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『狂った果実』

録画した石原裕次郎さん主演の映画『狂った果実』(1956)を観ました。

石原慎太郎さん原作ということは知っていましたが、
思った以上につまらなかった…
(撮影期間は、たった17日間だったとか)

奔放な兄(石原裕次郎さん)と、真面目な弟(津川雅彦さん)が、
魅力的な人妻(北原三枝さん)と出会い、破滅の道へ向かっていく…

という内容も好みではないのですが、
それ以前に、俳優さんたちが早口で聞き取りにくく、
特に、裕次郎さんは滑舌が悪く、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。
これも老化現象なのかな…?
(でも、北原三枝さんは優しい口調で、とても聞きやすかったですよ。)

内容が今一つなので、北原三枝さんの衣装にばかり目が行ってしまいいました。
当時のドレスはウエストが細く、裾が広がったたっぷりのスカートの下には、
ペティコートを付けていたのですよね…私も微かな記憶があります。

今時の女性と違って、昔の女性(女優さん)はウエストが細くて、
メリハリのあるプロポーションだったみたい…

北原三枝さんは当時23歳(役は20歳)だったそうですが、
今の人に比べて大人っぽいですね。

他に岡田眞澄さんが友人役で出演されていましたが、
長門裕之さんと石原慎太郎さんも、ちょい役で出ていました。

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