『狂った果実』
録画した石原裕次郎さん主演の映画『狂った果実』(1956)を観ました。
石原慎太郎さん原作ということは知っていましたが、
思った以上につまらなかった…
(撮影期間は、たった17日間だったとか)
奔放な兄(石原裕次郎さん)と、真面目な弟(津川雅彦さん)が、
魅力的な人妻(北原三枝さん)と出会い、破滅の道へ向かっていく…
という内容も好みではないのですが、
それ以前に、俳優さんたちが早口で聞き取りにくく、
特に、裕次郎さんは滑舌が悪く、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。
これも老化現象なのかな…?
(でも、北原三枝さんは優しい口調で、とても聞きやすかったですよ。)
内容が今一つなので、北原三枝さんの衣装にばかり目が行ってしまいいました。
当時のドレスはウエストが細く、裾が広がったたっぷりのスカートの下には、
ペティコートを付けていたのですよね…私も微かな記憶があります。
今時の女性と違って、昔の女性(女優さん)はウエストが細くて、
メリハリのあるプロポーションだったみたい…
北原三枝さんは当時23歳(役は20歳)だったそうですが、
今の人に比べて大人っぽいですね。
他に岡田眞澄さんが友人役で出演されていましたが、
長門裕之さんと石原慎太郎さんも、ちょい役で出ていました。
| 固定リンク
「* 映画」カテゴリの記事
- 「婚前特急」(2011)(2014.11.26)
- 『早春物語』(赤川次郎・著)(2014.11.06)
- 『早春物語』(1985)(2014.11.03)
- 「我が大草原の母」(2010)(2014.07.01)
- イーハトーヴ(2014.03.19)
最近のコメント