私の早とちりで、期待させてしまって本当にすみませんでした。
…実は全話、録画予約しておいたのですが、
27話と28話は録画成功、29話以降は失敗…
不思議です。
アンディ・ウィリアムスさんが亡くなられたそうです。
84歳でした…時というものは無情ですね。
アンディ・ウイリアムスさんといえば、昔、日曜の午後にNHKで、
「アンディ・ウイリアムス・ショー」が放送されていて、毎週楽しみにしていました。
とても美声で、一番記憶にあるのは、やはり「ムーン・リバー」ですが、
「ある愛の詩」「ダニーボーイ」「ゴットファーザーのテーマ」なども有名でした。
ご自身も、3人のそっくりなお兄さんたちと歌われていましたが、
「アンディ・ウイリアムス・ショー」には、オズモンド・ブラザーズや、
マイケル・ジャクソンが少年だった頃のジャクソン・ファイブも出演していて、
特に、可愛い末っ子のジミーが人気のオズモンド・ブラザーズは、
日本語のレコードが発売され、カルピスのCMにもご家族で出演されていました。
最近は、ドラマもポップスも、なぜか韓流ですが、(下火になったような気がしますが)
昔は、どちらも欧米ばかりでした。
話が逸れてしまって失礼致しました。
アンディ・ウイリアムスさんは何度も来日され、
私は知りませんでしたが、紅白歌合戦にも出演されたそうです。
アンディ・ウイリアムスさん、どうもありがとうございました。.
心よりご冥福をお祈りいたします。
久しぶりに、ニコニコ動画の「幸せな結婚式」を見ました。
本当は、時間も遅いことから、少しだけにしようと思ったのですが、
途中でストップするのは無理な話、結局、最後まで観てしまいました。
ニコニコ動画は、いつもコメント表示しないで見るのですが、
アボンリー場合、感動を分かち合いたくて、コメントも…(*^-^)
「ガスかっこいい!」
「スチュワートが不憫」
「韓流よりこういうドラマを放送して」
「ストーリー、配役、声優、すべて素晴らしい」
「第1話から見たい」「泣ける」
「アボンリーは名作です」
「むかし夕方に放送してた」
「みんな大きくなったな」
「オリビアとジャスパーもナイスカップルだね」
「へティ、かわいい」
などなど、コメントの一つ一つに反応してしまいました…(*^.^*)
ラスト、へティの挨拶で、
「それでは、みなさん、今日のこのよき日に一緒に乾杯してください。
~略~
…アボンリーに…」
と言うと、
アボンリーに
の文字が大量に表れ、思わず吹いてしまいました。
最近、LaLaTVで、ドラマの一挙放送というのをやっていますが、
30日には、アボンリーのシーズン3が放送されるようですよ。
契約していなので私は観られませんが、
一挙放送ってどうなんでしょう…?
ちょっと微妙ですよね…(^-^;
「シーズン3 まるごと全話放送」…9月30日(日) 8:00~21:00
第27話 「オリビアの結婚」 The Ties That Bind
第28話 「困ったそっくりさん(前編)」 But When She Was Bad...She Was Horrid
第29話 「困ったそっくりさん(後編)」 But When She Was Bad...She Was Horrid
第30話 「ぼくの馬ブラッキー」 Felix and Blackie
第31話 「ジャネットの反乱」 Aunt Janet Rebels
第32話 「新任の先生」 Another Point of View
第33話 「まるでミステリー」 A Dark and Stormy Night
第34話 「吹雪のち晴れ」 Friends and Relations
第35話 「かくしごと」 Vows of Silence
第36話 「吸血鬼の恐怖」 After The Honeymoon
第37話 「ヘティの求婚者」 The Calamitious Courting of Hetty King
第38話 「上流社会」 High Society
第39話 「友よ 安らかに」 Old Friends, Old Wounds
太字タイトルの理由、分かりますか…?
