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木曽路の旅…(1)

ある年のお正月…

待ち合わせの駅のホームには、友達のKさんと、
数メートル離れた所にはKさんの妹さんの姿が…

Kさん「妹も行きたいと言うんだけど…」
私  「いいに決まってるでしょ」
Kさん「でも悪いから離れてるって」
私  「気にしなくてもいいのに」

律儀にも、新幹線、中央線と一人旅を通していたKさんの妹さんも、
いつしか三人旅に…

前々から憧れていた旅籠「越後屋」さんに泊まりたいと奈良井で降り宿まで行くと、
お正月は営業しないことが判明。
仕方なく、その晩は奈良井の普通の旅館に宿泊しました。

翌日、ガイドブックで見つけたのは薮原の旅籠「米屋」さん。
いつもはお正月は営業しないけれども、
大学生の息子が帰郷しないので、泊めてくれるとのことでした。

薮原駅に到着し教えられた道を行くと、
しばらくして風情のある佇まいの家並みが見え出しました。

お納戸色の作務衣を纏った上品な初老の御主人が出迎えていました。
年季の入った「米屋與左衛門」の看板がありました。

通されたのは見たことの無いような見事な欄間のある、
私たちにはもったいない程の部屋…

私たちの宿帳を見た御主人は、
毎年送られてくる「鞠子の会」からの年賀状を見せてくれました。

また、古文書としても価値がありそうな、
明治の文士の名が書き記された古い宿帳も見せてくれました。

夕食は旅籠らしい地元の伝統的なメニューに加え、
トンカツやサラダなどの若者好みな家庭料理もあって…

…つづく…

20110103 木曽路奈良井宿
「上問屋資料館」
中山道薮原宿
木曽代官帯刀医師「宮川家資料館」

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