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2011年9月

校則

『こんな厳しい!世界の校則』には、
日本ではあり得ないような世界の校則(中学・高校)が紹介されていましたが、
私は、自分が通った学校の校則の記憶はありません。

生徒手帳は卒業とともに処分してしまいまった…
というより、とにかく大昔のことなので忘れるのも当然ですが…。

かすかに憶えている高校の時の校則に、
校舎内では学生鞄の金具部分(蓋の方)を自分側にして持つ
というのがありました。

教科によって教室を移動する場合には、学生鞄ごと持って移動していたのですが、
廊下などですれ違った際に“相手に傷つけないように”という配慮からでした。

制服のスカートの長さは床上がり30㎝
というのもありましたが、スカート丈は身長によって決まるものなので全くナンセンス。
実際、“調べられた”と聞いたことはありません。

他に、
電車やバスの中では大声で話さないこと」というのも…
電車・バス通学が多かったのですが、
「中学生までは子ども、でも高校生は大人の女性、
大声で話すのは周りに迷惑を掛けるし、我が校の生徒としてみっともない」
いうわけです。

ただ、以上の三つは、校則だったのか、
それとも、そのように指導されただけだったのか定かではありません。

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『こんなに厳しい!世界の校則』

20110929 『こんなに厳しい!世界の校則』
二宮 皓/監修
メディアファクトリー新書
メディアファクトリー

本書は、19カ国(シンガポール、ドイツ、オーストラリア、ベルギー、マレーシア、タイ、オランダ、
メキシコ、アメリカ、カナダ、ブラジル、ロシア、フランス、イギリス、フィンランド、ベトナム、ケニア、
中国、韓国
)の中学・高校の校則を、
「生徒心得」「校内のふるまい」「持ち物」「登校」「その他の留意事項」
の5つの項目に分けて紹介しています。

例えば、
雪合戦をしてはならない(ドイツ)
マイナス18℃以上であれば、休み時間は外に出なければならない(フィンランド)
など、日本人からすると驚くような校則も、解説を読めば納得するものばかりで、
決して“厳しい”ものではありませんでした。

最近の日本の校則について全く知りませんが、
(自分の頃の校則も憶えていませんが…)、
外国の校則はとても具体的で、特に差別やいじめについて、日本のように、
「いじめられる側にも問題がある」「いじめられる子の親は云々」とか、
「ただの悪ふざけに過ぎない」といった責任逃れの対応などではなく、
(…経験者は語る)
いじめの犠牲者はたいてい直接的な原因とは関係ない(オランダ)
盗撮や罵言・差別用語を用いることは、懲罰ではなく、刑法201条に抵触する
(ドイツ)
というように、断固たる態度で臨んでいることが分かります。

最近の日本の学校は、教師と生徒が友だち感覚で、
タメ口で話すと聞いたことがあります。
でも外国では違うようです。

先生の机を全員で取り囲んではならない(タイ)
教師にあだ名をつけたり直接名前を用いたりしない(中国)

民主的であることが第一ですが、やはり、最低限のけじめは必要です。
社会に出て、上司や先輩に友だち感覚で接したら大変なことになりますから。

休日に宿題をしてはならない(ドイツ)
通学カバンの中に小説・漫画を常備しておくこと(ベルギー)
教室内、27℃で猛暑休校(ドイツ)

「へぇ~」と思えるような校則でも、
内容を理解することで、それぞれの国の事情が見えてきます。

「世界の制服」のイラストもありましたが、
ロシア、タイ、マレーシア、韓国、中国、オーストラリア、シンガポール、イギリス、アメリカ、ケニア
ジェントルマンの国だけあって、イギリスの制服はお洒落でした。

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黒い上履き

夏の間は履く気になれなかった「白い上履き」…

そろそろと思って取り出し、
つい出来心で、黒く塗ってしまいました。

20110609b  → → 20110928

いつも、“慎重に”と思っても、
結局、惨憺たる結果に終わってしまうのです。

不器用でイヤになるわ…
要するに、私って何事も雑なんですよね。

後悔先に立たずの巻き、でした…(ノ_-。)