答えは
↓
↓
『韓国が漢字を復活できない理由』
豊田有恒/著
祥伝社新書 2012年7月10日 初版発行
祥伝社
子どもの頃のかすかな記憶では、韓国語は漢字とハングルでした。
それが今はなぜかハングルだけになっています。
表音文字のハングルは、アルファベットや仮名と同様、
文字自体に意味はないそうです。
仮名だけの文は、とても読み難いものですが、
日本語以上に同音異義語の多いという韓国語なのに、
ハングルだけで意味が通じることが不思議です。
韓国国内の事情は分かりませんが、
日本の多くのメディアは韓国の固有名詞を漢字表記しています。
学校で漢字を習っていなくても、自分の名前ぐらいは書けるのでしょうが、
漢字を知らない世代でも、漢字の名前があるのが不思議です。
韓国語についてのこんな疑問は、本書によってほぼ解決しました。
中国と密接な関係にあった韓国は、日本以上に漢字の国で、
かつては、公文書はすべて漢文だったそうです。
世宗王が創製したハングル(当時は「諺文(オンムン)」)ですが、
李朝時代は、「牝文字」「わらべ文字」と蔑まれ、
教育の受けられない庶民は当然のこと、知識人も使うことはなかったとか。
ハングルが普及されたのは、実は日本の統治時代で、
日本から導入された和製漢語と併用して、庶民にも広まったようです。
独立後、日本文化を消す「日本隠し」が政策の最優先となり、
その一環として、漢字を廃止したようです。
なぜなら、韓国で使われていた漢語の7~8割は、
日本人が西洋の言葉を訳した和製漢語だったからです。
漢字併用にすれば日本文化の影響が強いことが国民にばれ、
自国の文化的優越感が成り立たなくなるのですから、廃止するしかないでしょう。
現在の韓国語は韓国読みの和製漢語をハングル表記したもので、
(韓国語には訓読みがないそうです。)
もし漢字を復活させると、韓国語は日本語のようになってしまうそうです。
どんなに不便でも、学力低下となっても、ハングル表示にこだわる韓国、
いつわりの文化的優越感のために…
:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+
ところで、本書とは関係ありませんが、以前、韓国人の教師が、
「韓国がノーベル賞を取れない理由」を講義している動画を見たことがあります。
詳しくは覚えていませんが、
「ハングルは表現力やその他全てにおいて、世界中で最も優れた言語のため、
どんな言語にも翻訳出来ない。だからノーベル文学賞が取れない。
日本は非常に劣った国で、韓国が文化を教えてやらなかったら今も未開人なのに、
ノーベル賞を2回も受賞したのは、日本語が単純で英語に翻訳出来たから…」
というような内容だったと思います。
この教師が世界中の言語に精通しているのかどうかは別として、
こんな講義をしている限り、ノーベル賞は無理ではないでしょうか。
自然は律儀ですね。
暦通り、すっかり秋の気配です。
昨夜はいつの通りタオルケットも掛けないで寝たのに、
目覚めた時には、胸までしっかり掛けていました。
そろそろ夏掛け布団を出さなければ…
夏掛け布団の出番は僅かですね。
今日も真夏と同じ服装で、扇風機も回っていますが、
昨日はエアコンのプラグを抜きました。
待ちに待った秋到来、
でも、嬉しいような、寂しいような…
『日本人はビックリ!韓国人の日本偽史(ギシ)』
野平俊水/著
小学館文庫
小学館
資料に基づいた論理的な内容だったので説得力があり、
韓国人のことが少しだけ理解出来たような気がしました。
身近に韓国の人がいないので、よく分かりませんが、
韓国で学び、韓国で教鞭を取り、韓国人女性を結婚した著者によれば、
韓国の多くの人が、日本人の歴史認識に不満を抱いているとのことです。
韓国人にとって歯痒いのは、
「韓国が日本にいかに多くの文化を与えてやったか」
「日本が韓国に対しいかに多くの被害を与えたか」
を日本人が知らず感謝もなければ贖罪意識も抱いていないことにあるようです。
「日本人の歴史認識」というのは日韓併合だけでなく、
神功皇后の三韓遠征といった『日本書紀』の記述から、「文禄・慶長の役」、
征韓論や江華島事件に至るまで全てが含まれているというのですから、
タイトル通り「ビックリ!」です。
韓国では、文化的優越感のため、日本を批判するための、
ご都合主義的な「日本偽史」が信じられていて、例えば
「日本人は野蛮で残忍で愚か」「日本は韓国人が原住民を制圧して作った国」
「天皇は韓国人である」「皇室を始め日本の支配者は韓国人」
「日本人のほとんどが韓国系である」「日本の文化はすべて韓国人が伝授したもの」
「髙天原は韓国にあった」「日本語は古代朝鮮語から作られた」
「万葉集は韓国語で書かれた」「法隆寺金堂壁画の作者は韓国人である」
「日本海は元々「韓国海」であった」
「koreaという韓国の英文表示は日本による陰謀である」などがあり、
日本古来の文化といえば、「下駄、タクワン、フンドシ」くらいのもの、
韓国に伝わった日本の文化と言えば「サツマイモ、唐辛子、煙草」だけ、
…冗談でしょ(笑)
信じられないような「文化伝達偽史」「侵略偽史」「歴史歪曲」のオンパレードで、
ビックリというより呆れてしまいました。
でも韓国人にとってはこれこそが真実、
日本の「歴史教科書は歴史を歪曲している」と思っているらしい…本当かしら?
