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2010年6月

『続 私は日本のここが好き!』

20100630 『続 私は日本のここが好き!』
~外国人43人が熱く語る~
加藤恭子/編
出窓社

この本も、『私は日本のここが好き!』同様、褒めすぎです。
褒められれば、日本人として嬉しいのですが、
ただ喜んでいていいのか疑問です。

ルールや約束を守のも、責任感を持つのも、
人に迷惑を掛けないのも、相手の立場で考えるのも、
ゴミを捨てないのも、拾った物を届けるのも、順番通り並ぶのも、
当然なことなのに…他所の国って、そんなに酷いのかしら?
正直のところ驚きました。

それに、外国では、トイレが有料にも関わらず、とても不潔とか、
しかも、トイレットペーパーは無いそうです。
(トイレットペーパーを流せない国もあるようです…)

つくづく日本で良かったと思いました!
でも、トイレットペーパーが必ず備え付けられているのは、サービスと言うより、
溶けにくいティッシュなどで詰まらせないためだと思いますが…?

昔、「ここが変だよ日本人」という番組をやっていましたが、
いっそ、「私は日本のここが嫌い!」という本を出したらいかがでしょうか?
……多分、売れないでしょうね。

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爪って不思議ですね。

昨日は、少しも伸びたとは感じなかったのに、
今日は、長くて鬱陶しいと感じるのだから…

ところで、
「すてきにハンドメイド」(「おしゃれ工房」の後番組)を、時々見ていますが、
月一回の、「はじめてさんのソーイング」を見る度に思うのは、
出演しているタレントさんの爪が、とても長いこと…

あの長い爪で、針が持てるなんて…スゴイ!…私には絶対無理!
(講師のかわいきみ子さんは、もちろん短い爪ですが…)

私の爪は、昔からお洒落とは程遠いです。
マニキュアも、子供の頃に、遊び半分でしただけかも知れません。

爪が呼吸困難というか、あの独特の圧迫感に耐えられず、
すぐ取ってしまったくらい…

“夜、爪を切ってはいけない…”
迷信なんて子供の頃から気にしてません。

親に注意されたこともないし…それどころか、
“入浴後の、爪がきれいで柔らかい時に切るように”と言われてました。

さぁ、爪を切らなくては…

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サーチナのブログ

最近、暇さえあれば、サーチナのブログを読んでいます。

留学、旅行、その他で訪れた日本での体験や、
日本人の印象などが書かれているブログが、日本語で紹介していますが、
関連記事が次々と現れるため、読み出すと止まらなくなるのです。

特に読んでいるのは、中国、台湾、韓国のブログ、
中でも、中国人のブログが面白い…!
(サーチナだけに、中国の記事が多いのですが…)

どんな人にも先入観はあるものでしょうが、
異文化体験には、カルチャーショックが付きもののようです。

そして、自分が井の中の蛙だったことに気付くと共に、
自国のことも、客観的に見えてくるようです。

きっと、どこの国の人でもそうなのかも知れません。
そういう私も、日本のことは何も解っていないのでしょう。

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『図説 ヨーロッパ服飾史』

20100627
『図説 ヨーロッパ服飾史』 徳井淑子/著 河出書房新社

図書館の新着図書コーナーの前を通ったら、この本に呼び止められました。
面白そう…こういうのって興味あって…

日本の着物は、昔から殆ど変わっていないように思えますが、
ヨーロッパの衣服の変化には驚かされました。

女性の場合は、資料となる肖像画は、フェルメールなどを除けば、
ほぼ貴族階級の女性で、過剰な装飾で膨張したスカートや、
復古調のシュミーズドレスで、基本はあくまでドレス…

ところが男性の場合は、色彩や文様の傾向どころか、
デザインそのものが、時代と共に激しく変化していました。

男性の服装は、権力、地位、職業の象徴でしょうし、
また時代により文化、宗教観、価値観が変われば、服装も影響したのでしょう。

ところで、私は、超肥満のタレントさんを見るたびに、生地は何メートル必要?
と、つい思ってしまうのですが、
エリザベートの肖像画のように大きく膨らんだスカートのドレスを作るのに、
ヤール幅なら、どれぐらいの生地が要るの?と思わずにはいられませんでした。
(スカートの下には、何枚ものペチコートや、
輪にした鯨の髭や針金をリボンでつないだパニエ(籠形)を付けています。)

この本には、下着やコルセット、子ども服などの変遷についても書かれてあって、
そちらも大変興味深かったです。

「シャルパンティエ夫人とその子供たち」に描かれているように、
20世紀初頭頃までのヨーロッパでは、男児も幼少期には、
女児服を着せていた事は知っていましたが、「スワドリング」には仰天しました。

「スワドリング」は、赤ちゃんの身体を布で筒状にグルグル巻きにし、
紐やリボンでしばった一種の産着ですが、一見、まるでミイラのようです。
でも理由が解れば納得出来ますが…

昔、日本の東北地方には、「いずめこ」という籠があったようですが、
中国の股割れズボンにしても、国は忘れましたが、
お尻の辺りに穴の空いている揺りかご状のベッドに縛り付ける方法とか、
世界には今でも独特な育児方法があって、文化の違いを感じます。

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『もりのえほん』

20100626
『もりのえほん』 安野光雅 福音館書店

『もりのえほん』も安藤光雅さんの絵本ですが、
こちらは、だまし絵の『ふしぎなえ』とは違って、かくれ絵の本です。

扉の絵は森の入り口ですが、目を凝らして見ると、
二人の子どもが、森に向かって歩いています。

次からは全て森の絵で、人間の目線や、樹木のアップ、鳥瞰図風ですが、
点描画のように、とても細かく描かれいます。

見開きの絵が15枚あって、それぞれ沢山の動物(人も)が隠れているのですが、
答を見ても(図説ではないため)、判らないものも多いです。

最後のページは、二人の子どもが森から出てくるところで、
よく見ると、扉の絵と反転しています。

20100626b ちなみに、表紙にはウサギとカメが、
このページには、ゾウ、ラクダ、ブタ、ウサギ2匹、
ワシ、ヤマネコ、アリクイ、マントヒヒ、イノシシ
が隠れてます。

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『ふしぎなえ』

20100625a
『ふしぎなえ』 安野光雅 福音館書店

「私の1冊 日本の100冊」のサイトを見ていたら、
安野光雅さんの『ふしぎなえ』がありました。

実は、うちには童話や絵本が売るほど(?)あって、
探してみたら、『ふしぎなえ』もありました。

この本には、現実には有り得ない不思議な「だまし絵」が
14枚(扉絵含む)納められていますが、文字は一字もありません。

20100625b 20100625c 20100625d

安野光雅さんの絵本では『旅の絵本』シリーズが有名で、
私も昔、欲しいと思ったことがありましたが、結局は買わずじまい…
でも、ヨーロッパの風景のカレンダーは買ったことがあります。

20100625e
ところで、不思議な絵と言えばエッシャー、
これは、ジグソーパズルの「物見の塔」です。

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「90歳の誕生日」

イライザおばさんの90回目の誕生日が近付きました。

ジャネットは、盛大なパーティーに乗り気ではないおばさんのために、
家族でささやかにお祝いしようと計画していましたが、
アビゲールは、そんな姉を非難、
勝手に、本土から、おばさんの従姉のウィンフレッドを招いたうえ、
パーティー会場としてホテルを予約してしまいました。

