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2011年8月

cool japan 水~Water~

リサさんがお休みの今回、テーマは「水」でした。

飲食店に入ると注文しないのに出てくる水
セルフサービスで何杯も飲める冷たい水
容器を購入するだけで無料で利用できるスーパーマーケットの水
そのまま飲んでも大丈夫な日本の水道水
22の都道府県で売られているというペットボトル入り水道水
保湿ローションの必要がない日本の水道水

日本人にとっては当たり前でも、外国人には驚きなのだとか。

ミネラルウォーターの種類は日本のものだけで800以上、
輸入を入れると1,000以上もの種類が売られていて、
水のソムリエまでいるとは…

水によって料理の味が変わる、懐石料理には水が重要ということで、
京料理の菊乃井さんでは、京都の本店から毎日200リットルの地下水を運んでいる。
外国には、そこまでこだわる繊細な料理はないようです。

人力だけで500メートルまで掘れる「上総堀り」、
アジアやアフリカなど水不足の地域で「上総堀り」を指導している映像を、
何度か見たことがありますが、電気も重機も使わないところが何より素晴らしい。

「日本の水道水」「アクアソムリエ」「日本料理と水」「上総堀り」
この中から選ばれたベスト・オブ・クールは、「上総堀り」でした。

日本人が清潔志向なのは、高温多湿で温泉が湧き、
水が豊富だからかも知れません。
安心で美味しい水がある国に生まれた偶然に感謝しなければ…。

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気になった記事

気になる記事を見かけました。

ある高校の歴史科の教師が、「授業でハングル文字を教えた」とか、
「関東大震災時に起きた朝鮮人虐殺の現場を見学する生徒を募った」
とかいう記事なのですが、私が気になったのは、
なぜこれが問題なのか?ということなのです。

ハングル文字を教えたのが、放課後や休み時間だったなら、
問題視されなかったのでしょうか?
フランス語やドイツ語でも問題視したのでしょうか?

「授業中に」というのは大義名分で、
むしろ好都合だったようにも思えます。

ただ韓国が嫌いなだけなのではないのでしょうか?
韓国人の友だちがいるわけでもなく、韓国へ行ったわけでもなく、
ただ一部の偏った情報を鵜呑みにしているだけの人たち…
視野が狭いと言うか、暇人と言うか、情けないというか、可哀想と言うか…

韓国の人たちが日本をどう思っているかは人それぞれでしょうが、
日本語を学んでいる韓国人は多いようです。

ところで、戦時下の日本では英語を敵国語として禁止していたと聞きます。
アメリカの方では日本語を研究していたのに…

だから負けたとは勿論言いませんが、
「敵に勝つにはまず敵を知れ」という言葉があるじゃないですか。
「仲良くなるためには、まず相手のことを知る」という言葉だって…

朝鮮人虐殺を認めようとしないのは、
中国で高速鉄道の衝突車両を埋めてしまったのと同じこと、
「臭い物に蓋」です。

何はともあれ、真の大人なら、
都合の悪いことであっても潔く認めるべきだと思います。

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『ユンボギが逝って』…(2)

『ユンボギが逝って』を読んで、『ユンボギの日記』出版までの経緯と
その後を知ることが出来ました。

「ユンボギの日記」は1963年6月から1964年1月までが書かれていますが、
10歳で物乞い同然で家族を養っていたユンボギ少年の日記が
どうしてベストセラーにまでなったのでしょう…?

それは、担任の柳 英子(ユ・ヨンジャ)先生が、
クラス全員に課題として日記を書かせていたのでしたが
真面目なユンボギは貧苦の中でも宿題を怠らず、
日記を提出していたからなのです。

柳先生は、ユンボギ一家が住んでいたヤギ小屋を訪ねたり、
ノートが買えない彼のためにノートを買ってやったり、
お弁当の無い彼のために、「おなかの調子が悪いから」と言って、
自分のお弁当を食べさせていたそうです。

その後、金 東植(キム・ドンシク)先生が面倒をみるようになると、
ユンボギの日記が、第二の「にあんちゃん」になるのでは?
と思った金先生の働きによって、
『あの空にも悲しみが』(ユンボギの日記Iが出版され、
そして映画化、続編の『あの空にこのお便り』も出版されました。

ベストセラーとなって一躍有名人になったにも関わらず、
暮らしは貧しいまま…(利用された!?)

