安部公房
書店で偶然目に留まった不思議な題名…
主人公の名前なの…?
それとも、箱の形をした男…?
それとも…?
想像の余地のないその題名に惹かれ、読み出した『箱男』でしたが、
『砂の女』『他人の顔』…と読むに従って、
次第に安部公房の虜になったのは、もう35~40年も昔のこと…
とにかく面白かったです。
それなのに、『砂の女』だけは、断片的には覚えていますが、
他の本は、全くと言っていいくらい、内容を覚えていないのです。
あんなに夢中になって読んだのに…
またいつの日か、読み返してみたいと思います。
『夢の逃亡』『壁』『他人の顔』『飢餓同盟』『けものたちは故郷をめざす』『第四間氷期』『幽霊たちはここにいる・どれい狩り』『水中都市・デンドロカカリヤ』『無関係な死・時の崖』『R62号の発明・鉛の卵』『石の眼』『終わりし道の標べに』『人間そっくり』…安部公房/著 新潮文庫
(知人に貸した本もありましたが、昔のことで題名は忘れました。)
安部公房を思う時、カミュやカフカが浮かぶのはなぜでしょう?
不条理に満ちているからでしょうか。
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