録画してあった「クジラと生きる」(NHKスペシャル)を観ました。
和歌山県太地町は、400年前よりクジラを生活の糧として生きてきた町ですが、
(当然決められた種類、決められた数です。)
無許可で盗撮し製作されたドキュメンタリー映画『ザ・コーヴ』の公開が切っ掛けとなり、
町には海外の反捕鯨団体が常駐し、漁師たちを監視している。
アメリカの反捕鯨団体「シーシェパード」のメンバーは、
漁師たちの顔面に大勢でカメラを向けたり、
「立入禁止」の網を切ったりするだけたり、
車が走り出せないように、仁王立ちしたり、
口汚く罵ったり、脅したりして挑発を繰り返す…
「写されたくないのは、恥ずべき行為と自分でも分かっているんだな」
「写されるのが嫌なら、イルカ殺しをやめればいいんだ」
「伝統や文化だとか言っても、本当は誇りなんてないんだろう」
「みじめな奴らだ!」
「10万円をやるからやめろ!」
「負け犬め!」
「殺し屋!」
「死ね!」
じっと耐えるだけの漁師たち…
盗撮された映像が「シー・シェパード」のサイトや「YouTube」に発表されたことで、
世界中の人たちから、批難のコメントが寄せられているという。
その人たちが食していると思われる牛や豚、
その他の生き物の殺される場面の映像を見たとしても、
その人たちは、「残酷」とは感じないのだろうか?
捕鯨国は日本だけではないわけで、
反捕鯨団体は、他の捕鯨国にも圧力をかけているのだろうか?
捕鯨に限らず、例えば宗教によって食べることを禁じられている民族が、
食べている他の民族を攻撃したりしているのだろうか?
地域や民族や宗教により食文化が違って当然、
自分達に食べる習慣がないからと「残酷だ、野蛮だ」と思うのは勝手でも、
批難したり圧力を掛けたりは出来ないはず…
人間に限らず、「生きている」といことは「食べる」ということ。
牛、豚、鶏、羊、魚、鰐、蛇、犬、猫、昆虫…
「クジラやイルカは高等な生き物であり、文化を持っている。
言語を持ち、歴史があり、家族もある」
だから捕鯨に反対するのだ。とメンバーは言う。
本心なのだろか?
もし本心だとしたら、
反捕鯨活動をするより、反戦活動をするべきでしょう。
いつもどこかで戦争を起こして成り立っているような(?)アメリカ…
反捕鯨団体の本当の狙いは何…?
なぜ欧米人の価値観を押しつけられなければならないの…?
国や自治体は、何をしてるの…?
太地町の漁師の皆さん、負けないで!
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