何より悲しかったのは、映画での柳先生の描かれ方でした。

無口、控え目、思い遣りがあり、善良、誠実、
向学心があって、努力家、意志が強く、責任感があり、
勤勉、弟妹思いで親孝行、優しい夫、優しい父、

韓流スターやアイドルとは違う風貌のユンボギさんの写真を見れば、
人柄が伝わります・

幼い頃から亡くなるまで家族のために働いたユンボギさんは、
1990年1月、最愛の家族と国内外から寄せられた1千通以上の手紙を残して、
亡くなってしまった…38歳という若さで。

死因は慢性肝炎、お酒もタバコもたしなまなかったのに。

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『ユンボギが逝って』

20110825 『ユンボギが逝って』~青年ユンボギと遺稿集~
李 潤福(イ・ユンボク)/許 英燮(ホ・ヨンソブ)・著
塚 本勲/金 容権(キム ヨングォン)・訳
白帝社 1993

同じ世代の方なら記憶にあると思いますが、
昔『ユンボギの日記』という感動的な日記があって、私も読みましたが、
たまたま誰にも貸すことがなかったために、今も本棚に残っていました。

韓国で暮らす小学4年生のユンボギ(李潤福イ・ユンボク)は、
靴磨きやガム売りや物乞いをして、
病気で働けない父と3人の弟妹の生活を支えていますが、
自暴自棄となり酒におぼれた父は若い女性に走り家族に暴力をふるい、
耐え切れなくなった母は、幼い4人の我が子を残し家を出てしまった…
しかも、すぐ下の妹まで家出してしまう…

ユンボギさんのその後が気になって調べたところ、
1990年1月、38歳の若さで亡くなられていました…
…そして本書の存在を知り、図書館から借りてきました。

20110825b (左)『ユンボギの日記』~あの空にも悲しみが~
イー・ユンボギ/著 塚本 勲/訳
栗津 潔/装幀
太平選書=07 1965/6/30

 

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『罠にかかったパパとママ』

7月に録画した『罠にかかったパパとママ』(The Parent Trap 1961・米)を観ました。

吹き替え版でなくて良かったわ!
2時間10分がちっとも長く感じないほど楽しく、
しばらく保存して、何度か観てしまいそうです。

 ボストンで母と祖父母と暮らすシャロンは、
湖畔のサマーキャンプに参加しますが、
そこで、自分と瓜二つの少女スージーと出会います。

 初めは何かと喧嘩ばかりしていた二人でしたが、
罰として隔離されてからは次第に打ち解けていきます。

 リッキーネルソンのファンのスージーは、父とカリフォルニアで暮らしていて、
聞けば誕生日は同じ…
二人は自分たちが双子であることに気付きます……

ケストナーの小説「二人のロッテ」を映画化した60年前のディズニー作品ですが、
続編のTV映画が3作作られたそうです。

一人二役の工夫がちらほら…
シャロン&スージー役は、当時の子役スターヘイリー・ミルズ(Hayley Mills)、
美少女ではありませんが、キュートでとても人気がありました。

