« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »

2011年7月

浴衣

昨夜の花火大会は、時間を繰り上げ開始して何とか無事に終了…
例年通り、約1万5000発の花火が上がりました。

花火大会には、浴衣姿の若い人も多いですね。
私も、小さい頃は浴衣を着せられたものでした。

浴衣だけでなく絞りの兵児帯(三尺と言ってました)も母の手作りだったので、
他の子のピンクやクリームのカラフルな兵児帯が羨ましかったものでした。

今思えば、朱一色に白く絞りが浮き出た兵児帯は、
子どもの浴衣に適していたと思いますが…

浴衣の出番といえば、「花火大会」「夏祭り」「盆踊り」でしょうか。
(「お盆」は夏休み前なので、「盆踊り」は「夏祭り」に行います)

↓私の浴衣は5枚あるはずなのに、現在手元にあるのは3枚だけ…
20110731a

右の白地の浴衣は、初めての本裁ち(中学生の頃)ですが、
母に“地味すぎる”と言われながら、近くの呉服屋さんで自分で選んだもの、
選んだとは言っても、消去法でしたが…

紺地の2枚は、40年位前、私の知らないうちに母が縫ったものですが、
3枚とも一度も着たことはありませんでした。
他にも、自分で縫った浴衣が2枚があるはずなのに、なぜか行方不明…?

↓こちらは、浴衣用の帯…
20110731b

手前のリバーシブルの帯は、最近では珍しくなった「六寸帯」です。
帯も、すべて私に相談もなく母が勝手に(!)購入しました。
当然一度も出番はありませんでした…(ノ_-。)

|

花火大会

台風6号以降、夏休みとは思えないような天候が続いています。

梅雨が戻ったの…?
それとも、もう秋…?
と錯覚しそうです。

今夜は、第58回安倍川花火大会の日、
震災直後の自粛で、一度は中止となりましたが、
市民の熱い要望で、わずか一月後には決定が覆されたのでした。

でも、昼過ぎからお天気があやしくなって、雨が降り出し、
…カミナリ様も太鼓を叩いています…

小雨決行、雨天順延…
明日も青空は期待出来ないようです。

いずれにしても私は行きませんが、
楽しみにしている人たちにとっては、落ち着かない空模様でしょうね。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今、「市」のHPを見たら、「雨天決行」になっていました。

で見るのかしら…?

|

地デジ…

地デジ化してから、ますますストレスが募るばかり…

寿命だったテレビは別としても、
買い替えるには惜しいテレビには地デジチューナーを付け、
テレビチューナー内蔵のパソコン(2台)も新しくしました。
(テレビの無い生活が出来ない家族)

それに、何となく噂には聞いていましたが、
「コピーワンス」とうコピーガード。
…世界で日本だけだそうです。

録画したものをDVD化すると、元の情報が消去されるしくみになっていて、
別のパソコンやHDDに移動することが出来ないようです。
(まだしっかり把握していないので、間違っていたら御免なさい)

それに、ディスクも、CPRM対応でないと使えないのです。
まだ、たくさん残っているのに。
スキャナーも古いので使えないかもしれない…?

「テレビ画面が高画質・高音質になる」
「電波を整理し有効利用できる」
と国民を納得させた地デジ化。

「地デジ化」に文句を言っているのではありません。
ただ、アナログ放送も残して欲しかった…と、今更ながら思うのです。
(前から思ってはいましたが…)

国民は置いてきぼり…誰かの陰謀…?
と疑いたくもなります。

視聴者代表も含んだ懇談会の合意を無視し、衆参各2時間だけの議論で、
日本共産党以外の各党が強行した電波法「改正(改悪)」

|

『ことばあそびうた』

20110728a 『ことばあそびうた』
谷川俊太郎/詩
瀬川康男/絵
福音館書店 1973

どんな絵本も美しいものですが、
この本は開くのが勿体ないくらい美しい本です。

保存状態も良いので、まるで届いたばかりのように綺麗…
何十年も経っているのに…(*^-^)

今時の子どもたちには理解出来ないような言葉もありますが、
たとえ意味は分からなくても、大人より先に覚えてしまうでしょうね。

ののはな <野の花>
20110728b はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな

(花野の野の花 花の名なあに ナズナ菜の花 名もない野花)

 ♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:♪:;;;:

