『昭和のキモノ』
偶然ですが、著者は『昭和のくらし博物館』の小泉和子さんでした。
小泉さんが1933年生まれなので、70代以上の人には懐かしいのでしょうが、
世代の違う私には、懐かしさ半分、知らないこと半分でした。
特に興味深かったのは、
「柄と流行」、「大塚末子の改良キモノ」(ワンピースキモノ、ツーピースキモノなど)
「『主婦の友』に見る和装下着の変遷」…
昔の人も、結構、奇抜で斬新なアイデアがあって驚きました。
著者の私的な話題は斜め読み、でも、家族写真は興味津々、
じっくり見てしまいました。
髪型や着物の柄はもちろん、着方も、今とは違うことに気付きます。
今は、仕事柄普段着物を着ている人や、茶道や日舞をしている人以外、
自分で着られない人がほとんどでしょうけれど、
昔の人は着慣れているから、自然なんですね。
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