60年前のアメリカといえばベトナム戦争が始まって間もない頃なのに、
中流階級の家庭は、あんな感じだったのですね。

夏休みには、家族と離れて5週間のサマーキャンプに参加し、
ダンスパーティーでは、女の子たちは素敵なドレスを着て、
男の子たちもジャケットとネクタイを締めて…

ドレス、水着、ネグリジェ、靴、バッグ、リボン…
映画とはいえ、女の子たちの可愛い衣装が、
私たちの少女時代とはあまりに違い、つい見とれてしまいました。

シャツブラウスのダーツの取り方も違いました。
それに、家政婦のバビーナのエプロンもお洒落でした。

ヘイリー・ミルズ以外の主な出演者は
母・マギー(マーガレット)役がモーリン・オハラ、
父・ミッチ(ミッチェル)役がブライアン・キース…

モーリン・オハラという女優さんの作品は他にも見ているのに、
気付きませんでした。

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cool japan におい~Smells~

20日放送のクールジャパンのテーマは「におい」でした。

においに対する感覚も、日本人と外国人とでは違っていて、
興味深かったです。

日本には、多種多彩の消臭グッズが売られていますが、
外国には「消臭」という発想がないためなのか、グッズも無いようです。

日本人の多くは、自分の発する「におい」を気にしますが、
外国人はあまり気にせず、「香水」の強い香りでカバーするそうです。

日本人が無臭にこだわることについて、
「日本人は“みんなと同じ”でいたいから」とか
「日本人は集団に紛れたいから」という意見もありましたが、
「不潔と思われたくない」「人に不快感を与えたくない」からではないかしら。

日本人にとって香水は、誤魔化すイメージがあるうえに
香りの好みも人それぞれで、却って迷惑ということを知っているからでしょう。

中国人の女性が、
「3日間シャワーを浴びないと欧米人は臭うけれど
アジア人(チャイニーズと言っていたような…)は、それほど臭わない」
と言っていましたが、病気など特別な事情が無い限り、
日本人は毎日入浴していると思います。

「香道」についても、一部の人を除いて、外国人には理解は難しいようでした。

「テレビが無かった時代の暇つぶし」と言った人もいましたが、
ある意味、正解…叱られそうですが…

スーパーなどで、販売促進に「人工的なにおい」を使っていることについては、
賛否両論ありましたが、店内の雰囲気作りに色調やBGMが重要なように、
におい(香り)を活用してもいいように思いますが、
これについても、反対意見が多かったです。

「臭気判定士」という国家資格があることは知りませんでした。
トイレや下水など、悪臭の発生部分に鼻を近づけて原因を調べる…
誰にも出来ることではありません。

「臭気判定士」についても、外国人からは、
「日本人は無臭にこだわる」との声もありましたが、
無臭にこだわると言うより、においの原因を調べ、問題点を改善させ、
清潔な暮らしをしたい、と思うからではないのでしょうか?

良い悪は別として、日本人は外国人より清潔志向なので、
においにも、とても敏感のようです。

「消臭グッズ」「香道」「においビジネス」「臭気判定士」
から選ばれたベスト・オブ・クールは、「臭気判定士」でした。

最後に、「日本の嫌なにおい」についても質問していましたが、
「納豆」「くさや」は納得ですが、「畳」「新緑」の答えには驚きました。

私はイグサの匂いにも新緑の匂いにも癒されるのに…
ただ、新しい畳なのか古い畳なのかは分かりませんが…。

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『狂った果実』

録画した石原裕次郎さん主演の映画『狂った果実』(1956)を観ました。

石原慎太郎さん原作ということは知っていましたが、
思った以上につまらなかった…
(撮影期間は、たった17日間だったとか)

奔放な兄(石原裕次郎さん)と、真面目な弟(津川雅彦さん)が、
魅力的な人妻(北原三枝さん)と出会い、破滅の道へ向かっていく…

という内容も好みではないのですが、
それ以前に、俳優さんたちが早口で聞き取りにくく、
特に、裕次郎さんは滑舌が悪く、何を言っているのかさっぱり分かりませんでした。
これも老化現象なのかな…?
(でも、北原三枝さんは優しい口調で、とても聞きやすかったですよ。)

内容が今一つなので、北原三枝さんの衣装にばかり目が行ってしまいいました。
当時のドレスはウエストが細く、裾が広がったたっぷりのスカートの下には、
ペティコートを付けていたのですよね…私も微かな記憶があります。

今時の女性と違って、昔の女性(女優さん)はウエストが細くて、
メリハリのあるプロポーションだったみたい…

北原三枝さんは当時23歳(役は20歳)だったそうですが、
今の人に比べて大人っぽいですね。

他に岡田眞澄さんが友人役で出演されていましたが、
長門裕之さんと石原慎太郎さんも、ちょい役で出ていました。

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『ひさの星』

20110820 『ひさの星』
斉藤隆介/著
岩崎ちひろ/絵
岩崎書店 (1972)