韓国の歴史については、荒唐無稽というか余りにも壮大な「妄想の世界」で、
韓国の人たちが疑問を抱いているような気もするのですが…?
韓国には「嘘も100回つけば本当になる」という言葉があるようですが、
それにしても、韓国五千年とは…???
反日デモ、どこまで拡大するのでしょうか?
…心配です。
反日デモを装った集団テロ行為を
「破壊略奪の責任はすべての日本にある」ですからね。
これで国連安保理の常任理事国なんですから、常識では考えられません。
中国政府は、沖縄や大陸棚も領有権を主張していますよね。
チベットもウイグルも内モンゴルも、こうして奪ったのでしょうか。
日本の尖閣諸島国有化は中国にとって好都合だったかもしれません。
反日デモは反日教育の成果でもあり、
経済成長の恩恵を享受できない人たちの不満爆発を反らすことができたことでもあり、
そのパワーをバックに、尖閣諸島領有を実力行使しようとしているのですから。
日本製品ボイコットといっても、中国では、車にしてもPCにしても携帯にしても、
日本の先端技術なしでは生産できないと聞くけれど、
その点はどのように折り合い付けるのでしょうか…?
聞くところによると、日本製品を買えるのは一部の富裕層で、
大多数は日系スーパーでの買い物さえできないそうですね。
だから日本製品ボイコットと叫びながら、略奪するのでしょうね。
浅ましいというか、哀れというか…
結局は日本製品ボイコットと言ってる人たちは、
日本製を買いたくても代えない人たちなんでしょうね。
やはり実質的には反政府デモと思いますよ。
だって毛沢東のプラカードが登場し出しましたからね。
尖閣諸島に毛沢東は関係無いでしょ。
日系企業を襲撃しても逮捕されませんが、
中国企業や商店を襲撃したら間違いなく逮捕されますから。
でも、毛沢東の出現で武装警官も今までのとは違う態度をとると思いますね。
文革でまともな人の殆どが粛正されてしまったのかも…
日本政府はいつまで中国に経済援助を続けるのでしょうか。
昨日は「どうぞご勝手におやりください」なんて書いてしまいましたが、
あれはどう考えても抗議のための反日デモとは思えないですよ。
うまく言えませんが、一方的な戦闘行為というか、理性の欠片もない破壊行為、
日本製品ボイコットと叫びながら日本製品を略奪する…矛盾してませんか…?
暴徒化するのが中国の一つの文化にしても、日本人の感覚では異常です。
記事によれば、デモは多くの都市に拡大し、大使館の襲撃や日本人への暴行、
日系企業などに対し破壊、放火、略奪を繰り返し、
ジャスコだけでも被害額が24億円以上だそうです。
被害に対し、中国政府は何らかの保証をしてくれるのでしょうか…?
まさか知らんぷり…? 結局は泣き寝入り…?
