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『韓国人は好きですか?』

20110107 『韓国人は好きですか?』 パク・チョンヒョン/著
講談社+α新書
<著者紹介>
1969年、韓国慶尚北道・義興生まれ。法政大学経済学部教授。

面白そう!…と思って借りてきました。
でも、それ程でもなかった。意外性ゼロだったから。

いくら日本暮らしが長くて日本が好きでも、
韓国人の著者が韓国の文化を肯定するのは仕方ないことです。

これは民族主義とか反日教育などとは違うと思います。
著者に限らず、故郷から離れて暮らす人なら誰でも、
故郷が恋しく、文化も食べ物も懐かしく思うでしょう。

韓国(外国)で暮らす日本人も、やっぱり同じで、
同じ国内であっても、故郷を贔屓にしたくなるものだから。

日本人と違って、韓国人の会話は本音のようです。
ストレスは溜まらないとは思いますが、気の弱いタイプにはどうかしら?

それに、日本では一応ルールは守られていて、
相手の傷付くことも言わないようにしますが(例外はいます)、
韓国ではルールも臨機応変で、冗談は相手をけなすこと、
言われた方も根に持たないとしたら見上げもの…私なら傷付きますが。

文化の違いと言えば、お礼の仕方も違いました。
日本人ならその時だけでなく、次に会った時も、
「このあいだはありがとうございました」とか「美味しかったわ」などと
お礼を言う人が多いですが(言わない人もいますが)
韓国では、お礼はその時だけで、翌日に会ったとしても言わないし、
紹介状を書いてあげても、その後のお礼(報告)も無いそうです。
(頭を下げたくないから?)

頭を下げたくないと言えば、待ち合わせ時間に遅れても、謝ることはせず、
開口一番「こんな場所を指定したあなたのせいで遅れた」と怒る…
(謝り過ぎる日本人は卑屈?)

友人知人を呼び捨てで呼ぶのが韓国風なのかどうかは分かりませんが、
「タナカ」「サトウ」などと片仮名表記にしていたは何故なのでしょう?

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