短編集
短編集(文庫本)は気軽に読めて良いのですが、
内容を忘れてしまうのですよね~
と言っても、長編でさえ忘れるのですから、当然ですが…
文庫本の棚を整理していたら、前に書いた9冊の他に、
マーク・トウェンやモームなど7冊程出てきました。
でも、買って読んだのは確かなのに、探しても見つからないのも…
多分、人に貸して戻ってこない本なのでしょうね。
「借りた」イコール「貰った」と思う人もいますからね…(ノ_-。)
内心では返して欲しいのに催促できない性分、
特に、文庫本の場合は、“まぁいいか~諦めよう!”となるわけです。
短編集と言えば、
アン・シリーズの『アンの友達』と『アンをめぐる人々』も短編集ですね。
どちらもAvonleaが舞台なのに、アンが登場してないので、
最初に読んだ時(中1)は戸惑いました。
どうも、この2冊、元々アン・ブックスでは無いようですね。
ところで、
「アボンリーへの道」(Road to Avonlea)の原作(第1・2シリーズ)は、
L・M・モンゴメリの『ストーリー・ガール』(The Story Girl)と
続編の『黄金の道』(The Golden Road)ですが、
『アンの友達』 『アンをめぐる人々』からも使われていましたよね。
ご参考までに…↓
(上段がオリジナル、下段が「アボンリーへの道」、括弧内は原題)
『アンの友達』(Chronicles of Avonlea)
「ロイド老淑女」(Old Lady Lloyd)
「心にひびく歌声」(Old Lady Lloyd)
「オリビア叔母さんの求婚者」(Aunt Olivia's Beau)
「アビゲールの求婚者」(Aunt Abigail's Beau)(オリビア→アビゲール)
「隔離された家」(The Quarantine at Alexander Abraham's)
「すてきな看護婦さん」(The Quarantine at Alexander Abraham's)
『アンをめぐる人々』(Further Chronicles of Avonlea)
「偶然の一致」 (The Materializing of Cecil)
「うわさの恋人」(The Materializing of Duncan McTavish)(シャーロット→マリラ)
この中で「うわさの恋人」は、すぐ気付きました。
遙か昔に読んだというのに…(^-^;
天国のモンゴメリはご立腹かもしれませんね…?
設定は大分違いますが、
“マリラはそんな人じゃないわよっ!”って…フフ
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コメント
musettaさんへ
ドレス、アクセサリー、インテリア、風景…どれも素敵ですよね~
でも、あの衣装、着るとなると大変そうですね。お手入れもですが。
「ストーリー・ガール」と「黄金の道」、お薦めですよ。
(物語の舞台は、アボンリーではなく、プリンス・エドワード島の「カーライル」でした。)
投稿: ミチ | 2011年6月21日 (火) 22:20
そうでした!
アビゲールじゃなく、オリビアでした!
お気に入りの方の名前を間違えてはいけませんね。
失礼致しました。
ドラマ「アボンリーへの道」はあの時代のファッションや文化、プリンス・エドワード島の風景も魅力の一つでした。
モンゴメリの一番のお気に入りなら、是非、読まなくてはなりませんね。
投稿: musetta | 2011年6月21日 (火) 19:40
musettaさんへ
「心にひびく歌声」(第5話)ですね。
オリビアの友人のシルビア・グレイ(声:友里千賀子さん)の亡父と
マーガレット・ロイドは昔恋人同士…感動的なお話でしたね。
「ストリート・ガール」と「黄金の道」はモンゴメリが一番気に入っていた作品だそうですよ。
私は木村由利子さんの訳(篠原書院)を持っていますが、「虹の谷のアン」に似ている感じで、
ドラマの雰囲気とはちょっと違っていました。
投稿: ミチ | 2011年6月21日 (火) 15:43
残念なことに、「ストリート・ガール」「黄金の道」は未読ですが、放映された「アボンリーへの道」の中での忘れられないシーンの1つが:
「頑固だった年配の婦人のベッドの横で、アビゲイルの友人の声楽家の女性が、ハープの伴奏で『愛は赤い赤い薔薇のように』を歌う」
というものなのですが、今まで題名がわかりませんでした。
どうやら、書いてくださった「Old Lady Lloyd」のようです。
ありがとうございます!
以前はYouTubeにも動画があったのですが・・・
又、あのシーンを見たいものです。
投稿: musetta | 2011年6月21日 (火) 12:30