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cool japan お得~Good Deals~

今回のテーマは「お得」。

日本では当たり前の「ポイントカード」「クーポン券」「駐車場の無料チケット」、
商店街や映画館の「レディースデー」、デパートなどの「ワケあり食品セール」
(カステラの切り落とし、不揃い、シールが取れたもの、セットをばらしたもの…)
等のサービスは海外にはないようです。

特にノルウェーでは、このようなサービスは違法だそうです。
それに「レディースデー」は差別になる国もあるとか…

他に、「パック旅行」や激安店での「お得なイベント(詰め放題)」の体験…

「パック旅行」って随分お得なんですね。

スーパーでの野菜の詰め放題は時々見かけますが、
(私は駄目…何となく近寄れない気分…)
「生活雑貨」「陶器」「ネクタイ」の詰め放題には驚きました。
特に、「子ども服の着せ放題」は可笑しかった…

「ポイントカード」「ワケあり食品」「レディースデー」「パック旅行」「お得なイベント」
以上から選ばれたベスト・オブ・クールは「パック旅行」でした。

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本当は言ってなかった“名言”

歴史は作られる…名言も然りです。

パンがなければお菓子(ブルオッシュ)を食べればいいじゃない
これ、マリー・アントワネットの言葉として知られていますが、
実は言ってなかった…

これは、ルソーの『告白』の中の「ある貴婦人と家臣の会話」でした。
(『告白』は1766年に執筆、マリー・アントワネットは1774年生まれ)

「フランスの財政が破綻した原因は、マリー・アントワネットの浪費」
というのも事実ではなかった…

王室の予算は国家予算の6%、その内、マリーが使えた金額はごくわずか、
財政破綻の本当の原因は、王室予算の5倍の軍事費だったようです。
(アメリカ独立戦争を協力をしていたのです。)

マリー・アントワネットを悪女に仕立てあげた貴族たち…
政略結婚でオーストラリアから14歳で嫁いだマリー・アントワネットは、
フランス貴族たちの陰謀によって無実の罪で断頭台の露と消えたのでした。

…恥ずかしながら私は知りませんでしたが、ご存じの方は多いでしょうね。

他にも「言ってない名言」が紹介されていました。
敵は本能寺にあり
   明智光秀の没後100年の江戸時代に書かれた「明智軍記」の台詞でした。

余の辞書に不可能の文字なはい
   ナポレオンが本当に言った言葉は、
   「不可能は小心者の幻影であり卑怯者の隠れみの」とのことでした。

天才とは、1%のひらめきと99%の努力である
   エジソンが言いたかったのは、
   「どんなに努力を重ねても、1%のひらめきがないと役に立たない」でした。

よく知られている「名言・格言」にしても疑わしいですね。

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歴史はこうして作られる

昨夜「謎解き歴史ミステリー」という番組の一部分を見ました。
(知っていれば録画したのに…)

日本史最大のヒーローである坂本龍馬の真実とは…?

「坂本龍馬記念館」の学芸主任・前田由記枝さんによると、
没後37年後になって作られた英雄伝説で有名になったのだそうです。

無名の龍馬を有名にしたのは、明治維新の立役者のはずなのに、
冷遇されていた土佐藩出身の政治家である宮内大臣・田中光顕が、
宮内大臣の立場を利用して、昭憲皇太后の「不思議な夢」の話を作り上げ、
龍馬を軍神に仕立て上げ、土佐藩の失地の回復とともに、
日露戦争の国威発揚として利用したのだそうです。

そもそも28歳までの龍馬については、ほとんど謎で、
幼年期からの数々のエピソードというのは、
土佐出身の坂崎紫瀾という人の創作なのだそうです。

それと司馬遼太郎の「竜馬がゆく」でしょうね。

高知県の方々にとっては、
「今ごろそんなこと言って、昔から知っていましたよ」なのでしょうが、
高知以外の龍馬ファンにとっては、かなりショックな真実(?)ですよね。

でも、歴史ってそんなものかもしれませんね。

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こぼれ萩

台風が去り、そして今日はお彼岸…

暑さ寒さも彼岸まで
本当にその通り、急に涼しくなりました。

これ、いつの時代に、誰が言い出したのでしょう?
昔の人は上手いことを言うものだわ、と、毎年2回、感心していますが、
住む地方によっては、納得できない人も多いのかも知れませんね。

秋風は 涼しくなりぬ 馬並(な)めて いざ野に行かな 芽子(はぎ)が花見に

『美人の日本語』(山下景子/著)の9月23日のタイトルは「こぼれ萩」、
萩の花見について書かれてありました。
万葉人は自然と共に生きていたのでしょうね。

今夜はタオルケットでは寒いような気がする…
肌掛けを出しました。

無風流で御免なさい m(_ _)m

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台風15号襲来!