中国には「愛国無罪」という言葉があるそうですが、世界中の人が見ているのです。
恥ずかしくはないのでしょうか。
中国の名を落とすだけ、多くの中国人にとっても大迷惑でしかないと思います。
文化大革命でも、天安門事件でも、多くの人が殺害され処刑され投獄されたのに、
今回の暴徒には傍観ですか…そして中国国内では暴徒化を報じないという。
中国にとって、劉暁波さんのような人こそ、本当の愛国者だと思うのに、
ノーベル平和賞受賞者が罪人とは…
知れば知るほど、中国という国は理解出来ない国です。
日本が日本人の地権者から尖閣諸島を購入したことを抗議する反日デモが、
中国各地で拡大化しているようです。
私には反日デモというより、反政府デモに思えます。
表向きは「日本政府の尖閣諸島国有化」でも、
経済成長とは無関係の富裕層以外の人たちの不満が爆発しただけでは…?
反日デモに限りませんが、暴徒化する様子は目を背けたくなるほど醜く、
原始人のようで軽蔑しか感じません。(原始人に失礼ですが)
日本製という理由だけで、同じ中国人の財産を破壊する行為は、
まったく理解出来ませんが、どうぞご勝手に、気の済むまでおやりくださいませ。
といった感じ、ただ、関係ない日本人が暴行を受けることは許せません。
確か、清朝滅亡の時も、中華民国が本土から台湾に移った時も、
する大した反日デモが革命に変化したのでしたよね…?
拡大する反日デモに恐れを抱いているのは、日本政府より中国当局かも…
中国の行く末は如何に…?
実は私も、数年前より個人的に中国製品不買活動をしているのです。
といっても、政治的理由ではなく、中国製に懲りているからなのですが…
でも、徹底はとても難しいです。
『なぜ世界の人々は「日本の心」に惹かれるのか』
呉 善花(オ ソンファ)/著
PHP研究所
呉善花さんの著書で最初に読んだのは『日本の曖昧力』でした。
その時はまだ著者について何も知りませんでしたが、
書かれている内容は、「右」の人が歓迎するようなものだったので、
「右」とは言えない私ですが、韓国の人に日本の文化を評価されたことが、
正直嬉しい気分でした。
その後、何冊か読みましたが、内容はいつも同じようなものばかり、
それで、もう読むことはないだろうと思っていたのに、
懲りずにまた借りてしまいました。
(本書は『理想世界』に連載されていたものを単行本化したものでした。
それを知っていたなら借りなかったと思います。)
やはりこの本も、これまでと同じような内容…
途中からは斜め読みしてしまいました。
比較文化は興味がありますが、いつも感じるのは
「外国人にはそう見えるかも知れないけれど、必ずしもそうとは言い切れない。
それはごく一部に過ぎない、そう結論付けても…」ということなのです。
私が日本人として一般的ではないのかもしれませんが…
ところで、著者は1956年済州島生まれで、1983年に来日、
時期は定かではありませんが日本国籍を取得されているそうです。
それとは関係ありませんが、
著者について芳しくない噂を知ってからというもの、
読んでいて、ついそのことが脳裏を過ぎってしまうのです。
昨夜の『お嬢さん乾杯』見ました。
録画して見たので、見終わったのは深夜1時半過ぎ…でした。
昭和24年の作品で、監督は木下惠介、脚本は新藤兼人、
主演は佐野周二さん(圭三)、原節子さん(恭子)、
他に、佐田啓二さん、東山千栄子さん、村瀬幸子さんなどが出演。
住む世界の違う男女の縁談…
自動車修理工場を経営する圭三は、得意先の専務に押し切られる形で、
断られても元々と、没落家族の令嬢恭子とお見合いをしますが、
上品な美しさにウットリ…
住む世界の違う二人は、価値観も違い、
「お金がすべて」がモットーの圭三の趣味は拳闘観戦、
恭子はバレエを鑑賞し、スキーやテニス、ピアノと趣味も正反対。
ボクシング観戦シーンは『泥だらけの純情』を思い出しましたが、
『泥だらけの純情』のような一途な愛は感じられませんでした。
ボクシングよりバレエの方が、よさこい節より幻想即興曲の方が良いとは
思いませんが、圭三のデリカシーの無さがどうしても好きになれなくて…
ラスト、恭子の行動はちょっと意外でした。
