「デイビーの決断」
「子どもの家」に、イギリスからブレッドとイアンの兄弟がやって来ました。
反抗的な二人は、悪戯を繰り返した挙げ句、雑貨店の売上金を盗む…
兄弟は虐待を受けていた里親の農場から逃げ出し、
町をうろついていた所を補導されたのですが、
長兄のジムを探すためのお金が欲しかったのでした。
事情を知ったデイビーは、ヘティの秘密の貯金を持ち出して、
兄弟と一緒にハリファックスに渡って、ジムを探す手助けをします。
ジムは見つかり、兄弟三人は何とかイギリス行きの船に、
乗り込むことが出来ました。
当然、ヘティから叱られたデイビーですが、
“僕にとっての、レイチェルさんやキングさんのように、
二人には大事なお兄さんに、会わせてあげたかった…”と、訴えるのでした。
子どもの家が舞台なのに、フェリシティが出演してなかったのが残念。
だからではないのですが、印象の薄いエピソードに思えました。
デイビーも成長しましたよね。
ただ吹き替えの声が幼すぎるせいか、少々癇に障るというか…
顕微鏡が高いからと、勝手に百科事典を買ってくるとは、いかにもヘティらしい。
デイビーが怒るのも当然ですね。
ヘティとは逆に、レイチェルの優しさが救いでした。
一方が厳しいと、もう一方は優しくなるものなのでしょうね。
<名言>
「フ~ 百科事典というのはね、ありとあらゆる知識が、
ぎっしり詰まった素晴らしい本なのよ。
よく考えてみれば、フン、あなたの年頃には、
百科事典の方が、よっぽど役に立ちますとも。顕微鏡なんかよりね。
あっ、間違いないわ。ン!」(ヘティ)
「人の力をあてにした約束なんか、するもんじゃありませんよ!」(ヘティ)
「自分で稼いだお金なのに、好きなように使えないないなら、
初めから働く意味なんか無いよ!」(デイビー)
アボンリーへの道<第7シリーズ>
第85話「デイビーの決断」(From Away)より
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