昨日の台風怖かった~

自分の部屋にいると風で揺れるのが分かるので、
一階のリビングで台風情報を見ていると、いきなり停電…
3時前のことでした。

カミナリのための停電はたまにありますが、風雨(特に風)での停電は初めて、
でも、じき復旧するでしょうからと楽観していたら、
そうは問屋が卸さなかった…

台風は4時半過ぎ頃には通過したらしく、
あれほど荒れ狂っていた風も次第に弱まり、
空も明るくなっていったのに、停電の方は一向に復旧しない…

夕方になっても電気が来ないので、
できたものを買って来るしかない、と出かけたのですが、
当然ながら、どこのスーパーもコンビニも停電…
あちらこちら探し回って、何とか買うことができましたが…。

心配なのが冷蔵庫の中身、
停電で給湯器が使えない以前に水が出ないし…
(我が家は停電すると水が使えない仕組み…)
トイレはお風呂の残り湯…
でも被災地の人たちのことを考えたら、口が曲がっても愚痴は言えません。

懐中電灯では何もできないので、8時半頃にはベッドに入りましたが、
心配事が次々と脳裏をかすめ、ちっとも眠くならない…
それもそのはず、いつも寝るのは1時近くなのですから…

それでも11時半過ぎには何とか睡魔が襲ってきました。
(停電が復旧したのは、その直後のようでした。)

我が家の被害は…
(1)ゴールドクレスト(2,5m位)が、根元あたりからマトリックス状態に…(笑)
 根はしっかりしてましたが、寿命と思って諦めました。

(2)アンテナ線の1本が外れて2階のTVが映らなくなった…
 1階と2階の私の部屋は無事でした!

(3)ゴーヤのカーテンが半壊…
 そろそろ時季も終わりなので、ネットもろとも片づけてしまいました。
20110922 一番細くて長さ8cm程のゴーヤの赤ちゃん。

そうそう、うちの敷地内に、どこかの家の「すだれ」2枚が…(^-^;

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言葉

私はお喋りが苦手、いつも聞き役です。
話したいことがあっても、結局半分も話せません。

譲ってしまう性格なんです。
それに、話しても、どうせ理解しては貰えないだろう、
という諦めもあって…

この前の『Q わたしの思考探求①②』にも、
言葉だけで伝えることの難しさについて取り上げられていました。

いつも「類似辞典」を持ち歩いているという謎かけ人(又吉直樹さん)が、
「…その瞬間に頭に思った通り正確に相手に伝えるには、どうしたらいいんだろう…
もっと的確に伝える言葉や表現があるんじゃないかといつも探しているんです」
と問いかけたところ、賢者((町田健さん)は、
「それは絶対に無理、言葉というのはどうしても正確には伝わらないものだから…」
と答えていました。

また「人づきあい」での謎かけ人(鳥居みゆきさん)も、暇なときに辞書を見ていて、
「私が言いたいのは、この言葉とこの言葉の間なんだ」といつも思うそうです。

よくわかります!
私もそうですから。

助詞の使い方によっても微妙にニュアンスが変わってしまいますし、
独創的な比喩を使ったり、語彙を増やしたりするのも一つの方法なのでしょうが、
独自の表現がしたくて造語を使ったとしても、相手に伝わらないでしょう。

その上、わたしには、絶対に使いたくない言葉が沢山あって…
自分の思いを正確に相手に伝えるのは、とても難しいことです。

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「秘められた悲劇」

録画しておいた「秘められた悲劇」、見終わりました。
(昨夜の「動かぬ証拠」と「大女優がやってきた」はまだですけどね。)