『ひさの星』も『戦火のなかの子どもたち』と同様に、
約40年前に購入した絵本です。

平積みされているきれいな表紙に目がとまり、
思わず手に取って読んでしまいました。

ひさは、みんなでよその家に行く時も、
一番最後に入り、後ろで黙っているような女に子です。

まるで私みたい…
でも、ひさのように自己犠牲は出来ませんが…

昔は、優しく控え目で、自己主張しないのが女の美徳だったようです。
でも、
「男性や年長者にとって都合が良いからでしょ!」
と思うのです。

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『戦火のなかの子どもたち』

20110819 『戦火のなかの子どもたち』
岩崎ちひろ・作
岩崎書店
1973

『戦火のなかの子どもたち』は、ちひろさんの最後の絵本です。

この本を手にするたびに、ちひろさんの訃報を持って、
バイト先まで会いに来てくれた今は亡き友の顔が浮かびます。

「えっ、ほんと…!?」それ以外に言葉はありませんでした。

「あの子は
風のように
かけていったきり。」

「にいちゃん。
きのうのぼった木だ。」

「あつい日。
ひとり。」

ベトナム戦争で死んでいった子どもたちと、
残された子どもたち…

短い言葉が胸に刺さります。

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写真集『子どもたちの昭和史』

20110818 写真集『子どもたちの昭和史』
『子どもたちの昭和史』編集委員会/著
大月書店
1984

『子どもたちの昭和史』は、『女の昭和史』とほぼ同時期に購入した写真集ですが、
昭和は戦争の時代と言われるように、
どちらの写真集も戦争に関連したものが多く、戦後生まれの私には実感はありません。

本当に「昭和」を知っているのは、戦争によって人生が翻弄された、
明治や大正生まれの人たちなのでしょう。

本書には、加害国としての写真も、しっかり掲載されています。
ネトウヨといわれる人たちが認めようとしなくても、
事実は変えられませんから。

話しは逸れますが、
「まんべくん」のつぶやきは、立場上、問題だったとは思いますが、
言っていることは間違っていない。と、私は思っています。

「まんべくん」はともかく、
最近の日本は、まるで戦争に向かっている時代のように、
言論の自由がなくなっているようで不安になります。

こう書くと、必ず「おまえは在日か!帰化人か!」と言う人がいるから、
可笑しいと言うか、情けないと言うか…

20110818b 20110818c 20110818d 20110818e
(カラーページの「少年サンデー」「少年マガジン」は家にもありました。

写真集『子どもたちの昭和史』 目次 ↓

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写真集『女たちの昭和史』

20110817 写真集『女たちの昭和史』 
『女たちの昭和史』編集委員会/著
大月書店
(1986)

昭和も遠くになりにけり…
毎年この時期になると、この写真集を見たくなります。

平塚らいてうさんや市川房枝さんなど婦人解放、女権獲得のため闘った多くの女性たち…
私の母の世代の主婦連、私の世代のウーマン・リブ運動…

今も差別はありますが(逆差別も)、命をかけて闘った女たちの姿を知るためにも、
若い人にも、是非見て欲しい写真集です。
時代に逆行しているように思えるから…

20110817b 20110817c 20110817d 20110817e 
<カラーページ>右上の2冊は。私が購読していた月刊誌です。
「女性公論」は現在の状態になってからは一度も読んでいません。
「女性のひろば」は創刊から四半世紀以上、毎月欠かさず読んでいました。

写真集『女たちの昭和史』 目次↓

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髪を切る

一月半ぶりに髪を切ってきました。

美容院が苦手で、本当は行きたくないのですが、
自分では切れないし、身近で切ってくれる人もいないので、
行くしかないのです。

最近はカットのみですが、
それでも「受付」「シャンプー」「カット」「ブロー」がそれぞれ別の人で、
「今日はお休みですか?」「これからお出かけですが?」
「この夏どこかお出かけしますか?」「今日は特に暑いですよね」とか、
「髪の毛が多いですね」「髪質がすごくいいですね」
などと在り来たりな世間話やお世辞にも、
「ええ…」「まぁ…」と気のない返事や、
話し掛けられないように目を閉じていたりするのに、
なぜ気付いてくれないのかしら。

