『ひまわり』(1970・伊)
昨夜『ひまわり』が放映されましたね。
最近は分かりませんが、
『ひまわり』は「泣ける映画」に必ず挙がる作品でした。
昨夜は、偶然、ラスト5分位を見たのですが、やはり涙が出てしまって…
PCのモニタなのに、しかも、ラストシーンだけなのに泣けるとは、さすがです。
最初は、ジョバンナ(ソフィア・ローレン)とアントニオ(マルチェロ・マストロヤンニ)に、
あまり好感持てないのですが、物語が進むに従って、
リュドミラ・サベリーエワ(戦争と平和」のナターシャでした)も含め、
素晴らしい演技に引き込まれ、まるで雪だるま式に感情移入してしまうのです。
見渡す限りの美しいひまわり畑にも、
マンシーニの切ないメロディーにも泣けて…
戦争は惨く残酷、愛する人との幸せを引き裂き、人生を狂わせ、
たとえ生きて帰れたとしても、元の生活に戻れるとは限りませんから…
『ひまわり』は反戦映画の傑作ですね。
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私の好きな映画はイタリア映画が多いです。
「尼僧の恋・マリアの涙」「ニュー・シネマ・パラダイス」「ブラザー・サン シスター・ムーン」
「ロミオとジュリエット」(オリビア・ハッセー)、「ジェイン・エア」(シャルロット・ゲンズブール)
「ブーベの恋人」「天使の詩」「鯨の中のジョナ」「カストラート」「鉄道員」「自転車泥棒」
「道」「悲しみは星影とともに」…
必死に思い出そうとしましたが…
それに古い映画ばかりで…やっぱり年ですね。
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コメント
アビーさんへ
コメントどうもありがとうございました。
遠くから歩いてくる夫に気付き、汽車に飛び乗って号泣するシーンですね。
私も同じです。それと、ラストの別れのシーンも…どちらも駅でした。
いくら命の恩人だとしても、記憶を無くしていたとしても、ひどい!
でも、そのアントニオも戦争の被害者の一人なのですが…。
投稿: ミチ | 2011年11月 9日 (水) 22:19
こんにちは。初めてコメントさせていただきます。映画のお話が面白くて、過去記事も読ませていただきました。私もかなり映画好きですが、アメリカ映画中心なので今後見る作品の参考にさせていただきますね。
「ひまわり」は名作ですよね!戦争が引き裂いた悲しい愛のお話です…私が泣ける場面は、ロシアに夫を探し当てて、すでに妻子がいるとわかって汽車で泣き崩れるシーンなのですが、いかがでしょうか?
また読ませていただきます!
投稿: アビー | 2011年11月 9日 (水) 16:57
mittleさんへ
「天使の詩」は1966年の作品ですが、私の世代でも殆どの人が知らないと思いますよ。
お兄ちゃんのアンドレアが可哀想で、何度見ても必ず泣けますよね…(ノ_-。)
「天使の詩」と同じくらいマニアックな「尼僧の恋 マリアの涙」を、mittleさんに自信を持ってお薦めします。切なくて悲しい究極の純愛物語…きっと感動されると思います。
機会があったら是非見て欲しいわ…(*^-^)
(監督は「ジェイン・エア」「ロミオとジュリエット」「ブラザーサン~」のフランコ・ゼフィレッリです。)
投稿: ミチ | 2011年11月 8日 (火) 22:36
「ひまわり」、昨夜は見なかったのですが、最近デジタルリマスター版を改めて見て、やはり感動しました。あんなに若くて奔放で楽しげな二人が・・・。
「ジェイン・エア」や「天使の詩」も大好きです。「天使の〜」は周囲に見たことある人がいなくて・・(泣)
悲しくて悲しくて、繰り返して見れません。モーツァルトの曲を聞くだけで泣いてしまいますf^_^;
投稿: mittle | 2011年11月 8日 (火) 19:54