何となく打算的に思えて共感出来なかったです。
ところで、圭三は34歳、恭子は26歳の設定でしたが、
(実年齢は多分もう少し上でしょうが)現代人に比べ、かなり老けて見えました。
余談ですが、
ビールは缶より、ビンからグラスに注いで飲む方が美味しそうですね。
私にはアルコール類は無縁ですが。
『中国・韓国の歴史歪曲(わいきょく)』
~なぜ、日本人は沈黙するのか~
黄 文雄(コウ ブンユウ)/著
光文社 カッパ・ブックス(1997)
図書館で借りてきました。
著者は台湾出身の評論家ですが、書かれていることといえば、
まさに国粋主義の人たちが言うような内容で、
たとえ真実だとしても、影響されてしまうのは怖いような気もします。
韓国、中国、ロシアと領土問題を抱えている日本、
問題が怒る度によく耳にするのが、「我が国固有の領土である」という言葉です。
「○○時代に、我が国が最初に発見して命名し利用してきた領土である」…
「歴史認識の違い」なのか、敢えてなのか、双方で同じ主張をするのです。
どこの国にしても自国にとって都合の悪いことは伏せておこうとするでしょう。
学んできた歴史にしても、全て正しいかどうかは疑問ではありますが、
日本人の私としては、当然日本の主張が正しいと思っています。
でも先日テレビを観ていたら、韓国の利発そうな小学生の女の子が、
「私は学校で歴史を教わっているので、大きくなったら、
日本人に本当のことを(竹島が韓国の領土)教えてあげたい」と
言っていました。
日本人同様、韓国人も中国人も「自分たちこそが正しい、真実を教えてやりたい」
と思っているのですから、やりきれない気持ちになります。
ところで、日本人は戦後「天皇戦争責任論」から「一億総懺悔論」まで、
戦争責任を追及し続けていましたが、中国にはそういう発想はなく、
誰一人として内戦、内紛に責任を負った者はいないそうです。
自分の失敗や不幸について、「責任はすべて他人にある」というのが中国人の考え方、
著者によれば、そこが日本人と中国人の違いなのだそうです。
今年1月より「日本人は何を考えてきたのか」というシリーズが放送されています。
明治、大正、昭和とそれぞれ4回ずつ、既に大正までの8回が放送されました。
残念ながら、第1回目と、2回目は見逃してしまったのですが、
3回目以降は見ることが出来ました。
毎回感動してきましたが、中でも特に印象深かったのは、
やはり田中正造、幸徳秋水、新渡戸稲造でした。
田中正造は足尾銅山鉱毒を明治天皇に告発したことが有名ですが、
死亡したとき無一文で、唯一の私物である信玄袋には書きかけの原稿、
日記、新約聖書などが入っていたそうです。
幸徳秋水といえば大逆事件が思い浮かびますが、
罷免と言うより、実際は国家にとって都合の悪い思想を抹殺するために
国家権力が計画したもので、メディアを使った国民に対する見せしめだったようです。
堺利彦はたまたま別件で捕らえられていたために、
大逆事件で逮捕されなかったそうです。
もし堺利彦が処刑されていたなら、日本の社会主義は無かったかも知れない。
社会主義というと、旧ソ連、旧ルーマニア、北朝鮮、中国などの
社会主義国家と混同しがちですが、彼らの言う社会主義とは、
公共的平等の社会ということだそうです。
新渡戸稲造がクエーカーだったことを初めて知りました。
平等、質素、平和がモットーのクエーカーは、教会といっても、
集会場のような建物で、ステンドグラスは勿論のこと、演壇もない、
賛美歌もない、牧師もいない、誰でも発言できる場所でした。
「日本人は何を考えてきたのか」といっても、実際には極々少数派なのです。
正しくは「当時の日本人の中にはこう考えていた人もいた」
ということではないでしょうか。
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NHKのHPには、各回の人物の言葉が載せられていました。
そのなかの一部です。
真の文明は
山を荒らさず
川を荒らさず
村を破らず
人を殺さざるべし <田中正造>
余は日露非開戦論者である許りでない
戦争絶対的廃止論者である
戦争は人を殺すことである