「本を持参するといい」と聞いたこともありますが、
裸眼では読書は不可能なのです…(ノ_-。)

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終戦の日

今日は66回目の終戦の日でした。
1956年に「もはや戦後ではない」が流行語になったとか…

お隣の国では「光復節」、きっと、いつまでも日本を許さないつもりでしょう。

歴代の大統領の中には、日本が統治したことで教育を受けられた人もいるようですが、
親日は売国奴と同意語の国、日本を肯定することは命取りになるのでしょう。

「光復節」の記念式典で、李明博大統領は、
「日本は未来の世代に正しい歴史を教える責任がある」
と述べたそうですが、韓国は正しい歴史を教えているのか大いに疑問です。

日本を悪者にして、国民の不満のはけ口に利用しているように思えてなりません。
もう一つのお隣さんも…。

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ヘアマニキュア

白髪染めをやめようと決心しても、
鏡の中の白髪混じりの自分を見ると、気持ちはぐらつきます。

スティックタイプやマスカラタイプの白髪隠しは色が移るし…
と、迷っていたことは以前書きましたが、
その後、失敗してもいいからと開き直り、マニキュアを使ってみました。
毛染めは自分でしてましたが、マニキュアをするのは初めてだから…

説明書には、約3週間効果が持続するとありましたが、
意外なことに、3週間過ぎても、それほど白髪は目立ちませんでした。

何より毛染めより良かったのは、マニキュアも少しずつ落ちるために、
生え際の白髪(伸びた部分)が目立たないこと。

当分、マニキュアに頼るつもりです。

20110624 20110814
(左)ヘアマニキュア
(右)耳に付つと落ちにくいので、耳カバーを買ってきました。

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葬儀

猛暑…酷暑…
一昨日の私の部屋の最高気温は37度でした。

恐ろしくて自室に入れず、エアコンのある部屋に避難していたので、
更新する気力も無くなって…

ご近所の葬儀がありました。

約35年の間に、数えきれない位のご近所さんの通夜・葬儀に参列しましたが、
振り返ってみると、その大半が顔も知らない人。
今回もそうでした。

子どものいないご夫婦だったので、一人残されたご主人の姿にも泣けましたが、
親族の男性のハーモニカの独奏を聴いていた時にも、
思わず涙が出てしまって…私の泣ける曲の「別れの曲」だったから。

どんな人にも、必ず訪れる死…
式はして欲しくないし、死に顔は誰にも見られたくない。

出来ることなら誰からも知られることなく、
ひっそりこの世から消えてしまいたい。
そして私を知る人たちの記憶からも消えてなくなりたい。

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エプロンをリメイク

暑い時季は、エプロンの胸当ても首ひもも鬱陶しいですよね。

そこで、以前作った「バイアス裁ちのエプロン」をリ改造。
(実は使ったのは一度だけ…)

胸当てはスナップ留めなのですが、
もう、このエプロンに胸当てはいらないと思って、
スナップも取ってしまいました。

フレアーも少なくし、ついでにポケットも片方取ったので、
だいぶスッキリしました。

でも、サロンエプロンは、ウエスト辺りが熱いです…(^-^;

20090710

20110809

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外国の国旗を燃やす国

どこの国とは言いませんが、
事あるごとに「よその国の国旗」を燃やしてしまう国があります。
踏み付けたり、切り刻んだり、食べてしまったり…

一種のパフォーマンスと分かってはいても、
それが日の丸だった場合、日本人の私にしてみれば不愉快なのは当然です。

でも、いい大人が揃って、あんな野蛮なことを.して、
恥ずかしいとは思わないのだろうか?
あまりにもくだらなくて、プライドは傷付かないのだろうか?
もしも日本人に、同じことをされたとしたら、どう感じるのだろうか?
(日本には「外国国章損壊罪」というのがあります。)
旗の代金は誰が払うのだろうか?
と、色んな疑問が湧かずにはいられません。

日の丸を燃やされている映像を目にして不快に感じながらも、
「そうしたいのなら、どうぞご勝手に!」とばかり、
特に抗議をしない日本人…憤慨すると同レベルに思えてくるから?