20110728c 『ことばあそびうた また』
谷川俊太郎/詩
瀬川康男/絵
福音館書店 1981

たね <種>
20110728d ねたね うたたね ゆめみたね
ひだね きえたね しゃくのたね
またね あしたね つきよだね
なたね まいたね めがでたね

(寝たね うたた寝 夢見たね 火種 消えたね 癪の種
またね 明日ね 月夜だね 菜種 撒いたね 芽が出たね) 

ことば遊びといえば、私の子どもの頃は、
オストアンデル」「ヒネルトジャー」「フンダモーター」とか、
山があっても山梨県」「すべって転んで大分県
などと言ったりしたものでした…(*^.^*)

|

『わたしの出会った子どもたち』

20110727a
『わたしの出会った子どもたち』
灰谷健次郎/著 新潮文庫

灰谷健次郎さんの著書で最初に読んだのは『太陽の子』だったと思います。
偶然見た、NHKドラマを見たことが切っ掛けでした。
(ふうちゃん役は長谷川真弓さんでした。)

その後、多くの灰谷さんの本を読みましたが、
最も感動したのは、『わたしの出会った子どもたち』でした。

教師のすべてがそうだとは勿論思っていませんが、
私が知る限りでは、「金八先生」はドラマの中だけ…

現実の教師は「出来る子」が可愛く、目を掛けて伸ばしてやろうとしますが、
「出来ない子」は足手纏いで迷惑な存在でしかないようです。

勉強について行けないのも、集団生活に適応出来ないのも、
その他諸々の問題の原因は学校や教師にはなく、
すべて家庭や親(特に母親)にあるというのが教師の考えのようです。

きっと教師のほとんどが、恵まれた環境で育った人たちなのでしょう…
それに金八先生になりたくても、時間のゆとりが無いのでしょう…

灰谷健次郎さんも教師生活を送られていましたが、
『わたしの出会った子どもたち』を読んだ時は、
灰谷さんが金八先生に重なってしまって、涙が出てしまったことを覚えています。

人にも薦めていましたが、
乙武洋匡さんの“『五体不満足』を読みたい…”と言った友人に、
一緒にあげたのですが、どちらの感想も聞くことが出来ませんでした。

本好きではない人なので、読まなかったのかもしれません。

20110727b 20110727c

|

中国高速鉄道

特許出願中の中国高速鉄道が衝突事故…

独自開発した世界一の技術を、日本や世界に提供したいとまで言っていたのに、
早くもというか、遂にというか…
起こるべくして起こったとしか思えません。

劉志軍・前鉄道相の汚職、日本円で1210億円以上…
測量、設計、工事が同時進行という、信じられないような突貫工事…

手抜き工事は当たり前、資材の盗難は多発し、
開通後には、乗客が、列車内の部品を持ち去り、
(緊急脱出用ハンマーから、トイレットペーパーホルダーの軸までも)
また、車両内で電気系統が爆発したことも
線路上の作業員をはね、死傷者を出したこともありました。

しかも、開通後間もない駅ビルの雨漏りと地盤沈下は「特別設計」という。
他にも、挙げたらキリがないほどのトラブルが…

メンツを何より気にするという中国、
国の威信のつもりのが、とんだ恥さらしとなってしまいました。

証拠隠滅なのかは分かりませんが、車両を土に埋めて闇から闇に葬ろうとしても、
あっという間に世界中に知られてしまい恥の上塗りでした。

だからでしょうか、埋めた車両を掘り起こしたとのこと…

何はともあれ、間違っても「日本のせい」だなんて言い出さないで。
独自の開発なのでしょうから…。

|

『現代人のためのユダヤ教入門 』

20110725 『現代人のためのユダヤ教入門』
デニス・ブレガー、ジョーゼフ・テルシュキン/著
松宮克昌、松江伊佐子/訳
株式会社ミルトス(1992)

宗教に無知な私がユダヤ教といって浮かぶのは、モーゼの十戒。
昔、ハリウッド映画『十戒』を見たからなのですが…
(チャールトン・ヘストンやユル・ブリンナーが出演していました。)

他には、「旧約聖書」「ダビデの星」「安息日」ぐらいでしょうか…

この本には、ユダヤ教の価値観、世界観、ユダヤ教とキリスト教の違い等々、
詳しく書かれていますが、いくら文字を追っていても、すぐに上の空となってしまい、
私の粗悪なおつむには染み込んでくれませんでした。

