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『荷車の歌』(4)

山本薩夫監督の『荷車の歌』、忘れないようカレンダーにメモしておいたので、
録画し観ることが出来ました。

小学生の時に観た、微かな記憶というのは、やっぱり当てにならないものですね。
漠然としたイメージは残っていて、ストーリーもそれなりに覚えてましたが、
「あっ、そうそう!」という場面は一つも無かったです。

お弁当のシーンも、思い出の中のイメージとは違っていて、
出産前後のことなどは、無かったです。(違う映画だったのかも…)
泣けたシーンも、同じだったかどうか分かりません。
何しろ幼くて、それに半世紀以上も経っているのですから仕方ないですよね。

一ヶ月前に原作を読んだのですが、設定が大分変えられていました。
子どもは8人で(長男は夭折)だったし…

原作は、人物像も状況も酷かった…
映画の方が救いがありましたね。

ところで、主役を望月優子さんと三國連太郎さんが、
娘役に左幸子さんが出演していたことは知ってましたが、
左幸子さんの少女時代を、妹の左時枝さんが演じていたのは知らなかったです。

その他に、奈良岡朋子さん、浦辺粂子さん、西村晃さん、
佐野浅夫さんも出演されていたのですね…

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