アレックの叔母さんのアラベラ・キングが亡くなったという報せ…
キング家で50年間保管してあったアラベラ叔母さんの「ブルーの箱」を開けることに…
中にあったのは、虫食いだらけのウエディングドレスと壊れた時計だけでした…

今回のへティ叔母さん、オリビアに対してちょっと酷かったですよね。
いえいえ、ちょっとどころじゃなかったわ。

でもへティの毒舌のお陰でオリビアは発憤し、結果的に自立出来たのですから、
優しさだけじゃ駄目ってことですね。

「秘められた悲劇」の原題は「The Blue Chest  of Arabella King」ですが、
『ストーリー・ガール』にも「レイチェル・ウォードの青い長持ち」というお話があります。
内容はだいぶ違いますが…(笑)

それはともかく、お気づきの方もいらっしゃるでしょうが、
ここのURLは「青い長持ち」なんですよ…(*^.^*)

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cool japan 新幹線~Sinkansen~

今回のテーマは「新幹線」でした。

振動もなく快適で安全、ダイヤに正確で46年間死亡事故のない新幹線は、
外国人にも支持されているようでした。

路線によって違う外観のデザインや、凝った車内の内装に、
内装はどうでもいいのでは?との意見もありましたが、
いかにも日本的との声も…

ノットクールとしては、アナウンスが多すぎる、バーが無い、
深夜の運行が無い、など…
深夜の運行がないのは、最終便の後でメンテナンスを行っているからでした。

安全対策システム、早期地震警報システム、ブレーキシステム、
ドクターイエローの内部など、日本人の私も知りませんでした。

中国高速鉄道、TGV(仏)、ICE(独)と比較していましたが、
私は「今回の企画は中国高速鉄道の事故を意識して?」
と思ってしまいました。

しかも、東海道新幹線、山陽新幹線、九州新幹線を乗り継ぐ体験をした
外国人の一人は中国の女性でした…考えすぎですね。

ところで、以前、「日本の嫌なところは?」という質問に、
「何でも時間通りで気持ち悪い」と答えた女性がいましたが、
この番組を見ていて度々耳にする言葉の一つに、
「日本人は完璧主義だから…」というのがあります。

どうもこのフレーズ、必ずしも褒め言葉ではないようなのです。
「信じられない、呆れる、異常だ…」といったニュアンスかも…

でも日本人が完璧主義だからこそ、
世界に誇れるものが作れるのではないかしら。

「快適な車内」「種類豊富な車両」「安全性」「新幹線写真家」
この中から選ばれたベスト・オブ・クールは「安全性」でした。
当然ですよね。

※  スカパー、明日まで無料みたいですね!! 

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『Q わたしの思考探究』

20110917
『Q わたしの思考探究』 NHK「Q」制作班/編 NHK出版

図書館から借りてきたのですが、
教育テレビで放送されていた番組を書籍化したものでした。

「自分とは」「幸せとは」等々、漠然とした謎を持つ12人(謎かけ人)と、
各界の学識者(賢者)が対話する<Session 1>、
<Session 2>は、MC2人(小池栄子、上田紀行)を交えた4人での座談でした。

「戦争プロパガンダの10の法則」、「雨を表現する日本語のいろいろ」など、
注釈、解説、資料の他に「賢者が勧める○○を考えるための5冊」の紹介、
最後には、「謎かけ人」の感想が綴られてありました。

小学校高学年の生徒も理解できる文章でしたが、
何となく教科書の副読本みたいな感じがして…

…番組の方が面白かったのかも知れません。

<目次>↓

続きを読む "『Q わたしの思考探究』"

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『紳士協定』(1947・米)

録画しておいた『紳士協定』(Gentleman's Agreement)を見ました。

<あらすじ>
「週刊スミス」の招きで、ニューヨークに移った人気ライターのフィル(グレゴリー・ペック)は、
編集長から「反ユダヤ主義」の記事を依頼されます。
記事の発案者は、編集長の姪のキャシーでした。