たとえば、カシュルートにしても、詳細に説明されてはいますが、
食べて良いもの悪いものの区別は、結局は「神が決めたから」という…。

これが無宗教の私にとっては受け入れがたくて…
決めたのは「神」ではなくて「人間」なんでしょ!?
と言いたくなってしまうのです。

私だけでなく、多くの日本人にとって神社仏閣や協会は身近な存在でも、
信仰心は、あまり無いのではないでしょうか…

お寺で法事を行い、クリスマスには近くの協会に出かけ、
一週間後には神社に初詣…
宗教ではなく、まるでイベント会場のようです。

「八百万の神」の国の日本にとって、絶対的な神というのは、
信仰を持つ一部の人にのみに存在するものかもしれません。

昔の親は、物、特に食べ物を粗末に扱うと、
「バチが当たる」と注意していましたが、
何から罰を受けるかといえば曖昧で、(本来は神仏なのでしょうが)、
「嘘は泥棒の始まり」と同様、「ろくな人生送れない」という風に、
宗教というより道徳的な躾に思えるのです。

…横道に逸れてしまって失礼いたしました。

<目次>↓

続きを読む "『現代人のためのユダヤ教入門 』"

|

cool japan ~テレビ(Television)~

ここ数日間、夏とは思えない過ごしやすい日が続いています.。
でも、涼しいというより寒いくらいなので、すっかり体調をくずしてしまって…
少しだけ回復しましたが…

それはさておき、
昨夜のクールジャパンは「テレビ」がテーマでした。

街頭インタビューでは、
一日に見る時間が6時間とか9時間と答えた人もいましたが、
たまたまじゃないのかしら…誰もがそうとは思えませんが。
「ほとんど見ません」と答えた人もいたのでは…?

「24時間ウォッチング」に協力した3世帯にしても、
10時間以上テレビをつけていたお宅もありましたが、
一人で10時間見ていたのではないですから。

うちでは見たい番組がある時以外はかけないので、
「日本では始終テレビを見ている」ように言われても信じられません。
(…我が家が少数派なのかもしれませんが…)

「…日本のテレビはバラエティー番組が多く、
内容宇も似ていて、出演者も同じ顔ぶればかり…
それに、テロップが多すぎ、カラフルでうるさくて、
番組の終了も分かりにくい…」
との声もありました。
…同感です。私もバラエティー番組は苦手です。

「日本人のテレビの見方」
「タレント」(矢口真里さんを取材)
「バラエティー番組」
「教養番組の模型」(ためしてガッテン)

ベストオブクールは「模型」でした。
何だか「手前味噌」というか「自画自賛」というか…
というより、「ゴマをすった」…?

|

キムチ

少しばかり「古い」話題ですが、
キムチを無形文化財として世界遺産に登録するため、
韓国政府が、ユネスコに申請するという記事を見ました。

K-POPは言うまでもありませんが、韓流ドラマにも、韓流スターにも全く無関心で、
(同世代の友人知人で、韓流に夢中になった人は、何故かいません)
韓国料理に対しても無知な私なのに、キムチだけは口にしたことがあるほど、
朝鮮半島を代表する食品ですが、韓国料理には欠かせない唐辛子は、
豊臣秀吉が、朝鮮出兵の際持ち込んだものなのだそうです。

それも食品としてではなく、武器や履き物の中に入れるために(凍傷対策として)…
(日本では食用にされていなかったとか)
それ以前のキムチは白いものだったらしいのです。

そこで疑問が…
もしこの説が正しいとすれば、キムチの主材料である白菜は中国から伝わり、
唐辛子は豊臣秀吉によってもたらされたもの…

未だに「豊臣秀吉を憎み続けている人もいる」という韓国の人たちにとって、
キムチ文化は、民族として抵抗は無いのでしょうか…?

| | コメント (2)

今年の梅干し

台風6号の影響で激しい雨が続いています。
先週のうちに、「天日干し」(2日間)して正解でした。

今年も「赤紫蘇」は使いませんでした。
赤い梅干しとは違った「梅そのもの」の味が味わえますから。

お塩ですが、昨年は10%でしたが、今年は8%で、小梅は6%です。
でも、カビが心配なので、「小梅」は冷蔵庫で漬けました。
(出来上がった梅干しの保存も冷蔵庫です。)

