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「虐待カウンセリング~作家 柳美里・500日の記録~」

NHKスペシャル「虐待カウンセリング~作家 柳美里・500日の記録~」
を観ました。

教育熱心で完璧主義ゆえに、子どもが思い通りにならないと(嘘をつく)、
感情が抑えられなくなって虐待をしてしまったという柳美里さん。

冷静を取り戻した時に自己嫌悪に陥ったとしても、
当人には、「虐待した」という意識が無いようなのです。
柳美里(ユウ・ミリ)さんにしても、自覚がなかったようでした。

よく児童虐待の報道で、「虐待ではない。しつけだった」という親たちがいますが、
今までは、「言い逃れしようとしている」としか思えなかったけれど、
「そうかもしれない」と思うようになりました。

柳さんだけでなく「虐待の世代間連鎖」は多く、自分も親から虐待を受けていたのに、
「自分が悪かったから」と親を弁護する。

長谷川博一さんのカウンセリングを受けられていた柳さんのご両親については、
TVなので深くは語られることはありませんでしたが、
『ファミリー・シークレット』には闇の部分も詳しく書かれていました。
柳さんの生い立ちについても…

フルートでボッケリーニのメヌエットを演奏する息子さんを見守る柳さんは、
聖母のように慈愛に満ちた微笑みでした…

『柳美里不幸全記録』(このタイトルは内容と一致しません)を読めば、
息子さんへの愛が、どれだけ深いかが分かります。

それでも虐待が…
苦しいのは虐待してしまう親の方かもしれません。

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