フィルは思いあぐねた末、ニューヨークに知人がいないことを利用し、
ユダヤ人のふりをすることに…

真実を知るのは編集長とキャシー、母と息子トミー、
それに、ユダヤ人の親友デイヴの5人だけ…

編集長から紹介された同僚たちは、フィルが「自分はユダヤ人」と仄めかすと、
平静を装いながらも動揺を隠せない…

妻に先立たれたフィルと離婚歴のあるキャシーは、間もなく恋仲になりますが、
キャシーは、口では「反ユダヤ主義」を否定しながらも、
ことあるごとに見せる差別的な言動から、二人の関係はこじれていく…

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監督はエリア・カザン…レッドパージのことはさておき、
『エデンの東』も『草原の輝き』も『欲望という名の電車』も素晴らしかったですが、
『紳士協定』も、とても考えさせられました。

ユダヤ人というだけで、不当な差別を体験するフィル、
差別に批判的であるはずのキャシーにしても、
「クリスチャンに生まれて良かった」と言い、いじめられたトミーに対しては、
「大丈夫、あなたはユダヤ人じゃないのだから…」と抱きしめ、
住む家が見つからないデイヴには、
「あの辺りは保守的な土地柄、差別されたらデイヴが可哀想…」
と自分の所有の空き家を貸そうとはしない…

差別は一部の差別論者によって起こるのではなく、
内心では憤りながらも、それが現実と、黙認している多くの「キャシーたち」が、
差別を増長しているのです。
私もその一人かも…

差別は人種や宗教だけじゃないしアメリカだけでも無い…
頭の中で「イマジン」が流れていました。

フィルのお母さんが、「世の中が変わるのを見たいから長生きしたい」
と言っていましたが、残念ながら60年以上経った今も、ほとんど変わっていません。

深刻な内容でしたが、フィルの母親、息子トミー、親友のデイヴに救われました。
キャシーも最後には気付いてくれたのでホッとしましたが、
ただ、この作品にロマンスは要らなかったのでは…

それにしても、1947年当時のニューヨークの街並みや行き交う人々の服装が、
あまりにも日本とかけ離れていたことに驚かされました。
(私が生まれる前ですが…念のため)

それに、当時は嫌煙という言葉が無かったらしく、
男女共、始終煙草を吸っているので、私までむせる思いでした。

グレゴリー・ペックは、『ローマの休日』の時より素敵でした。
特に、理知的で優し気な眼差しが…(*^.^*)

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ゲスト

「アボンリーへの道」には多くのゲストが出演されていましたよね。

「スーパーマン」のクリストファー・リーブ(ラザフォード「まるでミステリー」)や、
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のクリストファー・ロイド(テンプル「新任の先生」)、
ブースのお母さんのバイオラ(「恋に夢中」「牧師の妻」)はストッカード・チャニング
イジーの叔母さんのリリアン(「ペティボーン家の危機」)はダイアン・ウィーストで、
ポレンスカ公爵夫人(「とても高貴な結婚式)はフェイ・ダナウェイでしたね。

ピーター・コヨーテ(ロムニー・ペンハロー「はるか昔の恋」)や、
ケイト・ネリガン(シドニー「吸血鬼の恐怖」)もゲストでした。

毎回ゲスト出演があったのでしょうが、
カナダの俳優さんで分かったのは、ギルバート・ブライス(「友よ安らかに」)…(笑)
でも、俳優さんのことを知らない方が、先入観がなくていいような気もします。

一番印象に残っているのは、
やっぱり「灯台の悪人」「海賊の金貨」のクレーン船長(マイケル・ヨーク)です…(*^-^)

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白いエプロン

最近お裁縫から遠ざかっているみたい…
この夏縫ったのは、この白いエプロンだけでした。

20110913 20110913b 20110913c
(薄地なので軽くて楽です。)

いつものシンプルなデザインに、少しだけアレンジをしました。

肩ひもの付け位置を3cmほど低くして、
ウエストに沿うようダーツを入れ、
片方だけの大きめのポケット口には細い綿レースをあしらい、
裾は少し角度を付けてみました。

実は、白とばかり思って(写真では分かりにくいですが)
肩ひもと結びひもを白糸で縫い終わって、何気なく縫い目を見ると、
ミシン目が目立っているではないの…
試しに糸を90番に替えて縫ってみましたが、納得できない…