出征兵士から、スポーツ観戦まで、日の丸に寄せ書きしてしまう国ですから、
外国に比べ日本人は、国旗に対して畏敬の念を抱かない国民かもしれません。

私自身、日の丸に対して特別の感情はありませんし、
強いて言えば、「軍国主義」を連想してしまう派ですが、

私が子どもだった頃は、祝祭日にはどこの家も玄関に国旗を揚げていたものでした。
…祝日を「旗日」と言っていたように…

いつの頃からか、元日でさえ、日の丸は見られなくなりましたが、
あの三点セット(旗、金色の玉、白と黒の縞模様の旗竿)を見るたびに、
子どもながら、何か普段とは違った改まった気分になったものでした。

ともあれ、外国の国旗を焼く国民がいるということは、
国家としても恥ずべきことだと思います。

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cool japan 玩具~Toys~

しばらく涼しい日が続いていたせいか、
このところのうだるような暑さに、持病(?)の頭痛が…

今日も倦怠感で何も手に付かない状態でしたが、
録画しておいたクールジャパンだけは、どうにか見ることが出来ました。

今回のテーマは「玩具」でした。

外国では、大人が自分用に玩具を買うと、
「頭がおかしい人」と思われてしまうそうです。

日本では、伝統的な玩具から、ハイテクまで種類豊富で、
大人をターゲットにした高価で高度な玩具も沢山売られています。

日本も昔はそんなことは無かったと思いますが、
最近は、漫画、アニメ、ゲームなど、「子どもと大人の境界線がない」らしく、
特に男性に玩具好きな人が多いようです。

高額な玩具を売るためには、大人や親自身も欲しくなるような、
クオリティの高い玩具であることが必要なのでしょう。

でも、ほどほどにしないと、妻からの酷い仕打ちが待っていそう…
家族にために働いているのですから、休日ぐらいは自分の趣味に使っても…
とも思いますが、どうも許せない女性が多いみたいです。

一日中ゴロゴロしてテレビの番人をしていたり、
「のむうつかう」よりは、いいと思いますが…

「おもちゃ病院」は全国に30箇所以上あって、おもちゃドクターは600人以上、
すべて定年後の男性ボランティアとのことですが、
「生き甲斐」「子どもの笑顔が見たいから」と…感動しました。

外国では玩具が壊れれば捨ててしまう、と言っていましたが、
日本には、もったいない精神があって、
3日間の講習で直せるようになる器用さが、日本人にはあるようです。

「種類の多さ」「クッキングトイ」「模型のドラフト競技」「おもちゃ病院」
の中から選ばれたベスト・オブ・クールは、「おもちゃ病院」でした。

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『母』~オモニ~

20110805 『母』
― オモニ ―
姜 尚中/著
集英社

「青春と読書」2008年3月号~2010年2月号に連載。
大幅に加筆・修正して単行本化。


ようやく私の番になりました。

図書館の紹介文には、
「……著者初の自伝的小説……」とありましたが、
姜さんの自伝は『在日』(小説ではありません)の方で、
本書は最愛のオモニへのレクイエムにも思えました。

ノンフィクションでも良いところを、あえて小説としたのは、
ご両親も岩本さんも故人となってしまって、
想像するしかなかった部分も多々あったからではないでしょうか?

母の生い立ちから臨終まで、簡潔で誠実な文章の中に、
書かずにはいられなかった母への思いがあふれ、
同世代の私としては、涙が出てしまった箇所も多かったです。

もし予定通り祖国へ戻ることが出来ていたなら、
姜さんの人生は全く別のものだったでしょうね。



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『カサブランカ』(1942・米)

『カサブランカ』という映画…
何度も放映しているということは、きっと名作なんでしょうね。

私も、録画して何度も挑戦してきたのですが、
その度に睡魔に襲われてしまって…

今回も同じく、うつらうつらしてはハッと気付き、巻き戻して見ては、また寝てしまう…
の繰り返し、どうも私には向いていないようです。

そんな訳で内容は良く分かりませんが、男性向きの作品に思えました。

主な俳優さんは、ハンフリー・ボガートとインぐりっと・バーグマン。
ハンフリー・ボガートの名前だけは知っていましたが、
意外な風貌でした…

イングリッド・バーグマンは美しい女優さんですね。
特に、斜め横顔が美しかったです。

でも、何故か垢抜けた感じがしないのですよ。
この作品以外は見てないと思いますが。

この映画、「君の瞳に乾杯」という台詞が有名…
オリジナルの「Here's looking at you」も気障なのでしょうか…?

