『ガス燈』(1944・米)
『ガス燈』(Gaslight)を観ました。
有名な作品なので題名だけは知っていましたが、
俳優で分かったのはポーラ役のイングリット・バーグマンだけでした。
ちょっと逞しい体格ですが、とても美しい…特に横顔が…
シャルル・ポワイエ、ジョセフ・コットン、
名前だけは聞いたような気もしますが顔までは知らなくて…
巡査に「なにか企んでる」と言われていた感じのよくないメイドのナンシーが、
ジェシカおばさん(アンジェラ・ランズベリー)だったと分かりビックリ!
当時17歳と知り、二度驚きでした。
昔の作品だからでしょうか、
怯えたり突然叫んだりするポーラの演技がオーバーに感じ、
まるで演劇(舞台)を観ているかのようでした。
怯えるといえば、ポーラが精神的に追い詰められていく様子が、
デュ・モーリアの「レベッカ」のようなので、ヒッチコック作品かと思いましたが、
監督はジョージ・キューカーでした。
ヒットコックほどぞくっとはしませんでしたが…
夫グレゴリー(シャルル・ポワイエ)との出会いが描かれていなかったなど、
疑問な点もありましたが、後半はハラハラドキドキ…
何はともあれ、ブライアン(ジョセフ・コットン)の執念の捜索と、
料理人エリザベスの機転で、ハッピーエンドになって良かったです。
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