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『お嬢さん乾杯』(1949・松竹)

昨夜の『お嬢さん乾杯』見ました。
録画して見たので、見終わったのは深夜1時半過ぎ…でした。

昭和24年の作品で、監督は木下惠介、脚本は新藤兼人、
主演は佐野周二さん(圭三)、原節子さん(恭子)、
他に、佐田啓二さん、東山千栄子さん、村瀬幸子さんなどが出演。

住む世界の違う男女の縁談…
自動車修理工場を経営する圭三は、得意先の専務に押し切られる形で、
断られても元々と、没落家族の令嬢恭子とお見合いをしますが、
上品な美しさにウットリ…

住む世界の違う二人は、価値観も違い、
「お金がすべて」がモットーの圭三の趣味は拳闘観戦、
恭子はバレエを鑑賞し、スキーやテニス、ピアノと趣味も正反対。

ボクシング観戦シーンは『泥だらけの純情』を思い出しましたが、
『泥だらけの純情』のような一途な愛は感じられませんでした。

ボクシングよりバレエの方が、よさこい節より幻想即興曲の方が良いとは
思いませんが、圭三のデリカシーの無さがどうしても好きになれなくて…

ラスト、恭子の行動はちょっと意外でした。
何となく打算的に思えて共感出来なかったです。

ところで、圭三は34歳、恭子は26歳の設定でしたが、
(実年齢は多分もう少し上でしょうが)現代人に比べ、かなり老けて見えました。

余談ですが、
ビールは缶より、ビンからグラスに注いで飲む方が美味しそうですね。
私にはアルコール類は無縁ですが。

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