遙か昔、イライザとウィンフレッドは、オーエンを愛しましたが、
オーエンはクリミア戦争で戦死、彼が最後に愛したのはウィンフレッドの方…

ウィンフレッドは、旅の疲れからか、おかしな言動が表れます。

フェリックスをボーイと思い、チップ(イヤリング)を渡したり、
くず鉄を回収に来たドニー・レスターをオーエンと思い、
オーエンの形見の銀の小箱を渡してしまったり…
医師の診断の結果は「認知症」でした。

ヤリングを戻しに来たジャネットを、泥棒呼ばわりした挙げ句、
怒って、昔から優しい(?)アビゲールの家に移ってしまいます。

イライザおばさんの90回目の誕生日の夜、
ウィニフレッドはイライザに全てを告白し、天国に旅立ちました。

…あんたへの手紙よ。開けずにオーエンに返したでしょ。
その箱は、あたしのじゃないの。あんたにと託されたのよ。
…あんたのためと言い聞かせて…
オーエンを忘れて、新しい人生を送る邪魔になるとね…
でも本当は、あまりにみじめだったから…許せなかったのよ。
やっとあんたに渡せたわ。愛されてたのは、あんただったのよ…”

…イライザおばさんの気持ちは複雑でした。

約束通り、イライザおばさんは、
帰りたがっていたイギリスに亡骸と一緒に帰りました。

イライザおばさん(Great Aunt Eliza Word)…Kay Tromblay(1914-2005.8.9)

8801b 8802b 8803b 8804b
8805b 8806b 8807b 8808b

ジャネットとアビゲールのおばさん(叔母、伯母?)の最後の出演でしたが、
本当に辛いお話…

最初は“何て嫌味な人なんだろう!”と思ったイライザおばさん、
本当はとても優しい人…
いつも「年の功」ぶりを発揮していました。
特に子ども達にとっては良き理解者でした。

ウィニフレッドが認知症と解っていても、
勝手な言動にイライラするジェネットとアビゲール…
考えさせられました。

何百人も集まったバースディーパーティーに、
一番大騒ぎしそうなヘティをはじめ、
レイチェルやミュリエルが出席していないなんて…?
フェリシティや双子たちの姿もありませんでしたね。

曲が変わった途端に踊り出したイライザおばさんのステップは、
若い人に負けてなかった…

イライザおばさんにダンスを申し込シーンが好きでした。
フェリックッスも大人になりましたよね。

埋葬の旅に、一人で旅立ったイライザおばさん…
誰か付き添ってあげる人はいなかったの?
フェリックスが仕事で駄目なら、セシリーが同行してあげてもよかったのに…
だって90歳ですよ。

これ以後、イライザおばさんは見られませんでしたが、
おばさんはキング家に戻らなかったのでしょうか?

<名言>
「あなたも分かるわ。いずれ、100歳近くなればね」(ウィニフレッド)

「あんたのおじいちゃんは、牧師で、こう言ってたわ。
“人生は旅だ”ってね。長いのもあれば、短いのも…
必ず、始まりと終わりがある。それは変えられない。
人に出来るのは、愛し合い、労り合うことだけ…
そして、最期の時が来たら、天に旅立つ準備をするのよ。
だけど…それこそが、一番、素晴らしい旅かも知れないわ」(ジャネット)

「あたしくらい生きたら解るわよ。
人生がどんなに短くて大切か、ぐずぐず言ってる暇も無いくらい…
…毎日を精一杯生きるのよ。そうしてこそ意味があるの」(イライザ)

アボンリーへの道<第7シリーズ>
第88話「90歳の誕生日」(After the Ball Is Over)より

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角界

赤信号もみんなで渡れば何とやら、
出てくる出てくる、次々と…
朝青龍の品格云々どころじゃないでしょ!

稽古という名のリンチ、
外国人力士だけが蜥蜴の尻尾切りにされたドラッグ、
暴力団関係との繋がり、賭博、八百長…

でも、これ、昔から蔓延していたことが、
ようやく表面化しただけのことではないの…?

指導する立場の親方たちだって、どうせ同じ穴の狢、
自分達の事を密告されないかハラハラドキドキ、
潔白だなんて思えません。

今ニュースになっていることにしても、
そのうちに、うやむやにされてしまうような気がします。

詳しくは知りませんが、上位は外国人力士ばかりだとか。
治外法権的な国技も、化けの皮が剥がれ、もはや末期状態…

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『美しい日本の季語』

20100622 『美しい日本の季語』
~365日で味わう~
金子兜太/著
誠文堂新光社

こんな本を借りてきました。

うちには『ホトトギス新歳時記』という本がありますが、
この本は、日めくり形式になっていて、
一日に、一語の季語の解説と、一句が紹介されています。

今日(6月22日)の季語は、「短夜(みじかよ)」でした。
そういえば昨日は夏至、今は一番夜が短い時期なんですね。

夜になったかと思ったのに、もう明けてしまった。
別れが切ない、夜の短さが恨めしい…という感じでしょうか。

本には、この一句が紹介されていました。
短夜や 乳ぜり泣く児を 須可捨焉乎(すてつちまおか)」
                              …竹下しづの女
こちらは後朝の切なさとは程遠く、
寝不足のイライラ感が感じられます。

蒸し暑くて寝付けず、やっとウトウトしたところなのに、
乳飲み子がぐずついて、つい“捨てちゃうからねッ!”と思ってしまう…
勿論、本気じゃないけれど、
そんな気持ちになるのも無理ないですよね。

寝苦しいは赤ちゃんだって同じこと…

<関連季語>
「夜(よ)のつまる」「明(あけ)易し」「明急ぐ」「明早し」

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「中国残留孤児~夫たちの歳月~」

ETV特集
「中国残留孤児~夫たちの歳月~」

昨年8月、中国残留孤児の宮沢照子さん(74歳)は、
中国人の夫・趙国才さん(73歳)と共に永住帰国を果たしました。

照子さんの妹・順子さん(70歳)も、
中国人の夫・張和亭さん(68歳)や子ども達と10年前に帰国し、
故郷で暮らしています。

69年前、照子さんの一家は、満蒙開拓団の一員として、
関東軍の傀儡国家である満州国へ渡ったのでした。

開拓団は広大な土地を与えられ、「理想郷」と呼んでいましたが、
そこは中国人から取り上げたもの。
(宮沢さん一家のドキュメントは、昨年ハイビジョンでも放送していました。)

順子さんは「中国ではいつも他人の家にいる感じ、
日本に行けば頭が上げていられる」と思ったそうです。

照子さん順子さん姉妹にとって日本は祖国、例え言葉が解らなくても、
心の充足は得られるでしょう。

でも、夫たちにとって日本は異国、多くの親戚も、友人や知人も、
人生の全て、思い出の全てが中国なんですから。
それに、中国に残してきた一人娘のことが心配で堪らない趙国才さん…