そうなんです。
よくよく見たら、白ではなく生成に近かったのです。

ミシン目を全部解いて、生成のミシン糸で縫い直しましたよ。
ヤレヤレ…
(ミシンを掛ける前にアイロンを当てるときれいに縫えますよ。)

注意することは、白生地の印付けには間違っても色のチャコは使わないこと。
白のチャコか、素材によってはへらを使う。又はノッチなら作業が早いです。

私は目が悪いので(老眼!)、
ダーツ部分のみ、黄色の「いろも」で切り仕付けしました。

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声優さん

アボンリーで警官アブナー・ジェフリーの吹き替えをしていた滝川順平さんが
先月逝去されました。

私は声優さんについて詳しくはないのですが、
滝口さんのことは、「ひょっこりひょうたん島」の時から知っていました。
一度聴いたら忘れないような声ですから…

アボンリーには、他にも有名な声優さんが吹き替えをしていました。

ゲストの吹き替えでは、山寺宏一さん(ジョナサン「行方不明のジョナサン」)、
野沢那智さん(へティの昔の恋人のロムニー・ペンハロー「「はるか昔の恋」)、
池田昌子さん(ガスの母イライザ「生きていた母」)など…

他には、サイモン・トレメインさんの吹き替えの永井一郎さんも。

ところで、ポッツ夫人の声の京田尚子さんは、
「大草原の小さな家」では、アルマンゾの姉イライザ・ジェインの吹き替えでしたし、
ミュリエルの野口ふみえさんは、同じく「大草原」では、ガーベイの妻アリスの声でした。

メアリーの赤ちゃんを救出しようとして命を落としてしまったアリス…
何度見ても泣けるシーンでした。

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cool japan 朝ごはん~Breakfast~

今回のテーマは「朝ごはん」でした。

吉野家の「朝定食」や喫茶店の「モーニングサービス」、
毎朝、お母さんが作ってくれる愛情たっぷりの「朝食」、
日本一の朝食を出してくれる山中温泉「かよう亭」をリポート。
(女性には食べきれない量でした。)

日本の朝ご飯に欠かせない「梅干し」、
梅干し専門店(「うめ八」}と、高崎市の梅農家をリポート。

(群馬では「梅はその日の難逃れ」と言われているそうです。
うちの方では「朝茶はその日の難逃れ」。土地柄でしょうか。)

意外だったのは、外国人女性の全員が「梅干しが大好き」と言っていたこと。
特に、アメリカのヘザーさんは本当に和食党なんですね。

市販の梅干しは添加物が気になるので、
我が家は自家製(塩分8%)ですが、
私自身はほとんど口にすることはありません。

朝食はパン、夕食が和食の時も、子ども用茶碗に半分位の量で、
お結びにしても「梅干し」より「おかか」や「鮭」の方が好みなので…

ところで、欧米では「ベッドで朝食」はとても贅沢なことらしいのですが、
歯を磨いたりしないまま食べるのって…?
私なら病気の時でも嫌なのに…

「モーニングサービス」「家庭の朝食」「朝食のおいしい宿」「梅干し」
から選ばれたベスト・オブ・クールは「梅干し」でした。

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映画「赤毛のアン」シリーズ

少し先の話しですが、
10月のBSシネマで、ミーガン・フォローンの「赤毛のアン」が放送されます。

以前の放送では吹き替え版でしたが、
今回は字幕スーパーなのが嬉しい…

「赤毛のアン」と「アンの青春」は、完全版DVDを持っているので、
見ないかも知れません。

「アンの結婚」は、字幕無しをYouTubeで見ましたが、
原作とあまりにもかけ離れていたのでガッカリした覚えがあります。
(前の2作品もだいぶ違いますが…)

でも「アンの結婚」には、「アボンリーへの道」に出ていた俳優さんや、
ロケに使われていた家などを見つけてちょっとテンションが上がりました…(笑)
同じケビン・サリバンの作品なので…

