メアリー・ポピンズ
『メリー・ポピンズ』を観て、原作が気になってしまった私…
その性格は、いい歳した今も10代の頃と変わらず…(-_-;)
相当昔に読んだので、あまり覚えてはいませんが、
原作のメリー・ポピンズ(翻訳本ではメアリー・ポピンズ)は、
映画とは違って、プライドが高くて気難しい性格だったような気がします。
(左)『風にのってきたメアリー・ポピンズ、帰ってきたメアリー・ポピンズ』
Mary Poppis,1934, Mary Poppis Comes Back,1935.
P・L・トラヴァース/作 林 容作/訳 岩波書店(1963)
(中)『とびらをあけるメアリー・ポピンズ』Mary Poppis Opens the Door,1943.
P・L・トラヴァース/作 林 容作/訳 岩波書店(1964)
(右)『公園のメアリー・ポピンズ』Mary Poppis in the Park,1952.
P・L・トラヴァース/作 林 容作/訳 岩波書店(1965)
(公園)
45年も経っているのに(!)、函のお陰で保存状態は完璧。
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コメント
musettaさんへ
「Spoon Full of sugar」この曲、TVでもよく歌われてましたね!それに「Feed The Birds」も…
イギリスの児童文学をディズニーが作ると、どうしてもあのようになるのでしょうね(笑)
映画館で見て感動した映画を、ビデオやDVDで見ると決まってガッカリさせられる…
残念ながら「メリー・ポピンズ」もそうでした。
投稿: ミチ | 2011年6月14日 (火) 12:43
本には映像に無い読み手のイメージの部分が楽しみですね。
「メリー・ポピンズ」の映画でも、ロケの実写部分が好きなのですが、イギリスの児童文学とアメリカ文化のディズニー・アニメは異質な気がします。
「くまのプーさん」もあの行間やデッサンの余白が良いのに・・・と思ってしまいます。
投稿: musetta | 2011年6月14日 (火) 10:21
mittleさんへ
マリア・トラップさんもそうでしたが、著者のパメラ・トラヴァースさん(1899/8/9~1996・4/23)は、映画のメリーにも、音楽にもに不満だったようですね。
「風にのってきたメアリー・ポピンズ 帰ってきたメアリー・ポピンズ」には、来日された時の写真(翻訳の林さんと)が載っていましたよ。<1963年10月大隈会館庭園にて>
投稿: ミチ | 2011年6月13日 (月) 22:01
鮮やかな色合いそのままですね!
ジュリー・アンドリュースのメリーの方が朗らかですよね(笑)
初めて原作を読んだ時は、怒りんぼうだなって思いました。
でも、つんつんしながらも優しくて、毎回最後の別れの話は悲しくなってしまいます。
ロビンと双子、ロビンと赤ちゃんの会話のお話が大好きです。
投稿: mittle | 2011年6月13日 (月) 17:43