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『戦火のなかの子どもたち』

20110819 『戦火のなかの子どもたち』
岩崎ちひろ・作
岩崎書店
1973

『戦火のなかの子どもたち』は、ちひろさんの最後の絵本です。

この本を手にするたびに、ちひろさんの訃報を持って、
バイト先まで会いに来てくれた今は亡き友の顔が浮かびます。

「えっ、ほんと…!?」それ以外に言葉はありませんでした。

「あの子は
風のように
かけていったきり。」

「にいちゃん。
きのうのぼった木だ。」

「あつい日。
ひとり。」

ベトナム戦争で死んでいった子どもたちと、
残された子どもたち…

短い言葉が胸に刺さります。

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