20110720

<材料>
梅……3キロ(140個)
塩……240グラム(8%)
ホワイトリカー

小梅……2キロ
塩……120グラム(6%)
ホワイトリカー

作り方は「フルーティーな梅干し」を参考に…。

|

「ワタシの見たニッポン」

毎年見ている「ワタシの見たニッポン」~外国人による日本語弁論大会~
一年経つのは早い、と実感させられる番組です。

52回目の今年、予定されていたつくば市の会場は避難所となったため、
急遽、東京の桜美林大学に変更とのことでした。

多くの外国人が出国したなかで、スピーチを行った8カ国12名は、
日本にとどまった人たちだそうです。
(中国(5名)、韓国、モンゴル、ネパール、ミャンマー、ジンバブエ、ウクライナ、ロシア)

「東日本大震災」~その時わたしも日本にいました~
「知らなかった!間違えた!」~わたしの日本語体験~
「違うって面白い!」~わたしの見つけたニッポン~
という三つのテーマに、それぞれ4名がユーモアを交えてスピーチしてくれました。

政治経済の世界に国境はあっても、「○○人だから」という先入観は危険です。
言葉や習慣が違っても、人と人、
お互いの文化の違いを理解し尊重しあえば、国境は無いかもしれません。

ところで、例年ですと、発表者12名の日常の様子を紹介していましたが、
今年は写真だけでした。
それも取材されたものではなく…

大震災直後で人員不足だったのでしょうか…?
それとも、準備されていた人たちが出国してしまったのでしょうか…?
はたまた、単なる経費節減でしょうか…?

それに、気のせいなのか、放送時間も短かったような気がしました。
昨年の放送時間は覚えていませんが…。

|

なでしこジャパン、優勝おめでとう!

勝っちゃったよっ!」
朝起きてキッチンに入るなり、家族から嬉しい知らせが…
サッカーに興味がない私なのに、一瞬にして幸せな気分に…

相手はアメリカ、正直勝てるとは思えなかったのですが、
それでも、せめて一点くらいは取って欲しいと思っていましたが、
優勝とは凄いです…!!
嬉しいニュースって、みんなを元気にしてくれますよね。

なでしこジャパンの皆さん、
改めて、ワールドカップ優勝おめでとう!そして、ありがとうございました!

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

ところで、
昨夜の「フェリシティの初恋」の録画、失敗しました…(ノ_-。)

いつもなら、深夜の番組は見ないのに、、
「フェリシティの初恋」は好きなお話なので、つい見てしまったのが間違いでした。
…録画予約はしてあったのですが…

番組が終わってCMが始まった時、これまでのように(DOVAIO)録画を停止させ、
しかも、パソコンまでも終了してさせてしまったのが原因のようでした。

「フェリシティの初恋」はアナログでは保存してありますが、画質が悪くて…
でも、これも勉強ですね…
今日16時からの「ストーリーガール誕生」は失敗しないようにします。

それいしてもデジタル化って…

今までは、「DVgate Plus」で画像を切り取ったり、
「Click to DVD」で映像を編集したり、
「Sonic Stege」や「Masteing Studio」で、曲の編集をしていましたが、
デジタルの「Giga Pocket」では今までのように出来ないみたい…
(TV局が、編集・コピー・移動を制限したらしいので…)

|

「フェリシティの初恋」

「16日、17日、18日の三日間、スカパーが無料で観られる」
との情報が飛び込んできました。

スカパー無料の日って、第一日曜日だけじゃないのですね。

でも、私のお目当ては「アボンリーへの道」だけですが…
17日に放送されるのは「フェリシティの初恋」ですね!

ガス、初登場…
イライザおばさんも初登場でしたね。

但し、フェリシティの初恋の相手はガスではないのです。
この頃は、大人と子どもでした。

フェリシティの前に現れた王子様は、父の敵…(笑)
思春期の女の子の気持ちが理解できない父アレック、
「ごく普通ですよ」と母ジャネット…経験者ですからね。

将来が暗示されているような、
衝撃(?)のラスト(近く)シーンでした。

| | コメント (6)

ETV特集

先日のETV特集「この世の息~歌人夫婦・40年の相聞歌~」を
ぜひ観たいと思って録画しておいたのに、なかなか時間が取れなくて、
一週間近く経った昨夜、再生しようとしたら、録画されていませんでした…!
(録画したのに削除してしまったのかもしれませんが…)

河野裕子さん、永田和宏さんご夫妻の相聞歌を知りたかったのに、
とても残念です。

NHKオンデマンドで配信されているらしいのですが、
ということは、再放送は無いのかしら…?