張和亭さんは、文革の時に初めて妻が日本人と知り、
「出世をしないように、目立たないように生きていかなければ…」
と決心したそうです。

開拓団の慰霊碑の横には、中国で死んだ623人の名前が刻まれていましたが、
それを見た趙国才さんの言った言葉が重かったです。

「この人たちではないかもしれないが、中国人をいじめた。
報復で殺された日本人もいたはずだ。
日本と中国、戦争はどちらにとっても大きな災難だった…」

「帰国した妻は、まるで水に放たれた魚のようだ。
でも、ここは妻の祖国であって、私の祖国ではない。
自分が死んだら遺骨は中国に欲しいと思っています。
もし妻が先に逝ったら、遺骨の一部をお父さん(照子さんの父)のお墓に納め、
残りは中国に持って行きます。そして、もう日本には来ません」
と趙国才さんは語りました。

開拓団は中国人にとっては侵略団…
それなのに、妻の夢を叶えさせるために日本で暮らしている中国人の夫たち…

立派過ぎます。
私は申し訳ない気持ちで一杯になりました。

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『折り鶴』

20100620a 『折り鶴』
長谷川正勝/著
グラフ社(ハンドクラフトシリーズ No38)
S49 

この『折り鶴』は、昨日のよりもっと古く、昭和49年のものでした!

江戸時代後期、魯縞庵義道(ろこうあんぎどう)というお坊さんが書いた、
『千羽鶴折形』という本を基に、
二羽から九十七羽の鶴の折り方が載っています。

20100620b 20100620c 20100620d

千羽鶴といっても、糸で繋ぐものではなく、
一枚の紙に切り込みを入れたり、一部を切り取ったりして折るもので、
それぞれが同じ大きさのものや、
大小(親子)だったり、大中小だったりと組み合わせは様々です。

それらには、「蓬莱」「芙蓉」「巣籠」「花菱」「釣舟」「雛遊」「八橋」
「青海波」「蟻の塔」「葭原雀(よしわらすずめ)」「迦陵頻(かりょうびん)」…
と言った美しい名前から、意味の解らない名前まで付いています。

昔を思い出し、一番簡単な二羽の鶴(長方形の紙)を、
四種類折ってみました。
不器用で恥ずかしい…載せるのを迷いました。

20100620e 20100620f
20100620g 20100620h 20100620j

頭になる方に、小さな印を付けておくと間違えないですよ。
(2)は、二箇所繋がっているので、予め、折り目を付けておくと折りやすいです。

本には、「薄手の和紙を使い、切り残し部分(繋がっている部分)を
出来るだけ少なく(1,5ミリ)」、とありましたが、
普通の折り紙なので、3~4ミリ切り残しました。

この本には、『千羽鶴折形』以外にも、色々な紙を使った、
「五節句の雛飾り」「鳥」「鶴の畳紙」「切り紙の鶴」「鶴のインテリア」など、
伝統的なものから、お洒落なインテリアの作り方も載っています。

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『箱でたのしむ』と『ユニットあらかると』

本棚を整理していたら、こんな本が出てきました。

二冊とも、多分、20年以上前に買った本だと思いますが…

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『箱でたのしむ』 布施知子/著 筑摩書房
* 「八角かさね花矢車」(グリーンの箱)
* 「矢車」(八色の箱)

20100619c 20100619d
『ユニットあらかると』 布施知子/著 筑摩書房
* 「ピラミッド・6枚組」(ピンク)
* 「はらまき」(立方体)

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『帰化日本人』

20100618 『帰化日本人』
~だから解る日本人の美点・弱点~
黄 文雄+呉 善花・石 平/著
季白社

『帰化日本人』は、日本に帰化した黄 文雄さん(こう・ぶんゆう台湾出身)、
呉 善花さん(お・そんふぁ韓国出身)、石 平さん(せき・へい中国出身)
による鼎談本です。
(同じ3人による『売国奴』も出版されています。)

『ほんとうは日本に憧れる中国人』とは180度違う内容で、
日本を絶賛していることは、日本人としては嬉しいには違いないのですが、
反面、違和感というか、胡散臭さも感じてしまったのはなぜでしょうか?

歴史教科書問題では、韓国では、
小学校の教科書には、民族文化の優秀性を強調するために他民族をけなす
記述が多い。
特に日本人は文化的に我々より劣等だと一貫して記述されている

また、史実を巧妙な捏造・改ざんにより、日本を徹底的に野蛮で卑劣な国と
徹底的に教育(洗脳?)しているとも言っています。

日本のように、戦前の自国を反省している教科書は海外にはないとも…

韓国、中国、台湾とは違う、日本の戦後教育については、亡国教育と言い、
体罰を肯定したり、皇室や靖国神社、伊勢神宮の扱いなども、
戦前の教育に戻すことを提言しているので、元青嵐会の人は大喜びするのでしょうが、
余りに偏った愛国心に思えました。

「中国共産党」を非難する際も、「共産党」としか言わないことも気になりました。
もしかしたら、「右」の人達と、持ちつ持たれつの関係なのかもしれません。

道徳教育では、
命の大切さとか平和とか、現実認識抜きにそんなことを教えていると、
無力な国民、国際社会の困難に実際的な対応ができない民族になって
しまいますよ
…」

また道徳関連では、呉さんが言うのは、日本人の基準は善悪ではなく、
美醜に基づいたものだそうです。

例えば、日本人は悪い人間と言われるより、みっともない人間と言われるほうが辛く、
電車のホームなどで並ぶのも、その方が美しいからだし、
子どもにも、「みっともない!」と叱る。

また、中国人や韓国人の学生は、よくカンニングをするそうですが、
日本人の学生が、なぜあまりカンニングをしないかと言えば、
カンニングが悪いと言うより、「みっともない」と思っているから…
(実際、韓国では、カンニングをしないのは馬鹿だと言われているとか)

「みっともない」は確かに見た目が悪いという意味もありますが、
外見の美醜といった単純な言葉ではないと思います。

「みっともない」は「悪い」を超えたもっと深い意味が込められている。
自分の良心が許さない、人として卑怯だ、自尊心が許さない、
恥ずべき姿だ(見た目じゃなく)、とか…上手く言えませんが…

この人達は、日本が好きと言っても、現在の日本ではなく、
戦前の日本を肯定していて、言ってることに矛盾を感じてしまいした。

参考までに、目次と三人の略歴を書きましたので、興味がある方はどうぞ…

続きを読む "『帰化日本人』"

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「学力くらべの結末」

ホワイトサンドホテルの経営者サイモン・トレメインは、
査定に訪れた若い投資家に、経営方針が時代遅れと言われてしまいます。

投資家のプランは、
「鉄道会社と提携、会議場の設置、団体客受け入れ、食堂をカフェテリアにする」
というものでしたが、トレメインには、受け入れがたいものでした。

ホテルへの思いは、共同経営者のヘティも同じこと、
日頃じゃ犬猿の仲の二人ですが、意気投合し次第に惹かれ合うように…

ヘティは、視察に訪れた教育大臣補佐から、
「教育方法は時代遅れ、アボンリー学校は来年閉鎖し、
ヘティはカーモディーで作文を教えること。
それが出来ないなら退職するように…」と言われ自尊心を傷付けられます。

