『求めない』
新聞の書評コーナーで知り、先日図書館から借りてきたのですが、
何だか、すぐに読む気になれなくて、数日間放置…
昨晩覚悟を決め(?)、ベッドに入ってから一気に読みました。
一気と言っても、
求めないー
すると
・・・・・
という三行の短い詩なので、あっという間なのですが…
「求めない」とは、五欲を否定することではなく、
“求めないで済むことは求めない”
ということ、そして、
“程よいところで止める”
それが無理なら、
“もう求めない”と自分で言ってみるだけでいい…
ということらしい…
難しい言葉は一つもなく、語り口も、くだけたものなのですが、
何となく独り善がりにも思え、
“そうかしら…必ずしもそうとは言えないのでは…”
と反抗したくなる自分に、修行の足りなさを改めて実感しました。
そういう私も、日頃は「期待しない」「なるようにしかならない」
と思うように心掛けてはいるのですが…
一つだけ、“確かに!”と納得した詩がこれです。
求めないー
すると
失望しない
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