爾(そ)うして人を殺すことは大罪悪である
爾(そ)うして大罪悪を犯して個人も国家も
永久に利益を収め得やう筈はない <内村鑑三>
祖国の恢復を図ると云う事は
日本人たると
朝鮮人たると支那人たるとを問わず
普遍的に是認せらるべき道徳的立場である <吉野作造>
驚くべきは現時の文明国における多数人の貧乏である <河上肇>
復興事業の第一は人間の復興でなければならぬ <福田徳三>
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<日本人は何を考えてきたのか>
明治編 「文明の扉を開く」
第1回 日本はどこへゆくのか ~福澤諭吉と中江兆民~
第2回 自由民権 東北で始まる
第3回 森と水と共に生きる ~田中正造と南方熊楠~
第4回 非戦と平等を求めて ~幸徳秋水と堺利彦~
大正編 「一等国」日本の岐路」
第5回 東と西をつなぐ ~内村鑑三と新渡戸稲造~
第6回 大正デモクラシーと中国・朝鮮 ~吉野作造と石橋湛山~
第7回 東北 魂のゆくえを見つめて ~柳田国男と折口信夫~
第8回 人間復興の経済学をめざして ~河上肇と福田徳三~
昭和編 「戦争の時代を生きる」(2013年1月放送予定)
第 9回 ひろがる民衆宗教 ~出口なお・王仁三郎と大本教事件~
第10回 昭和維新の指導者たち ~北一輝・大川周明と2・26事件~
第11回 京都学派の哲学者と戦争 ~西田幾多郎から三木清まで~
第12回 女性解放運動はこうして始まった ~平塚らいてうから市川房枝へ
先日、「吉田隆子を知っていますか ~戦争・音楽・女性~」を見ました。
(ETV特集)
明治生まれの音楽家、吉田隆子さん(1910~1956)のことは、
まったく知りませんでした。
日本の作曲家といって浮かぶのは、瀧廉太郎、武満徹、山本直純くらい…
女性の作曲家がいたなんて本当に驚き…
吉田隆子さんは、家父長制の時代、父兄の反対を押し切って音楽の道に進み、
独学で作曲を学び、「楽団創生」を結成し、
断髪タキシード姿で指揮したというのですから、すごいの一言です。
音楽を目指した切っ掛けは、母から贈られたピアノ…
その母は女性の自立を願っていたそうですから、母親の影響は大きいです。
でも、民衆のための音楽活動が危険思想と見なされ、常に特高に監視され、
何度かの獄中生活を余儀なくされた結果、結核に罹ってしまったという…
病床にあっても反戦と音楽への思いは篤く、遺された日記に綴られていました。
吉田隆子さんを訪ねたことのある奈良岡朋子さんによれば、
会話に加わることもなく大変寡黙で、夫の久保栄さんから意見を求められた時だけ、
自らの意見を言葉少なく話されていたそうです。
なぜ彼女の名が後生に伝えられなかったのか…?
反体制派で、しかも女性だったから…私にはそう感じました。
考えすぎかも知れませんが。
以前テレビを見ていた時のこと、
新婚のタレントさんが、
「夫が靴下を裏返して脱ぐのでイラッとくる」と訴えていました。
頼んだのに聞いてくれないのかどうかは聞き逃しましたが、
相当ストレスがたまっていたのでしょうね。
日頃洗濯をしない人は、実に下らないことと思うでしょうが、
毎日洗濯しなければならない人にとっては、かなり大事なことのようです。
世の中には、家族が靴下やシャツなどを裏返しに脱ぐことで、
イラツとしたり、ムカついたり、中には軽い殺意を覚えてしまう人もいるとは、
正直びっくりしましたが、一日も欠かさず洗濯をしている私にとっては、
「どっちでもいいのに…」としか思えませんでした。
強いて言えば「摩擦で生地が痛む」「色褪せ防止」「縫い代部分が乾きにくい」
の理由から、裏返してくれた方が有難いですけどね。
でも要求はしません。
洗うときは裏返し、色物やTシャツなどは洗濯ネットに入れ、
干す時は、出来るだけ直射日光が当たらない場所で干していますが、
それでも必ず裏返しています。
そして、当然、たたむ時は表に返します。
全て洗濯の一部と思っていますから、イライラしたことはありません。
ただ、こういう話題は私と同世代の人からは聞いたことがないのですよね。
やはり無意識のうちに男尊女卑に染まっているのかもしれません…?
