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写真集『子どもたちの昭和史』

20110818 写真集『子どもたちの昭和史』
『子どもたちの昭和史』編集委員会/著
大月書店
1984

『子どもたちの昭和史』は、『女の昭和史』とほぼ同時期に購入した写真集ですが、
昭和は戦争の時代と言われるように、
どちらの写真集も戦争に関連したものが多く、戦後生まれの私には実感はありません。

本当に「昭和」を知っているのは、戦争によって人生が翻弄された、
明治や大正生まれの人たちなのでしょう。

本書には、加害国としての写真も、しっかり掲載されています。
ネトウヨといわれる人たちが認めようとしなくても、
事実は変えられませんから。

話しは逸れますが、
「まんべくん」のつぶやきは、立場上、問題だったとは思いますが、
言っていることは間違っていない。と、私は思っています。

「まんべくん」はともかく、
最近の日本は、まるで戦争に向かっている時代のように、
言論の自由がなくなっているようで不安になります。

こう書くと、必ず「おまえは在日か!帰化人か!」と言う人がいるから、
可笑しいと言うか、情けないと言うか…

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(カラーページの「少年サンデー」「少年マガジン」は家にもありました。

写真集『子どもたちの昭和史』 目次 ↓

おもくじ

「伝えておきたいのです 私たちの子どものころのこおとを」松谷みよ子

第1部 嵐のまえの子どもたち(満州事変前)
     「大正デモクラシーから戦争の時代へ」(1918~31)

 1 自然は子どもの友だち
 2 小さな働き手たち
 3 木と土の香りのする学校
 4 電波にのって広がる文化
 5 吹雪の中の子どもたち

 着物から洋服へ

第2部 軍歌をうたう子どもたち(日中戦争期)
     「十五年戦争のはじまり」(1931~41)

 1 働く……農村の子どもたち/勤労奉仕
 2 小さな戦士たち……銃をおもちゃに/路地うらの子どもたち
 3 父は戦場へ
 4 満蒙開拓青少年義勇軍
 5 軍旗の下の「国際友好」
 6 「少国民」教育への道……あすの兵士をそだてる/勝利を信じて/
              「少年産業戦士」たち/国民学校の発足

第3部 戦火の中の子どもたち(太平洋戦争期)
     「太平洋戦争」(1941~45)

 1 幼ない生命のままに……
               戦火にたおれた子どもたち/原爆と子どもたち/
               空襲と子どもたち/沖縄の子どもたち
 2 学校が兵舎になった……
               学校の儀式と行事/戦時下の学校生活/軍事教練
 3 働く──勤労動員……
               工場へ動員/都市で農漁村で/学校工場・学校農園/
               女子挺身隊・産業少戦士
 4 たたかう「少国民」……
               男は兵士、女は看護婦に/若き兵士たち/沖縄の学徒隊
 5 奪われた文化・スポーツ……
               子どもたちの遊び/「少国民」文化/戦争と文化・スポーツ/
               供出
 6 ほしがりません、勝つまでは……
               のこされた人びと/飢えと欠乏/子どもたちの風景
 7 街は炎の海に
 8 逃げる──学童疎開
 9 戦争と子どもたち……
               海外にいた日本人の子どもたち/植民地、占領地の子どもたち/
               ナチス・ドイツの子どもたち
10 戦渦のあとに

 子どもたちの八月十五日

カラー図版

第4部 焼跡の中の子どもたち(占領期)
     「敗戦と戦後改革」(1945~52)

 1 アメリカがやってきた
 2 焼跡の子どもたち
 3 青空教室から民主教育の出発
 4 群れなす子どもたち

 ラジオからテレビの時代へ

第5部 明日にむかう子どもたち(現代)
     「高度成長の時代へ」(1952~現代)

 1 平和に生きる子どもたち
 2 いま、子どもたちは
 3 明日をになう君たちへ

年表

お父さんへ、お母さんへ、そして先生がたへ

写真・図版一覧

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