「大江健三郎・大石又七 ~核をめぐる対話~」も
録画したまま…

| | コメント (2)

『トーキョー・ストレンジャー』

20110715 『トーキョー・ストレンジャー』
~都市では 誰もが 異邦人~
姜 尚中/著
集英社

『母(オモニ)』を読みたいと思って早一年、予約して2ヶ月…
私の番までには、もう少し掛かりそうなので、先にこちらを借りてきました。

発行は、今年の6月8日ですが、
『BAILA』2007年12月号から、2010年5月号までの連載を、
訂正・加筆し、書き下ろしを加えたものだそうです。

「都市では誰もがよそ者」…
都市とは言えない所に暮らしている私も、いつも「よそ者」気分…

ギョッとした表現法もあってビックリしましたが、
ページ毎の写真が載っているので、イメージが湧きやすかったです。

「東京へ行っちっち」(姜さんも同世代ですね…フフ)と言っても、
東海道新幹線が開通してからは…中学生の時でした…
東京も、京都も、「日帰り」が出来るようになりましたが、
最近は、出不精になってしまいました。

これも歳のせいかしら…?
でも、もし、東京に住んでいたならば、本書を片手に、
神田神保町や谷中、根津、千駄木など巡ってみたいわ~

――――――――――――――――――――――――――――――

『トーキョー・ストレンジャー』/目次

続きを読む "『トーキョー・ストレンジャー』"

|

エコしおり

最近は、本より少し丈の長い「しおり」を使っています。

20110714a 20110714b

空き箱を利用した幼稚園の子どもでも簡単に作れる手作り…

実は、映画『めぐりあう時間たち』の中で、
ジュリアン・ムーアさん扮するローラが、
本(「ダロウェイ夫人」)に挟んでいた「しおり」からヒントを得たものなのです。

20110714c 20110714d 20110714e 20110714f

ティッシュの空き箱の、上面と側面の角を利用して、
好みの幅と長さに切り取り、糊付けすれば出来上がりです。
(私は両面テープを使っています。)

幅はいずれも3cm、一番丈の短いのは、文庫本用で、16cmです。
(映画では、もう少し幅が広かったと思います。)

これなら挟んだまま返却することもありません。

|

しおり…

以前の私なら考えられないことですが、
ここ数年、書店に立ち寄ることも無く、専ら図書館を利用しています。

たまに買う場合でも、セブンネットかアマゾンなので、
最近の書店のことは分かりませんが、
昔は、本を買うと、必ず「しおり」を挟んでくれました。

コレクションのつもりも無かったのですが、
文箱4杯分と少しの「しおり」は、20年以上昔、燃えるゴミとして処分しました。

以来、いつも大きめのメモ用紙を、「しおり」代わりにしていましたが、
(メモするのに便利なので…)
借りた本の場合、充分気をつけないと恥ずかしい思いをします。

一度は、係の人が気付いてくれましたが、
私が特にうっかり者というわけでもないらしく、
時々、図書館の本の間から、「しおり代わり」らしきものを見つけます。

「しおり」を漢字で書くと「栞」…素敵な字ですよね。
でも、「枝折り」の方がもっと素敵…イメージは、いつも「枝折り」…

しおりといえば、
私は、本に付いている「しおりひも」を使う気になれないのです。

図書館の本のひもは、大勢の人が触れたから、ということもありますが、
自分の本でも、なのです。

それに、本の下から出ている状態も嫌で、必ず本の間に納めておきます。
図書館の本でも、なのです。

| | コメント (2)

家計簿ソフト

パソコンが無い頃は、毎年暮れになると「お料理家計簿」という家計簿を買い、
新年より、新しい家計簿につけていましたが、
Win95に「てきぱき家計簿マム」が搭載されていたことから、
以来、「マム」ばかりです。
(1970年代からの家計簿データを入力した時は大変でした。)

その後(10年位前)購入した「マム」を、バージョンアップして使っていましたが、
最新のOSでは、機能の一部が使えないことが判明、
仕方なくアマゾンにて「マム7」を購入しました。

機能はほとんど変わらないのに…(ノ_-。)