「赤毛のアン 新たな始まり」はHPにはモンゴメリー原作とありましたが、
解説を読む限りでは、ケビン・サリバンのオリジナルに感じました。

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10月10日(月)午後10:00~午後11:41
赤毛のアン(前編)ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版」
 (ANNE OF GREEN GABLES)1986年・カナダ

10月11日(火)午後10:00~11:43
赤毛のアン(後編)ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版」
 (ANNE OF GREEN GABLES)1986年・カナダ

10月12日(水)午後10:00~11:55
続・赤毛のアン アンの青春(前編)ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版」
 (ANNE OF GREEN GABLES ~THE SEQUEL)1988年・カナダ

10月17日(月)午後10:00~午前0:04
続・赤毛のアン アンの青春(後編)ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版」
 (ANNE OF GREEN GABLES ~THE SEQUEL)1988年・カナダ

10月18日(火)午後10:00~11:34
赤毛のアン アンの結婚(前編)ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版」
 (ANNE OF GREEN GABLES:THE CONTINUING STORY)2000年・カナダ

10月日19(水)午後10:00~11:38
赤毛のアン アンの結婚(後編)ハイビジョン・デジタル・リマスター完全版」
 (ANNE OF GREEN GABLES:THE CONTINUING STORY)2000年・カナダ

10月23日(日)午後2:00~4:24
赤毛のアン 新たな始まり
 (ANNE OF GREEN GABLES:A NEW BEGINNING)2008年・カナダ 

詳しくは「こちらの10月」を参考に…
クリックすると解説が読めますよ。

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吹き替え

私は吹き替え版の映画は嫌いで見ることはありませんが、
字幕のない海外ドラマは吹き替えに頼るしかないので、
声優さんのイメージはとても重要です。

「アボンリーへの道」は吹き替えに違和感がなかったと思います。
専門の声優さんだけでなく、俳優・女優さんの吹き替えも素晴らしかった…

この前のクレーン船長の声は大和田伸也さんでしたが
ヘティ伯母さんの声の鳳八千代さんも女優さんですし、
ジャネットの妹のアビゲールは左時枝さんでした。

他に私が分かった人は、
友里千賀子さん
(オリビアの友だちのシルビア・グレイ「心にひびく歌声」)
志垣太郎さん(オリビアの元恋人エドウィン・クラーク「二人の求婚者」)
下条アトムさん(ヘティの弟ロージャー・キング「アレックに乾杯」)
二宮さよ子さん(セーラの従妹の女優ピジョン・プラムトゥリー「大女優がやってきた」)
根上 淳さん(ホレイス・ベック「ガスの消息」)
鈴木光枝さん(ピエールの母マギー「とても高貴な結婚式」)
七尾怜子さん(セーラの教育係ルイザ・バンクス)
有川博さん(セーラの父ブレア・スタンリー)
今井和子さん(マリラ・カスバート)
北村昌子さん(レイチェル・リンド)
西沢利明さん(アビゲールの夫マルコム)

なども本業はベテランの俳優さんでした。
…今では故人となられた方も多いです…

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お気に入りのエピソード

現在は閉じられていますが、以前、アボンリーファンの方のHPの中に、
「お気に入りのキャラクター(子ども、女性、男性)」
「お気に入りのカップル」、「お気に入りのシリーズ」、
「お気に入りのエピソード」といったアンケートがありました。

お気に入りのキャラクター(子ども)では、
セーラとフェリシティが接戦し、結果は僅差でフェリシティだったような…

カップルでは、「フェリシティ&ガス」が、2位以下を大きく引き離していていましたが、
その他の結果の記憶は定かではありません。
(エピソードでは「ある母の愛」だったような気がします…?)

