柳原白蓮
昨夜の「歴史ヒストリア」で、柳原白蓮について放送していました。
タイトルは、
「華麗なる歌人 愛なき館からの逃避行~柳原白蓮の生涯~」。
柳原白蓮(やなぎわらびゃくれん、本名・燁子(あきこ)1885(M18)~1967(S42))
について、詳しくは知りませんでしたが、
大正三美人の一人と言われただけあって美しい人です。
でも、つくづく時というものは無情なもの…。
華族や実業家など特権階級の生活ぶりには
隔世の感を思わずにはいられませんしたが、
豪華な暮らしをしていても、上流階級の女性は愛玩動物と同じようなもの。
(wukiによれば)白蓮の父・柳原前光伯爵には複数の妾がいて、
白蓮の母もその妾の一人、
最初の結婚相手も、子爵と女中の間に生まれた男子、
25歳年上の再婚相手にも何人もの妾がいて。
…といった具合に…。
「公開絶縁状」にも驚かされますが、それ以上に驚いたのは、
宮崎龍介と交わした2年間で700通もの恋文…
娘の蕗苳さん大切に保管されていましたが、
あんな凄い恋文を書いていたかと思うと、何だか羨ましい。
メールと絵文字では絶対無理…
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コメント
時間差もそうですが、私が“凄い!羨ましい”と感じたのは、現代人(私も含め)には書けない内容と言葉選びなのです。それに、気持ちを表す書体や筆圧、墨の濃淡、気持ちに応じた便せんや封筒の選び方なども…。
やっぱり、「書く」は「打つ」とは違いますよね。
投稿: Michi | 2010年11月13日 (土) 23:26
白蓮さん、「歴史読本」でお写真拝見しましたが、相当な美人さんですね。
高い身分の方ほど、自分の意思で結婚を決められないのは、今も昔も一緒ですが、美しくて女の業を秘めたひとには酷すぎます。
恋文・・メールと違って時間差がある分、切なさが増して、恋心が募りそう。今の時代にこれをやるひとは、「空気が読めない」とか「時代錯誤」になるのでしょうか。
確かに羨ましい。
投稿: kiyohime | 2010年11月13日 (土) 22:17