20110712
マニュアルを開く必要がないほど簡単…
私も読んだことがありません。

|

「パパの死」

新しいパソコンに、スカパー7日間のサービスがついていたので、
昨夜のアボンリーが録画できましたよ。

第2シリーズ第1話「パパの死」、ちょっと残念なタイトルですよね…(ノ_-。)
ちなみに、オリジナルは「Sara's Homecoming」ですけどね。

セーラをアボンリーの住人にするために、パパを事故死させたのでしょうか?
違う方法が無かったのでしょうか…

(原作の『ストーリー・ガール』では、
セーラのパパ、ブレア・スタンリーは、絵描きさんで、パリ在住でしたよね。)

セーラが、モントリオールに戻る切っ掛けとなった花火事故にしても、
ローソンさんは、なぜ、セーラに店番を頼んだのでしょう?

セーラより年上で、しっかり者のフェリイティが一緒にいたのにね。

疑問ついでにもう一つ、
セーラは、モントリオールの暮らしを選ぶのでは?
と、トイレに籠って泣いていたヘティ伯母さんでしたが、
ドアの外側の留め具は、誰がしたのかしら…?

無粋な疑問はともかくとして、今回も衣装が素晴らしかったですね。

フォーマルドレスにしても、ご婦人方はもちろんのこと、
少女たち(セーラ、フェリシティ、セシリー)の黒のドレスが、
とてもお洒落で素敵でした。

| | コメント (4)

cool japan ~キッチン用品(Kitchen supplies)~

調理用品にしても、昔から地味でシンプルなのが好みでしたし、
最近は、料理用品を買いに行くこともないので知りませんでしたが、
今どきのキッチン用品のカラフルさと、便利グッズの多さには驚きました。

意外だったのは、
外国の電子レンジが、温める機能しかないのかどうかは分かりませんが、
電子レンジは、健康に悪く、手抜きのイメージとか…
日本でも昔はそうでした。

さらに驚いたのは、外国では俎板を使わなことが多いらしく、
そのため、切れ味が良い包丁は危ないと思うそうです。

確かに、切れ味が良いと、うっかり触れてしまった時は危険ですが、
包丁が切れないと、却って危ないですよね。

日本は外国に比べて、キッチン用品は多いでしょうね。

家庭料理でも和食、洋食、中華、イタリアンなどレパートリーが多く、
食材も豊富で、季節によって献立も変わりますから。

日本の台所を預かる人間は大変です。

「キッチン用品」「活用主婦」「魚焼の紙パック」「三徳包丁」
の中で選ばれたベスト・オブ・クールは、「キッチン用品」でした。

|

地デジ化完了!

ちょうど4年前の今頃、メインのテレビがデジタル化しました。

本当は最後の最後まで頑張るつもりではありましたが、
寿命には勝てなくて…

そして今日、わたしのパソコンが晴れて(?)地デジとなりました。
23日までに、とは思いましたが、左下の目障りな数字には勝てなくて…

いつも通り、価格.comでじっくり検討し、
新しいパートナーとなったのは、VAIO、Jシリーズの<VPCJ218FJ >です。

スペック的には、Lシリーズにしたかったのですが、
机のスペースの関係上、やむを得ず…

我が家にとってVAIOは8台目、FMVやMebiusも使いましたが、
やはりVAIOが一番相性がよいようです。

モジラ(昔はネットスケープでした。)のファイアーフォックスとサンダーバード、
一太郎、ペイントショッププロ、家計簿ソフト、デジカメソフト、プリンター、
エトセトラ、エトセトラ…

それに、ブックマークとマイドキュメントのコピー、
(ブックマークの数を数えたら、922もありました! 時々整理してるのに…)

壁紙も夏用に変えましたよ。

20110709a 20110709b
(キーボードとマウスはコードレス)

新しいパソコンは楽しみでもありますが、慣れるまでが大変です。
シンプルだったWin95が懐かしいわ…

|

『ノンちゃん雲に乗る』

20110708 『ノンちゃん雲に乗る』
石井桃子/著
中川宗弥/画
福音館書店(1976)

『ノンちゃん雲に乗る』は1951年の作品で、
映画化(1955年、ノンちゃん役は鰐淵晴子さん)もされた名作です。
(本書は1976年発刊の福音館書店版です。)

作品の設定は、東京都が東京府だったころと古く、
主人公ノンちゃん(田代信子、8歳)は、いつも全甲(オール5)という優等生。

(お兄ちゃんや同級生が、太平洋戦争に出征したということは、
ノンちゃんがもしも実在していたなら、現在、90歳前後かしら…?
それとも、石井桃子さん(1907/3/10~2008/4/2)の世代なのかしら…?)

