昔の邦画
昨年4月から、
「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~家族編~」
が放送されていますが、私の知らない映画が多く、若さ(?)を感じました。
家族編の50本の中で見たことがあった作品は9本、
でも、公開当時劇場で見たのは、
「若者たち」「キューポラのある街」「にあんちゃん」の3本だけでした。
以前はあまり邦画に興味が無かったのですが、
見てみると、昔の日本が見ることができて、意外に面白かったです。
風景にしても、服装にしても 言葉遣いにしても、価値観にしても、
今とは大違いで。
言葉遣いについては、昔の方が語彙が豊かだったような気がします。
今は言葉遣いに男女の違いがほとんど無いうえに、
放送禁止用語も多いですから。
言葉遣いと言えば、『姉妹』の中で、野添ひとみさん扮するけい子が、
頻繁に“まぁ~”と言っていました。
と言っても、「多分」「取り敢えず」というような意味の“まぁ~”(副詞)ではなく、
感動した時や驚いたり呆れたりした時に、思わず出てしまう(主に女性が)
“まぁ~”(感嘆詞)の方です。
今は耳にしませんよね…?少なくとも私の周辺では…。
女性言葉が消えつつあるのも性差別が減った証と思えば、
喜ばしいことなのでしょうが、味気なくなってしまったような気もして複雑です。
でも、女性が捨てた言葉を、ゲイの方々がしっかり保存している…
BSシネマの2月の邦画は、「山田洋次監督が選んだ日本の名作100本~」
のアンコール放送が中心のようでした。
見逃した映画も多いので、また録画するつもりでいますが、
録画しても、なかなか見られないのが難点なのですよ。
(洋画も何本も録画してあります…)
BSプレミアム「映画トップ」
…「カレンダー」に放送予定が載っています。
2月14日(火)PM 1::00~ 2::42)放映の『姉妹』がお薦め!
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