『韓国倫理崩壊1998-2008』
『韓国 倫理崩壊1998-2008』
~社会を蝕む集団利己主義の実像~
呉 善花(オ・ソンファ)/著
三交社
「目次」
第一章 自己中心的な民族主義
第ニ章 外貌重視と虚飾の文化
第三章 虚言と虚勢の社会習慣
第四章 倫理崩壊への道をひた走る韓国
第五章 二つの改造論から見えてくるもの
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呉善花さんの著書は、以前にも何冊か読みましたが、
この本も、韓国の伝統、民族性、社会状況といった視点を、
資料を基に分析したものです。
呉善花さんは、韓国の実態を暴き、批判を繰り返しているために、
韓国では「売国奴」であり、「日本の右翼に騙されている、利用されている」
と決め付けられ、誹謗中傷を受けているとのことです。
日本国籍を取得したのも、韓国には言論の自由が無いからなのです。
この本を読めば、韓国人が、なぜ日本を憎悪しているのかが理解できます。
日本人は、日本が韓国を統治したからと思っていますが、
そそれだけではなく、豊臣秀吉の朝鮮出兵でもないのです。
歴史認識の違いについては、著者自身も韓国の歴史教育を受けた一人ですが、
韓国の歴史教科書が、どのように捏造されているのか、
事実と比較して書かれています。
植民地支配の経緯にしても、史実を改ざん捏造、
没収した農地も、40%ではなく、実際には3%、
「創氏改名」も、朝鮮人側の要望を受け自由にしただけ、
従軍慰安婦というのも、実際は彼女たちが金儲けのためしていただけ、
というのが著者が訴えています。
また、在日コリアンの人達は、「朝鮮人強制連行」だと主張していますが、
一世で、約3%で、実際は、自らの意思で日本に移住してきた人達、
というのが数字で証明されています。
韓国は5000年の歴史があって、
あらゆる方面での「韓国紀元説」が国内で信じられていて、
世界にたいしても主張しれているようです。
漢字、儒教などの中国文化だけでなく、
日本の柔道、剣道、空手、合気道、日本刀、侍、武士道、茶道、華道、盆栽、
折り紙、ソメイヨシノ、刺身、日本酒、錦鯉…
なども「韓国紀元説」を主張しているそうです。
その一方で、模倣をオリジナルと称し国民を欺き、
日本の自動車、バイク、家電、TV番組、TVドラマ、文学、映画、玩具、芸能表現、
ポップミュージック、ロゴマーク、キャラクター、お菓子、清涼飲料水、タバコ…
あらゆるものが真似され、韓国人は自国のオリジナルと思っているのです。
日本にそっくりのものが存在していると聞けば、真似していると激怒するのですが、
事実が判ると、相当プライドが傷付けられるとか…
著者も小学生の頃、反日ポスターを描かれたそうですが、
今も小学生のポスター展には、ウサギ(朝鮮半島)が日本列島に大便している絵や、
日の丸を踏みにじっている絵、日の丸を印刷したトイレットペーパーを燃やしている絵、
日本列島を火あぶりにしている絵、「嘘つき民族日本人」を犬小屋で飼っている絵、
核ミサイルを日本に撃ち込んでる絵などが貼られていて、
そこには、「日本の奴らを皆殺しする」「日本列島を火の海にしたい」
「日本というゴミが捨てられる日はいつなのか」などの言葉か書かれている…
こういう教育をして、何のメリットがあるのでしょうか?
全く理解できません。
全てが本当なのか、疑問も感じてしまいますが、
この本を読むと、韓国(韓国人ではなく)に嫌悪感を抱き、
韓国に生まれなかったことにホットさせられますが、
日本人にも、様々なタイプが存在するように、
韓国人の誰もが書かれているような人達だとは思っていません。
捏造された歴史を信じ込まされている韓国人は、むしろ被害者、
戦時中、日本人も軍国主義の被害者であったように…
↓に詳しい目次を載せましたので、内容は想像出来ると思います。
韓国について疑問を抱いている人にはお勧めです。
「目次」
はじめに
第一章 自己中心的な民族主義
1 自民族中心主義
2 身内正義の価値観
3 愛国戦争となるスポーツ国際試合
4 日本人には無礼でも構わないという通念
5 反日民族主義と歴史の捏造
6 ハングル専用主義がもたらした弊害
7 世界一でありたい
8 起源、元祖への異常な執着
9 科学にならない古代史学
第二章 外貌重視と虚飾の文化
1 外部に向けて内部の批判をしてはいけない
2 敗北を認めたがらない文化
3 自分と違うものを受け入れない文化
4 不正を正当化しようとする文化
5 自分より劣るとみなした相手を蔑む成金的な性格
6 他人のせいににする習慣
7 正道を進もうとしない国民性
8 ことさら出身を重視する
9 自ら整形共和国と称する外貌重視
10 「ありがとう」「ごめんなさい」を言わない
第三章 虚言と虚勢の社会習慣
1 深刻な社会問題となっている嘘つき
2 嘘つきがもたらす特異な事件の数々
3 社会を揺るがした一代スキャンダル
4 嘘をついても責任をとらない社会
5 犯罪トップが詐欺
6 法廷が嘘の競演場となる
7 嘘が蔓延するのは民族性なのか
8 西洋人が賞賛した江戸・明治日本人の正直さ
9 模倣をオリジナルと主張する大衆文化
10 韓流のルーツは米流・日流の模倣キャッチアップにある
第四章 倫理崩壊への道をひた走る韓国
1 腐敗蔓延社会をもたらした経済改革の失敗
2 闇に葬られた一大疑獄事件
3 自国に誇りがもてない若者たち
4 亡命する者、国籍を離脱する者
5 言論一つで社会的な抹殺状態へ追い込まれる現実
6 私の入国拒否事件
7 移民の急増
8 凶悪犯罪の増加と自殺の多発
9 国際常識を逸脱した言動の数々
10 海外韓国人の悪評
11 アグリー・コリアンの犯罪
終章 二つの改造論からみえてくるもの
1 李光洙「民族改造論」
2 朴正熙「人間改造の民族的課題」
3 文明化・近代化の明るい面と暗い面
あとがき
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