ノンちゃん、腕白なお兄ちゃん(タケシ)、
理想的な両親、典型的な祖父母と叔母さん、
絵に描いたような同級生の悪ガキ(長吉)…

ごく普通の人たちの、ごく普通の日常…
でも、再読してみて、考えさせられることも多かったです。
昔は気付かなかったのに…それだけ歳を取ったということでしょう。

例えば、
元気が有り余って、いつもお母さんを悩ましているお兄ちゃんも、
出掛ける時は、「行ってま~す」ではなく、
「行ってまいりま~す」と挨拶してました。

昔は当たり前だったのに、
今では珍しくなってしまった言葉使いに、ハッとさせられましたが、
それ以上に感心させられたのは、子どもに接する際の大人たちの態度でした。

かつては存在していたであろう、健全な家庭での躾方、
とでも言えば良いのでしょうか…

(でも、「しつけ」というと、何となく、厳しく堅苦しい感じですが、
それ程大袈裟なものではなく、「接し方、育て方」なのです。)

子どもの目線を尊重し、決して頭ごなしで叱らず理解するように導く。

本書は児童書ではありますが、そういう意味でも、
大人のための教科書(ノンちゃんの時代なら修身)に思えました。

…特に「子育て中の人」に読んで欲しいような…。

| | コメント (2)

「冬の別れ」

「冬の別れ」(#13)は、第1シリーズ最後のお話でしたね。

事件に巻き込まれていたセーラの父ブレア・スタンリーは、
裁判で無罪が確定したことから、
セーラを連れ戻すため、突然アボンリーにやって来ました。

しかも明日立つという…
キング家が悲しみに包まれる中、
ヘティは、ブレアに対して険悪な態度をとるのでした。

と言うのも、妹ルース(セーラの母)の死を、
ブレアのせい、と、思い込んでいるからなのです。

ヘティとブレアは、互いに譲らず、セーラを苦しめます。

「…なぜヘティ伯母さんかパパを選ばなきゃいけないの?
わたし、二人とも愛してるのに!」

ローズコテージから抜け出したセーラを、
フェリシティたちが匿うのですが…

1301 1302 1303

冒頭から深刻なムードでしたが、
最後にセーラの笑顔が見られて良かったです。

・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

<キング家の人びと>

ヘティ(Hetty King)…キング家の長女、独身、弟妹の母親代わり
              教師、後に作家となりホテルの共同経営も

アレック(Alec)…長男・農場経営
    ジャネット(Janet)…アレックの妻
   フェリシティ(Felicity)…アレック&ジャネット夫妻の長女
   フェリックス(Felix)…アレック&ジャネット夫妻の長男
   セシリー(Cecily)…アレック&ジャネット夫妻の次女
   ダニエル…アレック&ジャネット夫妻の次男

ルース(Ruth)…次女・故人(夫はブレア・スタンリー)
   セーラ(Sara Stanley)…ルース&ブレア夫妻の一人娘
            「ストーリー・ガール」と呼ばれている

ロジャー(Roger)…次男・地質学者
   アンドルー(Andrew)…ロジャーの一人息子

オリビア(Olivia)…三女・新聞記者
           ジャスパー・デールと結婚し、後に缶詰工場経営も行う
   モンゴメリー(Montgomery "Monty")…オリビア&ジャスパー夫妻の息子

は「兄弟姉妹」、 は「いとこ」)

| | コメント (2)

「アボンリーの魔女」

スペリングテストの苦手なフェリックスは、
いくら勉強しても、テストではミスばかりで、
「おバカさん帽子」を被らされてしまいまいます。

「それぐらいなんだ。なにくそって頑張れ!
おバカさん帽子を被りたくなかったら、う~んと勉強すればいい」
というアレック…

「子どもが傷付いたのよ。ヘティは思いやりが無さ過ぎますよ。
勉強はしてますよ、一生懸命…」
と庇うジャネット…
良くあるパターンですよね。

「父親→息子」「父親→娘」「母親→息子」「母親→娘」
この中で一番甘いのは、「母親→息子」と何かで読んだことがありますが、
実際、私の友人知人の中で、女の子と男の子を持つ人は、
「男の子の方が可愛い。男の子の方が優しくて思い遣りがある」
と言います。

女の子は幼い頃からしっかりしていますが、
男の子は病気にも掛かりやすく、怪我も多いようです。

母親にとっては、手が掛かる男の子の方が、
母性本能をくすぐられるのかもしれません。

ジャネットもその一人…

私の魔法だって…!
魔法よりもっと強い力があるのさ。
自分をしっかり信じれば、思った以上の力が出るんだ。
そうじゃないかい?

