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『アンの結婚』(2000・加)

『赤毛のアン』と『アンの青春』は完全版DVDを持っているので観ませんでしたが、
『アンの結婚』は一応録画しました。
(原題 Anne of Green Gables: The Continuing Story)

動画サイトで観ていたので(字幕なし)、大体は知っていましたが、
これは「アンの世界」じゃないですよね。

『赤毛のアン』『アンの青春』も原作とは大分違いましたが、
こちらは酷すぎました。
同じなのは「名前」だけなのですから。

「アンの年表」によれば、アンとギルバートの結婚は1891年で、アンは25歳でした。
映画の設定は1915年でしたが、原作ではアンは49歳で、
21歳の次男ウォルターが入隊した年でした。

それはともかく、白人種の人の肌は老けやすいと聞いたことがありますが、
アンもダイアナも、まるで40代後半に見えてしまって…

結局、惹き付けられたのは女性たちの衣装だけでした。

アン・シャーリー (ミーガン・フォローズ…1968/3/14)
ギルバート・ブライス (ジャナサン・クロンビー…1966/10/12)
ダイアナ・バリー (シュイラー・グラント…1971/4/29)
フレッド・ライト (グレッグ・スポティスウッド…1964/9/14)

:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+:;;;:+*+

ところで、前にも書いたかもしれませんが、
サリバン作品ということで「アボンリーへの道」に出演されていた俳優さんの顔も
ありましたね。

ダイアナの夫フレットはデイビッド(フェリシティの初恋の人)でしたし、
他に(アボンリーの役名)
イライザ(ガスの母)、銀行家ケーン、ホレイス(「ガスの消息」の紳士)、
ライオネル・レスター(ナット、ドニー、ワイリー、ベッキーの父)も…

きっと他にもいたのでしょうね。

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コメント

alwayssmile7さんへ
コメントありがとうございました。
前作との年月の経過は仕方ないと思いますが、原作は全く無視され(グリーンゲイブルズについてもそうですが)、時代設定も四半世紀ほど違っていたことが残念でした。
「14年前に見た時になかったシーンが増えていた」ですが、ケヴィン・サリヴァンのこれらの作品は元々カナダのTVシリーズで、日本では劇場用にするために大幅にカットされたようです。
その後完全版が劇場公開され、特別版DVDも発売されました。
完全版といっても、カナダでのTVシリーズを見ていないので疑問に思っていましたが、
alwayssmile7さんがご指摘したシーンがないということは、やはり完全版ではなかったということですね。

投稿: ミチ | 2011年10月22日 (土) 16:00

はじめまして。楽しく拝読させていただきました。私もアンの結婚を初めて見て、あまりのイメージとの違いにがっかりしました。アンの青春を撮って12年後は離れすぎですね。どうして3年後くらいに撮らなかったのかしら。マリラ役の女優さんをネットで探していて、こちらのブログに辿り着きました。mittleさんのご指摘のようにグリーンゲイブルズにはレイチェルが住んでいたはずなのに、訳のわからない人々が住んでいたり、ダイアナに貸すのはいいとしても、ギルバートと帰国した時に、なぜアン達が出ていくのかもわかりません。お金持ちになったダイアナの性格の変化もがっかり。モーガンの母上のお葬式シーンがあるのに、マリラの臨終シーンがないのが不思議でしたが、女優さんが亡くなっていらしたとは。アンの青春までは、キャストも良かったのに本当に残念。1934年の白黒Anne of Green Gablesを見ました。これよりジョナサン・クロンビーのアンシリーズの方が好きです。Anne Of Green Gables Part 9
http://www.youtube.com/watch?v=k_28deXEl14&feature=related

それから14年前に見た時になかったシーンが、増えたようですが、どうしてそうなったのでしょうか?完全版の方に全てのシーンが入っているのですね?アマゾンで見たら品切れになっていました。例えばダイアナの結婚式の後、ギルバートが厩でアンに再度好きな人がいるのか?と失恋して話す場面。昔最初見た時はなかったと思うのですが。アンが屋根を歩いて落ちたシーンも。以下のyoutubeにある場面が本編からカットされたらしいのですが、ご存知でしょうか?この中に、ギルバートが入院したアンと会話している場面や、結婚初夜の場面があります。
Anne of Green Gables bonus material
http://www.youtube.com/watch?v=fMSxHLOXe4g&feature=related

投稿: alwayssmile7 | 2011年10月22日 (土) 14:25

mittleさんへ
内容的には「リラ」の方が近いですよね。
でも「リラ(リラ・マイ・リラ)」では、知名度の点で多くの人に見て貰えなかったかもしれませんね。
『新たな始まり』私も一応見ますよ。
こちらはサリヴァンのオリジナルのようですが、後悔しないことを祈っています…(笑)

投稿: ミチ | 2011年10月21日 (金) 21:57

「アンの結婚」を見たのは2回目でしたが、やっぱり後悔してしまいました・・・。
アン以前に映画としてもつまらなくて。反戦的なストーリーにしたかったのなら、「リラ」をそのまま映画化すれば立派なものになったのに、と思います(泣)
途中、アンが中途半端なレジスタンスにさせられてなんだかチープでした。
レイチェルはどこに住んでるのでしょうね?デイビーがグリーンゲイブルスを継いだはずなのに。
でも衣装は素敵でした☆ダイアナが派手でしたけど(笑)

次回作は、グリーンゲイブルスの床下から亡き父からの手紙を見付けて、作家になったアンが回想することから始まるそうです。
ストーリーは評判が良いみたいですが、どうでしょう・・。一応見ますf^_^;

投稿: mittle | 2011年10月21日 (金) 20:08

ひろさんへ
コメントありがとうございました。
噂に聞いていたのでDVDは買わなかったのですが、設定も滅茶苦茶で、
内容も詰まらなく本当に残念な作品でした。特に後編は眠くなってしまいました。
カナダでの評判はどうだったのでしょうかね?

口直しに「アボンリーへの道」、その気持ち分かります(笑)

投稿: ミチ | 2011年10月21日 (金) 11:37

こんにちは。はじめまして。先日「アボンリー」で検索していたら、偶然このブログにたどり着きました。とてもおもしろく拝見させていただいてます。
『アンの結婚』は、ほんとにがっかりでしたね。ストーリーの趣旨も分からず、ごちゃごちゃしていて。
私は普段から、例え原作を下敷きにしているにしても、映画と原作とは別物と思っているのですが、今回の映画は受け入れられませんでしたね。
グリーン・ゲーブルズのことに関しても、「あそこはレイチェルが住んでいるのでは??」と合点がいかなかったです。

口直しに「アボンリーへの道」を見ておきました。しかも「友よ安らかに」のエピソードです。ふふ。

またブログにお邪魔させていただきますね。

投稿: ひろ | 2011年10月21日 (金) 09:04

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