自分の教え方に自信を持つヘティは、学校の存続を懸け、
アボンリー学校とカーモディー学校の学力比べを提案します。

ヘティと生徒たちが猛勉強した結果、アボンリーは見事勝利…
が、喜びも束の間、ヘティはカーモディー校長から不正があったと訴えられます。

ショックを受けたヘティは、サイモンに迷惑は掛けられないと指輪を返しますが、
トレメインは受け取ろうとしない…

ヘティに同情したデイビーとドーラは教育大臣補佐のもとに抗議に出掛け、
不正があったのはカーモディー校長と判明します。

デイビーとドーラのお陰で、ヘティの名誉は挽回し学校も存続…
お互いにとって、何が一番の生き甲斐かに気付いたヘティとトレメインは、
婚約を解消します。

8701 8702 8703 8704
8705 8706 8707 8708

物語も終わりに近付いたことでネタも尽きたのでしょうか、
ヘティとトレメインの結婚話には驚きました。
もちろん、心温まるお話でした。

ヘティの可愛らしさも見れました…
オリビアが屋根裏部屋から探し出した「お祖母様のウエディングドレス」を
合わせる姿は乙女そのもの…

汚名を着せられて、部屋に閉じ籠もって泣くヘティと、
心配してローズコテージに駆け付けたトレメインが、
ドア越しに指輪を渡したり返したりするシーンも可笑しかった…

子どもたちの衣装も、見覚えがあるものが多かったです。
…セーラーのブルーのコートや、セーラやフェリシティのドレス、
フェリシティのチェックのベレー帽など…

投資家オズボーンの略語、
「すくがた」→救いがたい、「一直し」→1から出直し、
「いんかとう」→引退か倒産、「ぜっき」→絶好の機会…
オリジナルでは何と言ってるのでしょうか?

<名言>
「昔から言うでしょ? “満月の日には、みんなおかしくなる”って…
どういうことも何も、そのままの意味よ。
太鼓判押すわ。心臓がドキドキしても恋じゃないの。
ただの息切れ!」(レイチェル)

「解るわ。新しい一歩って難しいものよねえ。
…また気休めだけども、一つ終われば、何かが始まるわ」(ミュリエル)

「…愛は精細なスフレのようなものだ。
膨らんだと思うと、すぐ萎む。なぜか誰にも分からん」(ピエール)

アボンリーへの道<第7シリーズ>
第87話「学力くらべの結末」(Ah…Sweet Mystery of Life)より

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『ほんとうは日本に憧れる中国人』

20100616 『ほんとうは日本に憧れる中国人』
~「反日感情の深層分析~
王 敏/著
PHP新書

<目次>
「はじめに」
第一章 「若者の原風景・生活の中の日本」
第二章 「経済事情が変容し、留学が再ブームとなる」
第三章 「日本観における二重性の形成要因を探る」
第四章 「若い世代に広がる二重性の日本観」
「おわりに」

著者の王 敏(ワン・ミン)…1954年中国河北省生まれ、
1982年来日、現在、法政大学教授、専攻は日中比較研究ほか。
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題名に興味が湧き借りてきたのですが、看板に偽りあり…内容は全く別です。
この題名は、日本人に買わせるための手段としか思えません。

「はじめに」の部分だけは、
確かに日本のアニメに憧れる中国人の少年のエピソードですが、
本文を読み進むに従って、どんどん題名から離れていきます。

まず、食品から化粧品、小説や大衆文化まで、日本に夢中な若者や、
価格が高くても高品質の日本製品を買い求めるプチブルたちの様子が
詳しく書かれています。

でも、“中国では、多くのコピー商品や海賊版が売られている…”
とサラッと言いながらも、知的財産権に対するコメントは一切ありません。

中国人は、日本製を欲しがっていても、日本人のことは嫌い、
というのが著者の持論のようです。

きっと彼女自身が、日本の化粧品を使い、日本の製品に囲まれながらも、
日本や日本人は嫌いということなのでしょう。

著者は、“中国社会は「謝罪の文化」、日本社会は「謝意」の文化」で、
日本人は謝ることが出来ない民族…”と言います。

太平洋戦争でアメリカに負けたにもかかわらず、
日本人がアメリカを嫌っていないのは、アメリカ側が良いのであって、
中国人が日本を嫌いなのは、日本人が謝ることをしないからだそうです。

中国を訪れた日本の首相の多くが、謝意を表したとしても、
中国人は謝ったとは思っていないそうです。

なぜなら、日本の歴史教科書に「侵略」の文字がないこと、
大臣が靖国神社公式参拝するから、というのがその根拠。

靖国を参拝することは、反省をしていないから、
反省をしていないということは、今でも中国を侵略するつもりがある、
ということらしい。

アジア諸国から抗議されているのに、公式参拝を繰り返していたことには、
私自身も不快に思っていますが、
A級戦犯の遺族や関係者が、彼らの支持母体の一部であるからで、
侵略戦争をしようとしているわけではないと思います。
著者だって、そんなことぐらい本当は解っているのでしょうが…

驚いたのは、「中国対日民間賠償請求委員会」が設立されていて、
1,800億ドルの賠償金(日中戦争の)を求める活動が行われているということ…

中国の歴史教育は反日教育ではないし、
日中間の問題は、すべて日本側から発信されているもので、
スポーツの場で中国人が暴徒化するのも、全てが日本側が悪いから…
例えそうであっても、外国には、「政治とスポーツは別」
という発想はないのでしょうか?

カメルーンを応援に旧中津江村の元村長が出掛けたことは、
多くの日本人にとって微笑ましい話題ですが、
こういう感覚は中国人(韓国人)のもあるのでしょうか?

“日本人に比べると、中国人の政治感覚と政治参与は、異常に発達している…”
これ、本当なのでしょうか…?

著者の言う、“中国では”とは、上海をはじめとする都市部のことであり、
“中国人”とは、あくまで都市に住む富裕層や知識人たちのことで、
教育もまともに受けられないような、貧困にあえぐ地方の人たちは、
中国人には含まれていないようです。

あらゆる格差については眼中にないようでし、
その他にも、中国産の偽造品、コピー、海賊版、有害物質入りの食品や医薬品、
少数民族への弾圧、文革の反省、中国人のマナーの悪さについてなど、
中国の問題点については一切触れられていませんでした。

私が最も違和感を覚えたのは、『ワイルド・スワン』に関する記述でした。
著者は、
“日本の歴史書はフィクションばかりだが、中国は違う…
…各国で翻訳され、旋風を巻き起こしたワイルド・スワンは、
中国人の記録好きを裏付けるノン・フィクション作品…”
と結論付けていました。

いかにも「中国で出版された中国語の本」のように書いていますが、
ユン・チアンは英国在住で、『ワイルド・スワン』も
『マオ ・誰も知らなかった毛沢東』も、英語で書かれているのです。

苦難な時代を生きた記録というより、中国の蛮行を告発した本なのです。
と、私は認識していましたが…?

だからこそ、中国では出版されていないのでは…?

