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『日の名残り』(1993・英・米)

今日の『日の名残り』、雑用に追われ、見ることが出来ませんでした。
もう一度見たかったのに、予約も忘れてしまって…本当に残念。

妥協を許さない厳格な老執事に扮していたのはアンソニー・ホプキンス、
執事というのは、現代版騎士なのかも知れませんね。

原作者が「カズオ・イシグロ」だから武士道でしょうか?

「幼い時、父の仕事の都合でイギリスに居住したため、日本語は殆ど出来ない」
と以前話されていましたから、やっぱり騎士道の方ですね。

エマ・トンプソンやクリストファー・リーブなども出演されていました。

イギリスの映画は好きですが、貴族階級のものより、
『父の祈りを』『ブラス!』のように、庶民(労働者)を描いた作品の方が感動します。

『ウェールズの山』や『サークル・オブ・フレンズ』も好きでした。
…いずれもアイルランドの映画ですが…

アイルランドと言えば、『アンジェラの灰』という作品もありましたね。
自伝的小説が原作の、とても暗くて悲惨なお話でしたが、
どうしようもない父親なのに、なぜか憎めなくて…
というより魅力的でした。
ロバート・カーライルだからでしょうか。

イギリスの俳優さんで好きなのは、
イングランドのピート・ポスルスウェイトさん…

『父の祈りを』『ブラス!』の他に『ユージュアル・サスペクツ』や『アミスタッド』、
『ロミオ+ジュリエット』にも出演されていましたが、『父の祈りを』が一番良かった。

でも、もうこの世にはいません…。

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コメント

mittleさんへ
良い映画を観ると原作を読みたくなりますよね。今週は特にそう思います。
ピート・ポスルスウェイトさんは本当に名優でしたね…(涙)

投稿: ミチ | 2012年5月30日 (水) 16:25

昨日は最後まで観ることが出来ました。 哀愁があって・・原作も読みたくなりました!

ピート・ポスルスウェイトさん、亡くなってしまったのですね・・。
好きな英映画には、ほとんど出演されていたので、とても残念です。
頑固者も個性的な役もとてもお似合いでした。

投稿: mittle | 2012年5月30日 (水) 09:58

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