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『羅生門』(1950・大映)

黒澤明監督作品は初めてです。
ミフネも、たぶん初めて…

黒沢作品もミフネも、日本より海外の方がより評価されていて、
日本では、女性より男性に支持されている…
と、聞いたことがあるような…?

『羅生門』はアカデミー賞外国語映画賞、ベネチア映画祭グランプリを獲得、
黒沢監督とミフネが世界に知られる切っ掛けになった作品とのことです。

にもかかわらず、今まではあまり興味がなかったのですが、
原作が芥川龍之介の「藪の中」なので録画したのです。

羅生門の下で雨宿りをしながら、
杣売り(志村喬)、旅法師(千秋実)、下人の三人が、
藪の中で起こった殺人事件について話している。

事件について語る三人(盗賊(三船敏郎)、武士の妻(京マチ子)、
巫女(霊媒師)に乗り移った武士(森雅之)の霊)の証言が食い違い、
一体誰が真実を述べているのか…?

原作とは違って、一応、目撃者の「杣売りの証言」が正しい感じではありますが、
「嘘だと言う嘘つきはいない」と下人が言うように、杣売りも疑わしい。
「藪の中」は慣用句になっているのですから…

ところで、三船敏郎さんの台詞が早口で聞き取りにくく残念でした。
(音声のせい…?)

表情と指先だけで妖艶さを表現出来る京マチ子さんは凄いです。
(露出度の高い衣装の方が色っぽくないないと思います…)

森雅之さんは、「品の良いおじいさん」としか記憶がありませんでしたが、
さすが(?)有島武郎の息子さんですね、とても知的な風貌でした。

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