結局、悪いことは全て日本の責任で終始している不愉快な本でした。
当然と言えば当然ですが…

でも、中国人(一部の)の考えが解ったと思えば無駄にはならないでしょう。
せめて、そう思わなければ治まりませんから…

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アガサ・クリスティー「復讐の女神」の動画

ニコニコ動画で、A・クリスティーの「復讐の女神」(Nemesis)を見ました。
(パスワード登録が必要)

その動画は、4月にNHKBSで放送された、
ジャラルディン・マクィーン(吹き替えは草笛光子さん)のものでは無く、
ジョーン・ヒクソン(1906~1998)がミス・マープル役で、
吹き替えは、今は亡き山岡久乃さんでした。

NHK版と違って、ほぼ原作通りですが、
甥の名前が、レイモンドでは無く、なぜか、ライオネルに、なっていました。

でも原作では、甥は登場してなかったのでは…?
もう覚えていないのですが…

6/8の途中、いきなり吹き替えの声が変わっていました。
そこは、TV放送で未放送部分だったようです。

山岡久乃さんが亡くなられていたからなのでしょうが、
京田尚子さんは、3姉妹の一人の吹き替えをされていたから、
別の声優さんにした方が良かったように思いましたが…

ミス・マープル役は多くの女優さんが演じているらしいですが、
その中で、このジョーン・ヒクソンが最も支持されているとのことです。

個人的には、NHKBSの時の、ジェラルディン・マクィーンの方がいいですね。

美人でミステリアスな眼差しがミステリーに相応しい…
と言うより、やっぱり、最初に観た女優さんだからでしょうね。

ところで、ニコニコ動画って、コメントを表示しないように設定して観ないと、
気が散ってしまいますよね。私だけかも知れませんが…

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血管が切れた!

夕食の後片づけをしていたら、突然、左手親指の内側に痛みが走り、
見ると、第1関節の下辺りが、青紫色に腫れ上がっていました。

“血管が切れた!”と、出来るだけ触れないように注意しても、
どうしても器が当たってしまうのです。

実は数年前にも血管が切れたことがあったのです。
その時は手のひらでしたが…

出掛けようとして玄関のドアを閉めた途端、“痛いっ!”と感じて見ると、
中央より手首に近い箇所(名前が分かりません)が青紫色に腫れていたのです。

かなりの内出血でしたが、大して気にも止めず、そのまま出掛けてしまいましたが、
その後も病院には行かなかったのです…私は病院を恐れ手遅れになるタイプ。

老化現象?
血液ドロドロってこと?
食べ物が悪いの?
それとも運動不足のせい?

3年前に、3歳上の兄が「大動脈解離」になったことを思い出し、
さすがに不安になりました。
(ずっと独身の兄は、自分で救急車を呼んだの です…)

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『これだけ違う!日本人と驚きの中国人』

20100613
『これだけ違う!日本人と驚きの中国人』
広兼憲史/著 新講社

<目次>
第1章 「中国式」人間関係って何?
第2章 よくも悪くも面白い「チャーハン」的な人間関係
第3章 「義理人情」と「利」ではどっちが重いか?
第4章 そろそろ気の向くままに生きてみないか
第5章 反面教師としての中国人ルール
第6章 人生「馬馬虎虎」でいいじゃないか------------------------------------------------------
 この本も図書館から借りてきたものですが、
著者の紹介欄を見たら、「課長島耕作」で有名な漫画家でした。
全く知りませんでした…漫画も漫画家も。

 上海を舞台にするために、取材に訪れた中国での体験から、
中国人と日本人の違いが書かれていましたが、
日本人が「おむすび」(集団主義)なら、中国人は「チャーハン」(個人主義)、
と言います。

 隣同士の中国と韓国は、同じ儒教の国でもあるので、共通点も多く、
例えば、自分が中心、次に家族、排他的、
プライドが高くメンツを重んじる、熱くてドライ…

 中国人にとってメンツがつぶれることは、他の何より屈辱的らしく、
そのため、それを知らない日本人の上司が、人前で注意してしまうと、
取り返しのつかない結果(自殺)になることもあるそうです。

 中国では、決して人前では叱ってはいけない」が鉄則、
と言うより、どこの国でもそうあるべき…日本人が無神経かも…

 また中国には、割り勘という観念がほとんどなく、
上司、年上、又は誘った方が払うのが当たり前…それもメンツに関わるから…

 何気なく、“…そろそろお昼の時間だね~”などと言って、
大勢で食事に行ってしまったら大変です。
(韓国でも、割り勘はほとんど無いと聞いたことがあります。)

 また、会計を済ませると、決まって、“いくらでした?”と聞かれ、
金額を言うと、これもまた決まって、“安かったですね”と言われるそうです。

 “安かったですね”は、中国式の“ごちそうさま”で、
さすがあなたは大物、顔が利くから特別に安くしてくれたのですね”、
あなたはお金の使い方が上手ですね”という意味が含まれているそうです。

 私が意外に感じたのは、
中国人から、一度も、戦争に対する恨み言を言われたことが無いということ。

 「指導者が悪いのであって、日本人に罪は無い」と言うのだそうです。
勿論、全ての中国人がそう思ってはいないでしょうが…

 そして中国には、「恩を受けたことは忘れず、恩を施したことは忘れる」
という諺もあって、日本人のようにウェットでは無いところも、
いかにも大陸的です。

 最も感動したのは、
「恨みに報いるに徳を以てす」を実践した周恩来、という文章です。
「報恨以徳」

 戦勝国が敗戦国に賠償金を請求するのが常識だった時代に、
周恩来は、対日賠償放棄したのです。

 “賠償を求めれば、日本人に負担が掛かるから”というのがその理由…
日清戦争で負けた中国(清王朝)は、日本から巨額の賠償請求をされたことで、
政府は人民に重税を課し、因って人民は苦しみを味わった…

我々は賠償の苦しみを知っている。この苦しみを日本人民になめさせたくない
 一国の指導者として、何と立派な言葉でしょう。
昔から好きだった周恩来首相ですが、尊敬を新たにしました。

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『韓国人から見た日本』

20100612 新韓国読本⑦ 『韓国人から見た日本』
~こんな顔 あんな顔~
仁科健一・舘野 晳/編
(社会評論社)

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 この本は、韓国の評論やエッセイなどから抜粋し日本語訳にしたもので、
韓流ブームが起こる前の1998年に発売された本なので、
韓国人の日本に対する感情も、少しは変化しているとは思いますが、
日本人にとっては、重く辛いものでした。

 「韓国人は日本をこう見ている」には、9人の韓国人のエッセイがありましたが、
日本滞在中に娘さんがいじめに遭った時のことも綴られていました。 

 陰湿ないじめ、教師の対処の仕方、親たちの反応、
どれも思い出したくもないものばかり、韓国人だからではなく、
日本の教師や親たちはこの程度かと再認識し心が痛みました。

「韓国と日本・ここが違う」(イ・ソンテ)
「ハンチョギの日本訪問記」(辺 在蘭・崔 正鉉)
「日本の文化は、前面解放すべきだよ」(ロック歌手、カン・サネは語る)
は、反日教育に囚われていない爽やかな日本滞在記だったので、
親近感を覚えました。