(気障のイメージといえば岡田真澄さんです…古い!
最近(?)では、京本政樹さんかしら…)

そういえば昔、ジュリーが、
「♪ ボギー ボギー あんたの時代は良かった~」
と歌っていましたよね。

作詞家の感覚でしょうが、
男の美学というのは、女には理解しにくいような気がします。

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cool japan 商店街~Shopping Streets~

録画してあった「クールジャパン」を見ました。
テーマは「商店街」。

商店街で買い物することはほとんどありませんが、
もし身近に番組で紹介されたような商店街があれば、
もちろん利用するでしょうね。

スタジオの外国人の話では、海外では商品に定価の無い国も多く、
値段の交渉をしながら買い物をするとのことでした。

日本でも、お寿司屋さんなどでは時価の所が多いですが、
付け忘れ以外、値札が付いていて当然なので、
値切るという習慣がない私にとってそんなお買い物は考えられない…

石川県七尾市の商店街のイベントに生かされている美しい「花嫁のれん」、
初めて知りました。

伝統の加賀友禅の「花嫁のれん」を観光目的として飾ったことで、
倉に眠っていた「花のれん」を蘇らせただけでなく、
のれんの持ち主のお年寄りも、幸せな気持ちになれたのでしょうね。

「商店街の連帯感」「商店街のグルメ」「伝統を伝える商店街」
「激辛商店街」…

この中から選ばれたbest of cool は、
「伝統を伝える商店街」でした。

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青じそジュース

震度5弱…
昨夜の地震、怖かったわ~
でも、じき収まってくれて助かりました。

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庭の隅に薬味用に植えてある「青じそ」で、
青じそジュースを作ってみました。

20110802

<材料>
青じその葉(大)  50枚
グラニュー糖      50g (約大さじ3杯)
レモン汁            1個分 (約大さじ3杯)
水                    2リットル

ペーパータオル

<作り方>

(1)  鍋に、2リットルの水を入れ沸騰したら、
     きれいに洗った青じその葉を入れて、3~4分ほど煮出します。
  (お鍋全体に広げるように入れる。)

(2)  火を止めて青じその葉を取り出し、グラニュー糖を加えます。

(3)  粗熱が取れたら、レモンを絞って加え、
     冷水筒やペットボトルなどに移して、冷蔵庫に入れます。
  (容器に移す際に、ペーパータオルなどで漉す。)

<メモ>

※ グラニュー糖の代わりに、ハチミツやお好みのお砂糖でも
   レモンの代わりに、クエン酸や酢でも
   それぞれの分量は、お好みで加減してください (*^-^)

※ 取り出した青じその葉は捨てずに、
  お総菜の食材の一部として使いました。

 

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下駄

浴衣の下駄と言えば、やっぱり「塗り下駄」ですね。
「鎌倉彫」の下駄も素足に気持ち良さそう…

私にも少々お高い二本歯の塗り下駄がありました。
雨降りでも履けるようにと、爪皮も用意してありました。

それなのに、10年位前、一度も履かないまま燃えるゴミの日に…
“この先も履くことはない”と思って…

「塗り下駄」だけでなく、畳付きの下駄(吾妻下駄)や、
何足かの草履も運命を共に…
すべて未使用でした。

もちろん母には内緒。
何という親不孝者…何という罰当たりな…
本当に取り返しのつかない愚かな行為でした。

せめて写真だけでも残しておけば良かった…
と、後悔しても後の祭りです。

。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚。。+゚゚

ところで、最近の下駄は草履やサンダル風のデザインで、
鼻緒も、驚くほど太いですよね・

履き慣れていない人には、その方が楽なのは分かりますが、
昔の下駄のように、二本歯(後丸も可愛い)で細めの鼻緒の方が、
上品で女らしいように思いますが…

そう思うのも、やっぱり私が古い人間だからでしょうか…?

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