捨てられないもの…(3)
これも私が捨てられないのではなく、母が捨てられなかったものです。
私が小学5~6年生の頃に着ていた機械編みのカーディガンなのですが、
半世紀近く経った今も、虫食いもなく当時のままだったので、
渡された時は、浦島太郎になった気分になりました。
実はこのカーディガン、嫌いだったのですよね。
まず色が嫌…
グリーン系は好きですが、黄緑は嫌いな雨蛙を連想してしまって…
それ以上に嫌だったのが、当時流行っていたラメでした。
それも、銀一色ならまだしも、三色のラメ…陽にあたるとキラキラするし…
でもイヤとも言えず、我慢して着ていたのです。
それにしても、自分が処分出来ないからって、
どうして私に寄越すのかしら…
保存係を引き継げってこなのでしょうが、
「要らないから捨てる」とか「捨てた」とか言えば、
「もったいない!」と悲しがるに決まってるから、それも言えないし…
解いて何かを編めば喜ぶのでしょうが、
今も好きじゃないのよ、この色もラメも…
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