 「見逃せない韓国の日本論」には、
“なるほど”と思えるものから納得できないものまで、
多くの日本論が載っていましたが、これも歴史教育の違いでしょうか。

 戦前のことは判りませんが、現在の日本人については
明らかにおかしなことも書かれていて、筆者は文筆家や教育者が多いのです。

 韓国人は、日本人のことを、
“無秩序で非文化的な野蛮人”と教えられているらしく、
来日して、日本人が親切で、街が清潔で治安も良いことに驚くそうです。

 日本の歴史認識については、
中国・韓国を始めアジアの国々から抗議され続けていて、
歴史は正しく伝えるべきなのは同感ですが、
韓国や中国での歴史教育が、果たして正しいのかは疑問です。

 儒教が封建社会に好都合だったように、
政治への不満の矛先を逸らすために、反日教育を行っているとしたら…
日本を扱き下ろすことで優越感に浸れ、愛国心に繋がるとしたら…

 もう一つの理由は、日本の統治時代を体験した高齢層の韓国人に、
「日本崇拝」者が多い(?)と聞くからです。

 実際に日本人に接していた人達は、日本人を評価し当時を懐かしんでいると…
一部の人だけかも知れませんが…

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『なぜ韓国人はすぐケンカ腰になるのか』

20100611 『なぜ韓国人はすぐケンカ腰になるのか』
~韓国人もよく知らない韓国人の姿~
崔 俊植(チェ・ジュンシク)/著 田中 恵(たなか めぐみ)/訳
KKベストセラーズ

<目次>
1章 泣く子も黙る儒教の国
 * 集団から離れられない韓国人
 * すべてを解く鍵は儒教にあり
 * 「奇妙な考の国」朝鮮王朝
2章 韓国人はみな家族
 * 集団主義の弊害とは
 * 一人でいるのが不安な人々
3章 韓国人の「われわれ主義」
 * 韓国的な集団エゴの実態
 * 他人に配慮しない韓国人
4章 上下にこだわる韓国人
 * 序列意識の強い韓国人
 * 韓国語に表れる権威主義の姿
 * 世界の文化の中の韓国
 * 社会から疎外されている韓国女性
5章 韓国人の排他性
 * 異質なものを受け入れない韓国人
 * 韓国社会の硬直性
 * なぜ異質なものを受け入れられないのか
6章 韓国経済の奇跡と儒教
 * 学びと団結を重要視した儒教
7章 興に入って遊ぶ韓国人
 * 韓国人の永遠なる宗教は
 * 韓国人は遊びの鉄人
8章 韓国文化にみられる自然美
 * 右脳が発達している韓国人
 * 芸術で花開く韓国人の無秩序意識
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 先日、図書館で借りた『9年間、コンビニで見た日本人』を読み、
さぞかし韓国は、ルールやマナーを守り、
反省もする謙虚な人ばかりの国かと思って(皮肉?)いたところ、
図書館で、この本を偶然見つけました。

 まず、衝撃的なタイトルですが、穏やかに話すことが良しとされる日本と違って、
韓国では、相手より、大きい声、強い口調で威圧的な態度を示すことで、
自分の立場を優位にさせるようにする人が多いとか。
これは、どちらが良い悪いということではなく、大陸と島国の違いなのでしょう。

 著者は韓国人で、国内(韓国)で読まれるために書かれたものですが、
本当に驚きの連続…でも、想像通りでもありました。

 著者曰く、
「自分の思い通りにするのは当然、然し他人がその様にするのは許せない」
のが韓国人。なんだそうです。

 全ての人がそうだとは、勿論思いませんが、
集団主義の日本とは違う、韓国の文化なのでしょう。

 韓国人の考え方の全ては儒教にあって、家族が第一(父→息子)、
利己的で排他的(これも大陸なる故)、ルールやマナーにも囚われない、
社会は、賄賂とコネで動く国…
容貌は似ていても、中身は相当日本とは違うようです。

 自国のことを、ここまで批判して大丈夫?、とも思いましたが、
気になったのは、外国と比較していながらも、
悪い例としてのみ日本を例に出していたことです。

 著者は、1956年生まれの大学教授、現在の日本を知らないはずは無いのに、
時代錯誤も甚だしいというか、日本を認めるのはプライドが許さないのか、
それとも、本を売るための手段なのか、
それとも、売国奴のレッテルを貼られたくないためなのか、
はたまた、愛国心教育の結果なのか…
いずれにしても、日本を褒めてはいません。当然ですが。

 ちなみに、この本、韓流ブーム前の2000年のものです。

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かぎ針編みの夏バッグ…おしゃれ(?)バッグ、その3

20100610
この前のバッグですが…
不便なので、端切れでポケットを付けました。
せめて内側だけでも、と思って可愛らしくしました。
家にこもって、こんな事している時が一番幸せ…
重症ですね。

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『世界の日本人ジョーク集』

20100609
『世界の日本人ジョーク集』 早坂 隆/著 中公新書

<目次>
第一章 ハイテク国家像…クルマからアイボまで
第二章 お金持ちの国…バブルそして崩壊へ
第三章 勤勉な人々…会社人間・カロウシ
第四章 日本人のアイデンティティ…集団行動・笑わないなど
第五章 神秘の国ニッポン…風習・宗教・衣食住など
第六章 歴史・政治・外交…アメリカ&中国との関係
第七章 世界で活躍する日本人アスリートたち…スモウからイチローまで
第八章 新たなるニッポン像…世界を席巻する日本の漫画&アニメ-------------------------------------------------
昨日、図書館で題名に目が留まり借りてきたのですが、
面白くて、一気に読んでしまいました。

「日本と日本人をネタにしたジョーク」…
日本人は、世界の人から、このように思われているのですね。
中には、首を傾げたくなるものも、無きにしも非ずでしたが、
全般的には、納得してしまうものばかりでした。

ただ、世界と一口に言っても、
どこの国とか、どこの地域で言われているとは書かれていないので、
本当に言われているのかどうか、少なからず疑問でしたが…

それはともかく、
<スープに蝿が入っていたら?>というジョーク。
 レストランで出てきたスープに蝿が入っていた時の各国の人々の反応。

 ドイツ人…「このスープは熱いので十分に殺菌されている」と冷静に考え、
        蝿をスプーンで取り出してから飲む。
 フランス人…スプーンで蝿をおしつぶし、出汁をとってからスープを飲む。
 中国人…問題なく蝿を食べる。
 イギリス人…スプーンを置き、皮肉を言ってから店を出て行く。
 ロシア人…酔っぱらっていて蝿が入っていることに気がつかない。
 アメリカ人…ボーイを呼び、コックを呼び、支配人を呼び、あげくに裁判沙汰となる。
 アイルランド人…取り出した蝿を片手で摘みながら、こう蝿に叫ぶ。
       「吐き出せ、吐き出せよ、ちくしょう!」
 日本人…周りを見回し、自分だけに入っているのを確認してから、
       そっとボーイを呼びつける。
 韓国人…蝿がはいっているのは日本人のせいだと叫び、日の丸を燃やす。

