『下妻物語』(2004・東宝)
昨夜の『ラヂオの時間』は台風の影響で録画に失敗、
そこで以前録画しておいた『下妻物語』を編み物をしながら観ました。
この映画は若い人向きでしょうから、多分私にはついて行けないのでは?
と期待もせず観たのですが…
映画を見て吹いてしまったのは久しぶりでした。
このような映画は初めてなので、アニメになったり、
突然静止画になったり、ジャスコのチラシのようになったり、
とさすがコミックが原作の映画は凄いな~
などと感心していたら、原作は小説と知りとても驚きました。
だってロココ命の竜ヶ崎桃子(深田恭子)にしても、
両親(宮迫博之、篠原涼子)にしても、祖母(樹木希林)にしても、
一角獣の龍二(阿部サダヲ)にしても、移動の八百屋さん(荒川良々)にしても、
白百合イチゴ(土屋アンナ)やレディース(小池栄子、矢沢心、まちゃまちゃ他)
にしても、みんなまるでマンガみたいだから。
何より、原作者の名前が「嶽本野ばら」ですから、
コミックが原作と勘違いしても無理ないでしょ。
タイプの違う女子高生の友情、いいですよね。
キャスティングも申し分なく、テンポも良く、充分楽しめた作品でした。
もっと早く見れば良かったわ。
ロリータファッションは見た目の可愛い女性が着てこそ素敵、
そうでない人には似合わないような…
※ 『かもめ食堂』では日本茶も(焙じ茶?)出していましたね。
私の眼は節穴ですね。
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コメント
mimosaさんへ
公開当時、ロリータファッション姿で深田恭子さんがキャンペーンしていましたよね。
その頃は見に行こうとも思いませんでしたが…
もし、"山田洋次監督が選んだ~日本の名作100本~「喜劇編」"に加えられていなかったら
多分見ることも無かったでしょう。山田監督とNHKに感謝しなければいけませんね。
投稿: ミチ | 2012年6月20日 (水) 22:04
この映画は公開時に映画館で見て、おかしいやら切ないやら、ぶっとんでいるやら(笑)独特の美意識と世界観とユーモアにハマりました。
大好きです。
もう、10年近くも前の映画になるんですね。
原作者の男性!も今40代か50代だから、書いた当時はもっと若くても感性的には大人も楽しめるエッセンスがありそう。
8年前の深田恭子ちゃんは、ロリータファッションが最高に似合ってましたね!性格の凄く違う女子高生の友情がとっても笑えて爽快でした。
二人とも我が道を行く男前な性格は同じ。
最近、うじうじしない男前は女性に多いんだなってわかってきました。
投稿: mimosa | 2012年6月20日 (水) 20:18