余談ですが、時代に取り残されている私は、
未だに「ムカつく」という言葉が耳障りに感じてしまって…
私にとっての「ムカつく」は、例えば乗り物酔いなどで気分が悪くなった時の、
胸(胃)がムカムカする感じなのですよ…
そういえば、昔「頭に来る」と言って、年長者にたしなめられたことがありました。
さすがに「トサカに来る」は使ったことはありませんが、
「頭に来る」も綺麗な日本語とは言えませんよね。
ゴム通しといえば…
私が子どもの頃と違って、
今の下着は、ゴムが伸びても交換出来ないようになっていますよね。
ところで、わが王子はトランクス派、
でも、とてもスレンダーで、市販のものではウエストが合わないのです。
何度か手作りしたこともありましたが、
やはり既製品を直した方が早いので、購入の度にその作業が待っているわけ…
まず、縫い付けてある幅広のゴムテープを外すのですが、
細かい4本のミシン目を解くのは、とても面倒のように思えますが、
意外に簡単なんです。
実は、縫い目の一目を切るだけで、あとは「鎖編み」を解く時のように、
ピリピリピリ~と、あっという間に解けるんです。
ゴム通し部分は、余り切れなどで作った6cm幅のバイアステープを、
両端の縫い代分(1cm)をアイロンで押さえておき、
それをゴムテープがあった位置に縫い付けるのですが、
6コールを2本通すようにしているので、4回ミシンをかけてます。
ゴムを通す際は、「ゴム通し」より、「安全ピン」の方が、
途中でゴムが外れなくてお勧め…
ゴムの先に安全ピンを付け、2本同時進行で通すと簡単ですよ。
この作業、一年に5~6枚、かれこれ20年ほど続いてます。
…この先何年続くやら…というより出来るやら…
以前、知人から「バスタオルは何日で洗濯する?」
と聞かれ、驚いたことがありました。
「…何日って…バスタオルは毎日洗うものじゃないの…?」
と答えましたが、意外にそうでもないようです。
シーツを毎日洗うのは大変ですが、
バスタオルやパジャマは、年中一日も欠かさず洗っています。
枕カバーやバスマットも、雨でない限り毎日洗っています。
それが普通と思っていましたが…
(うちにはキッチンマット、トイレマットはありません。)
毎日洗っているせいかどうかは分かりませんが、
確かに衣類の消耗は激しいような気がします。
ところで、パジャマで真っ先に傷むのはウエスト部分ですよね。
特に夏物は、すぐボロボロになってしまいます。
よそのお宅では捨ててしまうのでしょうか…?
他は傷んでいないのに捨てるのは勿体ないような気がして、
貧乏性の私は捨てられないのです。
それで、いつも補修しています。
冬物は面倒で直しませんが、薄い生地の物はほぼ必ず…
ミシン目を解き、縫い代分の1cmを残して切り取ったら、
8cm位の幅の別布で、新たなゴム通し部分を作ります。
(ゴム通し部分の出来上がりの幅は約3cm)
…何とも恥ずかしい写真ですね…
昨夜「金スマ」という番組でイジメが取りあげられると知り、
録画して見たのですが…
出席していた教師は「イジメはなくならない」と決めつけ、
「イジメられている生徒は勇気を出して担任に言うこと、
担任が駄目なら他の先生でもいいから言うこと、それでも駄目なら警察に」
と言い、しかも
「イジメる側の子は変わらないから、自分が変わること」と…
今でもこんなことしか言えないなんて情けない。
参加していたイジメの経験のある中・高生たちといえば、
納得出来ないというより、「しらけ切っていた」ように私には思えました。
三人の教師と元教師は、涙を流しながら体験を語る中・高生に対して、
腕組みしてふんぞり返って聞いていた。
教師にとっては、イジメを訴えられても迷惑でしかないのでしょう。
一人の生徒を救うことより保身が第一、
見て見ぬふりするのが一番、卒業してしまえば一件落着なんですから。
あなたたちも加害者なんですよ。
変わらなければいけないのは、イジメている生徒と黙認している教師なんですよ。
あまりにも子どもたちが哀れで泣けてしまいました。
イジメを受けていたというタレントの一人、楽しんごさんが言った
「イジメじゃない犯罪です。少年法を変えないと…」は無視されて…
こんな番組なら、やらない方がいいです。
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