中国人が怒りそうなジョーク…
<青いキリン>
 ある熱狂な大富豪が言った。
「もしも青いキリンを私に見せてくれたら、莫大な賞金を出そう」
それを聞いたそれぞれの国の人たちはこんな行動をとった。

イギリス人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、徹底的に議論を重ねた。
ドイツ人は、そんな生物が本当にいるのかどうか、図書館へ行って文献を調べた。
アメリカ人は、軍を出動させ、世界中に派遣して探し回った。
日本人は、品質改良の研究を昼夜を問わず重ねて、青いキリンを作った。
中国人は、青いペンキを買いに行った。
…いかにも、ですよね。

もう一つ紹介…
<日本人を怒らせる方法>

 各国の政治家が集まって「どうしたら日本を怒らせることができるか」
について話し合った。

中国の政治家が言った。
「我が国は潜水艦で日本の領海を侵犯した。
それでも日本は潜水艦を攻撃してこなかった」
韓国の政治家が言った。
「我が国は竹島を占領した。それでも日本は攻撃してこない」
ロシアの政治家が言った。
「我が国はもう長きにわたって北方の島々を占領している。
それでも日本は攻撃してこない」
それらを聞いていた北朝鮮の政治家が、笑いながら言った。
「そんなこと簡単ですよ。我々が核兵器を日本に使いましょう。
そうすれば、さすがの日本も怒るでしょう」
すると、アメリカの政治家が首を横に振りながらこう言った。
「無駄だね。それ、もうやったもの」

…これ、本当に世界で言われているのでしょうか?
ちょっと疑問です。
特に、韓国とロシアが抗議しそうですよね?

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“器の大きなピアニストになれ”

昨年の6月7日に、アメリカで開催された
「ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール」で、
当時20歳だった辻井伸行さんが、日本人として初めて優勝されました。

そして昨夜、幸運にも、「こころの遺伝子 ~あなたがいたから~」
という番組を知り、録画することが出来ました。

辻井さんの生い立ちについては、これまでも何度と無く見る機会がありましたが、
今回初めて、辻井さんのピアノの恩師である川上昌裕さんについて知りました。

6歳から12年間指導された、川上昌裕さんの半生も紹介されましたが、
鬼の目から涙が…

“ヘレン・ケラーを導いたサリヴァン先生みたい!”
と、川上先生と、奇跡の人・アン・サリヴァンが重なりました。

辻井さんが、恩師の川上先生から伝えられた信念は、
“器の大きなピアニストになれ”とのことでした。
この言葉を胸に、これからも成長し続けていくことでしょう。

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『9年間、コンビニで見た日本人』

20100607 『9年間、コンビニで見た日本人』
~悪魔のような日本人・天使のような日本人~
徐 明成(ソー・ミョンソン)/著
2005年4月11日発行(朱鳥社)

<目次>
第1章 「日本は自由な国」自由満喫の大人
第2章 「何が悪いんですか」何をしても平気な若者
第3章 「僕もタバコ吸ってみたい」親のせいでダメになっていく子供
第4章 「外国人が大好きだからね」外国人が見た日本人-------------------------------------------------------

私はコンビニには、ほとんど行きませんし、行くとしても昼間なので、
幸いにも、本に書かれていたような客と遭遇したことはありませんが、
日本のコンビニで9年間働いた韓国人の著者が見てきた、
日本人の客の酷いことと言ったら…あまりにもヒドイ…

でも、書かれている事は、全て本当だと思います。
いかにも、「さもありなん」と思えるからです。

これが、外国人から、礼儀正しいと思われている日本人の側面としたら、
本当に残念…同じ日本人として恥ずかしいし、情けないです。

最低のマナーさえ知らない客達、
注意しても、反省するどころか逆ギレする。
そして二言目には、
「お前外国人だな…日本のことが解っていない…
「本部に連絡して、クビにさせてやる!…国へ帰れ!…」と暴言を吐く
しかも、教授とか教師とか呼ばれている人達までもが…

また、今時の茶髪金髪ガングロの中・高生の生態や、
子どもの仕付けが出来ない親たちも。

著者の言い分は全て正しいです。
注意できる態度は、勇気があって立派です。
私がその場にいたら、内心、拍手喝采かも知れません。

でも、なんか違うような…やはり国民性でしょうか、
それとも、彼が、人一倍正義感が強いのでしょうか…

多分、日本人なら、たとえどんなに酷いマナーの客であっても、
客に説教したり、客自身に、捨てたゴミを拾うまで許さなかったり、
「何で来たんだ!」
「今すぐ出て行け!」
「もう二度と来るな!」
などとは間違っても言わないでしょう。

それに、どんなに腹が立ったとしても、
「悔しくて悔しくて、気が狂う寸前だった!」
「ゴミのような人間だ、こういうゴミこそ、週一回、回収して貰いたい」
「悪魔だから仕方ない、“悪魔だ、悪魔だ”と、自分に言い聞かせた…」
などとまでは思わないのでは…?

日本人は、「正義感が無い、慢性化している、諦めている」
か、どうかは別として、常に、「お客様は神様」なのです。
日本では、客と売る側は対等ではないのですから…

著者は、マナーをわきまえた普通の客を、「天使」と書いています。
日本には、「天使と悪魔しかいない、普通はいない」とも書いています。

きっと韓国には、「天使と普通の人」しかいないのでしょう。
日本のように、注意もできないような大人も、無関心の人もいなければ、
茶髪も金髪も、悪魔もゴミも、いないのでしょう。

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<徐 明成>(Myung Sung Seo)
1960年韓国ソウル生まれ
大学で英語英文学専攻、卒業後、出版社勤務。
1992年、日本留学(國學院大学文学部)
1993年から東京などでコンビニバイト2年、店長6年、オーナー1年、
(オーナー1年というのが気になります。現在も日本在住でしょうか?)

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『私は日本のここが好き!』

20100606 『私は日本のここが好き!』
~外国人54人が語る~
加藤恭子/編
出窓社

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 この本は、20代から99歳の、滞在期間が短い人から帰化した人まで、
32ヶ国、54人の外国(出身)人が語る、日本(日本人)の素晴らしさが
書かれています。

 王敏さん、ピーター・フランクルさん、金 美鈴さんといった
有名人もいました。

 日本人にとっては当たり前のことでも、外国人には感動するようです。
例えば、

 日本は…
治安が良く安全、清潔、便利、時間に正確、確かな技術力、
繊細で美しい(建築物、風景、日本食、美術、工芸品、日本語)、
人種や宗教による差別がない、平等、教育や公共施設が整っている、

 日本人は…
真面目、親切、正直、謙虚、優しい、穏やか、勤勉、責任感があり信頼できる…
…挙げていったらキリがないほど…

 誰でも自国のことを褒められれば、嬉しいのは当然ですが、
ちょっと疑問なんですよね…

 外国人の誰もが、治安の良さや便利さ、時間に正確なところ、
清潔などを認めたとしても、
差別がなく、日本人が親切で優しいとは感じていない外国人も多いはず…
(それでも、外国よりはマシなのかも知れませんが?)

