アガサ・クリスティー『動く指』
『スリーピング・マーダー』~ミス・マープルの最後の事件~
綾川 梓/訳(早川書房)
『鳩のなかの猫』 高木 福夫/訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
『動く指』 高橋 豊/訳 (ハヤカワ・ミステリ文庫)
図書館からアガサ・クリスティーを借りてきました。
まず読んだのは『動く指』(The Moving Finger)ですが、
ドラマ(ジェラルディン・マクイーワン版)は、
原作とは変えられていたことが分かりました。
参考のため、ジョーン・ヒクソン版の「動く指」も見ましたが、
そちらも原作とは違っていました。
ミス・マープルの知人で、拳銃自殺を遂げたアップルトン大佐ですが、
原作では、リムストックの住人として、2~3回名前があがっていただけで、
事件とも無関係、ミス・マープルとも接点はありませんでした。
(ヒクソン版では登場せず)
それにラストも意外…
ところで、動画サイトでミス・マープルを見て思ったことですが、
有名な女優さんの吹き替えって、良し悪しですよね。
山岡久乃さんにしても、岸田今日子さんにしても、草笛光子さんにしても、
声に特徴があり過ぎて、つい顔が浮かんでしまうというか…
吹き替えは顔の知らない人の方がいいように思えます。
また、私はヒクソン版を見てなかったので、
美人でミステリアスな眼差しのマクイーワンの方がいいわ…
でも、逆に感じる人も多いのでしょうね。
それはともかく、
犯人が分かっているミステリーは読んでも詰まらない…
よって他の2冊は読まないかも…
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