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『世界の日本人ジョーク集』

20100609
『世界の日本人ジョーク集』 早坂 隆/著 中公新書

<目次>
第一章 ハイテク国家像…クルマからアイボまで
第二章 お金持ちの国…バブルそして崩壊へ
第三章 勤勉な人々…会社人間・カロウシ
第四章 日本人のアイデンティティ…集団行動・笑わないなど
第五章 神秘の国ニッポン…風習・宗教・衣食住など
第六章 歴史・政治・外交…アメリカ&中国との関係
第七章 世界で活躍する日本人アスリートたち…スモウからイチローまで
第八章 新たなるニッポン像…世界を席巻する日本の漫画&アニメ-------------------------------------------------
昨日、図書館で題名に目が留まり借りてきたのですが、
面白くて、一気に読んでしまいました。

「日本と日本人をネタにしたジョーク」…
日本人は、世界の人から、このように思われているのですね。
中には、首を傾げたくなるものも、無きにしも非ずでしたが、
全般的には、納得してしまうものばかりでした。

ただ、世界と一口に言っても、
どこの国とか、どこの地域で言われているとは書かれていないので、
本当に言われているのかどうか、少なからず疑問でしたが…

それはともかく、
<スープに蝿が入っていたら?>というジョーク。
 レストランで出てきたスープに蝿が入っていた時の各国の人々の反応。

 ドイツ人…「このスープは熱いので十分に殺菌されている」と冷静に考え、
        蝿をスプーンで取り出してから飲む。
 フランス人…スプーンで蝿をおしつぶし、出汁をとってからスープを飲む。
 中国人…問題なく蝿を食べる。
 イギリス人…スプーンを置き、皮肉を言ってから店を出て行く。
 ロシア人…酔っぱらっていて蝿が入っていることに気がつかない。
 アメリカ人…ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、あげくに裁判沙汰となる。
 アイルランド人…取り出した蝿を片手で摘みながら、こう蝿に叫ぶ。
       「吐き出せ、吐き出せよ、ちくしょう!」
 日本人…周りを見回し、自分だけに入っているのを確認してから、
       そっとボーイを呼びつける。
 韓国人…蝿がはいっているのは日本人のせいだと叫び、日の丸を燃やす。

中国人が怒りそうなジョーク…
<青いキリン>
 ある熱狂な大富豪が言った。
「もしも青いキリンを私に見せてくれたら、莫大な賞金を出そう」
それを聞いたそれぞれの国の人たちはこんな行動をとった。

イギリス人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、徹底的に議論を重ねた。
ドイツ人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、図書館へ行って文献を調べた。
アメリカ人は、軍を出動させ、世界中に派遣して探し回った。
日本人は、品質改良の研究を昼夜を問わず重ねて、青いキリンを作った。
中国人は、青いペンキを買いに行った。
…いかにも、ですよね。

もう一つ紹介…
<日本人を怒らせる方法>

 各国の政治家が集まって「どうしたら日本を怒らせることができるか」
について話し合った。

中国の政治家が言った。
「我が国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。
それでも日本は潜水艦を攻撃してこなかった」
韓国の政治家が言った。
「我が国は竹島を占領した。それでも日本は攻撃してこない」
ロシアの政治家が言った。
「我が国はもう長きにわたって北方の島々を占領している。
それでも日本は攻撃してこない」
それらを聞いていた北朝鮮の政治家が、笑いながら言った。
「そんなこと簡単ですよ。我々が核兵器を日本に使いましょう。
そうすれば、さすがの日本も怒るでしょう」
すると、アメリカの政治家が首を横に振りながらこう言った。
「無駄だね。それ、もうやったもの」

…これ、本当に世界で言われているのでしょうか?
ちょっと疑問です。
特に、韓国とロシアが抗議しそうですよね?

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