 この本に紹介されている人達は、みなさん高学歴で、
社会的地位も、それなりにある人がほとんど。

 日本人の多くは、旅人やエリート階級の人には親切なのですよ。
 でも、発展途上国から出稼ぎに来ている外国人に対しても、
差別がなく、親切で優しいとは思えないのですけど…。

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cool japan しぐさ(Gestures)

 最近、再放送ばかりのクールジャパン、テーマは「しぐさ」。

 「幽霊」「納得!」などを表す仕草は、外国人には解りませんでしたが、
国によって異なる仕草も、中には、共通するものもはありますね。

 例えば、口の前に人差し指を立てて「シー」は、「黙って!」ですが、
外国でも同じようにしていますよね。

 最近は、素人の女性でも「モテしぐさ」をしていると知り、驚きました。
しかも、女性誌だけでなく、男性誌でも特集されているとは…

 昔からそういった雑誌を見てないので、私が知らないだけかも知れませんが、
何だか、夜の接客業の人みたいな感じがしました。

 旅館、お店、その他での日本の接客態度は、
外国人も、世界一と認めていましたが、
ブラジルの女性だけは、フレンドリーでないと繰り返し言ってました。

 日本人は、フレンドリーを望んでいないように思いますが…?
少なくとも私は。

 「日本独特のしぐさ」「モテしぐさ」「接客のしぐさ」、
今回のベストオブクールは、「接客のしぐさ」でした。

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『日本の曖昧力』

20100604
『日本の曖昧力』~融合する文化が世界を動かす~ 
呉 善花/著 PHP新書

<目次>
第1回 日本文化の基礎…日本人の「曖昧さ」の根にあるもの
第2回 日本人はなぜ旅に出るのか
第3回 「美の大国日本」はいかにして生まれたか
第4回 日本人はなぜ微妙な歪みを愛するのか
第5回 日本の職人はなぜ自然の声に耳をすますのか
第6回 世界で一番平等で安全な社会を築いた国はどこか
第7回 なぜ日本人は穏やかなのか
第8回 日本はいかにして「アジア文明の博物館」となったか
第9回 日本語はなぜ「受け身」を多用するのか
第10回 なぜ日本庭園にいると想像が膨らむのか
第11回 なぜ日本には武士が生まれたのか
最終回 天皇はいかにして日本社会に平等をもたらしたのか
特別書き下ろし講義 世界的な課題としての「日本風」
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著者の呉 善花(オ・ソンファ)さんは、韓国出身の比較文化学者で、
この本は、拓殖大学の講義を紙上再現したものですが、
日本、韓国(朝鮮半島)、中国(大陸)の文化の違いが解って、
とても面白かったです。

日本人は物事をはっきり言わない、主体性がないなどと、
外国人から、批判されますが、
曖昧だからこそ、安全で豊かな国になれたと著者は言います。

また、日本の文化は大陸や朝鮮半島の模倣で、
明治以降は、西洋の模倣だと言われていますが、
実は、アジアや欧米とは、全く異なる美意識や文化の起源は、
縄文時代にまで遡るのだそうです。

大陸から伝来した仏教にしても、日本の寺院の伽藍配置は、
中国や韓国とは違い、左右非対称になっていて、
建築物や庭園にしても、生け花や陶磁器などの好みにしても、
西洋人だけでなく、韓国人や中国人とも異なるのです。

「微妙な歪み」や「わび・さび」「粋」「はかなさ」「もののあわれ」といったものは、
日本独特のもので、色彩にしても、日本人は繊細な中間色を好み、
茶色だけでも約80色、鼠色も約70色あるとか…

そう言えば、数年前、NHKの語学講座の講師たちが、
浴衣姿で出演している番組を見たことがありますが、講師の若い中国人女性が、
「せっかく浴衣を着せて貰ったのに、地味でガッカリした…」
という旨の不満を漏らしていました。
粋で上品で、高級感漂う素敵な浴衣だったのに…

美意識が違うのだから、気に入らなかったとしても仕方ないのですが、
もし日本人だったなら、不満に感じても、本番中には言わないような気がします。

閑話休題
とても興味深かったのは、外国にはない日本語独特な表現法についてです。
例えば、
「泥棒に入られた」「女房に逃げられた」というような受動態の表現(迷惑受け身)で、
韓国語、中国語、その他でも、「…られた」に相当する言い方は無いそうです。

日本語の「…られた」には、
被害者でありながら、「責任は自分にもあった」「迂闊だった」という
反省の気持ちが込められている…
争いを避けようとする日本人ならではの表現法かも知れません。

なお、著者は、日本では、知日派(但し帰化していますが)、
韓国では、親日派(売国奴)と言われているそうです。

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ドクダミ

20100603

毎年、今ごろの時期になると(一月ぐらい前から)、
敷地内のあちこちに、ドクダミが顔を出します。

4枚の花びらの白い花…
でも、これ、ウスユキソウや水芭蕉などと同じく、
花弁ではないそうですね。

乾燥させてドクダミ茶にしたり、入浴剤にしたりと、
色んな活用法があるのは知っていますが、
まだ試したことはありません。

それにしても、可憐な名前の野草が多い中で、
ドクダミと言う名は可哀想ですよね。

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富山の置き薬

先日実家に行った時、富山の置き薬の箱を見つけました。

さすがに今は、薬屋さんは来てはいないけれど、
意外にも、10年位前までは使っていたとのことでした。

20100602a 20100602b

箱の中には、期限切れの薬が入っていましたが、
私の記憶にある、「ケロリン」や「鍾馗さん」「六神丸」はありませんでした。
「熊瞻圓(熊の胃)」はありましたが…

私の子供の頃は、大抵の家に置き薬がありました。
急に具合が悪くなっても、近くに薬局も病院もあるにもかかわらず…

1年に一度なのか二度なのか分かりませんが、
バイクに大きな黒い革のカバンを積んで、富山の薬屋さんがやって来ました。

カバンには長いベルトが何本もあって、
蓋を開けると、細かく仕切られた何段ものケース(柳行李?)が現れ、
使った薬の分の代金を精算するシステムで、
残った薬は新しい物と入れ替えたり、補充したり…

子ども達はと言えば、お行儀良く正座し、その様子を神妙な面持ちで見ているのです。
期待を込めて…紙風船が貰いたいから…

紙風船といっても、五色のパラフィン紙で出来ている球体の紙風船ではなく、
薬の宣伝が印刷された、紙製の立方体のもので、
今思えば、なぜあんなにも欲しかったのか不思議な気さえします。

駄菓子屋さんやオモチャ屋さんでは売られていない、
珍しいものだから貴重に思えたのかもしれません。

その紙風船も、必ず貰える訳でもなく、それに“頂戴”などと催促できる筈もなく、
ただひたすら、心の中で祈りながら待つのみでした。

幸運にも貰えた時ても、
恥ずかしくて、“ありがとう…”も、まともに言えない少女でした。

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被害妄想…?

女って、なぜ自分がどんなに辛い目に遭っているかを話したがるの?
友人たちにしても、身内にしても、ご近所さんにしても…

実際その通りで、同情されたいのでしょうが、
言えば言うほど逆効果になることに、なぜ気付かないの…?

私の周りの人たちだけなのでしょうか…?

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