13話ずつ7シリーズ、全部で91話、
その中には、さほど面白いとは思えなかったお話もありましたが、
91話から一つだけ選ぶのは難しいですよ。

私も「ある母の愛」は好きです。

でも、「フェリシティの初恋」「それぞれのデート」「ガスの求婚」も外せないし…

…やっぱり一つだけ選ぶのは無理ですよ~

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『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』

20110907 『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』
谷川俊太郎
青土社
1975

『夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった』は、
35年ぐらい前に買った谷川俊太郎さんの詩集ですが、
台所にいる「ぼく」は谷川さんでも、
「きみ」は一緒にその場にいる特定の相手(女性)ではありません。

一九七二年五月某夜、なかば即興的に鉛筆書き、
同六月二六日、パルコパロールにて音読。
同八月、活字による記録及び大量頒布に同意。

という断り書き(?)があるように、
「きみ」は、友人知人(武満徹、小田実、飯島耕一、湯浅譲二、金関寿夫の各氏)だったり、
谷川知子さんだったり、駅で見かけた中学生のカップルだったりするのです。

詩的なつぶやき…
その場にいない誰かに話しかけたくなることは誰にもあるのではないでしょうか。
私にもあります。

ぼんやり空を眺めている時、夜ベッドに入って灯りを消したあと、
あの時、本当は言いたかったのに、言いそびれてしまったこと…
話したくても別の世界へいってしまったあなたに話したいこと…
そして、まだ見ぬあなたにも…

この詩集には、
「夜中に台所でぼくはきみに話しかけたかった」の14編の詩の他に、
「芝生」
「一九六五年八月十二日木曜日」
「ニューヨークの東二十八丁目十四番地で書いた詩」
「My Favorite Things」
「干潟にて」
「シェークスピアのあとに」
「ポール・クレーの絵による「絵本」のために」
からの詩も収められていますが、
その中で私は、「ポール・クレーの絵による「絵本」のために」
のなかの≪黒い王様≫1927という詩に大変共感しました。

永遠に解決されないであろう不条理…

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虫の声

今日は久しぶりの青空でした。
名残のような入道雲も現れて…

ホ~シ ツクツク
ミ~ン ミン
ミンミン ミ~ン
カナカナカナ

最後の力を振り絞るかのように、
セミたちも鳴いていました。

でも夕暮れ時に聞こえてくるのは、秋の虫の声。

♪~ あれマツムシが鳴いている
       チンチロ チンチロ チンチロリン
   あれスズムシも鳴き出した
       リンリン リンリン リ~ンリン 

いつも無意識に口ずさんでいます。

この歌には、マツムシスズムシの他に、
ウマオイクツワムシなども出てくるのに、
いつも聞こえてくるのはコオロギだけ…

と言うより、私はコオロギスズムシしか知らないのです。
姿だけでなく鳴き声も…

♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

YouTubeで聞いてみましたよ。
マツムシのチンチロリン”…可愛かったわ (*^-^)

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クレーン船長

昨日は、スカパー無料の第1日曜日、
ということで、「灯台の悪人」と「海賊の金貨」を見ました。

二話とも、ガスとクレーン船長(イジーケル・クレーン)のお話ですが、
二人とも謎が多いですよね…?

と言うより、設定に矛盾が多かったような。特にガスが。

前にも書いたと思いますが、
アボンリーの灯台守であるクレーン船長は、
「病気だったガスの母の最期を看取り、埋葬した」
「役人が、幼かったガスを施設に入れた」
「小さい頃から、ずっとガスを見守っていた」と言い、
船長が見守っていてくれたことを、ガスは「知っていた」と言いました…

でも、ガスが初めてアボンリーれた時に、
アレックは「島の人間ではないな」と言っていて、
アボンリーの生き字引のようなへティも、ガスを知らなかった…

以後、船長の登場はなく、ガスの生い立ちの矛盾が
解明されることもなかったです。
ガス自身も、何度か自分の過去を語っていましたが、
くい違いが多く、ガスの母に関するへティの証言も矛盾していました。

アボンリーは好きですが、設定に矛盾が多かったのが残念です。
多くの脚本家が書いていたからなのかも知れませんが…

なお、クレーン船長役は、イギリスの俳優のマイケル・ヨークさん、
吹き替えは、大和田伸也さんでした。

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秋・・・

いろいろあって更新出来ませんでした。

もう秋ですね…
今年の夏は、去年に負けず劣らずの猛暑だったと思うのですが、
冷夏だったようにも思えるから不思議です。

それはともかく、
牛歩台風の影響で、ここ数日来青空が見られません。
雨は嫌いじゃないけれども、被害が心配です。

あと、どのぐらい居座るつもりかしら…?

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