『赤毛のアン 新たな始まり』(2008・加)
『赤毛のアン 新たな始まり』(Anne of Green Gables: A New Beginning)
…録画して見ましたよ…
オリジナルなのは知っていましたが、こんな内容だったとは…
期待はしていませんでしたが酷すぎました。
「赤毛のアン」を読んでいない人なら、それなりに楽しめたのでしょうが、
アン・シリーズファンにとっては、受け入れ難いものですよね…?
バーバラ・ハーシーはアンのイメージではないし、
子役の少女は可愛いけれども、アンにしてはふっくらし過ぎていました。
ギルバートの映像を使のなら、ミーガン・フォローズにすればよかったのに。
と思いました。
1945年、プリンスエドワード島が舞台。
ギルバートが戦死って…(JUNE 18 1890~AUG 19 1942)
(ちなみに、原作ではギルバートはアン(1866生)の3歳年上です。)
アンの両親にしても驚きました!
母バーサは、アンの生後3ヶ月に熱病で病死し、
父ウォルターも、その数日後に同じ病気で亡くなっている…
集中できなかったせいか、ちっとも頭に入らなくて…
トマス家のこともサッバリでした。
「新たな始まり」とは、ジーンとかいう男性との新生活のことでしょうか?
なんだか幻滅です。
へティとレイチェルが登場してましたね。2人とも90代…!
へティということは「アボンリーへの道」を意識してるのでしょうね。
この作品もTVムービーらしいです。
ということは、もしかしたらシリーズだったかもしれませんね。
それにしても、「アン・シリーズ」「アボンリーへの道」は、
同じ人が手がけているというのに、設定に矛盾が多いですよね。
もし日本人が制作したならば、こんなことはないような気がしますが。
それに同じサリバン・フィルムだから仕方ありませんが、
映像、音楽、その他諸々「アボンリー」の使い回しが多くて笑ってしまいました。
(セーラやフェリシティたちも映っていました)
ケビン・サリバンさん、天国で「モンゴメリー」が嘆いていると思いますよ。
…文句ばかりで御免なさい。
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コメント
レイチェルさんへ
コメントありがとうございました。
私も五黄の寅、自分が幸せに思えないのも同じです。
それでブログを始めたようなものですから。
私はファンタジーはあまり読みませんが、いつも拡大鏡片手に読書しています。
本に限らず何かに没頭することで、その時だけでも現実逃避が出来ますからね。
投稿: ミチ | 2011年10月24日 (月) 16:00
五黄の寅です。はじめまして。昨日のアンストーリーを見てどんな人が製作したのか検索する途中でこのブログに出会いました。とてもレベルの高いブログを作っていらっしゃるのですね。うらやましいです。子供のころから何度もアンストーリーは読んでいますが、最近は離れています。活字に弱くなったのと、自分があまり幸せに思えないのとで。でも夢見る少女なのは変わらないような気がします。アン、ポリアンナ、ほかにどんな子がいましたっけ。何年か前に娘が借りてきた本で、ネシャン サーガの物語を読みましたが 良かったですよ。マシューとの別れも泣きますが、これも泣きますよ。また拝見させていただきます。
投稿: レイチェル | 2011年10月24日 (月) 14:06
mittleさんへ
アンの顔を見た時点で「嘘でしょ!」
ヘティとレイチェルですが、チラッと映っただけでしたよ。
それに、レイチェルは同じ女優さんでしたが、ヘティは別人でした。
ダイアナ夫妻も遠くから横顔が一瞬映りましたが、もちろん知らない顔。
アンが「あそこにライト夫妻がいる」と言ったから分ったようなものです。
(隣の男性には右腕が無かったから)…レイチェル以外はエキストラのような気がしました。
もう忍耐の限界でしたよ。口直しに「フェリシティの初恋」見なくては…(笑)
投稿: ミチ | 2011年10月24日 (月) 11:04
昨日は幸運にも(?)、予定があって30分しか見られませんでした。
けれど、もう十分でした(笑)
ヘティやレイチェル見れなかったのでそれは残念です(>_<)
めちゃくちゃなアンの設定は驚きとしか・・
それに救貧院での出来事は、オリバー・ツイストやジェイン・エアの真似に思えました。
なんと言っても、ギルバートがフランスで戦死なんて!!
ケビンさんの思いがどこにあるのかまったく分かりませんが、アンにではなく、オリジナルのキャラクターで制作したらそれなりに楽しんだのかもしれません。
投稿: mittle | 2011年10月24日 (月) 06:41