ペグ・ボウエンのこの言葉が胸に染みました。

| | コメント (2)

ドライヤーを買いに行って…

きのう、ドライヤーを決めるのに「2分位」だったと書きましたが、
支払いを済ますには、もう少しの時間が掛かったのでした。

量販店はどこもそうなのでしょうが、
陳列された沢山の見本には「番号」が貼られていて、
下の棚に、商品の箱が積み重ねられているのですが、
いくら探しても、私が欲しいと思ったものが無かったのです。
色違いはありましたが…

もしかしたら、ストック場にあるのでは?
と、店員さんに尋ねると、
下の棚を探し、「その色はもうありません」…

「在庫も無いのですか?」と訊くと、
「無いです」と言うので、
「では、こちらは?」と別の商品を指すと、
また下の棚を調べ「そちらも無いです」…

下の棚に無いのは分かっていました。
知りたかったのはストックの有無なのです。
でもストックは無いと言う…

商品が無いのに、なぜ見本だけ展示しておくの?
なぜ「売り切れ」なり「在庫切れ」の表示をしないの?

忙しいのは分かるけど…

別の量販店ならあるかもしれないと思い、
「じゃ、いいです…」と帰ろうとすると、
店員さんは、「ちょっと待ってくださいっ」と走り出し、
すぐに、私が欲しかったドライヤーを、どこからか見つけてきて、
「こちらです」と渡してくれました。

よく、「日本の販売員のサービスは素晴らしい」と聞きますが、
接客態度は良くても、すべての人に「誠意」があるとは言えないようです。

.。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。..。.:**:.。.

今日はスカパー無料の日ですね。
LaLaTVの録画、忘れないようにしないと…(*^-^)

|

ヘアドライヤー

昨年辺りから、いろんなものが壊れていますが、
ドライヤーにもその日が来たようです。

持つ手が少しだけ熱いような気がして、
“もう、15年以上使っているかもしれない…”
と、家計簿ホフトを確認すると、購入したのは1986年でした。

25年も経っていたとは…
私専用とはいえ、ほとんど毎日使っているのですからスゴイ!

炎が出たら怖いので、買ってきました。
選んだポイントは三つだけ。
「日本のメーカー」「小さめ」「好きな色(ブルー)」
その間、約2分…

このドラーヤーは何年使うのでしょうか…?
私より長生きするのでしょうか…?

20110702 ← 新旧のドライヤー

いつも2種類のドライヤーを使っていますが、
もう一方の「くるくるドライヤー」(ブロー用)は更に古く、
1984年に購入したことが判明…何という物持ちの良さ!

今のところは正常ですが、
こちらも買い換えた方が良いかも知れません。

| | コメント (2)

とってもビターなマーマレード!

今年2回、「夏みかんのマーマレード」を作りましたよ。

2月の時はメモしなかったので、分量などは忘れましたが、
先月作った時は、12個の夏みかんを使いました。

でも、夏みかんも、お砂糖も、重さを計りませんでした。
多分、夏みかんは4㎏弱かしら…

お砂糖(うちにはグラニュー糖しか置いてありません)は、
800g位だったかも…何という適当さ!
(普通なら考えられないお砂糖の量ですよね…)

ほとんど甘さが感じられない、とってもビターなマーマレード、
でも、私にはちょうど良いお味なんです。

いつもは、夏みかんをくださったお宅に持っていくのですが、
今回は止めました。
“夏みかんにお砂糖を掛けて食べている”と聞いてましたから。

20110701
(10cm(φ)×9cm(h)の瓶7本と少し)
冷凍室で保管しています。

作り方は以前載せましたので、そちらを参考にしてください。
(カレゴリー「超かんかんレシピ」)

|

« 2011年6月 | トップページ | 2011年8月 »