『罠にかかったパパとママ』
7月に録画した『罠にかかったパパとママ』(The Parent Trap 1961・米)を観ました。
吹き替え版でなくて良かったわ!
2時間10分がちっとも長く感じないほど楽しく、
しばらく保存して、何度か観てしまいそうです。
ボストンで母と祖父母と暮らすシャロンは、
湖畔のサマーキャンプに参加しますが、
そこで、自分と瓜二つの少女スージーと出会います。
初めは何かと喧嘩ばかりしていた二人でしたが、
罰として隔離されてからは次第に打ち解けていきます。
リッキーネルソンのファンのスージーは、父とカリフォルニアで暮らしていて、
聞けば誕生日は同じ…
二人は自分たちが双子であることに気付きます……
ケストナーの小説「二人のロッテ」を映画化した60年前のディズニー作品ですが、
続編のTV映画が3作作られたそうです。
一人二役の工夫がちらほら…
シャロン&スージー役は、当時の子役スターヘイリー・ミルズ(Hayley Mills)、
美少女ではありませんが、キュートでとても人気がありました。
60年前のアメリカといえばベトナム戦争が始まって間もない頃なのに、
中流階級の家庭は、あんな感じだったのですね。
夏休みには、家族と離れて5週間のサマーキャンプに参加し、
ダンスパーティーでは、女の子たちは素敵なドレスを着て、
男の子たちもジャケットとネクタイを締めて…
ドレス、水着、ネグリジェ、靴、バッグ、リボン…
映画とはいえ、女の子たちの可愛い衣装が、
私たちの少女時代とはあまりに違い、つい見とれてしまいました。
シャツブラウスのダーツの取り方も違いました。
それに、家政婦のバビーナのエプロンもお洒落でした。
ヘイリー・ミルズ以外の主な出演者は
母・マギー(マーガレット)役がモーリン・オハラ、
父・ミッチ(ミッチェル)役がブライアン・キース…
モーリン・オハラという女優さんの作品は他にも見ているのに、
気付きませんでした。
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コメント
musettaさんへ
ウィーン少年合唱団の映画といえば、
小学3~4年の頃に、山本富士子さん主演の「いつか来た道」を見ましたが、
まだ中学生ぐらいだった和波たかよしさんが弟役で出演されていて、
とても泣ける映画でした。
投稿: ミチ | 2011年8月25日 (木) 22:09
そう、その世代です((#^.^#)
モンゴメリーじゃなかったのですね。
失礼致しました。
小~中学生の頃、ウィーン少年合唱団の映画が続いて封切られ、オーストリアやドイツが私の憧れの国でした。
「二人のロッテ」、ワクワクしてハッピー・エンドで、大好きでしたね。
投稿: musetta | 2011年8月25日 (木) 21:25
musettaさんへ
「ヘイリー・ミルズが懐かしい世代」ですね (フフ)
ただ私は映画については全く知らなくて、今回初めて見たのですよ。
実は「罠にかかったパパとママ」の翌日は「ポリアンナ」だったのですが、
チェックするのを忘れてしまって…残念。
「夏の魔術」の原作を調べてみました…
ケイト・ダグラス・ウィギンという人の『マザー・ケリーのひよっ子たち』でした。
投稿: ミチ | 2011年8月25日 (木) 21:16
ヘイリー・ミルズ、懐かしいですね~
ご近所のお兄さんが彼女の大ファンで、よく映画に一緒に連れて行ってもらいました。
「夏の魔術」のパンフレットはまだ、持っています。
(原作はモンゴメリーじゃなかったでしょうか?)
アボンリーもですが、お洋服なども素敵なんですよね。
投稿: musetta | 2011年8月25日 (木) 12:01